2009/04/27 - 2009/04/28
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pacorinさん
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『鉄道でフランス周遊+ちょこっと英瑞 13日間の旅 Day 1-2 ~凱旋門からエッフェル塔見て、ヴェルサイユを歩きまわり、ムーランルージュで居眠り~』からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/10821206
中学生の頃からあこがれていた(何年越し!?)ロワールの古城めぐりをするため、パリからアンボワーズにやってきました。
こちらはお城めぐりと、移動の途中で宿泊したリヨンの街の様子です。
<日程>
1日目 関空 → 北京 → パリ (パリ泊)
2日目 ヴェルサイユ観光 (パリ泊)
3日目 パリ → ロワール古城めぐり (アンボワーズ泊)
4日目 アンボワーズ → リヨン (リヨン泊)
5日目 リヨン → アヌシー (アヌシー泊)
6日目 アヌシー観光 → シャモニーモンブラン
(シャモニーモンブラン泊)
7日目 モンブラン観光 (シャモニーモンブラン泊)
8日目 シャモニーモンブラン → ローザンヌ (ローザンヌ泊)
9日目 ローザンヌ → パリ (パリ泊)
10日目 モンサンミッシェル観光 (パリ泊)
11日目 パリ → ロンドン (ロンドン泊)
12日目 ロンドン → (機中泊)
13日目 北京 → 関空着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
3日目。
早朝起床。昨夜ホテルの向かいで買っておいたフルーツを食べてSNCFのオステルリッツ駅へ。駅でパンを買って、電車の中で朝食にしました。
7:25 パリ オステルリッツ → 9:21 アンボワーズ -
一旦宿泊するホテルに行って荷物を預け、観光案内所へ翌朝気球に乗れるところがあるか尋ねに行きました。→ 天候が悪いため、催行予定なし。残念。
10時35分、ロワール古城めぐりの集合場所へ移動して観光スタート。
ACCO-DISPOという会社で3つのお城をまわるツアーを予約していました。
http://www.accodispo-tours.com/index.html
確か、わたしたち2人だけでタクシーのような車でまわった気がします。ツアーといっても移動してくれるだけで、それぞれのお城の入場料は各自で支払い、ガイドなしの自由散策でした。 -
シュノンソー城にやってきました。
1513~1521年にかけて財務官トマ・ボイエの妻カトリーヌが築いた城で、19世紀のブルーズ夫人にいたるまで6人の女城主を迎えたことから「6人の貴婦人の城」とも呼ばれています。
シェール川をまたいで建つ、優美なお城です。ヴェルサイユ宮殿についで、フランスで最も観光客が訪れるお城だそうです。シュノンソー城 城・宮殿
-
初代城主のカトリーヌ・ブリソネの没後、多額の脱税(借金?)が発覚し、このお城は王家(フランソワ1世の時代)に没収されてしまいます。以降は王家の居城として利用されることになりました。
フランソワ1世の息子、アンリ2世の愛妾で2代目城主のディアーヌ・ド・ポワチエと正妻で3代目城主のカトリーヌ・ド・メディシスの争いは有名で、それぞれの名前がついた庭園があります。 -
ルイ14世のサロン
ルイ14世がシュノンソー城の訪問を記念して贈った品々があります。
あ、こんなところにもルイ14世!昨日ヴェルサイユでさんざん見せつけられたけど、ここにも登場したな(笑) -
これ、どこの部屋か忘れたけど面白い家具だなと思いました。
ここで有名な2代目城主のディアーヌ・ド・ポワチエの話を。
彼女はアンリ2世が王太子だった頃の家庭教師で、その後、アンリ2世がフランスの王となったとき、自分の愛妾としました。ちなみに彼女の方が20歳も年上です!(驚)彼女の美貌は60歳になっても少しも衰えず、高貴な美しさを漂わせていたという伝説の美女なのです。
しかし、アンリ2世の死後、正妻のカトリーヌ・ド・メディシスは、ディアーヌにショーモン城を与えてシュノンソー城から追い出してしまいます。
女の恨みだ~こわいな~ -
回廊(ギャラリー)
1576年、3代目城主となったカトリーヌ・ド・メディシスはディアーヌがシェール川に架けた石橋の上に幅6m、長さ60mの回廊を建設します。
華麗な舞踏会の舞台となったこの回廊、第一次世界大戦では病院として使用され、当時は沢山のベッドがここにあったそうです。 -
厨房
シェール川の川床に建てられた橋脚の土台の上に作られています。厨房だけでも、食堂、肉の貯蔵庫、食器置き場、パン焼き場 と沢山の部屋があります。
このお城、部屋のディスプレイがとてもかわいいです。 -
こんな風にフラワーアレンジメントも沢山ありました。
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カトリーヌ・ド・メディシスはアンリ2世の王妃で、フランソワ2世、シャルル9世、アンリ3世の母后です。
フィレンツェの新興富豪一族、メディチ家から嫁いできましたが、フランス宮廷では不釣り合いな結婚と見なされていました。
カトリーヌは美しい女性とは言い難かったようで、アンリ王子は結婚後も彼女に興味を示さず、10年間子供が生まれませんでした。 -
王となったアンリ2世は愛妾ディアーヌにベタ惚れで、カトリーヌが欲しがっていたシュノンソー城をディアーヌに与えてしまいます。
一方、ディアーヌは国王にカトリーヌと寝室を共にして、もっと子供をつくるよう勧めたといいます。
恐るべし三角関係…。 -
誰の部屋だったかな〜?
-
カトリーヌはメディチ家の先祖が薬剤師とされていたことから「毒を盛る女」、「マダム・サタン」などと呼ばれ、フランソワ1世の第一王子フランソワが急死した際にはカトリーヌによる毒殺が噂されたそうです。
一方で、彼女はイタリアの先進文化をフランスにもたらします。フィレンツェ料理を宮廷に持ち込んで、フランス料理を改革。それまでフランス人は手づかみで食事をしていましたが、カトリーヌがフォークやその他の食器類そして食事作法をイタリアから持ち込んだそうです。 -
ルイーズ・ド・ロレーヌの居室
1589年、カトリーヌ・ド・メディシスの没後、国王アンリ3世の王妃ルイーズ・ド・ロレーヌが第4の城主となりました。
その直後、アンリ3世は暗殺されてしまいますが、この王妃は生涯喪に服して、喪服であった白い服を身につけて城にひきこもりました。「白い王妃」と呼ばれた彼女はいつも瞑想と祈りを行い、部屋は天井も壁も黒く、異彩を放っています。 -
カトリーヌ・ド・メディシスの庭園。
毎年、春と夏には敷地で栽培された13万本の花が植えられるそうです。
お城の左にあるのはマルクの塔。現在の城があるところにはマルク家の要塞がありましたが、ボイエは塔だけ残し、他の部分を取り壊してシュノンソー城を建てました。 -
見事に咲いているのは・・・藤??
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ディアーヌ・ド・ポワティエの庭園
シェール川の増水による被害を受けないように、土地を高くして作られています。カトリーヌのお庭より広いです。 -
その後、シュノンソー城は数人の手に渡った後、資産家で総徴税請負人をしていたクロード・デュパンが手に入れました。
5代目城主デュパン夫人は美術、文芸、演劇、自然科学の愛好者で、名高いサロンを開き、思想家フォントネル、モンテスキュー、ヴォルテールらもよくこの城に滞在したそうです。 -
フランス革命の時、おおかたの城は民衆に襲われ、家具調度などが持ち去られてしまいましたが、この城は、デュパン夫人がまわりの農民たちに敬愛されていたので略奪にあわなかったといいます。
城内に王朝時代からの家具や絵画が残っているのはデュパン夫人のおかげなのですね。
シュノンソー城、女性的でとっても素敵なお城でした。 -
一旦アンボワーズに戻り、ランチタイム。この日もぱっとしないお天気でしたが、ランチタイムに雨が降り、午後の見学時にはタイミングよくやみました。
シュベルニー城へ行く途中、車窓からショーモン城をロワール河の対岸に見ました。 -
シュヴェルニー城
シュヴェルニー伯爵アンリ・ド・ユロが1604年から約30年の歳月をかけて建造したお城です。建造されてから現在にいたるまで他家の手に渡ったことがないんだとか。
年月を重ねるにつれて白く硬くなるのが特色の「ブレ産の石」が使用されているそうで、左右対称で調和のとれた外観がとってもきれいです。シュヴェルニー城 城・宮殿
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この天井すごーい、絵柄が繊細。
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なんとこのお城、今もシュヴェルニー伯爵の子孫の方がお住まいなのです!
素晴らしい室内装飾に彩られたお部屋の一部が見学できるようになっています。 -
金の装飾がたっぷり、豪華です。
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ゴブラン織りも見事。
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このお城、現在お住まいということもあってか、なんだか泊まってみたくなるような雰囲気でした。
今回古城ホテルに宿泊することも検討していたのですが、アクセスが悪いところが多くて断念しました。もう1泊する余裕があれば、古城ホテルで貴族気分を味わってみたかったなぁ。 -
ベルギーの漫画家エルジェは「タンタンの冒険旅行」シリーズで、シュベルニー城をモデルにムーランサール城を描きました。
ここにもちゃんとタンタンが描かれていて、かわいい♪ -
巨大ビーグルのような猟犬が70匹程度(訪問時)飼われています。
ひゃー、かわいくない感じだわ。 -
これだけいると、迫力ありますね。
10月から3月にかけて週2回、狩に出されるんだとか。今は100頭ぐらいいるみたいです。
犬舎を見たら、シャンボール城へ移動です。 -
シャンボール城
シャンボール城は1519年から建設が始められ、ルイ14世時代の1685年に完成したお城です。元はこの地を支配していたブロワ泊の城館ですが、当時のフランス王フランソワ1世が狩猟の時に使用する城として増改築しました。
フランソワ1世は、イタリアでの戦いから、レオナルド・ダヴィンチに代表される多くの芸術家を連れ帰りました。シャンボール城 城・宮殿
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イタリア・ルネッサンスに魅了されていた王の好みが反映され、美しい装飾がほどこされています。部屋数440、階段85、煙突365、ロワール地方最大のお城です。
遠目で見ても今まで見てきたお城と違う感じ。壮麗です。 -
ここでちょっとロワール渓谷についてひとこと。
ロワール川流域に広がる渓谷には、アンボワーズ、アンジェ、ブロワ、オルレアン、トゥールといった歴史上の重要都市が点在し、数々の名城が現存していることから「フランスの庭園」とも呼ばれています。
2000年に「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」としてユネスコの世界遺産に登録されました。これにより、1981年に「シャンボールの城と領地」として単独登録されていたシャンボール城は、ここにまとめられたんですね。 -
シャンボール城は、欧州最大の囲いつき森林公園(およそ 5,440 ヘクタール、長さ32kmの壁に囲まれている)の中央に立っています。シカやイノシシが棲息するこの地は狩猟鳥獣および野生動物の国立保護区域に認定されているそうです。
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テラスに出てきました。
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遠くまで緑が広がっています。
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どこをとっても装飾が細かいです。
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・・・。
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このお城はお部屋よりも、屋根組み、小塔の装飾、煙突、屋根窓といったところがみどころです。
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そしてこのテラスからの眺めも♪
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レオナルド・ダ・ヴィンチが設計に関わったとされる二重螺旋の階段です。
双方からお互いに会うことなくのぼり降りできるという、このお城での必見ポイントです。 -
お部屋はフランソワ1世とルイ14世の王侯用居室が公開されていました。
マネキンが置いてあるお城は今回初めてかも。 -
迷路のようなお城でした。
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これにてお城めぐりは終了。アンボワーズへの帰り道、有名なブロワ城がある、ブロワの町を遠目に見ました。
まだまだ有名なお城が沢山あるロワール川流域ですが、前日のヴェルサイユ宮殿に引き続き、3つのお城を見学したので、十分満足しました。
それぞれに特徴があったので、飽きることなく楽しめました。ドイツやイギリスのお城と比べて、ゴージャス感満載のフランスのお城でした。 -
本日のホテル Le Clos D'amboise(ル クロ ダンボワーズ)
17世紀の領主の館を改装したホテルです。
http://leclosdamboise.com/?lang=fr -
ホテルの敷地はこんな感じ。
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わたしたちの部屋は本館から離れて独立した建物でした。
明るくて広くて快適♪ -
スーパーに買い出しに行き、今日のディナーは部屋飲み。安くて美味しい白ワイン、生ハム、チーズ、シュリンプサラダにミックスリーフ、デザートはりんご。
欧米を旅行すると、とにかく野菜不足になるので、努めて野菜を食べるようにしています。 -
4日目の朝。気球をあきらめたのでゆっくり起床。ホテルで優雅に朝食をいただきました。
たっぷりのカフェオレに美味しいクロワッサン、ハム、チーズ、フレッシュジュースにヨーグルトで大満足♪
フランスはパンとチーズが美味しいので、毎日でも飽きません。もともと日本でも白米消費量が少ないわたしは2週間ぐらいなら、米粒なしでも平気。 -
チェックアウト後、ホテルに荷物を預けて出かけましょう。
ホテル近辺はとても静かなエリアでした。アンボワーズは小さい街なので歩いて観光できます。 -
レオナルド・ダ・ヴィンチが晩年住んだ、クロ・リュセ城にやってきました。
築城は1110年、アンボワーズのユーグ2世はこれをクルーの館と呼びました。シャルル7世によってクロ・リュセ城に改築され、1490年にはシャルル8世が城主となり、フランス王家の夏の居城となりました。
アンボワーズ城が正式の官邸とすれば、クロ・リュセ城は別邸といったところですね。クロ リュセ城 城・宮殿
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ルネッサンス式のファサードはばら色のレンガと白石でできています。
昨日見てきたお城に比べるとシンプルで、お城というより立派なおうちという感じ。 -
ダ・ヴィンチの寝室
1516年、ルネッサンスの画家、建築家兼技術者であったレオナルド・ダ・ヴィンチはフランソワ1世の招待を受け、ローマからフランスにやって来ます。
彼はその時、絵画「モナリザ」、「聖アンナ」、「洗礼者聖ヨハネ」の3作品を携え、雄ラバの背に乗りアルプス越えをしたそうです。
ダ・ヴィンチは人生の終焉の3年間(1516-1519)をアンボワーズで過ごしました。 -
お城の地下には兵器、船、飛行機など、ダ・ヴィンチが発明したさまざまな機械の実物大の模型が40点ほど展示してありました。それらは彼の残した設計図をもとに、IBM社が作ったものだそうです。
ダ・ヴィンチは世界で初めて飛行機や自動車、ヘリコプターなどを発案した発明家なのです。 -
礼拝室
シンプルなステンドグラスです。 -
礼拝室
天井もシンプル、でも素敵です。なんだか落ち着きます。 -
礼拝室
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ダ・ヴィンチが最後まで手元に置いた作品は、死後そのままフランソワ1世の所有物となり、後にルーブル美術館入りすることになるわけです。
この前年にルーブル美術館に行ってモナリザを見たけど、こういう経緯があったのねぇ。 -
わたしがロワールの古城の存在を知ったのは、中学生の頃ハマっていた少女小説からです。
シャンボール城やシュノンソー城を訪ねてダ・ヴィンチの残した謎を解いていく…というような話だったと思いますが、その時「初めての海外は絶対フランスに行く!ロワールのお城めぐりをする!」と思ったものです。
それから早何年?ようやく夢がかないました。初めての海外は香港&マカオだったし、フランスに来たのは随分後になってからだけども。 -
お城の外を散策します。
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お城の周囲は「レオナルド・ダ・ヴィンチ・パーク」となっていて、7ヘクタールの空間に巨匠の作品、風景画、植物の素描が実物大の模写になって浮かんでいます。
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ダ・ヴィンチの死後、フランソワ1世は「かつてこの世界にレオナルドほど優れた人物がいただろうか。絵画、彫刻、建築のみならず、レオナルドはこの上なく傑出した哲学者でもあった」と語ったそうです。
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ダ・ヴィンチ考案の戦車が再現されています。
ルネサンス期を代表する大天才に思いを馳せ、彼の作品を眺めながら散歩しました。 -
クロ・リュセのすぐ近くにアンボワーズ城があります。なんでも地下道でつながっているんだとか。
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アンボワーズの街をぶらぶら歩き。
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・・・。
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・・・。
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ホテルで荷物をとって駅へ向かいます。
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ロワール川が中流から大西洋へとそそぐロワール地方は、「フランスの庭」と例えられるほど緑豊かな自然と温暖な気候に恵まれています。
中世の頃に、広大な森で狩猟を楽しむ王侯貴族たちが次々に優雅な城を建て、14~16世紀のロワールはヴァロワ朝の中心地として栄えましたが、ワインの産地としても有名です。 -
アンボワーズ城が見えています。
ロワール川を見おろす高台は古くから要衝の地として注目され、城ができたのはローマ時代だそうです。
15-16世紀にイタリアから凱旋したシャルル8世が連れ帰った建築家や造園家をアンボワーズ城の増改築にあたらせ、イタリア・ルネッサンスの様式のお城となりました。 -
ロワール川、水量は多そうですが、水はきれいではありませんでした。
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アンボワーズ城
お城はいっぱい見たし、もういいか、とパスしてしまったアンボワーズ城。帰国してからちょっと後悔!
クロ・リュセで亡くなったダ・ヴィンチはアンボワーズ城に隣接するサン・ユベール教会に埋葬されているのです。お墓参りすればよかった~(涙)アンボワーズ城 城・宮殿
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アンボワーズ、中世の面影を残す小さくてかわいい町でした。
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ガラガラ荷物をひいてアンボワーズの駅へ
13:37 アンボワーズ → 13:51 ST PIERRE DES CORPS
乗り継ぎの待ち時間に駅の待合室で、昨夜の残りのフランスパン、チーズなどでランチ。パンのくずを散らかして逃走(笑) -
14:30 ST PIERRE DES CORPS <TGV5322> 17:31 リヨン PART DIEU
日本で予約していたTGVでリヨンへ。 -
キャノーラ(アブラナ)畑が黄色いじゅうたんのようです。
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・・・。
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牧草地や羊でのどかな風景
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フランス第2の都市、リヨンに到着。
パール デュー駅の辺りは近代的な都会といった印象ですが、アジア人は見あたらず、パリより観光客が少なそうでした。駅で明日のバスのチケットを発券してホテルへ。
Elysee Hotel
ベルクール広場に近くて便利でした。ゲイっぽいフレンドリーなおじさんが「ボンジュール♪いらっしゃぁーい(クネクネ)」みたいなテンションで出迎えてくれました。 -
ホテルに荷物を置いたら街歩き開始。夏場は遅くまで明るいのがいいですね。ユネスコの世界文化遺産に登録されているリヨン歴史地区へ行きましょう。
ベルクール広場
ヨーロッパで最も大きな広場のひとつで、東西300m、南北 200mの長方形です。
中央にはルイ14世像があります。
ちっ、ここにもルイ14世。ベルクール広場 広場・公園
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広場の南西隅、道をはさんだところに「星の王子さま」と作者のサン=テグジュペリの像がひっそり立っています。
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サン=テグジュペリはリヨン生まれで、この付近に彼が生まれたアパルトマンがあるようです。
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ボナパルト橋を渡って旧市街へ行きます。
フールヴィエールの丘のふもとにあるサン・ジャン大聖堂をちらっと見てから、犬の糞だらけの急な坂道を上っていきました。
地図だと簡単に行けるかな〜と思ったのですが。。。 -
道に迷ってローマ遺跡に迷いこみました。
ここからでも街並みが見えます。 -
古代ローマ劇場
紀元前43年に建設。修復されまくって、現在でも夏季に行われるイベント「フルヴィエールの夜」で、コンサートや演劇の上演に利用されるそうです。ローマ劇場 史跡・遺跡
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ノートル・ダム・ドゥ・フールヴィエール寺院
階段やら坂道をのぼり、ようやく到着。閉まってました…。 -
市内のどこからでも見ることができるリヨンの象徴的建物。1872年から1896年にかけて建設された、バシリカ式教会堂です。
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しばしリヨンの街を眺めましょう。
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・・・。
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ラブラブカップルも景色を楽しんでいます。
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帰りはメトロ(ケーブルカー)でおります。
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ものの2分ぐらいでおりてきました。
あの苦労は何だったんだ〜(笑) -
ふもとにおりたらレストラン探しです。
リヨンはカジュアルな雰囲気のブション(リヨン料理を出す食堂)が連なる通りがあちこちにあり、目移りします。お値段もパリより安めでとっても魅力的。
映画のセットみたいに素敵だわ☆ -
結局、英語のメニューがあって入りやすそうなここにしました。
"LES VENTRES JAUNES" (レ・ヴァントル・ジョーヌ・・・黄色いお腹という意味らしい)
前菜・メイン・デザートのセットを注文。わたしは前菜にエスカルゴをチョイス。 -
とってもフレンドリーな店のおじさんが食べ方を教えてくれました。
器具で挟んでフォークで取りだします。 -
店内はけっこう賑わってました。
後でみたら日本のガイドブックに載っていたので、普通にベタな店なのかも。 -
メインは鴨のローストハニーソースを選びました。どどーん!!とすごいボリュームです。つけあわせのポテトマッシュフライ(のようなもの)がめちゃくちゃ美味しかったです。
なぜかポテトグラタンまでついていて、おなかいっぱいで死にそう。 -
イチゴのタルトも美味しかったです。
満腹、満腹。。。 -
食の都リヨン。ちょこっと立ち寄っただけですが、何日か滞在して食べ歩きでもしたい街です。
あ、でもそんなことしたらめっちゃ太りそう…。 -
近郊には「ポール・ボキューズ」や「トロワグロ」など高級有名店もあるし、いつか行ってみたいものです。
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先ほど行ったノートル・ダム・ドゥ・フールヴィエール寺院がライトアップされています。
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橋を渡ってホテルへ戻ります。
夜のリヨン、なかなかきれいです。 -
第2の都市のわりに、夜は人が少ない印象でした。
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5日目。駅でパンを買ってバスに乗る前に食べようと、余裕をもってホテルを出発。
リヨン パールデュー駅へ。
再開発にあわせて1978年に開業した比較的新しい駅。
リヨンの中心地にはもう一つ、ペラーシュ駅という古典的な外観の駅もあります。 -
PAULがあったので、キッシュロレーヌとピスタチオのでっかいマカロン、ハート型のパイを買い込み、バス停を探します。ところがなかなか見つからず、駅の端から端まで2往復してようやく発見。
バスで食べるかーと持ち込んだら、バスの運転手に目ざとく見つけられ、「バスの中で食べたらダメ」と3回ぐらいしつこく言われました。フランス語だったけど、わかった(笑)
ということで朝食を食いっぱぐれてアヌシーへ。
9:38 リヨン パールデュー Autocar39523 11:30 アヌシー
『鉄道でフランス周遊+ちょこっと英瑞 13日間の旅 Day 5-6 ~風光明媚なアヌシー湖でまったりする~』へ続きます。
https://4travel.jp/travelogue/10821220
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