2009/05/04 - 2009/05/04
266位(同エリア1850件中)
pacorinさん
- pacorinさんTOP
- 旅行記567冊
- クチコミ237件
- Q&A回答0件
- 1,052,237アクセス
- フォロワー123人
『鉄道でフランス周遊+ちょこっと英瑞 13日間の旅 Day 8-9 ~ローザンヌぶらぶら歩き~』からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/10825864
ちょこっとスイスに立ち寄ったあと、再びパリに戻り、あこがれの世界遺産モンサンミッシェルへ♪こちらはモンサンミッシェル1日ツアーに参加した様子です。
<日程>
1日目 関空 → 北京 → パリ (パリ泊)
2日目 ヴェルサイユ観光 (パリ泊)
3日目 パリ → ロワール古城めぐり (アンボワーズ泊)
4日目 アンボワーズ → リヨン (リヨン泊)
5日目 リヨン → アヌシー (アヌシー泊)
6日目 アヌシー観光 → シャモニーモンブラン
(シャモニーモンブラン泊)
7日目 モンブラン観光 (シャモニーモンブラン泊)
8日目 シャモニーモンブラン → ローザンヌ (ローザンヌ泊)
9日目 ローザンヌ → パリ (パリ泊)
10日目 モンサンミッシェル観光 (パリ泊)
11日目 パリ → ロンドン (ロンドン泊)
12日目 ロンドン → (機中泊)
13日目 北京 → 関空着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 鉄道
PR
-
旅行9日目。ローザンヌよりTGVリリアでパリ リヨン駅に到着。
13:03 ローザンヌ →16:55 パリ リヨン
リヨン駅は人であふれていました。かなり大きな駅で、旅行者も多そうです。 -
リヨン駅の時計台
駅近くのホテルにチェックイン。
Corail
http://www.corailparishotel.com/ja/
長距離移動でかなり疲れていたけど、オランンジュリー美術館が19時までやってるとガイドブックに書いてあったので、滑り込みで行ってみたら、18時までだったという…。
さらに悪いことに会う約束をしていたパリジェンヌの友人Alexが出かけ先からパリに戻ってこられないということで、ひとりディナーに。
失意のあまり、ふと目に入った「サッポロラーメン」なんて店に入ってしまいました(><)ワンタン麺を食べましたが、日本じゃなしだけど、パリだと仕方ないか、というお味。
はぁ~わざわざパリで中途半端なもの食べちゃったよ・・・(沈) -
ホテルへの帰り道に立ち寄ったバスティーユ広場。
もともとバスティーユ牢獄があった場所です。1789年7月14日にフランス革命の発端ともいえるバスティーユ襲撃事件が発生し、牢獄は解体されました。
広場中央には1830年に起こったフランス7月革命を記念するオブジェが建てらています。バスティーユ広場 広場・公園
-
旅行10日目。モンサンミッシェル1日ツアーです。
電車+バスで行ってもよかったけど、今までさんざん電車に乗ってきたし、1人だから楽な方を選んじゃいました。
7時にパレ・ロワイヤルで集合だったので、慌てて出かけるとでっかい観光バスが2台あり。(どちらもエミトラベルのバス)さすが、モンサンミッシェルは人気ですね。
ここは途中で立ち寄ったラ・ブイユ村です。 -
イチオシ
ラ・ブイユ村の教会。
美しいゴシック風の内部。 -
ラ・ブイユ村はルーアン近くのセーヌ川沿いにある小さな村(人口800人程度)で、世界的に名作となった「家なき子」の作者エクトール・マロの故郷です。
-
これがマロの生家。
-
超濃ゆいお顔の日本人男性ガイドさんが渋めの声で色々説明してくれます。
-
エミトラベル推薦のクレープ屋さん。
ここで朝食のクレープとカフェオレをいただきました。地方の村だからなのかお安かったです。 -
村役場の時計台。
小さくてわかりにくいですが、風見鶏ならぬ風見ヴァイキングシップがあります。
よくわからないけど、ノルマンディー=ヴァイキングということらしいです。 -
この村、エミトラベルのおかげで沢山の日本人がきて、あのクレープ屋さんが繁盛するんだろうな(笑)
-
とはいえ、なかなかかわいい村でした。
印象派の画家シスレーもこの村の美しさに魅了され、作品を残しているそうです。 -
・・・。
-
モンサンミッシェルへ向かいます。
空に浮かぶ雲がかわいい。 -
モン・サン・ミッシェルです!
これよりさらに遠くからシルエットが見えた時が、この日で最もテンションが上がった瞬間でした。
ここでバスから降りてお写真タイムです。 -
モン・サン・ミッシェルはフランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島であり、そこにある修道院の名前でもあります。
「聖ミカエルの山」という意味で、旧約聖書に登場する大天使・ミカエルのフランス語読みに由来するそうです。
モン=山はモンブランのときに覚えたもんね。モンサンミッシェル修道院 寺院・教会
-
カトリックの巡礼地のひとつであり「西洋の驚異」と称され、1979年「モン・サン=ミシェルとその湾」としてユネスコの世界文化遺産に登録され、1994年10月にはラムサール条約登録地となりました。
-
島内は自由散策でした。
グランド・リュ
巡礼者が列をなした、修道院まで続く曲がりくねった細い坂道です。レストランやみやげもの屋が軒を連ねます。
人の流れにのってどんどん進んでいきます。グランド リュ 旧市街・古い町並み
-
階段をのぼって広場のようなところに到着です。テラスを歩き回って景色を眺めます。
708年10月のある夜、アヴランシュの司教であったオベールの前に大天使ミカエルが現われて、トンブ山に修道院を建てるよう告げたことから、モン・サン・ミッシェルの長い歴史が始まりました。 -
966年にはベネディクト派の修道院が設立、拡張を繰り返しながら16世紀に完成します。
一時期は要塞や牢獄となりながらも再び修道院として甦り、現在に至っています。 -
モンサンミッシェルは周りが海に囲まれた島で、周辺は潮の干満の差が激しいことで知られています。
最も大きい潮が押し寄せるのは満月と新月の28〜36時間後といわれていますが、普段でも潮の動きが非常に激しく、ガイドなしで海に入ることはとても危険なので禁止されているそうです。
昔は巡礼者が波にのまれちゃうこともあったみたいだもんね。 -
現在は堤防の影響で島の周囲が砂洲化しつつあり、かつての「島」に戻すプロジェクトが国家事業として進んでいるそうです。
2015年完成予定で、駐車場となっている堤防の代わりに橋でつないで堆積砂を取り除くんだとか。今見えているところはなくなるのかな? -
尖塔には高さ4.2mの黄金に輝く大天使ミカエルが長剣を振りかざして立っています。像の作者はエマニュエル・フレミエで、1897年に設置されました。
この写真ではわかんないけど。 -
見渡す限り干潟が広がっています。
-
遠くには牧草地が広がります。
-
さて、そろそろ建物内部の見学をしますか。
-
ここから入ります。
-
こちらの聖堂、1022年に建築が始まり、1523年に完成したそうです。
高窓から差し込む光の効果を最大限に考慮して造られたゴシック様式の内陣。
ちなみに入り口付近はロマネスク様式です。
長い年月をかけて増改築されているので、同じ聖堂でも建築様式が異なるんですね。 -
ラ・メルヴェイユ
メルヴェイユ(驚異)と呼ばれる3層構造の居住空間。3階に造られたゴシック様式の回廊に囲まれた中庭に光が差し込んでいます。モン サン ミッシェル ラ メルヴェイユ 建造物
-
中庭の列柱廊は僧侶が瞑想の際に訪れたという神聖な場所で、柱の間から差し込む光がとても美しいので必見です。
-
・・・。
-
これは・・・食事室だったかな?
修道院ということで建物内部は簡素なので、もらった案内図を見ながらさらーっと見学してしまいました。写真も全然撮ってなかったし。 -
時間配分がわからず早足で見てまわってたら、もう終わっちゃいました。
-
ということで、修道院の見学は終了。
-
修道院見学後はランチにしました。
せっかくここまで来たんだし、オムレツで有名な「ラ・メール・プラール」に行こうと思っていましたが、場所が一番離れていたことと、値段があまりにも高いのでかなり迷った末、姉妹店の「ラ・テラス・プラール」に入りました。
行った人から色々話は聞いていたので、オムレツはまあ想像通り。「塩のきいた泡」って感じ?小ぶりだったけど、ミニサイズだったのかな?
-
店内はこんな感じ。
一人なので感想を言い合うこともできず、微妙なランチタイムでした(笑) -
店の前。
-
ランチ後はお土産やさんをのぞきつつ島内を散策します。
迷路みたいでぶらぶら歩きが楽しいです。ときおり隙間から修道院が見えたりします。 -
サン・ピエール教会
大天使ミカエルを祀る教会。入口にはミカエルのお告げを聞き、百年戦争を勝利に導いたジャンヌ・ダルクの像があります。サン ピエール教会 寺院・教会
-
島内は木組みの家や塔、城壁や石畳の路地といった中世の面影を色濃く残しています。
-
城壁の上を歩けたような気がします。
-
やっぱりこの姿を見ているのが一番いいなぁ。
-
・・・。
-
こちらがいろんな意味で有名な「ラ・メール・プラール」。グランド・リュの入り口付近にあります。
-
島内入り口付近より。
-
さようなら~モン・サン・ミッシェル。
夕方から夜の風景も素敵らしいし、また来ることがあればこのあたりに泊まっていろんな表情を見てみたいものです。 -
ノルマンディーののどかな風景。
羊を眺め、バスの中で爆睡しながらパリへ帰りました。 -
この日の夜は無事Alexと会えて一緒にディナーに行けました。この前の年にもパリに来たときに会ってるし、気楽に再会。
ピラミッド駅近くのモノプリ・オペラ店で待ち合わせて、近くの店でフランス最後の晩餐をいただきました。
サーモンのタルタル、ディルソース -
ビーフステーキ&フレンチフライ
-
クレーム・カラメル
外が明るいから勘違いするけど、Alexに会ったのが21時で気がつけば23時半。まーまー遅いやん!ピラミッドからメトロの14号線でリヨン駅へ戻りました。
14号線は1998年開業のパリで最も新しい路線で、無人の自動運転です。ガラーンとした人気のないホームで変な人がいたらどうしようと、ちょっとビビりつつ、出口をガードマンのお兄さんに聞いて無事ホテルへ戻りました。 -
旅行11日目。パリ北駅へ。
スイス⇔フランスのときは国境検査なしだったのに、イギリスへは入国カードを書いて税関みたいなところを通ります。荷物検査もありました。
あ、そういえばイギリスはシェンゲン協定に入ってないからか。 -
10:13 パリ 北駅 → 11:28 ロンドン セント・パンクラス
ユーロスターでロンドンへ向かいます。
大きな荷物を置くスペースがなくて、近くの人に上の棚へキャリーバッグを上げてもらいました。一人だったら絶対ムリなんですけど・・・。
『鉄道でフランス周遊+ちょこっと英瑞 13日間の旅 Day 11-13 ~友達訪ねてロンドンへ&旅の終わり~』へ続きます。
https://4travel.jp/travelogue/10825877
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
鉄道でフランス周遊
-
前の旅行記
鉄道でフランス周遊+ちょこっと英瑞 13日間の旅 Day 8-9 ~ローザンヌぶらぶら歩き~
2009/05/02~
ローザンヌ
-
次の旅行記
鉄道でフランス周遊+ちょこっと英瑞 13日間の旅 Day 11-13 ~友達訪ねてロンドンへ&旅の終わり~
2009/05/05~
グリニッジ
-
鉄道でフランス周遊+ちょこっと英瑞 13日間の旅 Day 0 ~旅のきっかけ、準備編~
2009/02/15~
京都市
-
鉄道でフランス周遊+ちょこっと英瑞 13日間の旅 Day 1-2 ~凱旋門からエッフェル塔見て、ヴェルサイユ...
2009/04/25~
パリ
-
鉄道でフランス周遊+ちょこっと英瑞 13日間の旅 Day 3-4 ~ロワールの古城めぐり、天才に思いを馳せる...
2009/04/27~
ロワールの古城周辺
-
鉄道でフランス周遊+ちょこっと英瑞 13日間の旅 Day 5-6 ~風光明媚なアヌシー湖でまったりする~
2009/04/29~
アヌシー=ル=ヴュー
-
鉄道でフランス周遊+ちょこっと英瑞 13日間の旅 Day 7-8 ~フレンチモンブランの雪景色を堪能する~
2009/05/01~
シャモニー
-
鉄道でフランス周遊+ちょこっと英瑞 13日間の旅 Day 8-9 ~ローザンヌぶらぶら歩き~
2009/05/02~
ローザンヌ
-
鉄道でフランス周遊+ちょこっと英瑞 13日間の旅 Day 10 ~再びパリ、そしてあこがれのモンサンミッシェ...
2009/05/04~
モンサンミッシェル
-
鉄道でフランス周遊+ちょこっと英瑞 13日間の旅 Day 11-13 ~友達訪ねてロンドンへ&旅の終わり~
2009/05/05~
グリニッジ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
モンサンミッシェル(フランス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 鉄道でフランス周遊
0
52