2010/04/27 - 2010/04/27
5位(同エリア195件中)
キートンさん
5日間のグランドサークルのツアーの3日目。
今日は朝一番からJ氏の用意したビッグサプライズで幕開けです。
モアブから車で1時間近くかけて、通常ツアーでは訪れない「メサアーチ」での日の出を鑑賞。
そして、「アーチーズ国立公園」に戻り、アーチーズのハイライトともいえる「デリケートアーチ」へのハイキングを行います。
その後、「パークアベニュー」で一服して「アーチーズ国立公園」を後にし、一路「モニュメントバレー」に向かいます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 航空会社
- 大韓航空
PR
-
朝ホテルの駐車場に5:15集合。
私が集合時間に5分遅れてしまったものの、6:15には「メサアーチ」の駐車場に到着。
「メサアーチ」といってもここは「アーチーズ国立公園」ではなく、「キャニオンランズ国立公園」に位置します。
モアブから昨日訪れた「デッド・ホース・ポイント」の方に走り、途中の分岐からさらに奥に入ったところにあります。 -
夜明け前の「メサアーチ」。
断崖絶壁の縁にあるアーチです。
ここは日の出の名所として知られているらしく、すでに何人か撮影のためにスタンバイしていました。 -
アーチの向こうは広大な荒涼としたキャニオンが広がっています。
これだけでも見ごたえがあります。 -
夜明け前のリム。
-
日の出の方向。
もう間近です。 -
6:35頃、「メサアーチ」越しの日の出。
なんという演出・・・ -
イチオシ
アーチの下面が朝日を受けてオレンジ色に輝きます。
こんなとき、なんと言えばよいか・・・
言葉にできない・・・(by小田和正)
または
なんも言えねー(by北島康介)
とにかく「凄く感動的」の最上級です。 -
日の出の方向のビュート。
手前左側のビュートは「洗濯をする女性」と言われているそうな。
確かに人が横向きで何かしているように見えます。
洗濯かどうかは微妙ですが・・・
よく考えるとこれもアーチの一種ですね。 -
アーチ越しのキャニオン。
実に感動的です。
「アーチーズ」のアーチとは全く印象の異なるアーチです。 -
朝日を浴びるキャニオン。
光の筋まで見えるようです。 -
朝日を浴びるリム。
昨日の「ブライスキャニオン」の日の出もたいがい感動的でしたが、こちらはもう一段上かな・・・ -
イチオシ
J氏のビッグなサプライズは、予想以上にビッグでした。
ツアー参加者の中には5日間に訪れた中で最も良かった訪問地として、この「メサアーチ」をあげる人もいるほどでした。
これもJ氏のサービス精神と7人という行動しやすい人数とみんなの行動力(もしくは好奇心)の成果だと思います。
特に、このツアー自体には予定に入っていない訪問地なので、万一の事故が起これば問題がこじれるでしょうから、主催の会社から見れば歓迎されない行為のようで、ガイドは単に労力だけでなく責任とリスクを負っての行動となっていると思われます。
それも含めてJ氏には「感動をありがとう!」です。
なお、そういう訳であえてツアー名やガイド及び参加者の実名は記載を避けていることをご理解ください。 -
再び「アーチーズ国立公園」に向かって走ります。
「キャニオンランズ国立公園」の「メサアーチ」を訪れたことにより、ユタ州にある5つの国立公園を全て訪問したことになりました。
なんだか一種の達成感。
今日は結構予定が目白押しなので、朝食は移動中車内で昨日買い込んだパンなどで済ましました。 -
「アーチーズ国立公園」のビジターセンターでトイレ休憩。
ここのビジターセンターは2回トイレに行った記憶はあるが、中を見学した記憶がない。 -
「パークアベニュー」の中を走ります。
「スリーゴシップス」、「シープロック」、「オルガン」、「バベルの塔」、名だたる巨岩の中を縫って行きます。 -
イチオシ
「オルガン」と「バベルの塔」。
めちゃくちゃデケーッ!
昨日も見てますけど・・・ -
さてさて、「アーチーズ国立公園」のハイライト「デリケートアーチ」へのハイキングに出発です。
まだ8:30なので涼しいです。 -
あの橋を渡って・・・
もうすでに「デリケートアーチ」は見えているとか・・・
でもここからはさっぱりわかりません。 -
「デリケートアーチ」への道。
あの岩盤の上を歩いて行きます。 -
岩盤を歩き始める頃、第1のケルン発見。
しかし、第2、第3がやたら短距離で出現したので、以後写真を撮るのはやめにした。 -
岩盤に咲く花。
S氏撮影。
花の名は・・・教えてもらったが、覚えていません。 -
コース終盤に日陰が出てきますが、中盤まではほとんど日陰らしい日陰はありません。
夏場の日中はかなり暑いと思われますのでご注意ください。 -
終盤はこんなところを歩きます。
と思いきや、実は下の方がホントのコース。
先を行っていたJ氏曰く「あの先からも下りれるよ」って、めちゃくちゃ下りにくいやん!
結局引き返した我々。 -
トレイルの左手はこんな風景が広がっています。
奇妙な岩々。 -
9:25、突然右手の視界が開け、劇的に「デリケートアーチ」が出現します。
-
イチオシ
写真で何度も見ていても、やはり実物は臨場感が違う。
自然が作った造形とは信じがたい、まさに奇跡の作品です。
雪をかぶったラサール山脈の背景がまたいい。 -
手前は半円形のすり鉢状になっていて、下部は急斜面になっています。
-
早速、アーチの下まで行ってみます。
他のアーチもそうでしたが、これも想像以上にデカイ!
人が多ければ写真撮影のじゃまにならないように、アーチの下に行っても長居できませんが、今日はまだ人が少ないのでじっくり見れます。 -
とても小さい人。
いえそうじゃなく、アーチがデカイのです。 -
これが自然の造形だとは・・・
アーチの中でも最上級のアーチですね。
すなわち「アーチ、アーチャー、アーチスト」。
この作品を創造したアーチスト(=芸術家)は自然。
自然の最高傑作「アーチスト」は「デリケートアーチ」。
興奮して、いったい何を言っているのかわからなくなってきた・・・ -
イチオシ
たくましい足!
と言う前にこれは「足」なのか?
見上げるアーチは迫力あります。 -
真下から。
実に細い。「デリケート」なアーチの所以かも・・・ -
「デリケートアーチ」から。
歩いてきた方向は、まるで「デリケートアーチ」を鑑賞するための観客席であるかのよう。
自然が作り出したにしては、あまりにも出来過ぎている。 -
ちょっと違う方向から撮ってみました。
この場所に来る前に「こっちからは不細工だから来なくていいよ」と言われましたが、「不細工なデリケートアーチ」なんて、見てみたくなるじゃないですか!
確かにかっこいいとは言えないな。 -
「デリケートアーチ」の向こう側は絶壁になっていて、下は広い谷になっています。
-
谷には細いながら川が流れています。
乾燥地帯の中のオアシスのよう。 -
周りの岩の造形もなかなか面白い。
-
あの岩の向こうは牧場のような緑。
-
年輪のような岩の模様。
なんだか倒木の幹のようにも見えてきた。 -
9:55、そろそろ引き返すことにします。
30分ほどの滞在でしたが、人が少なかったので心ゆくまで堪能できました。
「デリケートアーチ」は夕日の名所として知られていますが、夕方は人もそれなり多いと思われるので、朝の涼しい時間帯に行くと人が少なく暑さも軽減できると思います。 -
帰り道はおおむね下りなので楽ちんです。
-
帰り道、な、な、なんとベビーカーを押しながら上って行く人たちがいました。
ここまで砂地でアップダウンがあったので、よく上ってきたものです。
むしろこの先の方が楽勝だったかもしれません。
余談ですが、我々のパーティーには日傘をさしてハイキングをする女性もいました。
出会ったアメリカ人から「Good idea!」と賞賛を得ていました。
この写真はT氏撮影。 -
車で移動して「パークアベニュー」に来ました。
-
「スリーゴシップ」
三人寄って内緒話をしているのだそうです。
三人か?という疑問もありますが・・・ -
「シープロック」
もともと左側にあったアーチが崩れて羊の顔ができたのではとの推測があるようです。 -
駐車場の背面にある岩。
位置関係からすると「オルガン」だと思われますが、車から見ていた「オルガン」はもっと壁の様に薄い岩と思っていたので、この岩が「オルガン」かどうか定かではない。 -
「デリケートアーチ」へのトレイルでも見かけた花。
背景に「バベルの塔」が入っているのがいいですね。
S氏撮影。 -
11:30、モアブのスーパーで昼食を買い込みます。
その昼食は、時間節約のため移動中の車の中で食べるのですが・・・
「アーチーズ国立公園」では、主要な見どころはほぼ全て見られたうえ、「ダブルアーチ」と「デリケートアーチ」でゆっくりできたので非常に充実した滞在でした。
私がツアーを選択する時、「アーチーズ」には寄らない経済的な3日間コースにするか、「アーチーズ」を組み込んだ5日間コースにするか迷いましたが、「アーチーズ」をはずさなくて大正解でした。 -
モアブを出発してしばらくは「ラサール山脈」が見えています。
「ラサール」とはスペイン語(だったと思う)で「ラ」が英語で言う「The」、「サール」とは「塩」という意味だそうな。
昔、ここに来たスペイン人が、この辺りは暑いので山脈の頂の白いのは雪ではなく塩だと思ってそう名付けたそうな。 -
「HOLE N THE ROCK」
この岩の向こう側にショップなどがあり、一部岩をくり抜いて店にしているのだそうです。
走行中に見ただけなので詳しくはわかりません。 -
13時頃、この施設に立ち寄ったのですが、残念ながらなんという施設か覚えていません。
場所もはっきりしませんが、撮影時刻から推測すると「ブランディング」という町付近と思われます。
施設内はビジターセンター風ではありました。
お土産も売っており、無料でお土産を配ってくれました。
試供品という感じですが。 -
昔の生活をしのばせる展示品。
-
2009年に発見された古い木製の水道管だそうです。
なかなかホットな展示物。 -
個人的に気になった展示物。
どうも測量機器っぽい。
「剱岳 点の記」で測量隊がこんな機器を使っていたような気がします。
13:20、ここを出発し荒野を走って「モニュメントバレー」を目指します。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- tomvoさん 2011/02/13 13:02:30
- すばらしい眺めですね
ご投票戴きましてありがとうございます。
このお写真がすばらしいですね。グランドキャニオンのような雄大な景色のコントラストがすばらしいです。
- キートンさん からの返信 2011/02/13 20:50:00
- RE: すばらしい眺めですね
- tonboさん、書き込みありがとうございます。
メサアーチから見るキャニオン越しの日の出は
「神々しい」という言葉がぴったりの印象的なものでした。
あまりにも素晴らしい日の出だったので、その後訪れたグランドキャニオンの
インパクトが落ちてしまうほどでしたよ。
キートン
-
- ElliEさん 2010/09/10 11:26:20
- 同じアングルでしたね
- キートンさん、こんにちは。
表紙のアーチの写真、私も、全く同じアングルで撮っていました。
自分の旅行記を作ったあとで、あれ?同じのがある〜!って思ったのですが、私もこのアングルを気に入っています。
存在感がすごくありますよね。
アーチーズは、色んなトレイルがあって楽しかったですね。
また是非訪れたいと思っています。
- キートンさん からの返信 2010/09/11 12:10:52
- RE: 同じアングルでしたね
- hastingsさん、こんにちは。
掲示板に書き込み、ありがとうございます。
hastingsさんのラスベガスとグランドサークルの旅行記を懐かしい思いで拝見させていただきました。
グランドサークルのツアーはおそらく私が参加したのと同じツアーで行かれたのでしょうね。ナバホ・ナショナル・モニュメントに寄るツアーは多くないと思うので。
グランドサークルの中でも、アーチーズ国立公園は最も楽しかったところです。デリケートアーチはユタ州のシンボルだけあって、奇跡としか言いようがない自然の造形ですよね。崩壊の危険があって近づけないアーチもある中、この最も美しいアーチの真下まで行けたのはとても良い記念になりました。
キートン
-
- じゃが♪さん 2010/05/14 21:32:23
- メサアーチのサンライズ
- キートンさん、はじめまして。
じゃが♪と申します。
メサアーチのサンライズ、すっごく幻想的です!!
朝靄がかかっていて、Washer Woman ArchとMoster Towerが、背後の山と一緒に浮かび上がっているのに、うっとりしました。
この朝靄、絶妙すぎます。
ガイドブックの写真などで、メサアーチの内側が赤くなるのを見たのですが、本当に赤くなるのですね。
昨年、わたしもここを訪れたのですが、がんばって朝日をみればよかったと思いました。^^;
- キートンさん からの返信 2010/05/14 22:21:35
- RE: メサアーチのサンライズ
- こんにちは、じゃが♪さん。
掲示板に書き込みありがとうございます。
今回の旅行に行く前に何度かじゃが♪さんの旅行記を拝見し、かなり予習をさせていただきました。
ラスベガス発のグランドサークルのツアーでは4泊し、4回とも日の出を見ましたが、メサアーチの日の出が最も感動的でした。
通常のツアーでは訪れない場所なので、連れて行っていただいたガイドの好意にとても感謝しています。しかも、最も感動的なシーンを見れたのでひとしおです。洗濯する女性の形のビュートは「Washer Woman ArchとMoster Tower」と言うんですね。やはり「アーチ」という名がついていたのですね。
グランドサークルの5日間の中でも、2日目から3日目にかけてのアーチめぐりは一番のハイライトだった気がします。
キートン
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