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 鎌倉市山ノ内にある東慶寺は臨済宗円覚寺派のお寺で松岡山東慶総持禅寺という。弘安8年(1285年)に創建され、開基は北条貞時、開山は北条時宗の夫人の覚山尼(かくさんに)である。本尊は釈迦如来である。<br /> 東慶寺は、明治36年(1903年)までは代々尼寺であり、尼五山の第二位の寺であった。また、近世を通じて「縁切寺(駆け込み寺)」として知られていた。<br /> 後醍醐天皇の皇女用堂尼が5世住持として入寺してから当寺は地名をとって「松ヶ岡御所」と称せられ、格式の高さを誇った。江戸時代には、豊臣秀頼の娘で、徳川家康の養外孫にあたる天秀尼が20世住持として入寺している。裏の墓地に覚山尼、用堂尼、天秀尼の歴代住持の墓が並んでいる。<br /> 東慶寺は桜の頃に訪れると、若木ではあるが、何本かの枝垂れ桜が目に付く。若木の方が伽藍の大きさにマッチしていようか。<br />(表紙写真は東慶寺山門前の石段を行きかう参拝者たち)

北鎌倉東慶寺-2008年桜の頃

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2008/03/29 - 2008/03/29

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 鎌倉市山ノ内にある東慶寺は臨済宗円覚寺派のお寺で松岡山東慶総持禅寺という。弘安8年(1285年)に創建され、開基は北条貞時、開山は北条時宗の夫人の覚山尼(かくさんに)である。本尊は釈迦如来である。
 東慶寺は、明治36年(1903年)までは代々尼寺であり、尼五山の第二位の寺であった。また、近世を通じて「縁切寺(駆け込み寺)」として知られていた。
 後醍醐天皇の皇女用堂尼が5世住持として入寺してから当寺は地名をとって「松ヶ岡御所」と称せられ、格式の高さを誇った。江戸時代には、豊臣秀頼の娘で、徳川家康の養外孫にあたる天秀尼が20世住持として入寺している。裏の墓地に覚山尼、用堂尼、天秀尼の歴代住持の墓が並んでいる。
 東慶寺は桜の頃に訪れると、若木ではあるが、何本かの枝垂れ桜が目に付く。若木の方が伽藍の大きさにマッチしていようか。
(表紙写真は東慶寺山門前の石段を行きかう参拝者たち)

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  • 山門前の石段を行きかう参拝者たち。

    山門前の石段を行きかう参拝者たち。

  • 萱葺き屋根の鐘楼。

    萱葺き屋根の鐘楼。

  • 書院。

    書院。

  • 書院。

    書院。

  • 茶室「寒雲亭」。 <br /><br />

    茶室「寒雲亭」。

  • 境内参道。

    境内参道。

  • 書院。

    書院。

  • 本堂。 <br /><br />

    本堂。

  • 本堂中庭の枝垂れ桜。

    本堂中庭の枝垂れ桜。

  • 本堂中庭の枝垂れ桜。後ろは松ヶ岡宝蔵。

    本堂中庭の枝垂れ桜。後ろは松ヶ岡宝蔵。

  • 本堂中庭の枝垂れ桜。

    本堂中庭の枝垂れ桜。

  • 本堂中庭の枝垂れ桜。

    本堂中庭の枝垂れ桜。

  • 本堂中庭の枝垂れ桜。

    本堂中庭の枝垂れ桜。

  • 境内の枝垂れ桜。茶室・寒雲亭の門の前に植えられている。 <br /><br />

    境内の枝垂れ桜。茶室・寒雲亭の門の前に植えられている。

  • 金仏。

    金仏。

  • 白蓮舎あたりの桜。 <br /><br />

    白蓮舎あたりの桜。

  • 向かいの白蓮舎あたりの桜。 <br /><br />

    向かいの白蓮舎あたりの桜。

  • 松ヶ岡宝蔵。

    松ヶ岡宝蔵。

  • 参道脇の庭園。

    参道脇の庭園。

  • 参道脇の庭園。

    参道脇の庭園。

  • 墓地参道。

    墓地参道。

  • 墓地の金銅仏。

    墓地の金銅仏。

  • 松ヶ岡宝蔵横の参道。

    松ヶ岡宝蔵横の参道。

  • 松ヶ岡宝蔵に展示されていた仏像。

    松ヶ岡宝蔵に展示されていた仏像。

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