ビジネスクラスで世界一周の旅５０日間。 おじさん一人旅。　 第２５日目 アヴェイロとコスタ・ノヴァの街歩きを楽しむ。

2025/05/12 - 2025/06/30

ふとしたことから世界一周航空券なるものがあることを知り、その魅力的な価格と新しいことに挑戦してみたいと言う意欲が沸き上がりました。
年齢的にそろそろ年貢の納め時という気持ちもあって決断しました。
妻と同行したいのですが、義母の介護があって長く家を空けられません。
なのでおじさんが一人で旅を楽しみます。
本当はおじさんではなくおじいさんなのですが、気持ちはおじさんなのでそれで通します。
50日間で18フライト、飛行距離42325マイル（67720ｋｍ）の人生最長旅です。
果たしてどんなたびになるのでしょうか？

２５日日目（６月５日）旅も半分を迎えました。
ここまで無事に廻れたことに感謝し、残り半分も楽しみたいと思います。
今日はアヴェイロに移動し、アヴェイロの街と近くのコスタ・ノヴァの街歩きを楽しみます。
アヴェイロの街はポルトガルのベニスと呼ばれるとても上品な美しい街です。
コスタ・ノヴァは縞模様にペイントされた家々並ぶ写真映えする街です。
どんな街なんでしょうか？

□5/12～5/14　マレーシア
□5/14～5/21　ベトナム
□5/22～5/29　トルコ
■5/30～6/10　ポルトガル
□6/11～6/12　アメリカ
□6/13～6/16　カナダ
□6/17～6/22　アメリカ
□6/23～6/27　メキシコ
□6/28～6/30　アメリカ、帰国

エリア アヴェイロ(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテル「ゲスト・ハウス・ドゥーロ」の朝食。
すごくきれいに盛り付けされていてびっくり。
ドゥロ川の眺めが良いだけでなく、接客も丁寧で良いホテルです。

朝食レストラン。
センスの良いインテリアと飾り付けです。

バスでサンベント駅に向かい９時３０分のカンパニャン駅行に乗る。
カンパニャン駅でそのまま運行すると言うので、アヴェイロ方面かなと勝手に信じて降りませんでした。

サン ベント駅 建造物

大間違いでした。
電車は反対の北へ向かってしまいました。
次のリオ・ティント駅で降りてカンパニャン駅を待ちます。
確かめないで乗っちゃダメでしょう。

カンパニャン駅に戻りアヴェイロ方面を待ちます。
次は１０時１０分発です。

ポルトカンパニャン駅 駅

アヴェイロ駅に１１時１５分着です。
３０分のロスでした。
旧駅はアヴェイロの街並みを描いたアズレージョが綺麗な駅です。
駅全体もきれいに保たれていてエスカレーターもあって良かったです。
市街中心には１．５ｋｍ離れた所にあります。

アヴェイロ駅 駅

タクシーでホテルへ向かい荷物を預けます。
アヴェイロの中心には運河が流れていてとても景色の良い街です。
昼食をとってコスタ・ノヴァに向かいます。
昼食は川を望める所にあるDOCE MOLICEIROでいただきました。
やさしいサービスのお店でした。

中央運河 建造物

コスタ・ノヴァへは３６番のバスで４０分です。
１２時２３分発で向かいます。料金２．５ユーロ。
（・・・の歩き方にはL５９５１番のバスと案内されてますが、現在は３６番のバスです。バス停は橋から１００ｍ下流のところにあります。）

終点で降りると目の前に早速縞々の家。
霧が多い所なので漁師が帰宅時に自分の家を探しやすくいろいろな色で縦縞に塗ったそうです。
ベネチアのブラーノ島でも同じ理由で家をペイントしたが、向こうは家を丸ごと様々な色で一軒ごとに一色で塗っていた。

コスタ・ノヴァ 自然･景勝地

ひゃー、ここは７軒の続けて縦縞の家が並んでいる。

色も色々です。

縦縞だけではなくてちょっと変わったアレンジ柄もある。

なんだこの奇抜さは・・・。
どんな人が住んでいるのか、お会いしたかったです。

黒と茶色。

黄色と青。
縦縞ではないけど、好きな色合いです。

前衛的なデザインハウスにも縦縞柄。

最近できたばかりと言う感じの家。
半円形のベランダが隣り合ってGOODです。

一部分だけの縞柄。
こんなのも楽しいね。

モダンな家も縞柄。

素敵な家。
大きいしいいな。

黄色をポイントに活かしたナイスな家。
横断歩道の縞々が縞柄の代わりです。

ごみ箱もおしゃれ。

青と白。

横縞もあります。

左右対称で色で遊んでみました。

一部分だけ横縞で同色をポイントで活かしたナイスセンスな家。

オーソドックスな縞柄だけど、ベランダの手摺と塀の模様をシンクロさせている。

一軒家を半分づつ赤と青に塗り分けてみました。

強烈な縦縞を並べてみました。

こちらは上品な縞柄。
細い縞柄は上品に見える。

極細の横縞に窓枠と屋根の周りを青で塗ってみました。
ベランダの手摺と塀の色合わせをしてみました。
極細の横縞と色合わせの控えめな主張が良いです。
４軒ならんでベランダの手摺と塀の色合わせをやってます。

縦縞。横縞。縦縞。横縞。

２軒ならんで同じ色での縦縞。
これでは霧の時に間違えちゃうでしょう。

いろんな縞の家がずーっと並んでいる。

ここも、いろんな縞の家がずーっと並んでいる。

歩き疲れて、一休み。

コスタ・ノヴァのバス停。
１４時２３分のバスで帰ります。
いやぁ、面白かったコスタ・ノヴァ。
観光用の縞柄も多いのでしょうが、思った以上に縞々の家々のバリエーションが楽しめました。

アヴェイロのバス停はホテルの目の前。
今日のホテルは、ホテル・ダス・サリナス。
運河沿いに建つホテルです。
壁に大きくカエルの絵が描かれています。

ホテル サリナス ホテル

１９平米、運河ビュー、朝食付きです。
清潔で静かで接客も良いナイスなホテルでした。

ホテル サリナス ホテル

洗面所。

シャワーでした。

窓からは運河が望めます。
この眺めが気に入ってこのホテルにしました。
バスが写っているあたりがコスタ・ノヴァ行のバス停です。

運河にはモリセイロと呼ばれる舟が行き来しています。
この舟、昔は海藻の運搬に使われていたそうです。
今は運河クルーズで人気です。

モリセイロがあっちからもこっちからも大勢の客を乗せて走っています。
いい眺めです。見ていて飽きません。
ベネチアで言えば、グランカナルとリアルト橋と言った所かな。
奥のクリーム色の建物はアヴェイロ・パラセというホテルです。
人気のホテルですが口コミがあまりよくなく、運河沿いの部屋も取り難くて今日のホテルを予約しました。

ホテル・アヴェイロ・パラセの前は橋になっています。

まずは橋の南側を歩きます。
直ぐに図書館があります。
ジャカランダの花が満開です。

市庁舎。
庁舎前はレプブリカ広場。

広場に面してミゼリコルディア教会。
アズレージョの外壁がジャカランダの紫色の花と良く似合います。

中に入るとここにも一面のアズレージョ。
祭壇は金細工と沢山の油絵が飾られている。

草花をモチーフにしたアズレージョ。
全面このデザインです。

コインブラ通り。
モザイクタイルと建物が美しい通りです。

パステルカラーの建物と街灯の花がマッチして穏やかな街並みを作り出しています。

M・ベーカリー・アヴェイロ。
ピンクのバラをテーマにしたカフェで朝食、ランチ、アフタヌーンティーにも対応している素敵なお店です。
自転車の色もピンクです。

大聖堂にやって来ました。
白い塔が目につきます。

アヴェイロ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会

主祭壇には聖母マリアが祀られています。

内部は簡素な造りでところどころにアズレージョが控えめに飾られています。
入場無料です。

アヴェイロの銘菓「オヴォッシュ・モレシュ」をいただきます。
最中のようなお菓子です。
外の白い皮はいろんな形があって貝や魚の形が多いです。
いただいたのは樽の形でした。
中の餡はドース・デ・オヴォッシュと呼ばれる黄金色の卵黄のクリームです。
卵黄をクリームと混ぜて鍋でじっくりと煮詰めて作ります。

今度は運河の向こう側に行ってみましょう。

ホテル・アヴェイロ・パラセの前は広場になっています。
中央に立つのは、リベルダーデ・オベリスク。
自由を象徴する記念碑です。

広場からの道はレストランが連なっています。

奥には魚市場があります。

魚市場近くのテネンテ・レゼンテ通りのレストランFERROで夕食をいただきます。
市場が近いので魚料理をと思っていたのですが、ステーキが美味そうなので急遽変更です。

フェロー 地元の料理

店内はゆったりとしていました。

アヴェイロの夕暮れ。
運河の向こうに日が落ちました。

今日も楽しい１日でした。
明日はコインブラへ移動し街歩きを楽しんだ後、バターリャに移動します。

中央運河 建造物