念願の世界一周！後半その６　エジプト４　ナイル川クルーズ

2025/10/26 - 2025/10/26

早朝、エドフのホルス神殿に出かけましたが、ハラハラドキドキの観光でした。そのあとは、１日クルージングです。夜エスナの水門を通過し、翌朝にはルクソールに到着です。

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昨年から計画した、スターアライアンス世界一周航空券の旅、後半です。
途中ヨーロッパから特典航空券を使って帰国し、秋に後半のルートを始めました。

後半は以下のように回ります。

（特典航空券・復路）
名古屋→羽田→イスタンブール→ミュンヘン

（ここから陸路で）
プラハ→クラクフ→ワルシャワ→ベルリン→フランクフルト

（世界一周航空券・後半）
フランクフルト→イスタンブール→カイロ→アスワン→カイロ→イスタンブール→ロンドン

（ここで別購入のフィンエアー）
ロンドン→ヘルシンキ→ロヴァニエミ→ヘルシンキ→ロンドン

（世界一周航空券・最後）
ロンドン→羽田→名古屋

エリア エドフ(エジプト)

エドフに到着。5時半に ロビーでガイドさんと合流の予定でした。ガイドさんが来たものの、「あと2人いるので連れてくる」と言われしばらく待ちます。他の船からカップルが来て5時35分頃に下船しました。戻って来るときのために、岸側に止まっている船を写真に撮っておきました。

ここからは馬車でホルス神殿に向かいます。待機しているのかと思いきや、ガイドさんが馬車と交渉しています。 最初の馬車とは 交渉が決裂したようで、しばらく他の他の馬車を待ちました。ようやく 馬車を捕まえるも、もう一組のカップルが先に乗り、また次の馬車を待ちます。やっとガイドさんと共に神殿に到着した時は、もう6時近くなっていました。

馬車から降りたところで、もう一組のカップルを探しますが、まだ着いていないみたいです。先に出たはずなのに、なかなか来ません。ずいぶん待ってやっと合流しました。
その後、 私たちは切符を買わなければならないので列に並びます。行列が長いのでガイドさんが、エジプトポンドがあればすぐ買える、と（多分他のガイドさんから）買ってくれました。
ところが今度は入場の際、カップルの女性の方のスマホチケットが反応しないようで、いつまで経っても入場できません。私たちもずっと入り口付近で待っていました。

ホルス神殿 城・宮殿

やっとやっと、カップルも入場して慌てて ガイドさんと中を回ります。

ホルス神殿 城・宮殿

この神殿は、クレオパトラ女王の父・プトレマイオス12世の時代に完成したものだそうです。

ホルス神殿 城・宮殿

第２塔門にやってきました。塔門は どこも同じような形をしています。

ホルス神殿 城・宮殿

プトレマイオス12世が、敵を倒す姿をホルス神に見せている様子だとか。

ホルス神殿 城・宮殿

左右対称になっているのはこの時代の特徴のようです。

ホルス神殿 城・宮殿

この先が列柱室です。まだ暗いのでライトアップされています。

ホルス神殿 城・宮殿

列柱の上部はやはり 様々なデザインになっています。

ホルス神殿 城・宮殿

神々に様々な捧げ物をしている場面が描かれています。

ホルス神殿 城・宮殿

奥に進むにつれ、天井は低くなっていきます。天井が煤で黒くなっているのは、後にここで生活していた人が火を焚いていたからだそうです。

ホルス神殿 城・宮殿

ガイドさんの説明を聞きながら 慌てて 回り、6時45分ぐらいからフリータイム。

ホルス神殿 城・宮殿

でも時間がないので、7時10分に入り口で集合と言われます。

ホルス神殿 城・宮殿

至聖所はたくさんの観光客で前が見えません。

ホルス神殿 城・宮殿

暗いのと慌てていたせいか、写真がどれもボケてしまいました。

ホルス神殿 城・宮殿

ホルス神とハトホル神は 夫婦で、年に一度、デンデラのハトホル神殿からハトホル神を迎えて儀式が行われていたそうです。

ホルス神殿 城・宮殿

そのため、ハトホル神の像が乗った船と、ホルス神の像が乗った船を運んでいるレリーフもあるはずなのですが、どこだったやら？

ホルス神殿 城・宮殿

すべての壁にレリーフが刻まれているようです。

ホルス神殿 城・宮殿

右は手にアンクを持つホルス神。

ホルス神殿 城・宮殿

この神殿には、ホルス神が、セト神を現すカバを倒すシーンがいろいろ描かれているそうなのですが、写真がうまく撮れていませんでした。

ホルス神殿 城・宮殿

ホルス神の父、オシリス神は、弟のセト神に殺されてしまいますが、妻のイシス神がオシリス神を復活させ、２人の間にホルス神が生まれます。

ホルス神殿 城・宮殿

オシリス神はいったん亡くなったため、冥界の神となり、ホルス神はセト神と戦って勝利し、王となるというオシリス神話があります。

ホルス神殿 城・宮殿

ホルス神にファラオが捧げ物をしている図でしょうか。。

ホルス神殿 城・宮殿

ライオンの姿をしたホルス神と、蛇の姿をした？神。

ホルス神殿 城・宮殿

王とホルス神。

ホルス神殿 城・宮殿

アンクがたくさん並んでいるような模様の中に、神々の姿も見えます。

ホルス神殿 城・宮殿

ここには色が少し残っています。

ホルス神殿 城・宮殿

いろんな神々が並んでいます。

ホルス神殿 城・宮殿

この神殿には、地鎮祭の様子が描かれたレリーフも残っているということでした。測量や、クワ入れ、日干しレンガを持っているところもあるそうです。

ホルス神殿 城・宮殿

とにかく人が多く、多分主なレリーフの前にはガイドさんが団体さんに説明をしていたために、見つけられなかったのではないかと思います。

ホルス神殿 城・宮殿

とりあえず、レリーフが綺麗に残っていそうなところを撮ってきました。

ホルス神殿 城・宮殿

このあたりは人物が削り取られてしまっています。後のキリスト教、イスラム教の時代、偶像崇拝が禁じられていた頃に削られてしまったそうです。

ホルス神殿 城・宮殿

至聖所の前はすごい人で、順番待ちをしていました。上に少しだけ 祠が見えています。

ホルス神殿 城・宮殿

至聖所に残っている 聖なる船。レバノン杉で作られているそうです。その向こうに見えるのが、ネクタ ネボ2世の名を刻んだ、アスワンの花崗岩でできた祠です。

ホルス神殿 城・宮殿

こちらは列柱室の前にあるホルス神像。国内で最も美しい ホルス神像と言われているそうです。

ホルス神殿 城・宮殿

こちらはその反対側にあるホルス神像。左側と比べて背が低く、修復途中のような感じです。

ホルス神殿 城・宮殿

塔門を裏側から見たところです。

ホルス神殿 城・宮殿

集合時間が迫ってきたので、もう戻らなければなりません。

ホルス神殿 城・宮殿

こちらは第一塔門の前にあったホルス神像。二重王冠は、上エジプトと下エジプトの統一を表しています。

ホルス神殿 城・宮殿

反対側のホルス神像には王冠がありませんが、足の間に王？神？が。

ホルス神殿 城・宮殿

7時10分に間に合うように慌ててやってきたのですが 別カップルがなかなか来ません。20分近くなってやっと現れたので、馬車に乗りに急ぎます。

ホルス神殿 城・宮殿

来た時と同じ馬車に乗るため来るのを待っていたのですが、カップルは先に行ってしまい、私たちの馬車の方が遅れてきてイラッとしました。

ホルス神殿 城・宮殿

7時35分頃に慌てて 乗船。荷物を置いて朝食に行きました。料理がだいぶ なくなっていました。

お部屋の掃除がされていなかったので掃除を頼んで デッキに出ます。

他の船がどんどん 出港していきます。我々の船はずいぶん 最後の方に出港しました。

お昼過ぎ頃、橋の近くで多くの船が止まり、水門を通る順番待ちをしていました。その間にボートが近くにやってきました。

物売りのボートです。スカーフなどをビニール袋に入れて投げ上げてきます。私たちは避けていましたが、広げて見ている方もいました。

水門を通るのはまだ 随分先のようなので先に昼食に行きました。毎回 スープは2種類ほどあります。エジプト風のスープ と西洋風のスープ。今回はクリームスープを試してみました。

デザートいろいろ。どれも甘々です。

デッキに上がってみると街のそばに 停泊していました。

最初はこれがエスナの水門かと思っていましたが違っていたようです。

ただの水路ですが、これをくぐるのにすごく時間がかかりました。

桟橋に縄を投げて繋ぎ、少しずつ進んでいきます。

こうして狭い通路をゆっくり進み、

やっと 通り抜けました。もう夕暮れです。

エスナの水門 はまだまだ先でした。19:30になり、先に夕食です。

夕食には毎回ビールをいただきました。今日はサッカラビールです。

メロンと、お初のフルーツ。イマイチ味がなかった…。

食後 デッキに上がって 水門通過を見守ります。21:00頃やっと エスナの水門が近づいてきました。

エスナの水門 建造物

２隻ずつ入って水門を閉じるようです 。

エスナの水門 建造物

前の船に続いて入っていきます。

エスナの水門 建造物

最初はこれくらいの水位ですが、ここからどんどん 水位が下がっていきます。

エスナの水門 建造物

ずいぶん水位が下がったのがお分かりでしょうか？

エスナの水門 建造物

前の船が先に水門をくぐっていきました。

エスナの水門 建造物

私たちの船もようやく水門をくぐります。

エスナの水門 建造物

くぐり終えたのは9:40頃 。とても長かったです。

エスナの水門 建造物

いよいよ明日の朝は 下船です。会計を済ませ、チップも渡して部屋に戻りました。ロビーには明日の予定が貼られていました。明日もルクソールでオーバーナイトする人がいるんですね。