ディスカバー九州トレイン、その4(グラバー園と観光列車ふたつ星4047)

2025/10/26 - 2025/10/28

長崎グラバー園をぶらり散策、その後は風光明媚な大村湾沿いに走る観光列車｢ふたつ星4047｣に乗って武雄温泉へ

エリア 長崎

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

長崎駅は西九州新幹線開通と共に駅前はずいぶんと変わりました

JR九州ホテル長崎 宿・ホテル

かつてはバスターミナルだった駅前ではまだ工事がされていました

長崎駅 (長崎県) 駅

長崎駅前から長崎電気軌道に乗車します、こちらは昔のままです

長崎駅前電停 駅

新旧様々な電車が走っています、途中駅で乗換

長崎電気軌道/長崎の路面電車 乗り物

グラバー園へ向かう為に大浦天主堂前電停で下車

大浦天主堂下電停 駅

世界遺産登録された大浦天主堂が見えてきました

大浦天主堂 寺・神社・教会

大浦天主堂は外から拝見して、長崎一の観光名所グラバー園へ

南山手伝統的建造物群保存地区 名所・史跡

グラバー園に入場、先ずは動く歩道で山手の方へ上がっていきます

グラバー園 名所・史跡

園内の一番山手には旧三菱第2ドックハウスがあります

2階のテラスから長崎港がよく見える

旧ウォーカ邸、海運業や貿易事業や清涼飲料水やキリンビールの前身となるビール会社など幅広く事業を行ったウォーカー家の邸宅

窓が大きく明るい洋風建築の室内

蝶々夫人とプッチーニ像のある広場

プッチーニ像 名所・史跡

旧リンガー邸、茶葉貿易やホテル業で富をなした、
ちゃんぽんチェーンのリンガーハットは彼の名前に由来しているそうです

旧リンガー邸 美術館・博物館

瀟洒なお屋敷です

お庭からは長崎の海が見える良い眺め

グラバー邸に入りましょう

長崎定番の景色、グラバー邸の主トーマス・グラバーは造船や石炭採掘の技術を日本にもたらし、茶や絹の輸出と船舶や武器の輸入で薩摩藩や長州藩や明治政府の要人らと関係が深かった

旧グラバー住宅 名所・史跡

日本最古の木造洋風建築です、主寝室や客用寝室、応接室や食堂室など大きく広い平屋建て

後に増築されて子供部屋や温室もある、いいお天気の中でグラバー園の散策でした

グラバー園の出口には長崎くんちの展示がされている伝統芸能館もありました

長崎伝統芸能館 美術館・博物館

長崎駅に戻りました

長崎駅 (長崎県) 駅

隣接する長崎街道かもめ市場内にあるレストランでチャンポンをいただきます

蘇州林 グルメ・レストラン

午後は長崎駅からは旧長崎本線と大村線を観光列車｢ふたつ星4047｣で走ります

ふたつ星4047 乗り物

かつては肥薩線で黒塗りの「特急はやとの風」と紅色の「いさぶろう・しんぺい」で活躍していた車両だ

ふたつ星4047 乗り物

この列車は旧国鉄キハ40系とキハ47系とキハ140系ディーゼル列車をベースに改造された観光列車です、長崎駅出発は14：53

１号車の車内は「はやとの風」当時の趣が残っている、全車指定席です

2号車には販売カウンターが設けられている

２号車は｢ラウンジ40｣と名付けられたフリースペースで、元は｢いさぶろう・しんぺい｣で使われていたキハ40系ディーゼル、内部は完全に改装されている

15：06，列車は浦上駅から長崎本線旧線を走り、長与駅に観光停車しました
浦上ー諫早間の長崎本線はトンネルが掘られて短絡の新線が主体になって長与経由の列車は元々少なかったのです

長与駅 駅

ホームでは長与の物販コーナーが設けられています

長与駅 駅

15：18，長与駅を出発、ホームではお見送りがあります

車窓には大村湾が見えてきた

15：46，諫早駅に停車

諫早駅 駅

諫早駅からは大村線に入り大村駅に運転停車、ドアは開きません
その先の西九州新幹線開通と共に出来た新大村駅に停車しました

大村駅 駅

車窓にはまた、大村湾が見えてきた

列車は海岸線すれすれに走る

16：19，千綿駅に観光停車

千綿駅 駅

大村湾に接した千綿駅

千綿駅 駅

1928年に開設された駅舎は1993年に改築されて、青春18きっぷのポスターにも採用されているレトロな駅舎

千綿駅 駅

その後駅舎内は食堂として営業していた時期もありました

千綿駅 駅

昔の面影をそのままに改築された木造駅舎の千綿駅

千綿駅 駅

大村湾に沈む夕日をバックに

16：30，千綿駅を出発します

列車はさらに大村湾の波打ち際を行く

17：00、ハウステンボス駅に停車、下車する人もいました

ハウステンボス駅 駅

夕日が美しいです、17：04，ハウステンボス駅を出発

ハウステンボス駅 駅

17：09，早岐駅に停車、大村線からこの先は佐世保線に乗入れます

向こうホームには783系の特急ハウステンボスと特急みどりが併結して停車しています、この駅で佐世保とハウステンボスに分岐または連結されます
隣のホームでも博多行の特急ハウステンボスと特急みどりが先に出発していきました
ふたつ星4047は17：16，早岐駅出発

ラウンジ40で最後もくつろぎます、大型モニターでは沿線の映像が流されていました

長崎駅で買った駅弁

車窓には有田焼の釜の煙突でしょうか、有田駅で停車しました

17：51，終点の武雄温泉駅に到着です、約3時間の乗車でした
向こうホームには西九州新幹線が見えます、ちなみに新幹線ならわずか30分で結びますが大村湾の景色と途中駅や車内空間での時間を楽しむ観光列車でした

武雄温泉駅 駅

｢ふたつ星4047｣武雄温泉発の長崎行は有明海沿いに長崎本線を走ります
以前に乗車した様子は→https://4travel.jp/travelogue/11871706

ふたつ星4047 乗り物

武雄温泉駅も新幹線開通とともに綺麗になっていました

武雄市観光案内所 名所・史跡

新幹線と特急リレーつばめが同じホームで乗り換える武雄温泉駅
駅前は以前と変わらず閑散としていました

武雄温泉駅 駅

今夜は駅前のホテルで宿泊する予定でしたが、予約日を間違えていました、ホテルの方に近くのホテルを紹介してもらい武雄温泉街のホテルへ

武雄温泉 温泉

無事ホテルにチェックインして歩いて近くの武雄温泉へ

武雄温泉楼門 名所・史跡

いくつか違うタイプの温泉施設があります、一番安い元湯（￥500）に入浴し旅の疲れを癒やしました

武雄温泉 元湯 (武雄温泉) 温泉

翌日、武雄温泉駅から有田駅へ少し戻ります

武雄温泉駅 駅

有明海周りの長崎本線は新幹線開通と共に肥前浜駅から先は架線も廃止されて特急列車もなくなりローカル線となりましたが、こちらの佐世保線は単線ながら特急も走っています

有田駅に到着

有田駅 駅

駅から少し歩いて行きます、川の欄干にも有田焼

小高い丘の上に九州陶磁文化館があります、常設展示は入館料が無料です

佐賀県立九州陶磁文化館 美術館・博物館

陶磁器の歴史が最新テクノロジーと共に展示解説されています

海外にも広く渡った有田焼

九州新幹線N700系の有田焼もありました

トイレの便器も有田焼

有田駅に戻ってきました

有田駅 駅

有田駅からは特急みどり・ハウステンボスで博多へ向かいます・・・おしまい・・・