2025/05/23 - 2025/05/23
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武雄神社の社頭を出て、JR武豊線沿いを南下し、昼食先の武豊町忠白田にある「まちの駅 味の蔵たけとよ」に向かいます。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
-
武雄神社の社頭を出て、JR武豊線沿いを南下し、昼食先の武豊町忠白田にある「まちの駅 味の蔵たけとよ」に向かいます。
JR武豊線の終着駅武豊駅を過ぎ、しばらくすると線路はなくなり、国道247号線里中交差点まで進みます。
写真は交差点南角で見かけた散策路案内板。
あまり武豊の町を歩いたことがなく、神社や街道の面影以外にも見所が多いことを知らされる。 -
里中交差点の南角にある「転車台ポケットパーク」
後方のテント、最初は気にも留めなかったが、この石碑を見て、武豊駅の南側で線路は消え、そこから先の道路が不自然に転車台に通じる理由が見えてきた。
あの道は旧武豊線の線路を道路にしたもののようです。 -
上の地図は明治23年頃の地図と現在の地図との比較です。
旧武豊線が港に直結していたことが分かります。
図中の赤丸は近隣で見かけた小社の位置になります。 -
武豊停車場跡地
この地は、明治十九年三月、県下で最初に開通した武豊線の起点武豊停車場跡地である。
わが国初の鉄道が明治五年、新橋・横浜間で開業、同七年には神戸・大阪間が開業した。
その後、関東・関西間の幹線鉄道建設計画が具体化し、そのルートには多少の曲折はあったが、中部地方における鉄道建設資材の輸入基地として武豊港が選ばれた。
この地先には、長さ八十間(約百四十五メ ―トル)、幅三間(約五・五メートル)の木製桟橋が造られ、ここから熱田までの鉄道線路の敷設となった。
明治十八年七月に着工され、翌十九年三月一日に三十三・ニキロメートルが開通した。
武豊線は当初資材運搬専用線であったが、開通直前に旅客営業も許可されて開業をした。
開業の翌二十年二月には、明治天皇、皇后両陛下が、わが国初の陸海軍大演習を御統監のため京都からこの武豊線にて行幸され、武豊線の歴史の一ページを飾っている。
明治二十五年、字金下に現武豊駅が設置されたため武豊停車場は営業を中止したが、昭和五年再び武豊港駅として復活し、貨物運輸営業を開始した。
以後、戰争、敗戰、復興と激動の中で迎えたモータリゼーションの波に押され、昭和四十年ついに廃止となった。
「本年武豊線開通百年を迎え、町の発展に大きく寄与した武豊線を偲び、ここに記念碑を建立した。」
ここには触れられていませんが、この遺構の発見は1999年のこと。
校外学習で訪れた小学生が発見したもの。
大人達が誰もが忘れ去ろうとしていたものを、小学生らが歴史を伝える遺構として改めて気付かせてくれ、今では国の登録有形文化財にも登録されています。
彼らは今頃、子を持つ大人になっているだろうが、そうした事がここに記してあれば、子供の自慢にもなるだろう、子供の成長過程で大きな影響を与えるかもしれない。 -
転車台全景。
直角に線路が交わる転車台で、当時は人力で回転させていた。 -
転車台脇の解説。
「旧国鉄武豊線は、明治19年3月、ここ武豊停車場を起点に愛知県下最初の鉄道として開通しました。
そして、東海道線の建設のため海外から輸入した資材の運搬を目的として使用され、後に武豊港の貨物を鉄道で運ぶ拠点として重要な役割を果たしてきました。
開通当時には、蒸気機関車の向きを前後に変えるために木製の転車台がありました。
その後、貨車を方向転換する鉄製転車台が2基設置されました。
復元した転車台はそのうちのひとつで昭和2年に建造され、台車に敷かれたレールが直角二線式という大変珍しいものです。
昭和30年の旧国鉄の転車台調査によれば全国にあった475台の転車台のうち、このような形式のものは外にはないということです。
この転車台の遺構は、平成12年町内小学校の児童が歴史探訪のなかで発見したもので、これが武豊を始めこの地方の発展の礎となった港や鉄道の大切な文化遺産であるとして修復し、 保存するものであります。
平成14年9月 武豊町教育委員会 」 -
確かにこうした転車台ははじめて見るものです。
上は長良川鉄道北濃駅。 -
下は東武鉄道下今市駅の転車台。
いずれも台の上に線路が一本敷かれたものでした。
武豊停車場跡地
所在地 / 武豊町忠白田 -
転車台の南に小さな社が祀られていました。
-
社標はなく、木製鳥居の左脇には村中安全と刻まれた古そうな手水鉢が置かれていました。
-
石垣の基壇の上を玉垣で囲い常夜灯と板宮造りの小社が祀られています。
玉垣には昭和3年(1928)の文字が見られます。
Gマップには「秋葉社」とあったが、社名の分かる寄進物もなく、ここでは不明社としておきます。
社に飾られている注連縄や紙垂が綺麗な事から、現在も地域から崇敬されているようです。
不明社
所在地 / 武豊町里中
そういえば御飯を忘れていました、転車台から少し先のまちの駅に向かいます。 -
転車台から1.2分程のまちの駅。
地域交流センターとまちの駅 味の蔵たけとよが隣接した複合施設で、食事や地元の産物を販売しています。 -
昼食は「まちの駅 味の蔵たけとよ」の「市場食堂」。
-
隣の軽食コーナーもリーズナブルで、ワンコインあれば蕎麦・ラーメンも食べられます。
「市場食堂」の海鮮丼(@1,300)。
なんでも値上げされ、半ば麻痺してきた昨今、小鉢や煮物、デザートが付いてこの値段は良心的だと感じる。
みたらし団子(3本200円)に魅かれ、ついつい二本買ってしまう。
同じ値段だから3本にすればと勧められるが、それをすると夕食のリズムが崩れる。
近くの会社員が食事のために訪れる訳だ。
市場食堂
所在地 / 武豊町忠白田11-1 -
「まちの駅 味の蔵たけとよ」の地酒コーナー。
-
これもまた、魅力的。
12:45
お腹も満たされ、転車台のある里中交差点に戻り、次の札所に向かいます。 -
里中交差点を越え、写真の道を進み師崎街道を進みます。
-
少し先の左側に先程見かけた小社と同じような神社を見かける。
Gマップでは「津島神社」とあるが、こちらも社名に結びつく寄進物はなく、ここでは不明社としておきます。 -
社殿全景。
先程の小社に比べ、人の気配を感じさせない佇まいです。
いずれもまだ地史などから調べてはいないので記録が見つかれば後日加筆する事にします。
不明社
所在地 / 武豊町里中87 -
写真は不明社のあたりで見かけた大量の石。
何に使用するのかは、土地柄を踏まえれば想像に難くない。
不明社から細い路地を西に向かい、100ほど先の三叉路で左折し次の札所に向かいます。
第五回歩いて巡拝知多四国 武豊停車場跡地と不明社
武雄神社から転車台 / 門前からJR武豊線沿いを南下し、武豊町忠白南へ約1.3km移動時間20分ほど
参拝日 / 2025/05/23
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