チキン南蛮、炭火の地鶏焼きを食べたい、初めての宮崎の旅②

2025/08/28 - 2025/08/30

56歳、オヤジの一人旅です。
初めて、宮崎県に行きました。
これで、九州コンプリートです。
チキン南蛮を食べたい、炭火の地鶏焼きを食べたい、宮崎辛麺を食べたい。
１日目は夕方に宮崎に着いたので、チキン南蛮の有名店のおぐらへ。
２日目は青島神社、鵜戸神宮に参拝です。
その夜は、これまた地鶏の炭火焼の有名店の丸万へ。
もちろん、２軒目は宮崎辛麺で〆です。
その２日目、青島でのランチから鵜戸神宮の旅行記です。

エリア 宮崎市(宮崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩 ソラシド エア

青島神社に参拝できました。
鬼の洗濯岩も見学できました。
よかったなぁ～。
この後、路線バスで長距離移動となるので、早めにランチをすることにしました。
青島駅付近には、観光客用のおしゃれなお店がいくつかありました。
ランチするお店は、予めリサーチ済です。
海沿いを15分くらい歩きました。
途中、誰ともすれ違わなかったけど。。。
おぉ～、やっぱり青島って、不思議だなぁ～。
ジャングルと鬼の洗濯岩が離れていても、分かるもんね。

青島 自然・景勝地

漁協のすぐ横にある何とも味わいのある建物が目当てのお店です。
青島駅からも青島神社からも遠いので、観光客相手ではなく、地元客相手のお店っぽいです。
漁師の味 港あおしま
土日は行列ができるということで、開店時間の11時に到着するように予定を組み込みました。
この日は平日だったけどね。
開店10分前に到着しましたが、一番乗りでした！
食い意地がはっているみたいで、恥ずかしい。。。

港あおしま グルメ・レストラン

11時ぴったりにオープンしました。
１階の入り口を入ると、料理の写真がたくさん。
これは、期待が膨らみます。
一本釣り、底曳網って、何とも魅力的な言葉が並んでいます。

港あおしま グルメ・レストラン

階段を上がったところには、この日のお魚さんがホワイトボードで書かれていました。
手書きって、ずるいよなぁ～。
絶対に美味しいって、思っちゃうよねぇ～。
海鮮ちらし丼のところを見ると、カツオ、マダイ、沖サワラ、水イカ、何とも魅力的です。

港あおしま グルメ・レストラン

この地方は伊勢海老が名物ですが、実は超ニアピン状態。
遊びに行った翌週の9/6から11/30まで、日南海岸伊勢えびまつり開催。
まあ、伊勢えびにはあまり興味がないからいいけどね。
甘エビは好きだけどね。

港あおしま グルメ・レストラン

２階に上がり、無事に着席。
店内はこんな感じ。
かなりゆったりとした造りです。
隣の席との間隔が広いのは、ありがたいですね。
海沿いの席をゲットです！

港あおしま グルメ・レストラン

どれどれ、メニューを拝見です。
海鮮ちらし丼、青島どれ海鮮定食、どっちにしようかなぁ～。
あら煮定食、青島海鮮揚げ定食もあるんだって。
でも、やっぱり、この二択だな。

港あおしま グルメ・レストラン

やばい、迷っていると、食べるのがどんどん遅くなっちゃう。。。
決めた！
海鮮ちらし丼をください！
やってやったぜ。
待つこと３分ほど、早っ！
海鮮ちらし丼（1500円）
えぇ～、すごいボリュームだぞ。
お刺身も種類が多いね。
それでは、いただきます。

港あおしま グルメ・レストラン

お刺身がかなり分厚かったです。
しかも、種類も量も多いね。
カツオ（刺身、たたき）、マダイ、ニリ、沖サワラ、水イカ、湯引きタイ、シビ、ちりめんくぎ煮、錦糸卵のラインアップです。
ニリは、カンパチのことです。
シビは、マグロのことなんだってぇ～。

港あおしま グルメ・レストラン

コリコリだったり、ねっとりしていたり、ぬるっ（表現が悪いな。。。）としていたり。
どのお刺身も美味しかったです。
私は少食ですが、ご飯が足りなくなるくらい、お刺身がたっぷりでした。
美味しい～！
小鉢のもずくも美味しかった。
海藻の味が濃かったです。
酸味が強くて、ちょっとむせたけどね。

港あおしま グルメ・レストラン

前日の夜はチキン南蛮、この日の夜も肉を食べに行く予定にしていたので、ランチは美味しいお魚を食べることができて大満足です。
九州は、どこに行ってもお魚が美味しいなぁ～。
食堂の裏手には港が広がっていました。
ここで、魚が揚がるのかしら？
そりゃ、美味しいに決まっておる。

港あおしま グルメ・レストラン

美味しいランチをゆっくりと食べることができました。
ありがたい。
でも、次のバスまで１時間もある。。。
さっき歩いて来た道を10分ちょっと戻ってきました。
青島神社近くにある、こちらの植物園へ。
宮交ボタニックガーデン青島です。
宮交は、宮崎交通だね。
多角経営ってやつ？

宮交ボタニックガーデン青島 公園・植物園

結構広い敷地内には、大きなビニールハウスがたくさんあり、見学は無料でした。
中でも南国植物が多いビニールハウスには、マーライオン。
マーライオン？
シンガポールにあるマーライオン？
どうして？
よく分からなかったけど、まあいっか。

宮交ボタニックガーデン青島 公園・植物園

だめだ、暑い～！
そりゃ、ただでさえ暑いのに、ビニールハウスを見学したら、そりゃ汗ダラダラになるわな。
休憩が必要だ！
近くにあったカフェで、日向夏ジュースを一気飲み。
口の中がさっぱりんこん。青島神社に参拝して、青島港でのお魚の美味しいランチを食べて、青島観光は終わりです。
うん、充実した王道観光だったね。
平日だったけど、青島神社付近の飲食店やお土産屋さんは、まあまあ混雑していました。

レインフォレストカフェ 青島屋店 グルメ・レストラン

美味しいお魚さんを食べて大満足です。
それでは、次の王道観光へレッツラゴー！
ここから、さらに路線バスに乗って南下します。
路線バスに揺られること、約30分で到着しました。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

およよ、いきなりの階段だ。
やばい、虚を突かれた感じ
先ずは、水分補給して、登り始めましょう。
この階段を登ったら、薄暗いトンネルを抜けて、さらに歩を進めました。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

トンネルを抜けても、まだまだ道のりは厳しかった。
今度は階段を降りるのね。
下から見上げるとこんな感じ。
八丁階段です。
八丁ってことは800ｍ？
いやいやスタート直後から、すごい洗礼を受けている。
人間、楽ばかりしてはいけないのだよ！
帰りは、この階段を登るのか。。。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

階段を一度登って、次は降りていくと、目の前には太平洋の大海原が広がりました。
ここからの参道は、海沿いというか、海沿いの崖の上です。
汗ダラダラなので、先ずは休憩です。
実は、このすぐ近くに駐車場があり、マイカー、レンタカーの人はいきなりここに出てきます。
不公平じゃぁ～。
なんて、思ってはダメです。
苦労した人には、その分だけ見返りがある！
見返りじゃないね、ご利益だな。。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

ついにやってきましたよ。
鵜戸神宮へお参りしましょう。
ちなみに、「うと」ではなく、「うど」です。
いけね、間違えていたかもしれん。
気をつけなきゃね。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

最初にこの門をくぐります。
神門です。
朱色がとても鮮やかです。
一礼をして、心を落ち着かせます。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

すぐ次の門がありました。
楼門です。
いやいや、立派な門ですね。
屋根が大きいなぁ～。
すぐ真下は海、目の前には南国っぽい樹木、何とも不思議なコントラストです。
空の色がきれいだぁ～。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

ようやく来ることができました。
来てみたかったんだよねぇ～。
鵜戸神宮です！
テレビの旅番組やYouTubeのひとり旅動画で、ここのところよく目にしたんですよね。
だから、どうしても来てみたかった。
東京からは、かなり遠かったけどね。
地元の方からは、「鵜戸さん」と言われて親しまれています。
ついつい、ウドちゃんって言いそう。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

楼門をくぐり、少し歩いたら、参道にかかる橋を渡ります。
千鳥橋です。
橋と祈願、そして向こう側には、太平洋（日向灘）が広がります。
ここは撮影スポットだね。
橋に若干、趣きはないけど、これは仕方がないところ。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

橋の横には、灯篭とウサギちゃん。
ウサギは、鵜戸神宮の神使になっています。
鵜　→　卯　→　兎と変化したとか。
座っていたり、立ち上がったり、色々なスタイルのウサギが並んでいました。
どの灯篭にも、奉納した人のプレートが掲げられています。
●●株式会社代表取締役社長●●ってなものばかり。
やだねぇ～、こういうのって。
神様は役職を見ていませんよ、行動を見ているんですよ。
私は、品行方正に生きていきたい。
技術者として、人の役に立つ仕事をしたい（目立たずにね）と思っています。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

花手水がきれいでした。
ちょっと心が奪われてしまいました。
手入れをしてくださる方に感謝ですね。
何だか心が穏やかになりました。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

さらに橋を渡りましょう。
玉橋です。
いよいよこの橋を渡ると本殿が見えてきますよ。
おぉ～、さっきより、参道が狭くなってきた。
ドキドキしてきたぞ。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

うひゃぁ～、今度は崖を降りていくんだね。。。
そうです、下り宮になっています。
参道入口の鳥居から、石段を下って本殿、拝殿に向かう下り宮は珍しい造りです。
みんな大好き日本三大○○。
日本三大下り宮は、群馬県一乃宮貫前神社、熊本県草部吉見神社、宮崎県鵜戸神宮なんだって。
一乃宮貫前神社は群馬県富岡市、草部吉見神社は熊本県阿蘇郡にあるんだって。
ハードル高そう。。。
青い空と青い海、そして朱色の鳥居、手すり柵がきれいですね。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

この長い階段を降りたところに本殿があるなんて。
神社へ参拝するときは、厳かな雰囲気が定番だけど、鵜戸神宮は真逆でした。
この開放感たるや。
何だか、「気持ちいい～」と大声を出したくなるね、不謹慎だけど。
全身に太陽を浴びて、参道を歩くって、中々できない体験でした。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

慎重に階段を降りたところには、鳥居がありました。
いよいよ本殿にお参りです。
ちょっと興奮してきちゃった。
それでは、鳥居をくぐってお参りしましょう。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

洞窟の中です。
とても広い空間になっている洞窟の中に、本殿が鎮座しています。
本殿です。
かなり薄暗いですが、結構奥の方まで、洞窟になっています。
天井は低いけど、この空間に本殿を含め、建物をうまく配置しているなぁ～。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

青島神社でも登場した、海幸彦、山幸彦、豊玉姫がここでも登場です。
山幸彦が豊玉姫と結ばれて、身重になっていた豊玉姫は、ここ鵜戸の地に参られました。
洞窟に急いで、産殿を建てましたが、鵜の羽で屋根の茅葺が完成する前に御子はご誕生になりました。
その御子が、ご祭神である鸕鶿草葺不合尊（うがやふきあえず）です。
まだ屋根は完成していない建物だった、ということが名前になってしまったという何ともかわいそうな感じ。。。
また、豊玉姫は、海神の娘でした。
出産の際、本来の姿である鮫の姿となり、御子をお産みになります。
その姿を山幸彦には、絶対に見ないようにお願いしたものの、山幸彦は見てしまいます（鶴の恩返しと同じだね）。
その結果、豊玉姫は、海に帰ってしまいます（そりゃそうだ）。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

周囲に誰もいなくなったのを見計らって、参拝です。
それでは、いつものお願いを心を込めて。
家族が健康でありますように。
おぉ～、広島カープのキャンプ地になっている日南は、ここから近いもんね。
誰のサインかは全く分からないけどね。。。
カープ、カープ、カープ広島、広島カープって、頭の中はカープの応援歌になっちゃった。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

本殿の裏側にも行けるようになっていました。
この洞窟は、東西38ｍ、南北29ｍ、高さ8.5ｍという巨大な洞窟になっています。
こんなに大きな洞窟、波の力で浸食されたなんて。
自然の力って、凄いよね。
昨今の異常気象は、自分勝手な人間に対して、地球は怒っていると思いませんか？

鵜戸神宮 寺・神社・教会

豊玉姫が海に戻る際、子供への愛情と健やかな成長を願って、両乳房を岩に貼り付けました。
怖い～。。。
その岩がこのお乳岩です。
この岩から滴り落ちるお乳水から作った飴もありました。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

あの大きな岩は亀岩です。
豊玉姫がこの亀に乗って、この地にいらっしゃいました。
素焼きの運玉を投げて、背中にある窪みに入ると、幸運が訪れるとか。
女性は利き手、男性は利き手とは逆の手で投げるんだそうです。
観光客が、大盛り上がりをしていたけど、そういうアトラクションではないよね。
豊玉姫も呆れ返っているんだろうね。。。
何だか、冒涜しているようで、見ていられませんでした（怒）

鵜戸神宮 寺・神社・教会

およ、あの岩、きのこみたいになっているぞ。
ここは、グーグル先生の出番です。
ふむふむ、コンクリーションって言うんだって。
800万年前、海底のナマコやクラゲの死骸から放出された炭素と海水のカルシウムイオンが結合した炭酸カルシウムが塊になりました。
その後、隆起や浸食でこのような奇妙な形になって地表に出てきたんだって。
何だか岩から変なものが飛び出てきたみたいに見えます。
ちょっと気持ち悪いかも。
映画のエイリアンを思い出しちゃった。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

宮崎と言えば、はにわも有名だよね。
こちらは、豊玉姫さんです。
う～ん、かわいくない。。。
何だか、婦警さんみたいだけど。
いけね、不謹慎な発言でした。

鵜戸神宮 寺・神社・教会

宮崎市内に戻るバスの時間まで、30分強あったので、ちょっとお土産屋さんで休憩です。
路線バスの本数は２時間に１本あるかないか程度なので、公共交通機関を使う場合は事前リサーチが必須です。
マンゴーとバニラのミックスソフトクリームをペロペロ。
汗ダラダラになった身体をクールダウンすることができました。
まあ、結局、喉が乾いちゃうんだけどね。。。
56歳のオヤジが一人でソフトクリームをペロペロ。
恥ずかしくなんかないもんねプンプン行ってみたかった鵜戸神宮に参拝することができました。
ありがたいなぁ～。
厳かな雰囲気の神社ではなく、開放感たっぷりの神社も、興味深かったです。
まあ、汗ダラダラになったけどね。
路線バスの本数がとても少ないので、中々行くのは難しかったですが、いい経験をすることができました。
青島神社、鵜戸神宮と神社仏閣大好き人間として、大満足の王道観光になりました。

レインフォレストカフェ 三ツ和荘店 グルメ・レストラン