2025/09/21 - 2025/09/21
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mistralさん
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海外でレンタカーを借りるのは、昨年のフランス旅でお終い、と思っていた。
ところが夫は今年の春、アメリカ旅行に備えて国際運転免許証を再び取得していたようだ。そんな訳で、まだ約半年間の有効期間が残っていたようだ。
だったら、田舎道のドライブはやはり良いだろうなぁと思うし、そうしたら行きたかったところにも自由に行けるし、とレンタカーを借りる方向に気持ちが動いていった。
ヒースロー空港からレンタカーをチェックアウト、と計画をたて、いやいや、都会からのスタートではなく、郊外からのスタートにしようと予約を変更。
それでオックスフォードまでやってきた。
一日の走行距離も無理のない範囲でゆっくりと移動できそうな行程を考えた。
レンタカーで走ることに決まって、早速mistralは長い間温めていたHereford近くの古いロマネスクの教会の訪問ができるとワクワクしてきていた。せっかくのレンタカーとイギリス。他にもロマネスクの物件はあるはず、と探し始めたら、あったんですね。しかもOxford近郊にも。
他にもあるようだったが、もう欲張らないことにした。
(表紙写真はIffleyのSt.Mary the Virgin、南側部分)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9月21日、ロンドン。
Victoria Coach Station前の大通りに停まっている
Oxford行きのバス。
車内は確かにガラガラだったが、途中から乗り込む方々も結構おられた。
11:10のバスに乗車、
Oxford 到着は13:09だった。 -
やがてOxford の街に入ってきた。
-
ここは時計塔。
あとで時計塔をぐるぐる探し回った時があったが、
この時にすでにちゃんと写真に写していた。
バスはGloucester Green Bus Stationへ。
ここから、レンタカーショップまでは丁度駅をはさんで反対側に位置しているため、どうやって辿り着いたら良いのか心配していたが、 -
丁度タクシーが停まっていた。
レンタカーショップに行きたい旨を話したら
現在、駅周辺は2年間に及ぶ工事の為に車は通り抜けが出来なくなっている。大回りして駅の反対側に行くことになるけど、と確認された。
工事のことはOxfordのホテルからも、そんな内容のメールが来ていたことをうろ覚えながら記憶していた。
写真はその時に乗ったタクシーの内部。上部が全面ガラス張りのとっても開放感があった。
レンタカーショップまでは本当に大回りして辿り着いた。
実際、間を通り抜けられるような道があったのかどうかは、今となっては不明だが。それなりの料金をお支払い。 -
日本と同じ右ハンドルとはいえ、慣れるまでには多少の時間が必要だったが、、、
いつも走りだしは二人とも緊張。
一足飛びにOxford郊外にある
「St.Mary the Virgin」Iffleyに到着。 -
入口にあるゲートを開けるときはいつもドキドキしながら押してみる。ドアが開いて迎えいれてくれたら、その後はハッピーな気分になる瞬間。
アプローチを歩いている。 -
古めかしい教会の姿にワクワクして進んでいく。
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教会北側
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北側の扉口
柱頭彫刻も簡単なもの。 -
西側正面へ回る。
中央の丸窓がひと際目立っている。
オクルスまたは神の目と呼ばれる。 -
村の人々によって大切に守られてきたような教会。
1066年にノルマンディー公ギョーム二世がイングランドを征服。以来ノルマン人による支配が続いた。この教会を建てたロベール・ドゥ・サンレミとその家族も12世紀にノルマンディーからイングランドに移住してきた。
聖母マリア教会は後の時代に多くのノルマン教会が改築されていくが、創建当時のシンプルな建築をそのままに伝えている。 -
両脇に見られるブラインドアーチは、ノルマンディーの教会で良く見られるようだ。
-
内側から4列のジグザク模様(Chevron)アーチ
2列のビークヘッド(Beakheads)
一番外側は象徴的な彫刻が施された彫刻で飾られている。 -
ジグザグ模様は豊かさと奥行を表現するためノルマン建築でよく見られるものだそう。(一番内側)
一番外側のアーチには、水瓶座、魚座、乙女座などの星座や
四福音書記者の象徴などがみられる。(天使=マタイ、有翼の獅子=マルコ、有翼の雄牛=ルカ、鷲=ヨハネ) -
中央部から
四福音書記者のシンボル
有翼の雄牛(ルカ)
有翼の獅子(マルコ)
有翼の鷲(ヨハネ)らしき姿が見える。 -
ビークヘッドは獅子の頭と鷲の嘴を図案化し、力とキリストの勝利を象徴しているのではないかと言われているそう。
-
ここで一旦堂内へ。
12世紀のものと言われている洗礼盤。
ベルギーのトゥルネー産の黒大理石だそう。 -
洗礼スペースにあるステンドグラス
-
同上
ステンドグラス -
天井はかなり高く
側廊はない。
12世紀の教区教会としては一般的なものだそうだが
その後もチャペルや側廊が増設されることがないまま、現在に至っているようだ。 -
堂内には各区間を区切るようにアーチが二つある。
手前アーチは身廊と塔のあるスペースとの間に、
奥の第二のアーチは、塔のあるスペースと聖歌隊席スペースの間に作られ、この二つのアーチで塔を支えている。 -
身廊部分にあったステンドグラス?
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身廊から入口方向を見て。
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内陣の手前、聖歌隊席部分天井の要石、
彫られているのは竜と獅子だそう。 -
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聖歌隊席があるスペースの四隅にある飾り柱。
花や鳥が彫られている。 -
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内陣部分は13世紀初期に増設されたものらしい。
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内陣北側の壁に掛けられていた「神の子羊」の彫刻。
13世紀のもののようだ。
もともとは境内南の大きなイチイの木のそばにたっている十字架の一部だったようだ。1858年に取り換えられたそうだが、行方不明となっていたのが、1960年代になって教区司教館の庭に埋められたいたのが発見されたそうだ。 -
再び外部へと出て、
南側へ。
南扉口は、他の扉口と比べても素晴らしい彫刻で飾られているので、石工の親方自らが作ったものではないか、と言われているようだ。 -
南側扉口
-
アーチ部分にはジグザグ模様が彫られている。
西側扉口にあったようなビーグヘッドは見られない。 -
左側の二本ある柱の内側柱頭には
ケンタウロス -
右側、首と尾の長い動物も面白い
-
内側アーチ部分、左側、花や人物の顔など
-
右側二本ある柱の内側柱頭
戦うノルマン騎士とサムソン -
アーチ部分、右側
-
見上げてみると
塔の上部にも何か彫刻が。
どうやら四福音書記者の像があるようだ。
左はじにはエンジェルが。
中央奇妙な動物(魚?)の口からは雨どいが出ている。 -
獅子の像の下に「MARK 」マルコとの文字が。
-
雄牛の像には「LUK 」ルカと。
-
エンジェル?
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鷲の像の下には「JOHN」ヨハネ。
-
右はじの像の下には「MATTHEW」マタイ像
そして面白いのは鬼?悪魔が口を大きく開き
両側から手が伸びてきて口を開けている像。 -
悪魔の隣の天使像
「HAIL MARY」と書かれていて
聖母マリアを祝福しているようだ。 -
こじんまりとしているけれど、何となく落ち着ける、佇まいの良い教会だったね、と二人であとにした。
-
-
目的地は
Bourton-On-The-Waterの
Upper Slaughterを目指してカーナビを
セット。 -
写真ではすでに田舎道に入ってしまっているが、幹線道路を走っているときに驚くような体験をした。
3車線ある幹線道路でカーナビが右折を指示。その指示のままに右側車線に寄って、当然ウィンカーを点滅していたその時、突然シートベルトにぎゅっと強く締め付けられた。
しばらくたって、その締め付けからは開放。二人ともに何が起こったのかしばらくはわからずにいた。
徐々にわかってきたのは・・・恐らく後続車が接近してきて、そのスピードから、もしかしたら追突される!とカーナビが察知して、シートベルトを締め付けて二人を守ってくれたのかもしれない、と想像したのです。
借りていたVolvoには、Rear Collision Warningという機能があったらしい・・・
何事も起こることなく、その後も旅を続けることが出来たことには、ただただ(旅の)神さまに感謝しかありません。 -
その後は、このようなのんびりとした田舎道を
走っていたのです。 -
-
-
当日の宿
マナーハウスの「Lord of the Manor」に到着。
ホッと安心する瞬間。
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この旅行記へのコメント (4)
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- しにあの旅人さん 2025/10/27 16:31:39
- ドライブ
- 2017年にイギリスに行った時、エジンバラあたりではとろい、言い換えると丁寧な運転の車が多くて、これなら運転できると思いました。
そこでスコットランドの北辺、北海沿いのドライブをたくらみました。友人のスコットランド人に相談したら、あんなところは人が行くところではないと言われて、諦めたことがあります。
まったいらですね。さすが北海沿岸からドーバー海峡まで、飛行機が離陸しないで行けると言われるだけのことはあります。
車も少ないみたいだし、快適なドライブで、ようござんした。
これに味をしめて、もう一度ということになるのではないですか。
私はもう外国での運転はしません。国内もそろそろかなと思っています。
12世紀の建物にしては、保存状態がいい。おそらく何度も修復を重ねているのでしょうね。イギリス人は古いものを保存することに執念を燃やしているみたいです。
ステンドグラスは新しいような感じがします。オリジナルのままでしょうか。
手を加えつつ、とにかく次の世代に引き継いでゆくという考えでしょう。
伝統は伝統だから尊いのであって、それを引き継ぐべきかどうかは、当代の人間が考えることではない、と思っているのでしょう。
同感です。
- mistralさん からの返信 2025/10/28 13:22:13
- RE: ドライブ
- しにあの旅人さん
いつもコメントをいただきまして有難うございます。
> 2017年にイギリスに行った時、エジンバラあたりではとろい、言い換えると丁寧な運転の車が多くて、これなら運転できると思いました。
2017年といいますとそれほど前のことではないですね。
今回エジンバラをレンタカーで走ったわけではないので、なんとも言えませんが。。。
今回ドライバーの夫が、ずっと言っていましたのは、イギリス人は随分運転が乱暴、自分のことしか考えていないみたいだ、ということでした。
それで、あまり、とろい、という印象を持てませんでした。
今回の旅行記で書きましたが、コッツウォルズへ向かい始めたころ、幹線道路で右折しようと止まっていたとき、後ろからすごいスピードで迫ってきていた車に追突されかかりました。
恐らく直前まで、右折車の存在に気がつかなかったのかもしれません。
後でそのことが分かって、随分あとから怖い想いをしました。
又、ラウンドアバウトでは当然なことではありますが、先に入って回っている車が優先されますが、それらの車たちはこれみよがしに、後から入ろうとする車に注意を払おうともしませんでした。それは、これまで多く走ってきていたフランスでのラウンドアバウトとは大きな違いがあったようです。フランスでは他者に対して、もっと寛容(やさしい)だったような気がしたようです。
> 車も少ないみたいだし、快適なドライブで、ようござんした。
> これに味をしめて、もう一度ということになるのではないですか。
郊外にでたら、それはもう田舎道のドライブですし、良かったと思います。
それでも走り出しや、都会に入ってくると、いつもながら緊張します。
年と共に、集中力、判断力、瞬発力などなどはどんどん衰えてきていますから、今回でやはりやめ時かと思っています。
> 私はもう外国での運転はしません。国内もそろそろかなと思っています。
国内でも、そろそろお車はおやめになるんですか。
取材ドライブ旅行には不便になってしまいますね。
それでも、勝手にフェスティバル、のような滞在型の旅も楽しそうで良いですね。
> 12世紀の建物にしては、保存状態がいい。おそらく何度も修復を重ねているのでしょうね。イギリス人は古いものを保存することに執念を燃やしているみたいです。
> ステンドグラスは新しいような感じがします。オリジナルのままでしょうか。
> 手を加えつつ、とにかく次の世代に引き継いでゆくという考えでしょう。
ロマネスク様式の教会堂は、その後、ゴシック様式全盛の時代になると、大体の建物は取り壊されて建て直されました。ただ、今回のような田舎にある教会は(資金の関係などで)建て替えられることもないまま、そのままで使い続けられました。それで今に残っているわけですが、そんな教会堂の素晴らしさに価値をみいだして、(私のような一部の物好きが)見学に行ったりするわけです。
私にとっては天まで届こうとするように聳え立つゴシックも、ごてごてと飾り立てられたようなバロックも、あまり面白味にかけてしまっています。
ステンドグラスがオリジナルなものか・・・
パリのサントシャペル礼拝堂は13世紀のステンドグラスが今に残っているようですので、もしかしたらここでも、12世紀のものでもそのまま残っているのかもしれません。ただオリジナルのものはどこかの博物館に保存されて、いま見ているものはそのコピーかもしれません。
また1995年に、全面的な修復を受けたそうです。それまで一部改装されていたものを本来のロマネスク様式の姿に戻されたとありました。
そのせいで(おかげで)彫刻群はくっきりと綺麗な姿で見ることができました。
mistral
-
- 川岸 町子さん 2025/10/24 19:47:33
- 不思議なこと
- mistralさん、おばんでした。
ドキドキしながら読みました。
不思議な体験が突然起こって、どれほど驚かれたことかと。
私でさえ言葉になりませんので、mistralさんご夫妻は、どれほど動揺なさったのでしょう。
装備のあるレンタカーをお選びで、本当に良かった良かった!
ご家族が、日本からシートベルトをぎゅっと押さえて、無事に帰ってきてね、と守っておられたのかもしれませんね(*^^*)
ご主人さまは今回のお出かけに備えて準備なさり、ご無事に楽しまれるお出かけになり、ほっとなさいましたね。
このような体験談を旅行記でお伝えになると、今後レンタカーを利用する方にとても参考になると思います。
私は今、インフルエンザワクチン接種のクリニックです。
どうぞ、ご自愛下さい、
町子
- mistralさん からの返信 2025/10/25 18:42:16
- RE: 不思議なこと
- 町子さん
コメントをありがとうございました。
ついつい起こったことを書いてしまいますよね。
この旅行記は自分自身の記憶のために、ロマネスクの教会堂を記録しておこうと思い
主に彫刻などについてチカラが入ってしまっていましたので、終わり近くになってからの
告白でした。
> ドキドキしながら読みました。
> 不思議な体験が突然起こって、どれほど驚かれたことかと。
> 私でさえ言葉になりませんので、mistralさんご夫妻は、どれほど動揺なさったのでしょう。
今でも、その時のことを思い出すと、やはりドキドキします。
何事も起こらずに良かった、とただただ思います。
レンタカーの車種を決める際には、そんな機能まではチェックしていませんでした。
たまたま後で調べたら、そんな機能が作動したんだ、と思えました。
日本の車でその機能を備えている車があるのかしら、と。
私の乗っている車も、比較的新しくて頑丈とされていますが、そこまでは備わっていないようでした。
> 装備のあるレンタカーをお選びで、本当に良かった良かった!
> ご家族が、日本からシートベルトをぎゅっと押さえて、無事に帰ってきてね、と守っておられたのかもしれませんね(*^^*)
もしかしたら、そうなのかも!
> ご主人さまは今回のお出かけに備えて準備なさり、ご無事に楽しまれるお出かけになり、ほっとなさいましたね。
ところが夫が国際運転免許をとっていたのは、今年の5月にアメリカに行ったんですが、その時の為でした。たまたままだその免許証が有効期間内だったからでした。
> このような体験談を旅行記でお伝えになると、今後レンタカーを利用する方にとても参考になると思います。
町子さんも時々、旅行の予約サイトなどでの出来事などを告白されていますが、そんな記事も
やはり読者としましたら、とっても参考になっています。
> 私は今、インフルエンザワクチン接種のクリニックです。
すでにそんな時期になってしまいましたね。
お互いに注意致しましょう。
mistral
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