ヴァチカン（１）サンピエトロ大聖堂

2025/08/03 - 2025/08/04

ヴェネチアからローマへ。イタリア鉄道の車両に乗れる。鉄道ファンの自分にとってヨーロッパは移動も楽しい。ローマの最初はヴァチカンへ。いろいろ計画時は悩んだけれど、最初の３泊はヴァチカンから動かない！と決めたのでした。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

これでローマに向かいます。２号車ビジネスクラス。サイレントルーム２人用対面シートを予約したので慌てることもなく乗車。ところが、隣の４人シートの家族の荷物が尋常じゃない。４人で特大スーツケース２、大２、中４、個人用デイバッグ４、奥さんバッグ１、置く所が無くて無理矢理棚に上げようとしたり足下に入れようとしたり。無理と分かると旦那さんが空いていると思ったシートに置いたり(当然乗ってくる）･･･。もうめちゃくちゃ。結局スーツケース置き場に縦列駐車みたいにしていた。その間、奥さんはシートに座って全く動かない。すごいね。

１０：２６わーわー言っている間に出発。

ビジネスクラスは、お茶と軽食と水を出してくれた。

１４：２６ローマテルミニ駅着。４時間なんてあっという間。隣の家族は荷物を下ろすのにわーわー言っていた。そりゃそうだよね。荷物多過ぎ。よって、私たち夫婦は反対のドアから出たのでした。

地下鉄に乗ってヴァチカンを目指します。地下鉄の切符売り場。これは新しい機械で１回券が買えずに２回券からのみ。きっと乗るから２回券を買っておいていいよねと購入。これが後でとんでもないことにつながっていくことになりました。

泊まった宿は、ヴァチカンの城壁が見えるビルの３階(日本の４階）。いわゆるホテルでは無く部屋貸しタイプ。そのため部屋の鍵を手に入れるまでが結構大変。リアルＲＰＧをやっているみたいで、部屋の鍵を手に入れたとき思わず「ヤッター」と叫んでしまいました。

とても清潔な部屋な上にサンピエトロ大聖堂へ向かう巡礼団の音楽が聞こえる窓があり、とてもいい部屋でした。ＲＰＧを楽しめる人にはいい宿です。名前は、Domus Porta Angelica

まずセルフクリーニングへ。が、ここには係員がいてこちらの希望を聞いて機械を動かしてくれました。とても親切。待つ場所がないのが玉に瑕。

１８：３５ちょっと早いけど夕食。Amalfiという名のレストラン。

ラザニア

カルボナーラ

海鮮スパゲッティ　とてもおいしい。

最後にティラミス。お皿に切り分けた物が来ると思ったら瓶詰めが来た。これとてもおいしかった。

全部で８０ユーロ支払った。本当は７７ユーロ(これにチップ代が入っている）だったんだけど、後いくらくれる？みたいなことをキャッシャーで言われて３ユーロ足して支払った。後にも先にもチップを言われたのはここだけだった。(今はみんな支払いに含まれているから）

４日。いよいよサンピエトロ大聖堂の日。

その前に朝食。いわゆるホテルではないので朝食は下にあるレストランで食べる。
ひどいのは料理では無く時間。８時からと言われていたので８時に行ったらまだ準備中で８時半まで待たされた。まあ周りの景色が見られたからいいけれど。

今回の旅行で最も質素。それでも、挟んであったマスカルポーネチーズがモチモチしていておいしかった。

サンピエトロ大聖堂のドームに登るチケットを購入したので、予約した１１時の９０分前に来なさいと言われたので９時半に入り口に到着。すごい数の人が並んでいるけれど、予約しているのでするすると前に進んで入場。

するする進む列の中に巡礼団がたくさんいて興奮気味。こういう団体がいることを全く知らなかったので新鮮だった。さすが総本山。
これはポルトガルからの巡礼団。

列に従ってするする進んでいったら地下に入れられて歴代の教皇の棺なんかを見た。

人がたくさんいるからいいけれど、よく見ると地下迷宮みたいでぞわぞわした。

狭いらせん階段を上がったら

ドーン

もういろいろ凄過ぎちゃって、いったいどれだけ金が集まってきているんだと素直に感動できなかった。

この写真分かりますかね。骸骨が下にいる。

時間ちょっと前にドームの入り口に行ったらすぐ入れてくれた。
エレベータに乗ってスーッと屋上へ。
表題の写真の場所へ出た。
なあんだ簡単じゃんと振り返ったら

ドームはまだ先だった･･･

ドームの下に到着して中に入ってみたら･･･

下から見上げていた場所が見えた。大きい丸い部分に今いる。

ドームの天井がこんなに近くに見える。
真ん中の○の外側まで行くらしい。

ひたすらグルグル階段を上がる。登るほど階段が急になっていった。

最後はヒーヒー言いながら外に出た！

あっ、貨車が止まっている。貨物駅があるんだなあ。

晴れていて良かったなあ。

明日行くヴァチカン美術館だ！

うおお、すごい！前庭が見える。

１時間ぐらいいて、反対のグルグルを回ってからエレベーターで下に降りてきたのでした。あんな高い所まで行ったんだなあ。ドーム付き入場券にして良かった。

大聖堂の見学を終えて外に出たらヴァチカンを守るスイスの兵士が門番をしていた。キラキラな服装が素敵だった。（が、実際の戦闘では一番先に打たれてしまう色合いだと思った。）大聖堂の装飾の一部なのだろうなあ。

博物館ショップでハガキを買ってヴァチカン郵便局から手紙を出した。が、１か月経つけれどまだ到着しない･･･。今時船便なのか？

ヴァチカンのポスト

追記：11月11日
ようやくヴァチカンよりポストカードが届いた。

なんと３か月もかかった。
自分でエアメールと書かなかったからいけなかったのだろうか？
それでも、切手代に?2.45も払ったのだから航空便でしょう普通･･･。
これ絶対船便で来たなあ。まあ届いただけましなのかもね。

行かれて手紙を書く方は、エアメールと書きましょう。(笑）

裏はこれを選びました。

１４：２０ヘロヘロになって大聖堂を出た。
その後、人気のジェラート店へ行った。

こんなに人気があってたくさんの外国人が来ているのに、店員さんはイタリア語しか話せなかった。まあイタリアの店なんだから当たり前なのかもしれないけれど･･･。

で、全く通じないままワッフルを選んだら、一番値段が高かった(７ユーロ）ようで、あれとこれとジェラートを選んでもまだ何か言っている？　もう一つかな？ともう一つジェラート。でも、まだ何か言っている？　
？？としていたら、お兄さんが勝手に生クリームと小さいコーンの中にチョコをドボドボと入れて渡してくれた。

すごい量で腹が一杯になってしまった。

それなのに宿に戻ると外に出られなくなりそうなので、そのまま夕食へ。
AI BALESTRARIという店。

マッシュルームのピザ
お腹いっぱいでこれ２切れ持ち帰りした。

ズッキーニの花のフライ
ふむふむ

トリッパ(牛のハチノスの煮込み）
まあまあの味。

古いイタリア映画の俳優たちのポスターが貼ってあった。

こうして２日目が終わっていったのでした。