2025/06/22 - 2025/06/22
1372位(同エリア2726件中)
ちゃんさん
1泊2日の北海道の旅の2日目。
ニッカ夜市蒸留所では、無料試飲に飽き足らず、テイスティングバーで有料試飲まで楽しんだ。さらに小樽へ移動、ドイツのマイクロブリュワリーのようなビアバーで、立て続けに3杯注入。味とともに、雰囲気にも酔いしれた贅沢な「はしご」になった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ニッカミュージアムは、ガイドツアーのコースに入っていない。逆にガイドツアーを予約できなかった時も、自由に見学できる施設だ。
ニッカウヰスキー余市蒸溜所 名所・史跡
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ブレンダー室を再現した「ブレンダーズ・ラボ」。本物のブレンダー室は余市ではなく、千葉県柏市にあるというのは意外だ。
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その奥にはお待ちかね、有料のテイスティングバーがある。ずらり並ぶウイスキーにうっとり。余市のキーモルト3種飲み比べをオーダーしてみた。
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それぞれを言葉で表現できるほどの舌と語彙は持ち合わせていないが、3種類の個性ははっきりと感じる。違いを言葉で楽しめるようになると、また面白い世界だろう。
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ウイスキーが似合う大人になりたいと、就職したばかりの頃から思ってきたが、飲み散らかしてばかりの20年だった。
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ガイドツアーの試飲も合わせれば、結構な量を飲んでしまった。いい酒なので、気持ちのいい酔い方ではある。フワリフワリ、半分は夢見心地。
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創業者・竹鶴政孝の生涯を追う「竹鶴イズム」を、ぼんやりと追う。NHKの連ドラ「マッサン」は、かなり史実に基づいた物語だったことは分かった。
個人的には、信念を曲げ、3級のウイスキーを製品化したエピソードが強く印象に残っている。僕自身を頑固な性格と自認しているからこそ、しなやかさで自身を救ったエピソードは忘れずにいたい。 -
ガイドツアー終了後も、ガイドツアー参加者でなければ入られない工場エリアへの再入場は可能。ゆっくりと工場内を再履修できるのも、ツアー参加の特権だ。
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1時間、列車を遅らせてよかった。40代後半に向け、ウイスキーの似合う大人に、今度こそなれるかもしれない。
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少し時間が残ったので、余市蒸留所の裏手にある宇宙記念館に足を向けた。
余市宇宙記念館スペース童夢 美術館・博物館
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余市は日本人初の宇宙飛行士・毛利衛氏の出身地。生まれてずっと鉄道が趣味だった僕だけど、TBSの秋山宇宙特派員に続く日本人の宇宙進出は、趣味の対象が変わるのではないかと思ったほど、衝撃的な出来事だった。
あの時から本気で宇宙飛行士を目指していたら、今ごろどんな人生だったんだろう。 -
展示物から、小学生の頃の興奮が蘇ってくる。
日本人の宇宙への挑戦は今も続き、現在は大西卓也氏が国際宇宙ステーションに滞在中。スタッフさんから大西氏のTwitter(現X)が面白いと教えてもらい、その場でフォロー。以来、また宇宙がぐっと身近になった。 -
入場券がなくても入られる土産屋には、部屋全体が斜めに傾いた「錯覚の部屋」があり、軽い気持ちで入ってみたら、てきめんに酔ってしまった。嬉野の忍者村で同種の施設に入った時には、それほどのダメージではなかったのだが。
乗り物酔いには強い方という自覚はあるが、宇宙に行くには耐性が不足らしい。ウイスキーの酔いが影響したのかは、定かではない。 -
すっかり余市での時間を満喫。予定より1時間遅れの、13時43分の列車で余市を離れた。2両編成にも関わらず満席で、デッキに立つ。
余市駅 駅
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余市~小樽間も、新幹線開業時には廃止対象になっている区間。
しかし今も輸送密度は今も2千人以上あり、バス運転士の人手不足の中、代替輸送は本当に可能なのか? と問題になっている。JR函館本線 乗り物
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今日の現状を見ている限りは、鉄路として残せるものなら残した方がベターとは思う。
そう簡単ではないことは重々承知。新幹線の延期で考える時間はできたが、その間にも世情は刻々と変わっていくだろう。 -
14時09分、小樽駅に到着。余市駅に賑わいを感じたが、小樽は比較にならない。純然たる札幌都市圏であり、JR北海道の経営を支える屋台骨だ。
小樽駅舎そのものは戦前のモダンな建築物だが、自動改札が並び、ICカードが使え、「エキナカ」の店が並ぶ都会の駅に他ならない。JR小樽駅 駅
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そして賑わいの中心は日本人だが、あちこちから外国語が聞こえてくる。福岡のように、韓国人が大部分というわけでもない。中国人を筆頭に、欧米系の人々も見かける。
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港町に惹かれる僕にとって、小樽も好きな街の一つ。海運業、金融業などで栄えた街には、多様なレトロ建築が並ぶ。過去の栄華だけでなく、今も活用されているのもよい。
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そんな町を貫通する、単線の線路にも注目。北海道の鉄道発祥の路線である、旧手宮線の廃線跡だ。1985年の廃止からもう40年になるのに、今も原型をよく留めている。
旧手宮線跡 名所・史跡
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散策路として活用されているので、「合法的」に立ち入れる貴重な線路だ。たくさんの観光客が、記念写真を撮っていた。線路のまま残していたからこその賑わいだ。
しかも写真を撮るほとんどの人が韓国人だったのは、意外だった。台湾人の琴線にも触れそうなシチュエーションだが、今のところ聞こえる掛け声は「ハナ、トゥル、セッ」が優勢だ。 -
小樽運河沿いの散策路も大好きなのだが、観光客でぎっしり埋まっていたのでパス。
小樽運河 名所・史跡
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海岸側の通りに入ると、港湾施設が並び、人通りはぐっと減った。通り全体の雰囲気にもう少し気を配れば、散策の観光客も自然に回遊しそうだが、こんな通りがあってもいい。
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その通り沿いにある、小樽ビールのビアパブ「小樽倉庫№1」の扉を叩いた。
小樽倉庫No.1 グルメ・レストラン
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古びた広い倉庫の空間に、どんと仕込み窯が鎮座する。取り囲むようにカウンタ―が並び、まるでドイツの醸造所にでも来たかのようだ。
多くの席に「予約席」の札があり、すわ門前払いかと思ったが、ほとんどは夕方以降の予約席。問題なく座れた。 -
レギュラーのビールは、ピルスナー、ドンケル、ヴァイスの3種類。それぞれにペアリングできる料理も分かりやすく提案されていて、ビールをよく分からなくても迷わない。
ビールはSサイズ550円、Mサイズ700円だが、Mでも500mlあるので、普通の居酒屋の生ビールより安いくらいだ。 -
まずはドイツパン「ブレツェル」と、ピルスナーでひとり乾杯。塩の効いたブレツェルと、すっきりしたピルスナーの味わいがよくマッチして、ペースが上がってしまう。
グラスにはきちんと、量を示すゲージが刻印されている。ドイツでは、これがなければ違法とさせるものだ。店ごとの曖昧な「大中小」がまかり通る日本でも、取り入れてほしい。 -
続いてドンケルと、ドイツソーセージの組み合わせを楽しむ。ビールのグラス(ジョッキ)は銘柄ごとに異なり、強いこだわりを感じだ。
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余市のウイスキーからの、ビール1リットルである。最後にヴァイスをSサイズにサイズダウンさせる冷静さは失わなかったが、ジャーマンポテトまで追加してしまい、正常な判断ではない。
しかし大満足だった。ビールの味もさることながら、手頃な値段と、何より雰囲気に酔いしれた。モバイルオーダーになり寂しくなったサッポロビール園より、小樽ビールよ! と熱弁していた母を思い出した。 -
ビールの醸造の様子は、勝手に館内を巡って楽しめる。2階に上がると、ビアホールの全容を見下ろすことができて、これだけでも海外旅行気分を味わえること請け合いだ。
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旅も終盤ということで、売店でお土産用の瓶ビールを仕入れた。これがまた300円台と手ごろ。ノンアルコールビールに至っては、瓶づめで140円という脅威の安さだ。
小樽ビールは、第一次地ビールブームの1995年創業。この頃創業した多くのブリュワリーが廃業する中、生き残っていることがおいしさの証だろう。末永く、頑張ってほしい。
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