2025/06/21 - 2025/06/21
369位(同エリア1116件中)
ちゃんさん
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
函館と旭川を結ぶ函館本線の真ん中、長万部~小樽間は、メインルートから外れた事実上のローカル線。北海道新幹線の札幌延伸の折には、「平行在来線」として廃止される計画になっている。
新幹線の開業が近づけば、お名残り乗車のファンで賑わうことは確実。今のうちに日常の「山線」に乗りたくて、福岡から小型ジェット機に乗って千歳へ向かった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JALグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回の旅行で確保できた自分の時間は、土日の2日間。めいっぱい北の大地を楽しもうとすれば、必然的に朝は早くなる。早朝5時半、久留米から福岡空港に向かう空港バスに乗った。
コロナ禍を経て乗客が戻るに見えた空港バスだが、今度は人手不足の波で苦境に立たされている。久留米からの空港バスも、コロナ前までは30分間隔だったものが、今は1時間間隔だ。 -
それでも7時の滑走路オープンに向けた時間帯のバスは盛況で、久留米インターを出る頃にはほぼ満席になった。昨年5時台のバスが増発されたばかりで、需要は堅い。
引換えに夜間の便が減便されてしまったのは、ちょっと不便。今回の旅でも、帰りの時間にバスはない。疲れた帰路こそ、高速バスのリクライニングシートに身をゆだねたいのだが。久留米シティプラザ 名所・史跡
-
うとうとすること1時間で、福岡空港に到着した。JALマイル利用の特典航空券を予約していただが、FDA(フジドリームエアラインズ)運航のコードシェア便のため、1階の小さなカウンタ―に向かった。
自動チェックイン機もあったが、特典航空券には対応していないのか、存在しない予約と扱われてしまい、ちょっとすねる。福岡空港 空港
-
今回の航空券は、昨年(2024年)の8月に予約したもの。JALグループのJ-AIR運航便だった。それが今年の1月、時刻はそのままFDAになると通知されてびっくり仰天。
FDAには乗ったことがないし、いい経験になるとポジティブに捉えてはいたのだが。 -
2階の手荷物検査場に上がると、各検査場に5~6人の列ができていた。一昨年(2023年)の12月に同時刻のJ-AIR便に乗った時は、もっと長い列だったと記憶している。検査レーンの機械が変わっていて、数人を一気にさばけるようになった効果は大きそうだ。
案内に当たる西日本警備の係員が、外国人の技能実習生だったのも驚いた。検査は正社員が担当していて、責任を負わない部分で実習しているらしい。日本の技術を学ぶ、制度の本旨に沿った職種と思う。本国での保安技能が高まれば、日本の安全にも寄与できる。 -
スムーズに検査が終わり、カードラウンジで少しくつろぐ余裕ができた。福岡空港のカードラウンジは、滑走路に突き出た島状の部分にあり、飛行機を眺めるにはすこぶる良い。
しかもフリーのソフトドリンクか、缶ビール1本を選ぶことができるのもユニーク。空の旅の恐怖をまぎらさすため、ここで「一番搾り」を飲み干すのが、僕にとっての儀式である。朝食にサンドとスープのセット(680円)も頂き、胃へのダメージを緩和した。ラウンジTIME/サウス 空港ラウンジ
-
缶ビールを半分空ける頃に7時を迎え、滑走路の1日がはじまった。初便は着陸便、しかも韓国の済州航空だったことに意表を突かれる。
調べてみると、仁川を5時35分に出発して、7時5分に到着するなんて便があるようだ。そのまま出勤も夢ではない? -
搭乗時刻が近づいたので、7時20分過ぎに、真下のバスランプに向かった。待ち構えていた、普通の西鉄路線バスに乗車。日常の足として西鉄バスに親しんでいる福岡県人としては、旅の高揚感が醒める瞬間ではある。
乗りなれたバスから見える景色は、滑走路と巨大な飛行機。急に旅気分が戻る、このギャップが悪くない。 -
タラップを登り、機内へ。2+2列の4列座席が展開して、まるでバスのようだ。席はゆったりしていてテーブルも広く、居住性はかえって良いくらい。
J-AIRの頃も同型機の運航で、3時間に迫るフライトを快適に過ごせたことを思い出す。 -
ほぼ満席になり、テイクオフ。今日は南側に飛び立ち、久留米の街を見下ろしながら旋回して、北へ進路を取った。眼下の街では、ぼちぼち我が子が起き出して来た頃か。行ってきますと、心の中で声を掛ける。
-
水平飛行に移ったところで、機内サービスがはじまった。FDAはLCCではないので、飲み物の提供は期待していたが、クロワッサンまで配られたのは嬉しい想定外。早朝便限定のサービスで、就航地の一つである小牧市の会社のものだとか。
気圧の影響で袋がパンパンになっていて、FDAの早朝便に乗った人はもれなく、パンパンのパンというワードが頭をよぎることになる。 -
飲み物はコーヒー、ジュース、スープに加え、日本茶があるのは静岡本社の会社らしい。クロワッサンに合うかはおいておいて、選んでみた。
しっかり濃い静岡茶は、クロワッサンとの組み合わせも悪くないように感じた。 -
エンタメサービスはなく、機内誌を一通り読んでしまえば手持無沙汰。寝不足を補うべく、アイマスクを付けウトウトしていたら、早くも降下がはじまった。飛行時間は2時間10分、東京便+α程度の感覚だ。
雲の切れ間から見えてきた大地には、広大な畑地が広がる。日本の食を支える、一大生産地だ。 -
そして住宅街にしても、内地のそれに比べてゆとりがある。北海道に来たことを、空から実感する。
旅の時間が取れなくなり、北海道旅行なんてしばらく無理だと思っていたのに、今回はこの2年で2度目の北海道。往路の早朝便と、復路の夜便を設定してくれたJ-AIRには、感謝しきれない。FDAに変わったけど、長く続いてくれますように。 -
福岡空港を見慣れた身には、超巨大な新千歳空港へ定刻に着陸。J-AIRの頃はバス連絡だったが、今回は直接ターミナルに着けられ、ありがたい。1泊2日の身軽な旅人には預け荷物もなく、あっという間に自由の身になれた。
新千歳空港 空港
-
10時10分には新千歳空港駅へ。飛行機の遅れを見込んで余裕あるスケジュールにしていたので、1時間ほど持ち時間がある。そこで、いつも空港を使うだけの街・千歳の「街の中心」に行ってみることにした。
新千歳空港駅 駅
-
札幌方面の快速エアポートは、1時間に6本運行。昨春(2024年)に増発され、それでも席がいっぱいだ。苦境のJR北海道にあって、唯一と言っていい稼ぎ頭でもある。
快速エアポート 乗り物
-
本線との接続駅・南千歳の次が、千歳駅。高架のホームには、札幌方面に向かう人で長蛇の列ができていたが、席はほとんど残っていない。
これまで比較的空いていた普通電車も、区間快速としてエアポートに組み込まれてしまったので、混雑から逃げられず不満に思っている人は多そう。千歳駅(北海道) 駅
-
駅前にはバスロータリーがあり、頻繁にバスが出入りする様子は、私鉄の駅前風景を思わせる。
ハイブリッドバスは紺一色で、ゼロカーボンシティ千歳のロゴが入っていた。運行会社の「中央バス」の字もあり、公有民営のバスなのだろうか。北海道中央バス 乗り物
-
駅前から通りがまっすぐ伸び、電柱もなくすっきりした街並み。ビジネスホテルが並んでいて、来訪者が多いことを物語る。北海道らしく、街路は碁盤の目状。
-
中心部には「グリーンベルト」が貫いていた。札幌の大通公園に当たる公園で、計画都市らしい。「本の巣箱」なる本の無人貸し出しポストがあり、文化の香りもする。
グリーンベルト 公園・植物園
-
グリーンベルト沿いに、大きくコダックの看板を掲げたビルがあったのは驚いた。フィルムカメラに親しんだ学生時代には、たまにお世話になったことを思い出す。写真館としては現役のようだが、高所の看板をつくりかえる余裕まではないということか。
-
グリーンベルトを南東に歩いて行くと、千歳川にぶつかって、ここで終わるかに見える。しかし橋がないまま、対岸にも直線状に続いているのが面白い。防火が目的の広場であり、グリーンベルトの両端まで行き来できることは重要ではないのである。
-
駆け足の千歳散歩。最後はイオンに寄った。お昼時は特急車内で過ごすことになるので、なにか北海道らしい昼食を手に入れたかったのだ。
ちょうどお寿司の陳列をしていたパートさんに、道内産かと訪ねてみれば、サーモンやマグロは外国産だが、その他は北海道産のはず…と歯切れの悪い答え。わざわざ他地域から持ってきた魚でもなかろうと、勢いで手に取り、ワオンをタッチした。つづく。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
函館本線「山線」の旅
-
JALのはずがFDAで千歳へ&千歳市街地を1時間散歩【函館本線「山線」の旅その1】
2025/06/21~
千歳・新千歳空港
-
北の特急「北斗」の走りを堪能&長万部から山線へ【函館本線「山線」の旅その2】
2025/06/21~
ニセコ
-
新幹線を待つ倶知安を歩き、比羅夫の「駅の宿」へ【函館本線「山線」の旅その3】
2025/06/21~
比羅夫(ひらふ)
-
始発の音が目覚し時計&北のウイスキーの世界へ【函館本線「山線」の旅その4】
2025/06/22~
余市
-
余市でテイスティング6杯&小樽でビール3杯【函館本線「山線」の旅その5】
2025/06/22~
小樽
-
小樽から久留米へは、乗り換え2回【函館本線「山線」の旅その6】
2025/06/22~
小樽
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
千歳・新千歳空港(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 函館本線「山線」の旅
0
24