ストラスブール美術館

2025/07/20 - 2025/07/20

ストラスブール大聖堂から美術館へ。アルザス最後のビールはクローネンブルク！

エリア ストラスブール(フランス)

ストラスブールの最終日。
今日はゆったりと朝食を取る。ホテルの3階にある小ぢんまりとした朝食会場へ。

フランスという事で、おしゃれにクロワッサンとカフェオレか？と期待していたが、ドイツとあまり変わらないメニュー。

たっぷりと食べて、今日のストラスブール散策に備える。

ホテルをチェックアウトしてから、いざストラスブールの旧市街へ。
イル川沿いを歩き、ボン・クベールの橋へ。

まだ朝早いため、川沿いに流れる風が爽やか。
プチフランスに向かって歩く。

壁にはわせた満開のバラを思わずパチリ。

川に映り込む美しい建物を見ながら歩き、

プチフランスに到着。

まだ人も少なく、プチフランスの景色を独り占め！

広場にはビールを飲み干すお嬢さん。

川沿いに咲く花がきれい。

静かな雰囲気のプチフランスを歩く。

ずらりと並ぶ木組みの家に圧倒される。

川辺の景色も見事です！

広場の一角には、あの有名なお祭りにフランス語の定冠詞がついたビアパブ！
ホフブロイやパウラナーの看板を見て喜ぶ。

川の景色を見ながら大聖堂に向かって歩く。

川には優雅に泳ぐ白鳥の親子。

晴天の中、美しい景色が広がる。

川沿いにあるレストランも絵になる。

さて、イル川から旧市街の通りに入る。

カフェのテラス席が絵になる。

店を覗くとカラフルなマカロンが美味しそう！

テラス席でゆっくり時間を過ごすのが好きなんでしょうね～。

トラムを横目に見ながら、

大聖堂に向かって歩く。

パン屋さんの看板がかわいい！

大聖堂の前にあるグーテンベルグ広場。

メリーゴーランドを見ながら歩くと、

大聖堂が見えてくる。
お土産屋さんに並ぶワンコの看板。
我が家の愛犬、ウェルシュコーギーはなかったけど、昨日行ったリボーヴィレで購入済！

迫力満点の大聖堂へ行き、

まずは展望台へ登る。
ストラスブールシティカードを見せてチケットを買ってから、

ひたすら階段を登る。

ロアン宮殿を眼下にして

息をきらして階段をひたすら登ると…

疲れも吹き飛ぶ展望台の景色。

展望台から見るストラスブールの街並みがすごい！

展望台をぐるりと一周する。

街並みが美しい。

このカーブがいいんだよね～。

展望台の広場をまわって

塔の中に入る。
工事中の様子を見ながら下に降りる階段へ。

行きは良かったが、帰りの階段は足元が見えて中々に怖い。
でも景色は最高。写真を撮りながら下に降りる。

教会の入り口には行列ができていたが、少し待ってから教会に入る。
見事なステンドグラス。

そこいらの教会とはちょっと違う。

特に信仰心はないが、この景色を見ると背筋が伸びる。

少し歩くと天文時計。

当時は権威の象徴だったんでしょうね。

時計の両脇にはかわいい天使たち。

上には獅子が鎮座。

時計の両脇にはアポロとディアナ。

月の女神ディアナがやけにリアル！

からくり時計は12時からとの事で動くさまは見られなかったが、素敵なんでしょうね。

天文時計を後に大聖堂に戻る。
豪華絢爛なステンドグラス。

美しいだけでなく、ありがたいお話が描かれているんでしょうね。

見事な大聖堂を後にしてイル川の方面に出る。

目的はロアン宮殿。

ロアン宮殿側から見る大聖堂も見事。
あの塔まで登ったんだよな～。

という訳で、ロアン宮殿へ。
宮殿には装飾芸術博物館、ストラスブール美術館、歴史博物館の三つの博物館がある。装飾博物館と美術館の二つに入る。

まずは装飾芸術博物館。
博物館とは言いながら、豪華な宮殿の内部が見学できる。

こういった宮殿はヨーロッパではあちこちで見ることができるが、ここの宮殿は一味違うように思う。
少し豪華さは控えめだが、内装が洒落ている。

天蓋付きの豪華な寝室。

飾られた陶磁器もセンスがある。

図書室には賢者（？）の像が並んでいる。

図書室とは思えない豪華さ。

多くの本は知の象徴だったのでしょうね。

宮殿に続いて陶磁器の展示室。

食器も豪華さは控えめで実用的なのか？

ここにも天文時計が！
大聖堂の天文時計の前に設置されていたものだそう。

横には見事な天球儀。

これは天文時計のからくり。
大聖堂とは比較にならないシンプルさだが、すぐそばで見る事ができる。

天文時計の部屋を出ると銀器やガラスの食器類。

ここは書斎だったのでしょうか？

センスある陶磁器が並んでいる。

バラの描かれた食器も見事。

最後はナポレオンの控の間。

司教の控えの間には美しい装飾のストーブ。

見ごたえのある博物館だった。

続いてはストラスブール美術館。

知っている絵はボッティチェリくらいだったが、

妙に感性が高くなっていて、どの作品も興味深く鑑賞する。これもストラスブールの風土がなせる業か？

宮殿内の美術館だけあって建物もなかなか。

静物画もあったが、

やっぱり宗教画が主流。

でも、教養の無い自分が見ても楽しい絵画が並ぶ。

装飾博物館も良かったが、美術館も最高でした！

ストラスブール美術館を後に、大聖堂の方面へ。

宮殿側から見る大聖堂も素晴らしい。

さて、お腹が空いたので昼食とする。
店を探すのも手間なので、ガイドブックに載っているビストロへ向かう。

大聖堂から少し歩いて小路に入ると、

ル・クルーというワインレストラン。

中に入るとこじゃれたレストラン。
昼食には少し遅いのか、すぐに座ることができた。

とりあえずはビール。
待望のクローネンブルグ1664のブランシェ！
瓶ではあったが、さわやかな味わいで美味しい！！

せっかくだからと白ワインも。リボーヴィレで美味しかったピノ・グリを頼む。

料理は、フランスに来たからにはとフォアグラ。
それにアルザス名物のベックオフ。

ベックオフはやっぱりドイツ風で、肉じゃかのような趣き。

でも、やっぱりアルザス料理。ビールには合います！

食事を終え、トイレに行こうと2階へ行くが、有名人のサインらしき色紙が飾られている。どこでも同じだなと苦笑い。

ガイドブックも捨てたものじゃない。
フランス最後の食事を素敵な店で食べられて良かった。

レストランを出て小路を歩く。

先ほど食べたフォアグラの看板！

大聖堂に別れを告げてストラスブール駅方面に戻る。

途中の建物のテラスにはしゃれたオブジェ。

これはビールレストラン？
ビールを持つお姉さんがドイツっぽいが、後で調べると黒い森のビールだった。
でも、下に描かれているのはアルザスのメテオール！

歩いているとトリピエール通りでフリーマーケットをやっていた。

アンティークの食器などを見て回り、感じの良い指貫を購入。

これはっ！
大昔に使っていたオリンパスのOM2だ～！！
こんな所で出会えて嬉しい！（買わないけど…）

フリーマーケットを散策しながらイル川まで出る。

川沿いを歩いて、お土産を買おうと向かった先は、

クリスマスオーナメントのお店、ノエル・アン・アルザス。店内は撮影禁止だったが、中はクリスマス一色の飾りつけ。
レースの飾りなどを購入する。

続いて向かいにあるアルザス製品を扱うお店に入る。

カラフルなクグロフ型がかわいい。

あれこれ見せてもらって、アルザスっぽい食器を買って店を出る。

クローネンブルグの看板を見ながらストラスブール旧市街に別れを告げる。

最後に、何度かお世話になったパン屋さんでスイーツを。美味しいマカロンとサバランを食べて、もう心残りは無い！
ホテルで荷物を受け取って駅へ向かう。

なぜか満員の虎屋の電車（SWEG）に乗って、国境を越えたオッフェンブルグへ向かう。
あまりビールは飲めなかったが、アルザスは最高でした！！