聖地アンデックス修道院。いざビール巡礼の旅へ！

2025/07/13 - 2025/07/13

聖地アンデックス修道院へ向かう。
だが巡礼へと向かう道には受難が待ち受けていた…

エリア ミュンヘン(ドイツ)

今日は巡礼の地で有名なアンデックス修道院へ行く。
電車でTutzing駅まで行き、そこから修道院行きのバスに乗る旅程。
Tutzing行きの電車はフュッセン行きと同じく、北側の奥まったホームから。
日曜日のためか多くのハイキング客が電車を待っている。

しかし、、、
なかなか電車がやってこない。
DB（ドイツ鉄道）のアプリを確認するが、出発時間が着々と遅延している。。。
やっと電車が到着してTutzing駅へ向かう。

Tutzing駅での乗り換え時間は10分程度だが、電車が出発してからも遅れ時間が増え続け、出発早々にバスの出発時間を過ぎてしまう。アプリから「このバスはすでに利用できません」とのメッセージ。そんなに冷静に言わないでくれよ～。

バスがワンチャン待っていてくれることを期待して、急ぎ足でバス停へ行くが、バスの姿は見えない。。。
時刻表を見るが、次のバスは1時間後。。。
タクシーがいたので修道院までの料金を聞くが、高すぎる。。。

バスの時間は鉄道のダイヤに合わせているようだが、肝心の電車に遅延が多ければ意味がないじゃんか～！と思いながら、何もない（トイレすらない）Tutzingの駅で１時間待つはめになる。。

「そんな簡単には聖地へたどり着けないよ」と神様が教えてくれたのかもしれない（と思うことにする）。

ようやく次のバスが来てアンデックス修道院へ向かう。
車窓から聖なる丘にそびえる修道院が見え、心がときめく。

予定より1時間遅れたが、なんとかアンデックス修道院に到着。
バス停から丘の上の修道院まで向かって歩く。

趣のある建物や

開店準備中のビアガルテンを見ながら

修道院へ向かう。

ビールレストランやお土産屋のある建物を過ぎて、

修道院に到着！

修道院に入ると、荘厳なパイプオルガンの音色が鳴り響いている。

日曜なのでミサをやっている。
礼拝者に気をつかいながら、教会の隅で牧師さんの話を聞く（ふりをする）。

修道院の出口には、礼拝者に振る舞ったのだろうか、ビールの空き瓶が何気なく置かれている。（おいおい、あのアンデックスビールだよ～）

ミサをしばらく聞いた後、修道院を出て聖なる丘へ。

展望台からの見事な景色を眺めて、あの巡礼地に来たことを改めて実感する。

さて、レストランが開店する10時になる。

まずはお土産屋さんへ。
色々なアンデックス修道院のビールや蒸留酒が売られている。とりあえずここでビールグラスをゲット。

土産屋を後に、とうとうやってきました！　あのビールレストラン！！

まだお客さんも少ない中で、まずは料理のコーナーへ。

チーズやソーセージがあったが、

アンデックスといえばやっぱり豚足の丸焼きでしょう！
注文すると、電動のこぎりみたいな道具で豪快に肉を切り分ける！

樽から豪快に注がれるビール！！！

ビールはヴァイツェン！

それからへレス！

カリカリ、かつコラーゲンたっぷりのお肉を切り分けながら、ひたすらビールを飲む！

ようやく、この巡礼地でビールを飲むことができた！　これでこの旅ふたつ目の目的をクリア！

実を言うと、アンデックス修道院は2度目の訪問。
しかし、前回はレンタカーでの旅だったので、嫁さんの飲むビールを横目に肉しか食べなかった。いつかはこの地でビールを飲んでやる、とずっと思い続けていたので、美味しさもひとしおに感じる。

ビールを飲み終えて、やっとあたりを見回す余裕が出てきた。

なんともしゃれたステンドグラス。

別れを惜しみながらレストランを出る。

外にはビアガーデンが広がっている。

眼下には、なんとものどかな景色が広がっている。修道院とこの景色は不変であることを願う。

ドイツの人はビアガーデンが大好きなんだろうな～。

後ろ髪をひかれながらバス停まで戻る。

途中にある建物もなかなか趣がある。

名残惜しいよ～。

アンデックスのトラックを見て、

修道院の入口に座る酔っぱらいおじさんに挨拶をしてからバスを待つ。

帰りもTutzing駅経由だったが、巡礼帰りで神のご加護があったのか。電車の遅延もなく無事ミュンヘン・パーシングの駅に到着。