
2025/03/15 - 2025/03/15
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azusa55さん
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東光寺から番外札所海蔵寺へは、七本木池方向の西へ1.6㌔ほど進み、そこから南へ1.6㌔ほど南下した乙川若宮町25に向かいます。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
-
東光寺から番外札所海蔵寺へは、七本木池方向の西へ1.6㌔ほど進み、そこから南へ1.6㌔ほど南下した乙川若宮町25に向かいます。
上は七本木池南岸を通りかかった際に見かけた大池神社。
今回の第三回「歩いて巡拝知多四国」で廻る札所は過去にも巡っていますが、飽きさせないように毎回ルートを変えているようで、はじめて大池神社に出逢いました。
この日は午後に予定もあり、参拝はしていませんが、由緒記によれば昭和20年に勧請された神社のようです。
池の南側の道路拡幅により移転された神社で、祭神は上半田の住吉神社から勧請された水の神「八大龍王」を祀るようです。 -
大池神社から20分ほどで番外札所海蔵寺に到着。
海蔵寺は曹洞宗のお寺で東海四十九薬師46番札所でもあります。
「禁葷酒」、午後から長らく待たされた新車の受取が控えているので、今日は大丈夫だ。 -
海蔵寺境内全景。
境内は左の宝篋印塔と鐘楼、弘法堂、中央の本堂に右が納経所のある庫裏が主な伽藍。 -
秋に訪れた時は、境内の大銀杏の下は一面黄色に染められていたのを記憶しています。
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本堂に掲げられた寺号額と内陣の清涼山の山号額。
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青畳が敷き詰められた堂内全景。
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境内左の弘法堂は内部が二間に分かれ、左に東海薬師霊場と右が知多四国霊場の大師像が安置されています。
写真は東海薬師霊場四十六番札所。
弘法堂の前に「この寺に大師法来の法衣あり」と刻まれた石標が立てられています。
その由縁は海蔵寺第二世、田翁和尚が予知能力に長けた方で、遠く離れた高野山の火災を予知し、祈祷しながら庭に水を撒き高野山の火を消したそうです。
そうした功績から高野山より「蓮糸の法衣」を授かり、それが寺宝として現在も受け継がれているそうです。 -
御詠歌 奥の院高野の山に変らねば 真心こめて頼め諸人。
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次の目的地十八番札所光照寺へ向かう道沿いの乙川小学校西側の道筋で小さなお堂らしき建物があります。
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その角に「七丁廿(?)間」と刻まれた丁石が立てられていた。
光照寺へは南方向に800㍍ほどです、恐らく廿間と刻んであるとみられます。
曹洞宗 清涼山 海蔵寺
宗派 / 曹洞宗
創建 / 1489年(長享3)
開山 / 月洲用敦大和尚
開基 / 華草栄香大和尚
本尊 / 釈迦如来
札所 / 知多新四国八十八箇所霊場番外、直伝弘法霊場二十二番札所、東海薬師霊場四十六番札所
所在地 / 半田市乙川若宮町25番地
参拝日 / 2025/03/15
東光寺から番外札所海蔵寺徒歩ルート / 東光寺から西に3㌔、40分ほど -
清涼山海蔵寺から乙川小学校西側の道筋の丁石を南に進み十八番札所光照寺へ向かいます。
上は海蔵寺から5分程の乙川北側町2-1に鎮座する香取社境内にある「西山山車保管庫」、以前訪れた際はシャッターが降ろされていました。
この日は、江戸時代から続く乙川祭りの当日。
今にも雨が降り出しそうな生憎の空模様。
保管されている天保年間(1830~1844)建造とされる西山神楽車は、明治、昭和と修理され大切に受け継がれているだけに、乙川八幡社と乙川若宮社の巡行まで降らないか天に祈る気持ちだったに違いない。 -
香取社から西に進み、県道261号線沿いに10分ほど南下すると左側に十八番札所光照寺の伽藍が見えてくる。この先を左にまわれば鐘楼門に続きます。
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上は光照寺南側の鐘楼門の入口脇の「?是十九番十三丁」と彫られ丁石。
1丁が約110㍍なので約1.43㌔、20分程の道のりです。 -
光照寺鐘楼門。
この日はこの門の前の駐車スペースで臨時納経所が開設されていました。 -
境内本殿(左)と観音堂。
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入母屋瓦葺の本堂と観音堂は左の渡廊で結ばれています。
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観音堂としては立派な方型の二層屋根の造り。
観音堂は1808年(文化5)、十四世 覚阿是興上人の時、紀州徳川家の支援によりこの地に移転。
1811年(文化8)、廓山和尚により本堂はじめ庫裏等が建立されますが、この観音堂は塔として建てたかったようです。
当時、寺格の高くない寺に塔の建立は許されず、塔の建立を捨てきれず、当時、尾張徳川家の家老成瀬隼人正家に懇願、「ひさしをつければ塔にあらず」の言葉をもらい、観音堂の建立が許されたという。 -
外陣には大きな奉納額や提灯が吊るされ、内陣中央の厨子に本尊の秘仏十一面観音像が安置されている。
この本尊はその昔、亀崎沖で漁師の網にかかったものと云われ、それをここに安置したという話が残るそうです。 -
観音堂左の「清水次郎長地蔵尊」と秋葉社。
清水次郎長所縁の地蔵尊とされ、以前は亀崎街道の県道沿いに安置されていたそうです。
時代の流れで居場所を失い光照寺に安置されたようです。
勝負事に御利益があるとされ勝軍地蔵とも、心願成就地蔵とも呼ばれるそうです。 -
おとカわの きよきながれに ほとけをうつせば むねのあかやおちなん
知多新四国八十八箇所霊場 十八番札所 光照寺
宗派 / 時宗
創建 / 1342年(興国3)
建立 / 源 親房
?本尊 / 阿弥陀如来、十一面観音像
所在地 / 半田市乙川高良町120
番外札所海蔵寺から光照寺徒歩ルート / 南へ約15分
参拝日 / 2025/03/15 -
JR武豊線乙川駅付近で見かけた川津桜。
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近くの線路沿いでは今年はじめてつくしの姿も見られました。
春の訪れを感じる桜とつくし。
しかし、季節は駆け足で夏へと向かっているようだ。
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