2025/05/21 - 2025/05/21
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ホーミンさん
この旅行記スケジュールを元に
親鸞聖人のご誕生は、1173年の5月21日。
毎年聖人の誕生日に合わせて西本願寺では、宗祖降誕会(しゅうそごうたんえ)が営まれている。
私の実家も婚家も浄土真宗ではないが、今年初めて縁あって参拝することになった。
重要文化財の「南能舞台」で祝賀能と狂言を観て、国宝の「飛雲閣」でのお茶会に参加した。
雅楽も聴き、雅なひとときを過ごさせてもらった。
-
宗祖降誕会の茶席券と観能券をいただいた。
この歳になってもまだ、テレビ以外で能を観たことがない。
お抹茶も大好き。
というわけで不届きながら、観能と飲食物目的で西本願寺へ足を運んだ。
この日、死ぬまでにしたいことのうちのふたつ、能を観ることと雅楽を聴くことが叶った。 -
雅楽も能もお茶会も、午後にある。
その前に東寺に行き、弘法市で着物を物色することにした。
遠くから五重塔を眺める。東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会
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先日テレビで、五重塔の内部を撮影した番組を観た。
火事で焼失したことはあっても、地震では壊れたことがないそうだ。 -
弘法市では、古着を中心に見た。
お目当ての着物が少ない。 -
紬狙いで来たが、見つけることが出来なかった。
因みにこの日は、紬をリメイクしたワンピースを着て来た。
バッグは随分と前にホーチミンで買った、緑系パッチワークのシルク。弘法市 祭り・イベント
-
東寺から大宮通りを北上して、西本願寺に向かう。
跨線橋上は大宮通りで、車が走っている。
昔はここを、市電が走っていた。
当時の架線柱が、まだ残っている。
その下をJRの在来線が横切り、そのまた下の通路を歩く。 -
この日は30℃くらいまで気温が上がった。
緑が濃く蒸し暑くて、梅小路公園のそばを歩いていると、東南アジアにいる錯覚を起こしてしまった。梅小路公園 公園・植物園
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西本願寺の南隣にある興正寺は、ひっそりとしていた。
興正寺 寺・神社・教会
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興正寺の境内から、西本願寺の飛雲閣の上部が見える。
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西本願寺の中も、前の堀川通りも、学生さんでいっぱいだった。
龍谷総合学園加盟高等学校の学生さんたちだろうか。
加盟高等学校は、25校ある。 -
天気は、ゆっくりと下り坂。
湿気を含んだ風が、うねりながら吹いてくる。西本願寺(お西さん) 寺・神社・教会
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神社やお寺では当たり前のように売られている御朱印やお札やお守りが、浄土真宗のお寺にはない。
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浄土真宗は線香を立てず寝かして使う、喪中はがきを書かない、大安や仏滅など日の善し悪しで行事を決めない、般若心経を唱えない、お盆の風習がない、追善供養をしないなどの特徴があることを初めて知った。
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浄土真宗を開いた親鸞聖人は、1173年5月21日のお生まれ。
場所は京都伏見の日野。 -
前回来たときに見なかった、国宝の唐門を見に行く。
手が届きそうなくらいに近い。
至近距離で見られて嬉しい。
極彩色の中でも、特に緑色がきれい。
国宝なのに雨ざらしで良いのだろうかと、素人ながらに心配してしまった。
これは北側から見た唐門で、反対の南側から見ても同様の豪華さだ。
この門が開く日はあるのだろうか? -
御影堂で、雅楽献納会に参加した。
誰でも自由に出入りできる。
見渡すと数珠を手に、合掌しながら聴いている人が多い。
家で誕生日パーティーをする時は手拍子を打ちながら「ハッピーバースデートゥユー」と歌うが、ここでは合掌と雅楽。
雅楽は半時間ほどで終る。 -
観能のために、虎の間の玄関に向かう。
写真は、親鸞聖人降誕会祝賀能のパンフレットの表紙。
内部は撮影禁止。 -
雅楽を聴いていたので、能楽堂の中に入ったときは既に能の「花月」が終わり、狂言の「長光」が始まっていた。
狂言はセリフも聞き取れ、楽しめた。
「仕舞」はお葬式や法事で聴くお念仏に似て、耳に心地よく響いた。
内容はわからないので、音楽として楽しんだ。
能を鑑賞する能力はないと、自分では思う。
セリフも聞き取れず意味不明だし。
隣のトシ爺を見たら、殊の外熱心に見入っている。
真剣な眼差しだ。
へぇ~、以外。
軒に吊るしたトリコロールの大きな幕が、温度と湿度の高い風に押されて、ふわりふわりと大きく揺れる。
能自体は理解出来ないが、これが信長はじめ血の気の多い武将たちが愛した芸術なんだなと、私の想いはそちらに流れていった。 -
能と狂言を楽しんだあとは、国宝の飛雲閣でお茶をいただいた。
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給仕をする方々は、男性は紋付き袴、女性も和服。
お菓子は落雁で、お抹茶がすごく美味しかった。
蒸し暑い日だったので、喉にしみわたる。
内部は(多分外観も)撮影禁止。 -
西本願寺の外に出て、堀川通から北小路に入り、唐門を南側から見る。
-
唐門の近くにある龍谷大学大宮学舎の前を通り、京都駅に向かった。
帰宅したら、ようやく雨が降り出した。
投稿日 2025 5 27龍谷大学大宮学舎 名所・史跡
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この旅行記へのコメント (10)
-
- 唐辛子婆さん 2025/07/14 23:15:17
- お能のストーリー
- ホーミンさん
渡辺睦子という人が書いた「マンガ能百番」(平凡社)というのがありますよ。
図書館で借りられると思います。
五十音順となっており一番目が源氏物語の「葵上」、最後が菅原道真の「雷電」です。
ぜひぜひ♪
唐辛子婆
- ホーミンさん からの返信 2025/07/16 15:16:46
- RE: お能のストーリー
- 唐辛子さん
こんにちは。
旅行記を読んで下さり、ありがとうございます。
投票と書き込みもありがとうございます。
> 渡辺睦子という人が書いた「マンガ能百番」(平凡社)というのがありますよ。
> 図書館で借りられると思います。
> 五十音順となっており一番目が源氏物語の「葵上」、最後が菅原道真の「雷電」です。
先ほど図書館に行って、借りてきましたよ~。
同じ渡辺さんの、「続まんが能百番」もあったので、そちらも借りてきました。
続編じゃない方の目次が、個性的ですね。
YouTubeで能の楽しみ方を勉強したのですが、こちらの本の方がわかりやすそうな気がします。
よい本を紹介して下さり、ありがとうございます!
- 唐辛子婆さん からの返信 2025/07/16 23:03:50
- RE: RE: お能のストーリー
- ホーミンさん
> 同じ渡辺さんの、「続まんが能百番」もあったので、そちらも借りてきました。
続編があったんですね。今度読んでみやう。
>平安貴族は身体が弱いんだなというのが、第一印象でした。
>光源氏の母親は、閉め出されて雨にうたれて亡くなりましたよね。
>そんなんで死ぬ?
死ぬんですよ。薬もろくにない時代だし。
それに、平安貴族のお姫様の体力のなさをバカにしちゃいけませぬ。
なにしろ生まれてこの方、狭い空間で日光にもほとんど当たらずトイレもおまるを持ってきてもらって、つまり自分で歩く距離がとても少ない。
ちょっと廊下を歩いてもハアハアいう始末。らしい。
出産で命を落とすのも当たり前。
これは唐辛子婆の推測だけではなく、フィンランド女性で清少納言について書いた人(ミア・カンカマキだったか?)もそんなやうなこと書いてました。
唐辛子婆
- ホーミンさん からの返信 2025/07/17 14:22:09
- RE: RE: RE: お能のストーリー
- > 死ぬんですよ。薬もろくにない時代だし。
> それに、平安貴族のお姫様の体力のなさをバカにしちゃいけませぬ。
>
> なにしろ生まれてこの方、狭い空間で日光にもほとんど当たらずトイレもおまるを持ってきてもらって、つまり自分で歩く距離がとても少ない。
> ちょっと廊下を歩いてもハアハアいう始末。らしい。
> 出産で命を落とすのも当たり前。
つまり家から、いや、自室から一歩も出ることがほぼない生活なのですね。
地面に降り立つことも少ないのでしょうね。
引きこもりならぬ、無理やりの引き込まされ。
極端な運動不足ですな。
体力がないのに、12枚も重ね着して。
そんな姫たちに出産させるのは、唐辛子さんがおっしゃるように無理っていうモノ。
命がけだったんですね。
光源氏の母親も、打たれたことがなかった雨に一晩中打たれて、それで・・・っていう事ですね。
肺炎を起こしたのかな?
-
- むっちゃんさん 2025/06/09 19:21:37
- 祝賀能とお茶会
- ホーミンさん
こんばんは♪
いつもありがとうございます(^^)
浄土真宗独特の特徴 私も初めて知りました。
西本願寺の国宝の唐門 豪華さもあり 極彩色で綺麗ですね。
親鸞聖人のお誕生日の催しの雅楽や狂言を堪能して来られたのですね。
貴重な時間を過ごされて来られましたね。
国宝の飛雲閣でいただかれたお抹茶も格別ですね。
家に帰られたら雨が降り始めて なんだか天に守られていらっしゃったようですね。
素敵な旅行記 ありがとうございましたm(_ _)m
むっちゃん
- ホーミンさん からの返信 2025/06/10 11:53:40
- RE: 祝賀能とお茶会
- むっちゃんさん
こんにちは。
旅行記を読んでいただき、ありがとうございます。
投票と書き込みもありがとうございます。
伏見稲荷などは外国人であふれかえっていますが(稲荷駅があるJR奈良線は外国の通勤電車かと思うほど)、西本願寺や東寺はまだ少ないです。
ホッとしますね。
信者でないものでもこうして受け入れてもらえ、ありがたいことです。
一昨年に西本願寺にいった時は、特別公開の飛雲閣を池越しに見るだけでガッカリしたものです。
今回は建物の中にまで入れてよかったです。
お抹茶も自分で点てたのとは大違い。
美味しかったですよ~。
-
- cocoroさん 2025/06/01 19:12:22
- 笙の音色っていいですね。
- こんばんは 浄土真宗の世界は
全く私の知らない世界です(;^ω^)
能と雅楽そして狂言の世界をご堪能されたとのこと。
お寺さんでも行うのですね。
そういうのは神社等のイメージでした。
笙の音色って厳かで神秘的で、他の楽器とは
まったく違う次元の響きがあってたまに
耳にするとリラックスしますよね。
好きです。
狂言は昔のコメディーと例え話を聞きますが
いつか見てみたいものです。
でも難しそう....
実際に演じているのをみれば聞き取れるもの
なのかしら?
真剣に聞き入るご主人トシ様。
笑うシーンで他の方と同じタイミングで
笑っていらっしゃいましたか?( ´艸`)
私きっとテンポずれるだろうな。
お寺さんの子はハッピーバースデーや
メリークリスマスはしないと聞いてましたが
お寺に小さなツリーがあったのを見かけて
くすりとした記憶を思い出しました(笑)
- ホーミンさん からの返信 2025/06/01 22:47:02
- RE: 笙の音色っていいですね。
- cocoroさん
こんばんは。
旅行記を読んでいただきありがとうございます。
投票と書き込みもありがとうございます。
随分と前に、伏見の藤森神社でオフ会をしたことがあります。
ちょうどお祭りをしており、蹴鞠と雅楽をやってました。
そう言われてみれば、神社のイメージですね。
西本願寺には立派な野外能舞台がありました。
その歴史は古く、蓮如上人の頃まで遡るそうです。15世紀ですね。
当初は、法事の余興だったそうですよ。
笙の音色は、私も好きです。
おっしゃるように厳かで神秘的で、あんなに小さいのに和音が豊かで複雑。
どこかパイプオルガンに似ているように思うのですが、大きさが全然違います。
聴いてると昇天してしまいそうに心地良いです。( *´艸`)
そうそう、爺の反応は、まわりと合っていました。
と言うことは、理解してるってことですよね。
私はちんぷんかんぷんでしたわ。f(^^;
-
- ムロろ~んさん 2025/05/30 17:29:17
- ヒャー\(◎∀◎;)/
- ホーミンさーん\(^o^)/♪
こんにちは、ムロろ~んです。
京都の本願寺へ行かれた旅行記を拝見しました。
多宗派のこと全然疎くて( ̄▽ ̄;)。
私は曹洞宗、追善供養、般若心経、線香は立てるし、お盆あるし、お札や御祈禱もありました(-人-)。
いや、太鼓叩きまくりました、もろに(;´Д`)。
あの太鼓の鳴らし方、器用にできなくて苦労した思い出があります…。
って、もう還俗(げんぞく)しましたが(;^ω^)…。
ところ変われば全然変わるものなのだと知りました。
同じ仏教なのにねぇ…(~_~;)。
さて、表紙を見てビックリしました(◎_◎;)。
夢に出てきちゃいそうな気がして???
祝賀能と狂言のものだと思いますけれど、でもぶっちゃけ言って恐いですよ(◎_◎;)…。
ムロろ~ん
- ホーミンさん からの返信 2025/05/31 08:09:52
- RE: ヒャー\(◎∀◎;)/
- ムロさん
おはようございます。
お目覚めはいかがでしょうか?
夢に能面が登場しました?( *´艸`)
能の演者は男性なので、登場人物が女性や霊の時は、お面を被るそうです。
今回能の初心者向けYouTubeで少しかじりましたが、知れば何でも面白いものですね。
いくつになっても、知識が増えるとワクワクします。
セリフが聞き取れるようになると、格段に面白くなるのではないかと思っています。
今はまだ、雰囲気を楽しんでいるだけです。
浄土真宗はなかなか合理的だと感じましたよ。
こうして外部の者にも楽しみを与えてもらえて、感謝ですね~。
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