ダンカルゴンパを後にし、次はラルン村に向かいます。ラルン村には10世紀にリンチェン・サンポが建てたラルン・ゴンパがあり、堂内はタボ・ゴンパ同様、塑像の菩薩像が壁一面に設置されていて立体曼荼羅を構成しており、見るものを圧倒します。<br />以下、日程です。<br />4/26(土)　関空→ホーチミン →デリー<br />4/27(日)　デリー→シムラー/Air<br />　シムラー→レコンピオ/Bus<br />4/28(月) 　レコンピオ→カルパ/Bus<br />4/29(火)　カルパ→タボ/Taxi<br />★4/30(水)　タボ→カザ/Taxi<br />　ダンカル、ラルン、ピンバレー→カザ<br />5/1(木)　カザ郊外周遊/Taxi<br />　ランザ、コミク、ヒッキム、キーゴンパ、<br />　キッペル、チチャム橋→カザ<br />5/2(金)　カザ→ナコ/Bus<br />5/3(土)　ナコ→レコンピオ/Bus<br />5/4(日)　レコンピオ→シムラー/Bus<br />5/5(月)　シムラー→チャンディガル/Taxi<br />　チャンディガル→デリー/Air<br />　デリー→香港<br />5/6(火)　香港→関空着

北インド・ヒマーチャル　キナウル・スピティ再訪（７）～ラルン・ゴンパ～

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2025/04/30 - 2025/04/30

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トンガリキさん

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ダンカルゴンパを後にし、次はラルン村に向かいます。ラルン村には10世紀にリンチェン・サンポが建てたラルン・ゴンパがあり、堂内はタボ・ゴンパ同様、塑像の菩薩像が壁一面に設置されていて立体曼荼羅を構成しており、見るものを圧倒します。
以下、日程です。
4/26(土)　関空→ホーチミン →デリー
4/27(日)　デリー→シムラー/Air
　シムラー→レコンピオ/Bus
4/28(月) 　レコンピオ→カルパ/Bus
4/29(火)　カルパ→タボ/Taxi
★4/30(水)　タボ→カザ/Taxi
　ダンカル、ラルン、ピンバレー→カザ
5/1(木)　カザ郊外周遊/Taxi
　ランザ、コミク、ヒッキム、キーゴンパ、
　キッペル、チチャム橋→カザ
5/2(金)　カザ→ナコ/Bus
5/3(土)　ナコ→レコンピオ/Bus
5/4(日)　レコンピオ→シムラー/Bus
5/5(月)　シムラー→チャンディガル/Taxi
　チャンディガル→デリー/Air
　デリー→香港
5/6(火)　香港→関空着

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ダンカルゴンパを後にし、10時50分にラルン村に向かいます。
スピティ渓谷の雄大な風景。
スピティ渓谷。中央の渓谷がピンバレー。
ピン川とスピティ川の合流地点
ピンバレーとスピティ川

スピティ渓谷
ラルン村へはダンカルゴンパからスピティ川まで下りずに、山の中腹に作られた未舗装の道路を走って向かいます。
ラルン村へと続く道
ラルン村に続く道路
ラルン村へはスピティ川に流れる支流のリンティ川沿いに進みます。
リンティ川沿いには、南アフリカのケープタウンにあるテーブルマウンテンのような山がそびえています。
リンティ川
リンティ渓谷の奥にそびえる雪山
デムル村が遠くに見えます。
ラルン村が見えてきました。

ラルン村(Lhalung)
ラルン村
ラルン村の北にそびえる雪山
雪山の雪面
ラルン村
ラルン村
ラルン村
11時半にラルンゴンパに到着。
ラルンゴンパのセルカン。お堂は鍵がかけられているので、辺りをうろうろしていると、門番の方が現れて鍵を開けてくれました。13年前の訪問時は鍵番が見つからなかったので、本堂には入れませんでしたが、今回ようやく念願が叶いました。
狭い通路を通った奥にあるセルカンの内部は、壁面に塑像の仏像が数多く設置されており、仏像による立体曼荼羅が構成されています。タボ寺院より規模は小さいのですが、堂内を埋め尽くす塑像の仏像群に圧倒されました。案内して下さった鍵番の方が堂内の写真撮影を許可してくれたので、フラッシュは使用せずにヘッドライトの光で撮影しました。
セルカンの正面には祭壇に釈迦仏などが配置されていて、壁面は立体の塑像の仏像で埋め尽くされています。
セルカンの中央祭壇は、左から弥勒菩薩(マイトレーヤ)、グル・リンポチェ(パドマサンバヴァ)、大訳経僧リンチェン・サンポで、三位一体を形成しています。レコンピオでもらった胡桃をお供えしようとしたら、わざわざお皿を出してくれました。
グル・リンポチェ。チベットに密教をもたらしたチベット密教の開祖です。
正面の壁面中央の釈迦牟尼仏。光背には色とりどりの動物や意匠などの彫刻が張り巡らされています。
正面壁面の釈迦牟尼像の両脇には五体の仏像が二つずつ配置されています。
上部の仏像は建物の中に収められており、その他の像は渦巻き模様の中に収められています。
右側の壁には般若波羅蜜多の立体曼荼羅が構成されており、中央には毘盧遮那仏、その周囲に菩薩像が配置されています。
毘盧遮那仏(ヴァイローチャナ)
左側の壁面には、金剛曼荼羅を構成すべく、中央に三面八臂の毘盧遮那仏(ヴァイローチャナ)がいて、その両脇に左右8体ずつの菩薩像が配置されています。
三面八臂の毘盧遮那仏(ヴァイローチャナ)
左側壁面の毘盧遮那仏の右側の菩薩像
左側壁面の毘盧遮那仏の左側の菩薩像。壁に架けられて立体曼荼羅を構成しています。
壁に設置された菩薩像
壁に設置された菩薩像
壁に設置された菩薩像
護法尊
壁面には塑像の仏像群だけでなく壁画も美しい状態で残されています。
極彩色で描かれた美しい仏画
セルカンとは別の部屋も案内してくれましたが、この小部屋には様々な仏像が配置されていました。
文殊菩薩像
美しい仏画
美しい仏画
千手観音菩薩画
セルカンの隣に位置する新堂
玉座にはダライ・ラマ14世の等身大のパネルが設置されていました。
ダライ・ラマ14世
境内の中の小堂(ラカン・カルポ)も案内して下さいました。
この小堂には四方を向く四体の毘盧遮那仏が設置されています。
毘盧遮那仏(ヴァイローチャナ)
毘盧遮那仏(ヴァイローチャナ)
毘盧遮那仏(ヴァイローチャナ)
毘盧遮那仏を支える動物
ラルンゴンパを拝観した後、ラルン村を散策しました。
ラルン村
雪山のふもとに広がるラルン村はいい雰囲気の村でした。
マグサを屋根の上に載せたラルン民居
チベット様式の家々が連なるラルン村の全景
ラルン村の全景
共同水場では村人が集まって炊事をしていました。
ドライバーさんが村人から誘われて、この家の方にお茶をいただきました。
地図を見る

こちらの居間でお茶をいただきました。
大きなマニ車を回しながらお祈りをしていました。
チベットパンとバター茶をいただきました。12時40分にラルン村を出発し、ピンバレーのクンリゴンパに向かいます。