2024/09/06 - 2024/09/06
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豊田市保見町北山に鎮座する賀茂郡7座 射穂神社。
名古屋からだと猿投グリーンロード矢草ICから国道248号線を南下し保見地内の保見塚原交差点を左折、一つ目の信号のない交差点を左折直進します。
- 旅行の満足度
- 2.5
- 観光
- 2.5
- 交通
- 2.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
豊田市保見町北山鎮座「射穂神社」
矢草ICから国道248号線を南下し保見地内の保見塚原交差点を左折、一つ目の信号のない交差点を左折しひたすら直進します。
上は明治の頃とほぼ現在の保見町の比較。
鎮座地は伊保川左岸の猿投山から連なる山並みの南端に位置する標高131㍍程の三祖山(現在の北山)の頂に鎮座します。
これまでも猿投山周辺の神社を巡って来ましたが、ようやく保見町周辺の神社を巡る事になります。 -
西古城地内の住宅街に立つ射穂神社大鳥居。
右手に熱田神宮宮司の揮毫による社標「射穂(いぼ)神社」があり、鳥居前に一対の狛犬と常夜灯を構えています。
射穂神社はここから更に先になります。 -
鳥居は昭和53年(1978)に寄進された明神鳥居で扁額の揮毫は愛知県知事によるもの。
-
狛犬も昭和53年に寄進されたものでした。
鳥居の先は緩やかな上りとなり、ニノ鳥居を越え先に進むと道は突き当り、社殿前の駐車場に続きます。 -
杜の入口にニノ鳥居が立っており、地味に上りが続きます。
道に迷ったら、右手に見える保見町公民館の鉄塔が目標になるかも。 -
ニノ鳥居の先は、杉が生い茂る杜となり木陰のなかを参道が続きます。
-
左手の射穂神社由緒。
「射穂神社
1、創祀沿革
白鳳元年9月(672)創建
永承7庚午年(1052)再建
上伊保村領主松平左兵衛尉定勝建立
永正7年(1510)戦焼後再建、松平右兵衛佐建立
2、社格
六等級社 昭和52年9月(1977)認証
明治の制(郷社)
3、祭神
広国押武金日皇命(安閑天皇)
春日山田皇女(欽明天皇二女)
神前皇女(安閑天皇御妹)
4、御末社
八幡神社、津島神社、秋葉神社、他十社
5、宝物
伊保郷印、仏像、鏡
6、例祭日
10月(第2日曜日)
7、特殊神事
豊年祭「おためし」(5月)
左儀長祭(1月)」 -
ニノ鳥居、こちらも明神鳥居、寄進年は未確認。
-
地味に上る参道、聳え立つ樹々が容赦のない陽射しを遮ってくれます。
-
右手の斜面に保見神社の社標と鳥居が立っているが、参道から鳥居に向かう事は出来ない。
参道の先から右に分かれる参道があり、この鳥居の先に繋がっています。 -
保見神社鳥居方向へ。
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鳥居は昭和25年(1950)の寄進。
-
鳥居の先は社殿はなく、二つの石碑が立てられています。
左は昭和38年(1963)に建立された平和の礎で、右の石碑には当地出身の戦没者の名が記されていた。
この辺りは南に保見の町並み、そこから先は稲田が広がり伊保川に続き、この高みから故郷の繁栄を見守っている。
また、この辺りは飯田街道があり、交通の要衝であったため、北山周辺には幾つか城址も残ります。 -
参道に戻り正面を見れば射穂神社の社殿が広がります。
参道右に神馬像、左に手水舎があり、一段上がって社殿が建てられています。
射穂神社は延喜式神名帳に賀茂郡7座のひとつで「射穂神社 三河国 賀茂郡鎮座」とあり、三河志や西加茂郡誌にも記される古社で神社HPから抜粋した内容は以下。
「古い伝えによると、三河国賀茂郡高橋の庄伊保郷は和銅6年(713年)に開発されました。
村の名前は「射穂」または「伊穂」とも書かれ、後に「伊保村」となり、御獄市場と合併して「上伊保」と呼ばれるようになりました。
神社の土地は藩政時代に城主の戦国地とされましたが、火災が多く発生し、鎮座地を池之坊洞から御獄山頂に移し、さらに三祖山に移し、明治維新の際に「北山」と改称されました。
境内地は1170坪で、祭神は左相殿に春日山田皇女、中殿に安閑天皇(廣国押武金日尊)、右相殿に神前皇女が祀られています。
延喜式内の3132座のうち、三河国加茂郡伊穂之神社の祭神は蔵王大権現とされ、通称「伊保天神」と呼ばれていましたが、享保年間に「蔵王宮」と称され、その後「射穂神社」と改称されました。
和漢三才図絵によると、蔵王大権現の祭神は不明ですが、社伝によると清見原之皇子大友皇子が征伐の際に勝利を祈願し、白鳳年間に即位し神社を建立したとされ、古代の創建であることがわかります。
明治5年(1872)8月に郷社に列せられ、明治43年(1910年)には末社の八幡宮、八柱神社、秋葉神社、津島神社、武稲神社、神明社、伊豆社、御鍬社を合祀しました。
昭和18年(1943)8月に県社昇格の申請を行い、内定を得ましたが、大東亜戦争の終息により実現しませんでした。
旧氏子区域は上伊保村、田籾村、伊保堂村、殿貝津村、下伊保村、挙母町、宮口村、本地村、千足村、土橋村、梅坪村、金谷村、下市場村、下林村、長興寺村、今村、山室村、福谷村、黒笹村、莇生村、三好村、西一色村、福田村、明知村、打越村の25町村でしたが、明治15年(1882)頃に挙母町ほか10余町村は挙母神社の氏子に分区されました。
例祭は陰暦9月10日でしたが、明治維新以降は陽暦10月15日に変更されました。特殊神事として鎮火祭や御粥占豊年祭があります。
例祭には奉納献馬棒ノ手や空砲などの行事が行われ、氏子の各村は提灯を持って参拝します。
今回、氏子一同より本殿再建の提案があり、昭和39年(1964)11月に仮遷宮が行われました。昭和40年(1965)3月23日の夜に御殿入りし、翌24日に完了しました。」
境内社については以下。
「八幡神社は寛永14年(1637)丹羽式部少輔氏信公奥方の建立。
神明社、伊豆社は元禄2年(1689)、御鍬社は寛保2年(1742)、八柱社は元禄10年(1672)、津嶋社は宝暦2年(1752)、秋葉社は宝暦13年(1763)に創立」
ここに出てくる賀茂郡7座とは以下の七社。
野見神社 豊田市野見山町
野神社 豊田市野口町水別日面
兵主神社 豊田市荒井町松島
済 射穂神社 豊田市保見町北山
狭投神社(三河国三宮) 豊田市猿投町
済 広沢神社 豊田市猿投町小黒見
灰宝神社 豊田市越戸町松葉 -
神馬像。
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社殿全景。
右手に手水舎、石段り先の境内に拝殿、社殿が建てられている。 -
手水舎の龍。
ここから後方斜面を100㍍程下りると雷石があるらしい。
しかし下草も生い茂り、嫌な予感しかしないので今回は下りなかった。 -
石段を上がり切った境内の拝殿。
入母屋瓦葺で四方吹き抜けのもので、明治26年熱田神宮より社殿を譲り受け拝殿としたとされ、明治32年竣工。
均整の取れた外観の拝殿だと思います。 -
拝殿から本殿域の眺め。
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中央の本殿は昭和40年に改築されたコンクリート造で3本の鰹木と内削ぎの千木が載せられています。
築地塀に囲まれ本殿域は、本殿の左右に相殿があり其々に中門が付く。 -
中央の八幡神社本殿の左右に二つの社が祀られています。
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右手の相殿。
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八幡神社本殿。
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八幡神社を守護する小さな狛犬。
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右の社は秋葉神社、金刀比羅社、八王子社。
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左が津島神社、天神社、武稲種社。
中門の社名札から右相殿だけで7社が祀られています。 -
射穂神社本殿の中門の棟には鯱が載り、獅子が躍っている。
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中門前の狛犬は昭和に入って寄進されたもの。
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射穂神社本殿の中門。
中門両側の柱には龍の彫が施され、左右の中門とは差別化しているようです。
社名札がないので良く分からないが、この本殿に広国押武金日皇命、春日山田皇女、神前皇女の三柱が祀られている。 -
本殿域全景と左手の相殿の中門。
コンクリート製の本殿の全体像は今一つ見えなかった。 -
左相殿の中門正面全景。
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社名札から本殿は千穂稲荷社と神明社の相殿で、本殿前は狛犬が守護する。
6本の鰹木と内削ぎ千木が付く神明造のようです。 -
本殿右の板宮造りの境内社。
伊豆社、山神社、社宮司の相殿。 -
左に御鍬神社が祀られています。
左相殿にはこれら6社、右相殿に7社、中央が1社の14社、由緒の「八幡神社、津島神社、秋葉神社、他十社」とあったが数が合わないような・・・、由緒が書かれた後に合祀された神社がなにか、それは分からない。 -
社殿域から下の境内の眺め。
ここまでは車で入ってこれるので、駐車も転回も支障はないと思います。 -
参拝を終え、ニノ鳥居から保見の街並みの眺め。
射穂神社
創建 / 白鳳元年(672)
祭神 / 広国押建金日命、春日山田皇女、神前皇女
境内社 / 八幡社・御鍬社・津島社・秋葉社など
所在地 / 豊田市保見町北山26
参拝日 / 2024/09/06
矢草ICから射穂神社車移動 / 国道248号線を南下し保見地内の保見塚原交差点を左折、一つ目の信号のない交差点を左折直進12分程。
公共交通機関 / 愛知環状鉄道保見駅から北西に?徒歩20分
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