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名鉄三河線の北部 猿投駅(さなげえき)~西中金駅(にしなかがねえき)間は、利用者減少により平成16年(2004)廃止になりました。<br />同区間は昭和2~3年に三河鉄道が開通させ、その後名鉄と合併。当初、香嵐渓のある足助町まで延伸する計画でしたが昭和33年に断念しています。<br /><br />そして、昭和60年(1985)電車の運転をやめ、レールバス(小型ディーゼルカー)による運転を開始しました。<br />かっちんの家族は昭和62年(1987)11月、このレールバスを西中金駅まで乗り、そこから名鉄バスで紅葉の香嵐渓を訪れたことがあります。<br />当時は電化が遅れてレールバスが残っていると思っていましたが、実は赤字解消のための施策だったのです。<br />レールバスはコストダウンのためバス部品のエンジン、変速機、暖房装置、ブレーキシリンダー、ドアなどを流用した気動車です。<br /><br />廃線から今年(2018)で14年経過していますが、当時使用していた線路、ホーム、駅舎、橋梁などの鉄道施設がほとんど撤去されず、また電車が走っていた当時の架線柱も立ったままです。<br />地元では廃線跡地を地域の活性化につなげる「でんしゃみち整備計画」を進めています。<br /><br />これから廃線区間のうち、西中金駅、三河広瀬駅、枝下駅(しだれえき)周辺の廃線跡を訪れます。<br /><br />なお、旅行記は下記資料を参考にしました。<br />・豊田市教育委員会「名鉄三河線旧西中金駅駅舎」「岩倉神社舞台」<br />・文化遺産オンライン「名鉄三河線旧西中金駅」<br />

レールバスの走った名鉄三河線 ~駅舎と架線柱の残る廃線跡~(愛知)

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2018/11/19 - 2018/11/19

93位(同エリア662件中)

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54

かっちん

かっちんさん

名鉄三河線の北部 猿投駅(さなげえき)~西中金駅(にしなかがねえき)間は、利用者減少により平成16年(2004)廃止になりました。
同区間は昭和2~3年に三河鉄道が開通させ、その後名鉄と合併。当初、香嵐渓のある足助町まで延伸する計画でしたが昭和33年に断念しています。

そして、昭和60年(1985)電車の運転をやめ、レールバス(小型ディーゼルカー)による運転を開始しました。
かっちんの家族は昭和62年(1987)11月、このレールバスを西中金駅まで乗り、そこから名鉄バスで紅葉の香嵐渓を訪れたことがあります。
当時は電化が遅れてレールバスが残っていると思っていましたが、実は赤字解消のための施策だったのです。
レールバスはコストダウンのためバス部品のエンジン、変速機、暖房装置、ブレーキシリンダー、ドアなどを流用した気動車です。

廃線から今年(2018)で14年経過していますが、当時使用していた線路、ホーム、駅舎、橋梁などの鉄道施設がほとんど撤去されず、また電車が走っていた当時の架線柱も立ったままです。
地元では廃線跡地を地域の活性化につなげる「でんしゃみち整備計画」を進めています。

これから廃線区間のうち、西中金駅、三河広瀬駅、枝下駅(しだれえき)周辺の廃線跡を訪れます。

なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・豊田市教育委員会「名鉄三河線旧西中金駅駅舎」「岩倉神社舞台」
・文化遺産オンライン「名鉄三河線旧西中金駅」

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 里山にある「西中金駅」<br /><br />香嵐渓からの帰りに西中金でコミュニティバスを降ります。<br /><br />西中金駅は三河線の終点だったところです。隣は三河広瀬駅。<br /><br />ここは豊田市中金町です。<br />

    イチオシ

    里山にある「西中金駅」

    香嵐渓からの帰りに西中金でコミュニティバスを降ります。

    西中金駅は三河線の終点だったところです。隣は三河広瀬駅。

    ここは豊田市中金町です。

  • 西中金駅の駅舎とホーム<br /><br />駅舎は昭和5年(1930)建設の木造平屋建の切妻屋根で、左側に待合室と改札口、右側に駅員の執務室と休憩室があります。<br /><br />駅舎とホームは線路とともに歴史的景観をとどめるものとして、平成18年(2006)に国の登録有形文化財になりました。<br />

    西中金駅の駅舎とホーム

    駅舎は昭和5年(1930)建設の木造平屋建の切妻屋根で、左側に待合室と改札口、右側に駅員の執務室と休憩室があります。

    駅舎とホームは線路とともに歴史的景観をとどめるものとして、平成18年(2006)に国の登録有形文化財になりました。

  • 三河線跡地コースの案内<br /><br />三河線の廃線跡を巡る散策コースが設定されています。<br /><br />西中金駅~三河広瀬駅間は、山の周囲をまわり、トンネルが2ヶ所あります。<br /><br />廃線歩きは西中金駅周辺と三河広瀬駅周辺を歩くことにします。<br />

    三河線跡地コースの案内

    三河線の廃線跡を巡る散策コースが設定されています。

    西中金駅~三河広瀬駅間は、山の周囲をまわり、トンネルが2ヶ所あります。

    廃線歩きは西中金駅周辺と三河広瀬駅周辺を歩くことにします。

  • 板張りの駅舎(西中金駅)<br /><br />平成26年(2014)の歩道拡幅工事に伴い、駅舎を2mほどホーム側へ曳家し、一部改変しています。<br />

    板張りの駅舎(西中金駅)

    平成26年(2014)の歩道拡幅工事に伴い、駅舎を2mほどホーム側へ曳家し、一部改変しています。

  • 足助への未成線(西中金駅)<br /><br />線路終点の先には未成線の敷地(歩道)が残されています。<br />

    足助への未成線(西中金駅)

    線路終点の先には未成線の敷地(歩道)が残されています。

  • ホームと駅舎(西中金駅)<br /><br />駅舎は閉まっていましたが、ホームや線路は自由に入ることができます。<br /><br />ホームは花崗岩の谷積で築き、上部には五角形の石材を据えて形状を整えています。<br />

    ホームと駅舎(西中金駅)

    駅舎は閉まっていましたが、ホームや線路は自由に入ることができます。

    ホームは花崗岩の谷積で築き、上部には五角形の石材を据えて形状を整えています。

  • 終点だった西中金駅<br /><br />現在、待合室は豊田市が改装し、地元が運営する「西中金ふれあいステーション」として活用されています。<br />

    終点だった西中金駅

    現在、待合室は豊田市が改装し、地元が運営する「西中金ふれあいステーション」として活用されています。

  • 鉄道の歴史(西中金駅)<br /><br />昭和2~3年 猿投駅~西中金間が開通。<br /><br />昭和60年 レールバスの営業開始。<br /><br />平成16年 猿投駅~西中金間が廃止。<br />

    鉄道の歴史(西中金駅)

    昭和2~3年 猿投駅~西中金間が開通。

    昭和60年 レールバスの営業開始。

    平成16年 猿投駅~西中金間が廃止。

  • 枯草に覆われた廃線跡(西中金駅)<br /><br />枯草の下に当時の線路と枕木が残されています。<br /><br />線路に降り、三河広瀬方面へ向かって歩いてみます。<br />

    枯草に覆われた廃線跡(西中金駅)

    枯草の下に当時の線路と枕木が残されています。

    線路に降り、三河広瀬方面へ向かって歩いてみます。

  • 踏切跡(西中金駅付近)<br /><br />踏切だったところの線路は撤去されています。<br />

    踏切跡(西中金駅付近)

    踏切だったところの線路は撤去されています。

  • 神社の参道だった踏切(西中金駅付近)<br /><br />踏切標識は当時のまま。<br />

    神社の参道だった踏切(西中金駅付近)

    踏切標識は当時のまま。

  • 踏切廃止のお知らせ(西中金駅付近)<br />

    踏切廃止のお知らせ(西中金駅付近)

  • 岩倉神社(西中金駅付近)<br /><br />せっかくなので神社にお詣りします。<br />

    岩倉神社(西中金駅付近)

    せっかくなので神社にお詣りします。

  • 農村舞台(岩倉神社)<br /><br />江戸時代後期に建立した舞台は、市内では一番大きく、廻り舞台を備えています。<br /><br />平成13年に舞台の大改修を行いました。<br />

    農村舞台(岩倉神社)

    江戸時代後期に建立した舞台は、市内では一番大きく、廻り舞台を備えています。

    平成13年に舞台の大改修を行いました。

  • どこまでも続く線路(西中金駅付近)<br /><br />線路脇にキロポスト(28と1/2)が立っています。<br /><br />起点駅(知立)からのキロ程です。

    どこまでも続く線路(西中金駅付近)

    線路脇にキロポスト(28と1/2)が立っています。

    起点駅(知立)からのキロ程です。

  • 架線柱の残る廃線跡(西中金駅付近)<br /><br />電車が使われなくなってから33年が経過しています。<br />

    イチオシ

    架線柱の残る廃線跡(西中金駅付近)

    電車が使われなくなってから33年が経過しています。

  • 踏切脇の線路柵(西中金駅付近)<br />

    踏切脇の線路柵(西中金駅付近)

  • 鉄塔の立つ風景(西中金駅付近)<br />

    鉄塔の立つ風景(西中金駅付近)

  • やや上りのカーブ(西中金駅付近)<br />

    やや上りのカーブ(西中金駅付近)

  • 線路を渡り終えたお地蔵様(西中金駅付近)<br /><br />お地蔵様はどこへ行くのやら・・・<br />

    イチオシ

    線路を渡り終えたお地蔵様(西中金駅付近)

    お地蔵様はどこへ行くのやら・・・

  • 通行禁止の柵(西中金駅付近)<br /><br />この先に鉄橋があるようなので、引き返します。<br />

    通行禁止の柵(西中金駅付近)

    この先に鉄橋があるようなので、引き返します。

  • その先は・・・(西中金駅付近)<br /><br />山の中へ続いています。

    その先は・・・(西中金駅付近)

    山の中へ続いています。

  • 築堤の線路(西中金駅付近)<br /><br />西中金駅へ戻ります。<br />

    築堤の線路(西中金駅付近)

    西中金駅へ戻ります。

  • 歴史を見つめてきた線路(西中金駅付近)<br /><br />

    歴史を見つめてきた線路(西中金駅付近)

  • 道路になった踏切(西中金駅付近)<br /><br />ここから線路と並行している車道を歩くことにします。<br />

    道路になった踏切(西中金駅付近)

    ここから線路と並行している車道を歩くことにします。

  • 築堤を通る三河線(西中金駅付近)<br />

    築堤を通る三河線(西中金駅付近)

  • さっきのお地蔵様(西中金駅付近)<br />

    さっきのお地蔵様(西中金駅付近)

  • 力石バス停<br /><br />車道はここから山越えなので、コミュニティバスに乗ることにします。<br />

    力石バス停

    車道はここから山越えなので、コミュニティバスに乗ることにします。

  • コミュニティバス<br /><br />地元の人が利用する小さな「とよたおいでんバス」です。<br />

    コミュニティバス

    地元の人が利用する小さな「とよたおいでんバス」です。

  • 三河広瀬駅<br /><br />力石から乗ったバスは超満員。地元高校生の下校時間帯と重なっていました。<br />山を越え、広瀬バス停で降ります。<br /><br />昭和2年に開業した駅舎とホームは、国の登録有形文化財に指定されています。<br /><br />ここは豊田市東広瀬町。<br />

    イチオシ

    三河広瀬駅

    力石から乗ったバスは超満員。地元高校生の下校時間帯と重なっていました。
    山を越え、広瀬バス停で降ります。

    昭和2年に開業した駅舎とホームは、国の登録有形文化財に指定されています。

    ここは豊田市東広瀬町。

  • 待合室と出札口(三河広瀬駅)<br /><br />駅の中では五平餅やお茶が販売されているので、綺麗に保存されています。

    待合室と出札口(三河広瀬駅)

    駅の中では五平餅やお茶が販売されているので、綺麗に保存されています。

  • ひょうたんに仲間入りするコロ助(待合室)<br /><br />背の高さやユニークな形がほぼ同じ。

    ひょうたんに仲間入りするコロ助(待合室)

    背の高さやユニークな形がほぼ同じ。

  • 運賃表(待合室)<br /><br />名鉄三河線は梅坪駅で名古屋市営地下鉄と連絡しているので、連絡切符を発売していました。<br />

    運賃表(待合室)

    名鉄三河線は梅坪駅で名古屋市営地下鉄と連絡しているので、連絡切符を発売していました。

  • レールバス(待合室の写真展示)<br /><br />LE-Car キハ30形気動車です。<br /><br />名鉄は国鉄高山本線に直通する特急「北アルプス号」(気動車)を運行していたことがあります。名鉄には気動車の運転士や保守の経験があったので、レールバスの導入がスムーズにできたのです。<br /><br />かっちんが乗った昭和62年当時のレールバスは、1世代前のキハ20形でした。<br />

    レールバス(待合室の写真展示)

    LE-Car キハ30形気動車です。

    名鉄は国鉄高山本線に直通する特急「北アルプス号」(気動車)を運行していたことがあります。名鉄には気動車の運転士や保守の経験があったので、レールバスの導入がスムーズにできたのです。

    かっちんが乗った昭和62年当時のレールバスは、1世代前のキハ20形でした。

  • でんしゃみち整備計画(待合室に展示)<br /><br />整備の対象とすべき人を「地区外から訪れる人」と「地域の生活者」とし、サイクリングロード・遊歩道として整備する計画です。<br /><br />整備する範囲は廃線跡の猿投~西中金だけでなく、未成線の香嵐渓駅まで含まれています。<br />

    でんしゃみち整備計画(待合室に展示)

    整備の対象とすべき人を「地区外から訪れる人」と「地域の生活者」とし、サイクリングロード・遊歩道として整備する計画です。

    整備する範囲は廃線跡の猿投~西中金だけでなく、未成線の香嵐渓駅まで含まれています。

  • 昭和の駅舎(三河広瀬駅)<br /><br />大きな引き戸(改札口)や木枠の窓が昭和そのものです。<br />

    昭和の駅舎(三河広瀬駅)

    大きな引き戸(改札口)や木枠の窓が昭和そのものです。

  • 矢作川(三河広瀬駅)<br /><br />ホームから色づいた木々と矢作川(やはぎがわ)が見えます。<br />

    矢作川(三河広瀬駅)

    ホームから色づいた木々と矢作川(やはぎがわ)が見えます。

  • 風情のあるホーム(三河広瀬駅)<br />

    風情のあるホーム(三河広瀬駅)

  • 駅名標(三河広瀬駅)<br /><br />隣の駅は枝下(しだれ)と西中金です。<br />

    駅名標(三河広瀬駅)

    隣の駅は枝下(しだれ)と西中金です。

  • 矢作川と飯野川の合流点(三河広瀬駅付近)<br /><br />広梅橋からの眺めです。<br /><br />紅葉に夕日があたり輝いています。<br />

    矢作川と飯野川の合流点(三河広瀬駅付近)

    広梅橋からの眺めです。

    紅葉に夕日があたり輝いています。

  • 廃線跡(三河広瀬駅付近)<br /><br />線路を西中金方面へ少だけ歩いてみます。<br /><br />三河線は山越えせず、山の周囲を遠回りします。<br />

    廃線跡(三河広瀬駅付近)

    線路を西中金方面へ少だけ歩いてみます。

    三河線は山越えせず、山の周囲を遠回りします。

  • 竹林の中を通る線路(三河広瀬駅付近)<br /><br />竹が無造作に倒れ、自然のままです。<br /><br />この辺りで引き返します。<br />

    竹林の中を通る線路(三河広瀬駅付近)

    竹が無造作に倒れ、自然のままです。

    この辺りで引き返します。

  • 晩秋の三河広瀬駅<br /><br />紅葉と冬桜に囲まれる駅です。<br />

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    晩秋の三河広瀬駅

    紅葉と冬桜に囲まれる駅です。

  • 冬桜と紅葉が見頃(三河広瀬駅)<br />

    冬桜と紅葉が見頃(三河広瀬駅)

  • 駅の手前(三河広瀬駅)<br /><br />では、隣の枝下駅まで車道を歩いていきます。<br />

    駅の手前(三河広瀬駅)

    では、隣の枝下駅まで車道を歩いていきます。

  • 落ち葉のたまる線路(三河広瀬駅付近)<br /><br />線路は矢作川沿って設置されています。<br /><br />2本のレールの間になぜかもう1本レールがあります。<br />

    落ち葉のたまる線路(三河広瀬駅付近)

    線路は矢作川沿って設置されています。

    2本のレールの間になぜかもう1本レールがあります。

  • 枝下平岩バス停<br /><br />15分ほど歩き、枝下駅近くのバス停に到着。<br /><br />

    枝下平岩バス停

    15分ほど歩き、枝下駅近くのバス停に到着。

  • 線路の先は通行止め(枝下駅付近)<br /><br />三河広瀬方面に橋梁があるからです。<br />

    線路の先は通行止め(枝下駅付近)

    三河広瀬方面に橋梁があるからです。

  • 矢作川橋梁(枝下駅付近)<br /><br />廃線区間に残されている橋梁です。<br /><br />

    矢作川橋梁(枝下駅付近)

    廃線区間に残されている橋梁です。

  • 枝下駅周辺の案内図<br /><br />ここは豊田市枝下町。<br /><br />かつて旧飯田街道が矢作川を渡る渡船場があり、昭和27年まで利用されていました。<br /><br />三河線の鉄道は矢作川橋梁が架けられました。<br />

    枝下駅周辺の案内図

    ここは豊田市枝下町。

    かつて旧飯田街道が矢作川を渡る渡船場があり、昭和27年まで利用されていました。

    三河線の鉄道は矢作川橋梁が架けられました。

  • 夕闇の枝下駅<br /><br />枝下駅に着いたのは17時過ぎ。<br /><br />11月下旬なので、もう真っ暗です。

    夕闇の枝下駅

    枝下駅に着いたのは17時過ぎ。

    11月下旬なので、もう真っ暗です。

  • 夕闇のホーム(枝下駅)<br /><br />ストロボをたいた瞬間だけ辺りが見えます。

    夕闇のホーム(枝下駅)

    ストロボをたいた瞬間だけ辺りが見えます。

  • でも、これが昼間の枝下駅(2015年11月20日撮影)<br /><br />今から3年前、休暇村「茶臼山高原」主催の「香嵐渓・小原の四季桜バスツアー」に参加した時、猿投グリーンロードの枝下大橋から見えた景色です。<br /><br />後日、今でも走っている鉄道かと調べてみたら、三河線の廃線跡だったことがわかり、別の機会に訪れようと思ったところです。<br />

    イチオシ

    でも、これが昼間の枝下駅(2015年11月20日撮影)

    今から3年前、休暇村「茶臼山高原」主催の「香嵐渓・小原の四季桜バスツアー」に参加した時、猿投グリーンロードの枝下大橋から見えた景色です。

    後日、今でも走っている鉄道かと調べてみたら、三河線の廃線跡だったことがわかり、別の機会に訪れようと思ったところです。

  • 枝下バス停<br /><br />廃線歩きを終え、ここから猿投行きのコミュニティバスに乗り、豊田市駅前の東横インへ帰ります。<br /><br />昔、三河線を訪れた記憶と今回の廃線跡歩きが重なり合う旅になりました。<br />

    枝下バス停

    廃線歩きを終え、ここから猿投行きのコミュニティバスに乗り、豊田市駅前の東横インへ帰ります。

    昔、三河線を訪れた記憶と今回の廃線跡歩きが重なり合う旅になりました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 横浜臨海公園さん 2018/12/18 13:25:07
    名鉄三河線
    かっちんさま、こんにちは。

    三河線末端区間は閑散線と言うことでディーゼル化されてしまいましたが、それまでに高山本線乗入の実績があった為に、容易に転換されてしまいました。
    それにしても、該区間廃止後は沿線集落が閑散とした感が否めませんね。
    電化線が経費節減を理由に非電化となった先例で、岡山県の玉野市営交通があったと思います。
    電車は高松琴平電鉄が買取り、経費節減が出来たかと言えば、車両が小型化し混雑が激化してしまい最終的に廃止せざるを得ませんでしたが、何故か名鉄は先例があったにも拘らず非電化を断行し、結果的に同じ憂き目を味わらさせられております。
    名鉄は道路混雑緩和を理由に、岐阜市内線を含めた谷汲線廃止しましたが、寧ろ、沿線過疎が進行してしまい、現在では谷汲線沿線から岐阜市内直通バス自体も廃止されてしまい、逆効果だった事を証明する次第となっております。



    横浜臨海公園

    かっちん

    かっちんさん からの返信 2018/12/19 13:07:19
    RE: 名鉄三河線
    横浜臨海公園さま こんにちは。

    貴重な話をいろいろとありがとうございます。

    過疎と鉄道の関係は考えさせられます。
    地元住民の鉄道利用を促進するだけではなく、地元外から乗りに来る人を増やような魅力を作ることが大事でしょうか。

    いすみ鉄道やわたらせ渓谷鉄道が、独特の企業努力により赤字解消に頑張っていると感じています。

     かっちん

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