2024/12/26 - 2025/01/04
11001位(同エリア12715件中)
RiEさん
旅行4日目(12月29日)、後編。
指宿から戻ってタイムズのカーシェアリングを返却したのが16:00。
HOTELにカメラや荷物を置いて身軽になって、朝日通電停から市電に乗車して高見橋電停まで行き、“かごっま屋台村バスチカエリア”にある“奄美商店 ケンムン酒場”で軽く飲んでからアミュプラザ鹿児島で夜ごはんを調達して帰路についた。
旅行5日目(12月30日)。
鹿児島到初日に訪れた“廻る寿司めっけもん ドルフィンポート店”の年内最後の営業日なので、オープン10分前に到着したところ店を取り囲むように駐車場まで行列が延びていて慄いたけど、年始営業日も間に合わないから根気よく並び、美味しい寿司を満喫しながら昼飲みした。
午後の予定を考えてなかったから「急だけど桜島行っちゃう?」的なノリで“桜島フェリーターミナル”に向かい、14:00過ぎには“桜島”に初上陸したものの、徒歩で観光できる範囲は限られているので“桜島ビジターセンター”で歴史や噴火による影響を学んだり、“桜島溶岩なぎさ公園”を散策したりして僅か2時間弱の桜島観光をして再び鹿児島に戻った。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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先日、アミュプラザ地下1階の焼酎維新館で立ち飲みしたときに、かごっま屋台村の焼酎1杯無料クーポンを貰ったので、夕食前に軽く飲みに出掛けようと思い、鹿児島中央ターミナルビル地下1階にある“かごっま屋台村 バスチカ屋台村“へ。
こちらには18店舗あり、鹿児島最大の居酒屋横丁スタイルのグルメスポットになっていて、系列店がLi-ka1920の1階“ライカ屋台村“に7店舗入店しているので、合計25店舗の鹿児島グルメが楽しめる。かごっまふるさと屋台村 (バスチカ、ライカ) グルメ・レストラン
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日曜の夕方なので多くの店がほぼ満席状態に近く、迷った末(この写真は退店時に撮ったので空いてるけど)ラスト1テーブルが空いていた本場奄美大島の郷土料理と黒糖焼酎が楽しめる“奄美商店 ケンムン酒場”に決めた。
店内はコンパクトだけど店横にテーブルが出ているので意外に集客力がある。
ただ、料理提供はゆっくりめ。 -
Menu。
内地とは異なる食文化を持つ奄美大島にしかない料理も色々あるし、鹿児島県奄美群島だけに製造が認められている奄美黒糖焼酎も楽しめる。 -
最初の1杯はクーポンで乾杯。
炭酸割りにする場合は別途+50円が加算される。 -
【あかりん豚のせいろ蒸し】980円
奄美のブランド豚:あかりんとんは甘味が美味しく、ポン酢たれで味わう。
人参・さつま芋・くずきり・南瓜・スナップエンドウも野菜の旨味がしっかり感じられた。 -
【あおさのり塩ポテトフライ】480円
奄美のあおさのりをたっぷりまぶしてあるので風味が良く、ポテトは冷めてもずっとカリカリだった。 -
【手羽元おでん】380円
手羽元はホロホロで、大根と卵にじっくり出汁が効いている。 -
【塩麹鶏ハムとトマトカプレーゼ】380円
しっとりな肉質の鶏ハムに岩塩を付けて食べるシンプルな料理だけど、つまみにピッタリだった。
夫は焼酎のダイヤメが気に入って後日購入していたけど、私はパッションフルーツサワーが美味しくて軽く飲むのにピッタリだった。
合計:3720円。 -
“アミュプラザ鹿児島”のデパ地下で軽めの夜つまみを購入して、19:30過ぎにHOTELに戻った。
アミュプラザ鹿児島 ショッピングモール
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旅行5日目(12月30日)。
朝風呂をゆっくり入りたいと早起きした夫は、まだ外が真っ暗な時間なのにHOTELから離れた場所にある、荒田八幡電停から徒歩2分の“温泉錦湯”へ。
浴槽と洗い場を足すとバスケットコートくらいの広さがあり、ナトリウム系で塩味(飲料用蛇口有り)がする熱い湯と適温の湯・泡風呂・サウナ・水風呂がある。 -
今日の1番の目的は年内最終営業日の“廻る寿司めっけもん ドルフィンポート店”でランチすることなのでゆっくり支度し、10:40にHOTELを出発して店に到着したのが回転10分前の10:50。
広い駐車場は既に満車で駐車待ちの車が待機しており、店舗に沿って駐車場に長い回転待ち行列が出来ていて、夫を並ばせたまま確認に行ったら30-40組待機していて慄いたけど、年始営業日は1月5日だから間に合わないので覚悟を決めて並ぶことにした。廻る寿司めっけもん ドルフィンポート店 グルメ・レストラン
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11:00を過ぎると先頭組が一気に入店したので店内に入れたものの、開店時点で19組待ち。
車で来ている人は呼び出しベルを借りることが出来るけど、店内の待合ベンチもあっという間に埋まっていたので30分以上経ちっぱなしで待機していた。 -
待機1組目が呼び出されたのは11:30で、19番目の私たちが呼び出されたのが12:00ちょうど。
ようやく着席できたけど長かった! -
リピしたいものや前回食べ損ねたネタを中心に19皿注文して大満足。
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13:00に退店するときチラッと見たら、本日のおすすめ看板が本日の新規受付終了看板に差し替えられていた。
どれだけ人気なの。 -
店を出ると青空が広がっているのに一瞬通り雨が横切ったけど、傘を出す前に止んだ。
決めていなかった午後からの予定を相談したところ、これほど青空が出ているなら桜島に行ってみても良いかもという話になり、そのまま“鹿児島港桜島フェリーターミナル”に向かった。桜島フェリー(鹿児島市船舶局) 乗り物
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ターミナルビルのエスカレーターで最上階まで上ると…
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年末のせいか多くの店にシャッターが下りていたけど、飲食店や土産物屋が並んでいて、そのまま通路を歩いて行くといおワールドかごしま水族館へアクセスできるようになっている。
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鹿児島港側には改札口は無いのでそのまま進んでいく。
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幅が広い屋根付き通路を歩いて行くと…
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ロープが張られた場所に乗船希望者が並んでおり、目の前には着岸したばかりの乗船予定のフェリーが停泊していた。
桜島フェリーは2024年12月現在平日なら102便・土日祝日は112便で運航しているのでしばらく待機する(24時間運航は2025年10月に廃止)。 -
間もなく自動車の乗り入れ口が開放され、次々に車が狭い通路を通って上陸していった。
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ロープが解かれたので私たちも乗船。
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このフェリーは1999年竣工でドルフィンランナーという別名が付けられており、時間帯によってはバリアフリー船も運行している。
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乗り込んだ階は乗用車などが、その下の階はバスなど大型車両が待機しているので上階へ。
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ソファーが並ぶ部屋に入ると暖房が効いてる反面、囲われているので外が見れない。
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屋外は耳が千切れそうなくらい寒いけど、せっかくなら桜島に近づく様子を眺めたいのでオープンスペースを陣取った。
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真っ白な別のフェリーが入港してきたのを眺めていたら…
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13:45に出航。
この位置から見ているとこんな狭いのに通過できるの?と心配になる。 -
2つ目の堤防を越えると鹿児島湾へ。
桜島 自然・景勝地
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イチオシ
冬晴れが広がって気持ちいいけど本当に寒いし、悴む手でシャッターを切っているら、1つ前の写真と見比べると桜島の頭頂部を覆うように灰色の煙が上がってない?
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下の階に並ぶ自家用車に乗客が乗り込み始め、海を挟んでわずか4km・15分の船旅がそろそろ終わることを知る。
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鹿児島側の景色が遠く離れていき…
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14:00過ぎに“桜島港フェリーターミナル”に着岸した。
桜島港フェリーターミナル 乗り物
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下船も特に混雑すること無かったけど、夫を探していたら最後になってしまい慌てて改札へ。
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改札手前で待っていた夫と合流できたけど、ここで吃驚なことを目撃。
私の前を歩いていた女性2人の内1人が改札手前で「じゃぁ私はここで失礼します」と頭を下げると、もう1人が「わざわざ見送り有難うございました」と言いながら改札を出ていった。
「ここで失礼します」と声をかけた女性は、そのまま乗ってきたフェリーに向かってUターン。
鹿児島からの往路は料金徴収がなく、桜島港側で初めて徴収されるから実質タダ乗りじゃない? -
複雑な気分のまま、私たちはクレジットカードのタッチ決済で改札を通過。
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待合スペースには桜島出身の遠藤保仁選手のユニフォームやスパイクが展示されていた。
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“桜島港フェリーターミナル”を出て建物沿いに歩いていたら…
桜島港フェリーターミナル 乗り物
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桜島港の自動車等料金所を通過するため下船した乗用車と、これから乗船する乗用車が並んでおり、その数の多さに驚いた。
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南に向かって進んでいると煙たいわけじゃないけど空気が澱んでいて、ちょっと喉もザラザラする。
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季節的に桜島の上空は北西の風が吹いているため、もし噴煙しても大隅地方を中心に広がっていくので鹿児島市内は平気だったけど、さっきの灰色の煙の影響かな?と思っていたら5分ほど過ぎると空気の淀みが落ち着いた。
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14:15“に桜島ビジターセンター”に到着。
徒歩で観光できる範囲は限られているのでまずは桜島の火山活動や自然、桜島の観光情報が集められた展示施設になっている。桜島ビジターセンター 美術館・博物館
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桜島の立体模型。
桜島は高さ1117m(北岳・御岳)・面積約80平方キロメートル・周囲約52kmの北岳・南岳の2つの主峰から成る複合火山で、霧島錦江湾国立公園に指定されている。 -
桜島は約26000年前に誕生して以降、17回の大噴火を繰り返しており、かつては陸地と繋がっていない完全な島だったけど1914年の大正噴火で流れた溶岩によって海峡が埋め立てられ、大隅半島の一部になった。
古くは縄文時代から桜島に住み着き生活を始めていたそうで、2024年4月の時点で桜島には約3500人が暮らしている。 -
これは溶岩原の模型で、噴火から30年経過しても草木が1本も生えていない状態。
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噴火から100-200年経過するとようやく緑が大地に根を張る。
豊かな森へと成長するには膨大な月日が必要で、自然の恐ろしさを目の当たりにした。 -
2024年12月30日現在で今年は95回噴火(火口から噴煙が1000m超えたら1カウント)があり、直近を見ると「あっ!」と思わず声が漏れる。
昨日指宿から戻る途中15時過ぎに見た、桜島が噴き出す灰色の煙はやはり噴火だったのか。 -
ビジターセンターの反対側の扉から出ると海側に行けるので“霧島錦江湾国立公園”へ。
桜島は日差しが強くて、ビル風がないでいか鹿児島よりも暑かった。霧島錦江湾国立公園 公園・植物園
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桜島溶岩なぎさ公園と烏島展望所を結ぶ全長約3kmの遊歩道“溶岩なぎさ遊歩道”を少し歩いてみることに。
溶岩なぎさ遊歩道 名所・史跡
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流出した溶岩が全てのものを焼き尽くし、海までも埋め立てた1914年の大正噴火で失った景色は溶岩原となり、その景色が今も残っている。
海の彼方に見えるのは鹿児島の町並みで想像以上に近くて驚いた。 -
溶岩原だった桜島はその後徐々に植生が回復していき、豊かな自然美を観察しながら散策した。
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色づいた葉が少し残る木々に囲まれた遊歩道を進んでいると、桜島が姿を現す。
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分厚い雲かもしれないし、濁っているので噴煙なのかもしれないけど、桜島の南岳には現在2つの活発な噴火口がある。
南岳東側斜面の8合目付近に位置する昭和火口と、南岳山頂火口は交互に噴火活動を繰り返していて、2024年現在では特に南岳山頂火口が活発に活動しているのだそう。
桜島は登山道がありかつては多くの人が山頂を目指していたけど、1955年の噴火事故をきっかけに入山規制が始まって、一般観光客が行ける最高地点は373mに位置する湯之平展望所のみになった。
現在も噴火の危険があるため桜島の登山は禁止されている。桜島 自然・景勝地
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歩いてきた道をUターン。
日傘が欲しくなるほどの日差しの強さと、12月とは思えない温暖な気候、そして時々現れる椰子の木が醸し出す南国感。 -
途中でco-opに寄ってみたけど鹿児島市内と変わらないラインナップだったので“道の駅 桜島”へ。
道の駅 桜島 道の駅
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屋根が2つ連なったような建物が火の島めぐみ館で、隣接する桜島旬彩館は加工工場なのだそう。
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生鮮食品や土産物、桜島の溶岩を加工した溶岩焼陶器や溶岩プレートなども販売されている。
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でもここで購入するならやっぱり桜島小みかん。
1袋に20個くらい入って500円という破格だったので、HOTELで食べたくて購入した。 -
帰路は桜島側でクレジットカードのタッチ決済をして改札を通過。
桜島港フェリーターミナル 乗り物
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往路とは異なるフェリーで前面がガラス張りになっていたから、寒い思いをせず桜島を眺めながら帰れるあの席を目指した。
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15:45発のフェリーで桜島港フェリーターミナルを出発。
2時間弱の短い滞在だったけど、鹿児島市内とは違う穏やかな空気感が広がっていた。桜島 自然・景勝地
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桜島の山頂付近をズームレンズで覗くと荒々しい山肌がハッキリ見えた。
一昨日鹿児島城(鶴丸城)から撮影した時にあった、山頂付近の白い物も消えていたのであれはやっぱり雪だと思う。 -
15分の船旅に終わりを告げて16:00ちょうどに鹿児島港フェリーターミナルに到着した。
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世界で一番小さいであろうと言われる桜島小みかんは、時々種が入っているけどみずみずしく、すっきりした甘さが美味しくて20個が3日で消えてしまった。
後日、鹿児島市内のスーパーで販売していた桜島小みかんの価格を見たら、10個入りで480円だったのでお得に買えてちょっと嬉しい。
明日は大晦日だから遠出はせず、鹿児島シティビューバスを利用して“旧鹿児島紡績所技師館”を訪れたり、名物のぢゃんぼ餅を食べる予定。
続きは06へ。
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