四国東半分＋αの旅　その３　ＤＭＶで行く

2024/01/06 - 2024/01/06

2024（Ｒ６）年１月、年始早々の旅となっております。
四国の東半分の方を旅してみることにしました。

いよいよ、ＤＭＶに乗ることになります。
前に来たときはまだそのようなものは影も形もなかったころなので、ＪＲ牟岐線は海部駅まであり、海部駅からは阿佐海岸鉄道が２駅だけ運行しており、高知県に入ったところにある甲浦（かんのうら）駅まで行って、ここからバス、というルートになったのですが、どのように変わったのでしょうか。

阿波海南駅で、切り替え用の線路などの設備を見て、本当にこのような乗り物ができてしまったのだ、とか若干の感慨にふけったりしたのでした。

なお、実際は最後の方で高知県内に入っているのですが、載せている画像は徳島県内での様子が多いので、徳島県での旅行記としています。

エリア 阿南・日和佐・海陽・那賀(徳島)

• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

阿波海南駅です。

阿波海南駅 駅

徳島から乗ってきましたが、ここで降ります。

来た道を振り返る（乗ってきただけなのですが）。
だからどうということもないですが。

これが阿波海南駅の建物みたいです。

ＪＲ牟岐線はここまで。
もとはここから２駅先の海部駅まででしたが、今はここまでがＪＲ線となっています。
こう見ると、もともとはまっすぐ先につながっていたであろうことがうかがえますが。

来ました。これか。

このへんでモードチェンジというものをして、バスになるのでしょうね。

阿波海南駅の乗り場は、バスになって乗り降りすることになります。

改めて見ると、こういう感じ。

なお、冷静になると、この便はこの阿波海南駅が終点と言うことではなく、
もうちょっと先の阿波海南文化村というところまでバスになって行くことになります。

実はもうちょっと時間があるので、ここで阿波海南駅の建物内へ。
出口はこちら、って表示されているし。

たぶん窓口があった場所に見えますが、少なくとも今は、完全になくなっております。

いろいろＤＭＶを説明しているというか、推しております。
実際、ここに来る人の多くの関心を集めているのでしょうね。

自分もそうだし。

こんな感じの待合室となっています。

いよいよ、バス停に出てきました。

阿波海南駅前。
ところどころ南国感が、とか思ったのですが、樹が見えるからか。

モードチェンジ場所付近が撮影スポットとなっておりました。

この先乗るのは、こちら。

先頭部が写っていないと、若干マイクロバス感もないこともない。

乗りました。
乗っている分にはマイクロバス…いや、なんでもないです。

そういえば、こういう感じの路線バスに乗ったことがありました。
https://4travel.jp/travelogue/11623094#photo_link_66149816

ちなみに、こちら、全車指定席でした。
予約なしでも、空いていれば乗れるのかも知れませんが。

発車して早々に鉄道に変更することになります。
車内からも前景がときどき見えたりします。

モードチェンジが行われました。
ちゃんと？表示されます。
当たり前ですが、乗ってしまうとその様子はわからない。
わかるほどの衝撃とかがあっても困りますしね。

こう見ると、鉄道の路線を走っているのと何も変わらないですが。

海部駅に到着。

元々のＪＲ四国・牟岐線と阿佐海岸鉄道はこの駅が境となっていましたが、ＤＭＶ導入に際し今の阿波海南駅に変更されました。
この駅は高架で、モードチェンジの場所を作るのも大変だし、ということなのでしょうか。

海部駅 駅

ＤＭＶ導入に伴いホームの位置がちょっと変わっていますが、
旧ホームも残されているようです。
ただし、旧ホームへの立ち入りは禁止。

そういえば、旧ホームはＪＲと阿佐海岸鉄道との境界ということもあり、列車の行き違いもできる構造になっていたはずですが、新ホームは１本の線路を双方のホームで挟む構造になっているので、ＤＭＶがこの駅で行き違いをする、ということはないことになります。
まあ、バスになってからいくらでも行き違いできる場所、ありますからね…

かつての駅名標、かつての車両、この画像だけ見ると、ＤＭＶ導入前の阿佐海岸鉄道みたいです。

ごくごく短い区間だけ走るのですが、転換クロスシートだったりして、以前乗ったときは、距離の割にはずいぶん立派な車両だと感じたものなのですが。

鉄道路線を走っている、ということを再認識しようかと思って。

宍喰駅。
海部駅同様にホームが改造されていますが、宍喰駅は元来からホームは１つしかなく、列車の行き違いはできない構造だったはずです。

宍喰駅 駅

宍喰を出ると、いよいよ景色がこんな感じに。
まもなく、高知県内に入ります。

そういえば、阿佐海岸鉄道と称していますが、鉄道区間ではあまり、いや、ほとんど、海が見えるところはなかったような気が。

鉄道区間も終了。
バスにモードチェンジします、と、画面で案内されています。

高架からループ線を降りていくわけですね。

甲浦（かんのうら）です。

鉄道区間の終点駅でした。
本当はもっと先まで進んで、奈半利で今の土佐くろしお鉄道とつながる計画であったとか。
なので、途中で止まった感がありありの高架とか、甲浦の市街地から離れた駅の立地とか、どうなるのかな、今後、みたいな印象をもったのですが、図らずもＤＭＶでこの先と結ばれることになりました。

甲浦駅 駅

とはいえ、やはり甲浦駅の立地はこのままで、そこからは細い道を通ったりしていきます。

ついに海が見えるところに来ました。

海水浴場のようですが、行ったのは１月なので、海水浴客などもちろんいません。

道の駅に停まります。
いや、乗降はなかったので、経由しただけか。

道の駅 東洋町 道の駅

道の駅東洋町。
たしかに、ここは高知県、東洋町。

しばらく海沿いを走りまして。

ここで中に入っていきます。

水族館なんですね。
中には入る時間はなかったのですが、また今度は、ということで。

むろと廃校水族館 動物園・水族館

バス、いや、ＤＭＶはこの先、室戸岬の方まで行くのですが、予約の時点で当日悪天候だったらイヤなので、屋根のあるところを目的地にしよう、と、
こちらに来てみたのでした。

室戸世界ジオパークセンター 公園・植物園

そして、ＤＭＶ、というか、バスを降りたのでした。

しばらくこちらの中で過ごしました。
なかなか見るところもあって面白かったですよ。

というところで、
この先の様子は、また別の旅行記で。