2024秋「きた北海道フリーパス」の旅(最終日)

2024/10/31 - 2024/10/31

およそ、新千歳空港駅、小樽駅、富良野駅、稚内駅を結ぶ区間のJRが、特急を含め(指定席は4回まで)3日間乗り放題となる、「ANAきた北海道フリーパス」(16200円で、1000円分の買い物券付)。2024年秋に、この切符を利用した、北海道の旅の最終日、「剣淵絵本の館」訪問を軸とした旅の、旅行記。

エリア 北海道

旭川駅朝9時発車の、特急宗谷号から、最終日の旅はスタートしました。

宗谷号は、自由席を利用。旭川から乗る人も結構いましたが、降りる人も多く、待っていた全員が、余裕で着席できました。

特急 宗谷　 乗り物

宗谷号で、士別を目指します。線路が改良され、高速運転が可能な区間だけに、快調な走行ぶりでした。

JR宗谷本線 乗り物

無事、士別駅に到着しました。

士別駅待合室。営業開始時間前でしたが、売店や、駅そばのお店が見受けられました。

レトロな外観の士別駅を出て、道の駅「侍・しべつ」へと向かいました。

道の駅「侍・しべつ」の看板。目立っていました。

道の駅 羊のまち 侍 しべつ 道の駅

「侍・士別」の外観。令和に完成した建物とあって、現代的で、コンパクトでした。

道の駅 羊のまち 侍 しべつ 道の駅

「侍・しべつ」来場者100万人達成を祝う幕。予想より早い達成、とのことだそうです。

道の駅 羊のまち 侍 しべつ 道の駅

士別の市街地を散策した後、士別駅に戻りました。

剣淵を目指して、士別駅から、午前11時台発の、普通旭川行きに乗車しました。

JR宗谷本線 乗り物

無事剣淵駅に到着しました。

剣淵駅駅舎。コンパクトですが、椅子が置かれ、待合室としての機能を有していました。

剣淵駅前の、案内看板。散策の参考にしました。

「剣淵町開拓記念木」。堂々として立っていました。

剣淵町開拓記念木 名所・史跡

「剣淵開拓記念木」の説明板。天然記念物である、とのことでした。

剣淵町開拓記念木 名所・史跡

「屯田兵屋」。歴史を感じました。

屯田兵屋 名所・史跡

「屯田兵屋」の説明看板。兵器が大切に扱われていたことが、分かりました。

屯田兵屋 名所・史跡

剣淵「絵本の館」に、到着しました。

絵本の館 美術館・博物館

「絵本の館」入り口付近には、マンホールが展示されていました。

絵本の館 美術館・博物館

館内には、「ハロウィーン」の装飾がなされていました。

絵本の館 美術館・博物館

こちらは、館内のフォトスポット。施設全般的には、絵本の多い綺麗な図書館という感じでした。ただ、その他、展示室が2つあり(撮影禁止)、絵本展と、地元の子供達の作品展が開催される等していました。さらに、子供が遊べる部屋等もあり、「館」の名に恥じない充実した施設でした。

絵本の館 美術館・博物館

絵本を実際に読んだりした後、「絵本の館」を後にしました。

絵本の館 美術館・博物館

その後、剣淵町内を散策した後、剣淵駅に戻りました。次は、名寄を目指す予定でした。しかし、お目当てのお店が、臨時休業と判明したため、予定を変更し、深川を目指すことにしました。フリー切符のメリットが生きた場面でした。

乗車したのは、剣淵駅午後2時台発の、「快速なよろ」旭川行き。

快速なよろ 乗り物

「快速なよろ」は、H100系1両での運行でした。車内は満席で、自分も含め、立客も結構いました。宗谷本線名寄以南の、需要の根強さを感じました。

JR宗谷本線 乗り物

無事旭川駅に到着し、「特急カムイ」に乗り換えました。

「特急カムイ」の自由席は、旭川発車時点でも、かなりの乗車率で、2席とも空席の座席は、ありませんでした。

特急カムイ 特急ライラック 乗り物

「特急カムイ」は函館本線を快調に走行して行きました。

JR函館本線 乗り物

無事深川駅に到着。あまり時間が無いため、足早に、深川駅界隈の散策を、開始しました。

深川駅に戻り、15時36分発の、「特急ライラック」旭川行きに乗車しました。

特急カムイ 特急ライラック 乗り物

「特急ライラック」の自由席。30分間隔と、通常より特急の運転間隔が短い時間帯だったこともあってか、自由席車内は空いていました。そのため、楽に函館本線末端区間を移動できました。

JR函館本線 乗り物

旭川駅に到着後、今度は、美瑛を目指しました。

旭川駅16時30分発の、富良野行き普通列車に乗車。2両編成とあって、車内は満席とまでは、なっていませんでした。

JR富良野線 乗り物

17時台に、無事富良野駅に到着しました。この時点では、駅員が配置されており、改札が行われていました。

美瑛駅界隈を少し歩いた後、「四季の情報館」に立ち寄りました。

四季の情報館 名所・史跡

四季の情報館内。10月末は、美瑛観光の端境期とあってか、館内は比較的空いていました。

四季の情報館 名所・史跡

美瑛駅に戻ると、駅員配置時間が過ぎており、改札口は無人となっていました。

美瑛駅から旭川行き普通に乗車。2両編成の車内は、結構な乗車率で、辛うじて着席できました。

JR富良野線 乗り物

旭川行き普通のうち、1両には、富良野線にもかかわらず、なぜか、H100系宗谷線ラッピングの車両が使用されていました。 車両の座席に、リスやハマナス等の絵柄が描かれており、さりげなく素敵でした。

「SOYA」のデザイン英字と、黒の塗色が、目をひく、E100系宗谷線ラッピング車両外観。

無事旭川駅に到着した後、散策と夕食のため、一旦途中下車しました。

「平和通買物公園」の案内図。平日の18時台でしたが、ある程度の人出がありました。

平和通買物公園 名所・史跡

「平和通買物公園」は、ベンチが整備されるなど、歩行者にとり、良い環境でした。

平和通買物公園 名所・史跡

旭川駅に戻り、千歳を目指します。まずは、「特急カムイ」で、札幌に向かいました。

「特急カムイ」の座席は、4号車の指定席、「uシート」を選択。2024年秋現在においては、4号車の「uシート」にのみ、電源と、荷物置場があり、便利ですが、その分混雑しやすいため、何号車の指定席にするかは、悩みどころです。

特急カムイ 特急ライラック 乗り物

「特急カムイ」の車両は、789系でした。写真は、旭川駅ホームにて。

特急カムイ 特急ライラック 乗り物

「特急カムイ」は、順調に、夜の函館本線を、札幌へ向けて進んでいきました。

JR函館本線 乗り物

無事札幌駅に到着。21時台半ばでしたが、さすがは大都市札幌。ホーム上には、たくさんのお客さんが見受けられました。

札幌駅からは、千歳駅を目指し、札幌22時発の、「特急すずらん」室蘭行き、に乗車しました。

「特急すずらん」の車両も、789系でした。

特急 すずらん 乗り物

「特急すずらん」のヘッドマーク。綺麗だと思いました。

特急 すずらん 乗り物

札幌駅7番線ホームにて。こちらの「特急すずらん12号」は、平成後半まで運転されていた、「急行はまなす」の一部区間の役割を代替するため、札幌22時発、となっているようです。

特急 すずらん 乗り物

「特急すずらん」の座席も、「uシート」の、4号車指定席にしました。 荷物が多かったため、荷物置場があるのは、助かりました。

特急 すずらん 乗り物

「特急すずらん」は、札幌を出ると、千歳線内は、新札幌のみに停車し、その次が、千歳でした。

JR千歳線 乗り物

無事千歳駅に到着し、最終日の旅を終えました。