2024/10/22 - 2024/10/23
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miharashiさん
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去年(2023年)東南アジア旅行を計画したとき、当初はインドにも行く予定だったが、ビザ申請時期に失敗して断念した経緯があった。しかし、どうしても諦められず、今年春に再び計画を立て始めた。去年の計画ではバンガロールイン、デリーアウトというルートだったが、マイルでANA便を使う関係で、デリーイン、バンガロールアウトの逆コースで行くことになった。出発前の準備については下記の旅行記を参照してください。
https://4travel.jp/travelogue/11934552
本旅行記(第七部)は、アウランガバードに三日間滞在して、初日に往復ともローカルバスを利用してエローラの遺跡を観光したときの旅行記です。バス代は、片道100円以下で済んでしまいました。(表紙写真は、エローラ第10窟の内部)
旅程(予定)
10/17(木 )羽田発10:50-(ANA)->インディラガンディー空港16:30着
地下鉄でコンノートプレイスヘ (ニューデリー泊)
10/18(金) 午前中市内観光 Hazrat Nizamuddin 駅15:05発-(鉄道)
->アグラカント駅17:20着 (アグラ泊)
10/19(土) タージマハル、アグラ城見学
アグラフォート駅発14:40-(鉄道)->Bandikui着17:17
(Chand Baoriそばのホテル泊)
10/20(日) 早朝Chand Baori(階段井戸)観光
Bandikui発 10:43ー(鉄道) ー>Jaipur着 12:20
風の宮殿、アンベール城観光 (ジャイプール泊)
10/21(月) ジャイプール発6:00-(鉄道)->ジョードブル着11:10
メハラーンガル砦観光 (ジョードブル泊)
10/22(火) ジョードブル空港発14:40-(Indigo)->(アーメダバード
乗り継ぎ)->オーランガバード着18:50 (オーランガバード泊)
10/23(水) エローラ観光 (オーランガバード泊)
10/24(木) アジャンダー観光 (オーランガバード泊)
10/25(金) オーランガバード発16:30-(Indigo)->バンガロール着17:55
(バンガロール泊)
10/26(土) バンガロール市内観光 (バンガロール泊)
10/27(日) バンガロール発10:15-(鉄道=>マイソール着12:20
マイソール宮殿観光(昼&夜) (マイソール泊)
10/28(月) マイソール発12:45-(鉄道->バンガロール着16:35
バンガロール空港発23:10-(SQ)->(シンガポール乗り継ぎ)
->羽田着(10/29,15:35)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- インディゴ ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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インドを代表する遺跡・エローラ。100年以上もの間、ひたすら岩を削り続けて出来上がった34棟の巨大な石窟寺院群。1983年には世界遺産にも登録。今回のインド旅行では、タージマハルに次ぐ観光の目玉だった。とても人間の技とは思えない壮大&精巧な建造物に圧倒された。
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エローラ遺跡は、インドのほぼ中央部に位置し、観光の拠点の街はアウランガバード。ジョードプルからは直線距離でも800キロ近くあるので、陸路移動はあきらめ、飛行機で移動することにした。
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10月22日(火)。ジョードプル14:40発、アーメダバード乗り継ぎのIndiGoで、夕方7時頃アウランガバード空港に到着。予約時にもらったIndiGoのEチケットでは、行き先がAurangabadではなく、Chhatrapati Sambhaji Nagarというややこしい名前になっていたが、これはアウランガバード空港の別名だった。あらかじめホテルにフリーの迎えを頼んでいたので、空港の出口を出ると、迎えの人が私達の名札を持って待っていてくれた。空港からホテルまでは、メイン道路で10キロほどの距離。中心部に近づくと渋滞が激しくなったが、30分ほどで無事Hotel Green Oliveに到着(写真は。翌朝撮影)。
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このホテルは、バスターミナルに近く、レストランもおいしいとの評判だったので、選んだ。今日からここに3連泊することに。
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10月23日(水)。7時半から朝食。オムレツのメニューにマサラというのがあり、試しに頼んだら、香辛料の効いた野菜が入っていて、とても美味しかった(左の写真)。
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ヨーグルトにジュースも(後日遅い時間に食べた朝食時には、インド料理や温野菜など選択肢が多かった。この日は、時間が早すぎて、準備できていなかったと思われる)。
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エローラへは、路線バスで行くことにして、8時少し前にホテルを出て、バススタンドまで5、6分歩く。バススタンドは、メイン道路の反対側にあり、交通量の激しい中を一回横断しなければならなかった。信号はあるが、青の時間が短いので、車が途切れるのを待って急いで渡る。
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バススタンドの中は人であふれ、とにかくカオス。バスの発着情報を示す掲示板などは全くなく、そもそも英語の表記が全く見当たらないのにはびっくり。
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発着場所を知るには、とにかく周りの人に聞きまくるしかなかった。エローラへは写真中央の乗り場からだという。
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そのうち1台のバスが入ってきて、これがエローラに行くというので、すぐに乗り込んだ。
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チケットは、バスが発車してから車掌が売りにきた。一人40ルピー。100円以下!。おんぼろバスで、乗り心地は悪い。
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エローラまでは、20キロほど立派な舗装道路を走り、45分位で到着。
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バスを降りたところの向かい側。帰りは、ここからアウランガバード行のバスに乗ることが出来た。
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上記写真の右奥の方に塔みたいな案内板が立っていて、エローラへの入り口があった。
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入場料は一人600ルピー。入場のためのトークンを渡された(出るまでなくさないように)。
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最初は、空いているうちに一番規模が大きい第16窟・カイラーサナータ寺院へ。入場すると目の前に位置する。
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第16窟の入り口を正面から。
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入り口の左側。
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入り口を入ると、正面に立派な仏像群。
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入り口から右方向に進むと、すぐ目の前に石窟寺院が建っていた。岩を彫って造られたとは思えないほど、端正で精巧な外観だ。この場所から、回廊の中を反時計回りに歩いて、寺院の周囲を見学することに。
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回廊の中から岩の隙間越しに寺院を見る。
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壁面に彫られた絵は、かなり成人向き。第16窟はヒンズー教の石窟寺院なので、それも納得?
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上記の右側を見ると、背後にも壮大な寺院が建っていた。
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寺院の周囲の象の彫り物がすごかった。
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さらに右奥へと進み、寺院の周りを一周。写真は、上記写真の右側面を正面から撮影。
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上記のさらに右側を正面から。
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さらに進み、上記の右側面を正面から。4つ前の写真のちょうど反対側だ。
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上記のさらに右側。
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上記写真の中央下部を拡大。象が龍に食いついているところ?。
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さらに少し右に進んで。
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寺院の周りをほぼ一周すると、最初に入った入り口の左側に出てきて、そこから寺院の中に入ることが出来た。私だけ先に寺院の中に入って記念撮影。
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カイラーサナータ寺院の内部。入り口から奥の方向。
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寺院内部その2。奥から入り口の方向。中の彫刻もすごい。
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一番奥には石碑のようなもの。ヒンズー教のシヴァ神の象徴リンガ(ネットの情報による)。
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再び入り口方向。
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入り口へ戻り、再び奥の方。
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上記と反対側の寺院内部にも入ることが出来、そこからはエローラ遺跡の入り口を見渡すことが出来た(画像をクリックしてください)。
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第16窟の入り口に戻ると、寺院壁面には、精巧な仏像が彫りこまれていた。
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反対側の壁にも。
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最初に撮影した寺院の前に戻り、人だかりがなくなっているところで再び撮影。
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最後にここで記念撮影をしたかったのだが、先客がなかなかどけてくれなかったのであきらめて知らない人を入れて撮影。
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第16窟を出た後は、左方向へ歩き、第10窟から第1窟にいたる仏教石窟寺院へと向かう(途中の第14窟は、内部は見所がほとんどなかったので省略)。途中の道沿いには黄色やオレンジの花が咲いていた。
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第10窟の正面。
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上記の左側。
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入り口上部を拡大。
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第10窟の内部。天井の模様がすばらしかった。
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同上。
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奥の仏像を拡大して。
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第10窟の先には、第6窟や第2窟が続いていた。
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いいかげん食傷気味になってきたので、あとは軽く見て周るだけに留めた。写真は第2窟内部。
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第2窟の奥。
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第2窟奥の仏像をまとめて。
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第2窟の前にはちょうど日陰に椅子が置いてあったので、持参した冷たい飲み物とおやつを食べて休憩。日陰は風が心地よくひんやりしていた(写真は、そこから見た仏教石窟群)。
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入場口までは歩いて戻り(第10窟の近くからはリキシャーも運行していたが、ちょうど出た後だった)、リキシャーに乗って第32&33窟へと向かう(往復一人30ルピー)。チケットを買うとき説明があったが、あまり理解できなかった。後で、最初に第33窟前まで乗って行き、第32と33窟を見学後、再びリキシャーで第29窟に立ち寄り見学。最後にリキシャーで入口まで戻れるということの説明だったようだ。インド人の英語は聞き取りにくい。
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途中には第29窟もあるが、行きは素通りして、第32&33窟へと直行。
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第32&33窟手前で降ろされ、少し坂道を登ると、二つの石窟が見えてきた。暑いので、ここまでリキシャーが走ってくれればいいものを。サービス精神がたりない。これらは第29窟と共にジャイナ教の石窟寺院だ。写真は、第32(右)&33窟(左)の入り口(画像をクリックしてください)。
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最初は、第32窟の中へ。入ると第16窟のミニチュア版といった雰囲気。
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巨大な象越しに寺院を見る。
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同上。
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第32窟寺院の内部。
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次は隣の第33窟へ。
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第33窟の中。柱の彫刻がすばらしかった。
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第32と33窟の両方を見終えて、シャトルバスを降りたところへ戻り、帰りのリキシャ―に乗り込むと、帰る途中で別な道に入り、第29窟に到着(写真は第29窟の入り口)。
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第29窟の内部は暗く広かった。
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中央奥正面には多くの立像。
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正面入り口奥には、第16窟内部で見たのと同じシヴァ神の象徴リンガが置かれていた。
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入口横の素晴らしい彫刻。
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反対側。
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石窟の右奥に進むと展望テラスに出た。目の前にはかなり迫力ある滝。滝の裏をくぐって他の窟に行ける道があったが、今は土砂崩れの危険があるため行けなさそう。
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リキシャ―で入口までもどり、チケット売り場のそばを通った時には長い列が出来ていた。時刻は11時45分。9時開園と同時に入ったので、ちょうど2時間45分の見学だった。
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今朝バスを下りたところの向かいにあるELLORA RESTAURANTの前でバスを待つ。近くにいた人が42番のバスに乗ると良いと教えてくれた。ツクツクの勧誘もしつこかったが、相手にせずに待っていると、幸い5分も待たずに42番のバスがやってきた。
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帰りのバスは行きのバスよりも新しいバスで、電光表示もあり、椅子も乗り心地がよかった。バス料金はなぜか一人50ルピーだった(行きは40ルピー)。100ルピー札を渡したので、おつりがなかったのかも?もしくは新しいバスだからか?なぞだ。
午後1時過ぎにはホテルに帰ることができたので、午後はのんびりすごした。さらに、明日アジャンタへプライベートタクシーで行く可能性も考えて(実際にはタクシーは使わなかった)、ホテルに頼んで、手持ちの100米ドルをルピーに替えてもらった。 -
夕食はホテルのレストランで。幸い日本語がわかるスタッフがいてよかった。主人はこの地方名物のミールなるものを注文してみたが(写真右上)、小さな器に入ったスープの2種類は辛すぎて食べられなかった。私がたのんだものはおいしかった。最後に手を洗うお湯(柚子のようなものが入った)とミント?が出てきて、分からないままに口にしてしまい、思わず口から出してしまった(笑)。明日は早朝からアジャンタ見学に出掛ける予定。(第八部につづく)
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