2024/10/27 - 2024/10/29
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miharashiさん
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去年(2023年)東南アジア旅行を計画したとき、当初はインドにも行く予定だったが、ビザ申請時期に失敗して断念した経緯があった。しかし、どうしても諦められず、今年春に再び計画を立て始めた。去年の計画ではバンガロールイン、デリーアウトというルートだったが、マイルでANA便を使う関係で、デリーイン、バンガロールアウトの逆コースで行くことになった。出発前の準備については下記の旅行記を参照してください。
https://4travel.jp/travelogue/11934552
本旅行記(第11部)は、マイソール宮殿を昼と夜の2回観光してから、帰国するまでの旅行記です。マイソール宮殿は、内部の豪華さに加え、日曜日に行われるきらびやかなライトアップで知られ、本旅行の最後を飾るハイライトとなりました。(表紙写真は、夜空に浮かぶ宮殿ライトアップ)
旅程(予定)
10/17(木 )羽田発10:50-(ANA)->インディラガンディー空港16:30着
地下鉄でコンノートプレイスヘ (ニューデリー泊)
10/18(金) 午前中市内観光 Hazrat Nizamuddin 駅15:05発-(鉄道)
->アグラカント駅17:20着 (アグラ泊)
10/19(土) タージマハル、アグラ城見学
アグラフォート駅発14:40-(鉄道)->Bandikui着17:17
(Chand Baoriそばのホテル泊)
10/20(日) 早朝Chand Baori(階段井戸)観光
Bandikui発 10:43ー(鉄道) ー>Jaipur着 12:20
風の宮殿、アンベール城観光 (ジャイプール泊)
10/21(月) ジャイプール発6:00-(鉄道)->ジョードブル着11:10
メハラーンガル砦観光 (ジョードブル泊)
10/22(火) ジョードブル空港発14:40-(Indigo)->(アーメダバード
乗り継ぎ)->オーランガバード着18:50 (オーランガバード泊)
10/23(水) エローラ観光 (オーランガバード泊)
10/24(木) アジャンダー観光 (オーランガバード泊)
10/25(金) オーランガバード発16:30-(Indigo)->バンガロール着17:55
(バンガロール泊)
10/26(土) バンガロール市内観光 (バンガロール泊)
10/27(日) バンガロール発10:15-(鉄道=>マイソール着12:20
マイソール宮殿観光(昼&夜) (マイソール泊)
10/28(月) マイソール発12:45-(鉄道->バンガロール着16:35
バンガロール空港発23:10-(SQ)->(シンガポール乗り継ぎ)
->羽田着(10/29,15:35)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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マイソール宮殿。マイソール藩王の宮殿で、1897年から16年の歳月をかけて完成させただけあって、外観だけでなく、内部も目を見張る豪華絢爛。その豪華さは世界の名だたるお城に引けを取らないと思った。
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マイソール宮殿のライトアップ。私がこのことを知ったのは、世界一周ブログ。あまりのすごさに見てみたいと思ったのが、この旅行のきっかけ。毎週日曜日の夜7時から7時45分まで10万個の電球が一斉に点灯される(ただし、毎年秋に開催されるマイソール ダサラ フェスティバルの10 日間は、午後 7 時から午後 10 時まで、同様にライトアップされる)。タージマハルは金曜日、エローラは火曜日、アジャンターは月曜日が休み、という制約があるので、全体の日程を決めるに苦労した。バンガロールに2泊したのは、マイソール訪問の日程調節のためだった。
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10月27日(日)。バンガロールを10時15分発の列車に乗り、2時間後の12時20分にマイソールに着き、無事Hotel Prideにチェックインし、部屋で昼食と休憩後、早速マイソール宮殿見学に出掛けた。宮殿はホテルから歩いて10分から15分の距離。
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宮殿は北門、東門、南門のうちどの門から入場できるかを、ホテルのスタッフにたずねたら、東門から入れるという。それを信じて歩いて向かったが、東門はクローズされていてた(写真は東門)。まったくインド人はあてにならない。かの有名な旅行本の地図には北門にチケット売り場が書かれていたが、ここも入れなかった。そばにいた人に聞いたら、南門からは入れるという。
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南門へは東門からさらに10分以上歩いて着くことができた。ちょうど学生の集団が到着したばかりで、先生方が大声で誘導していた。チケット売り場は列が出来ていたが、なんとかあまり待たずに買えた。外国人は一人1000ルピー(1800円)インド人は120ルピー。10倍近く高くとられている。主人は手持ちのルピーがなくなりそうで、あせっていた。今日は宿の近くのATMでルピーを引き出さなければ、明日は空港までいけなくなる。
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南門を入り、宮殿の庭園へ。
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庭園右手にはヒンズー教寺院。
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庭園はきれいに手入れされていた。
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宮殿に入る前には、クロークで袋に靴を入れて預け、袋の番号札を受け取る必要がある(写真は帰りに撮影)。ここも大混雑。
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裸足で入場。大勢の観光客の後について行くと、中庭に囲むように建物が建っていた。宮殿は博物館として一般に公開されているので、途中にも藩王のプライベートなものを展示されていた。
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上記写真(左下)の通路の右側には象の頭部のはく製。
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上記写真(右下)中庭左側にあるのが婚礼のパビリオンと呼ばれるホール。天井が高く、鋳鉄製の豪華な柱が支える八角形の天井にはすばらしいステンドグラス。
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ステンドグラスを拡大して。渋い色合いの素敵な模様だ。
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そしてその下にはシャンデリア。
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さっそく記念撮影。
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太い柱。
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ステンドグラスの中央にはクジャクが羽根を広げたデザインも。
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みんなホールをバックに記念撮影に夢中だ。
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ホールを囲む壁にはダシャラ祭のパレードの様子を描いた絵がかざられているという。写真右下のようにホールの両側は通行不可で、周囲を囲む部屋に誘導される。
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その部屋には王族の写真や肖像画が展示されていた。これは王族の子供たちかな?
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王様と妃の肖像画も(左)。イギリス人のエドワード7世の妃Alexandra 女王の肖像画(右)。
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展示室を抜けると再びホールへ誘導される。先ほどとは反対側からホールを眺められる。
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ホールの写真。
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ホールの写真。
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ホールの写真。
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パビリオンをでて中庭を眺めながら移動。するといかつい動物の像が両側に。
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中庭に降りる階段の両側に上記の動物の像が置かれていたのだった。
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移動の途中に展示されていたもの。
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2階へ上がり、ダルバートホールヘ。
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ホール壁面にはインドの絵画。
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上記の絵。
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これまた婚礼のパビリオンに負けないくらい豪華絢爛なダルバートホール。水色が際立っている。
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縦にパノラマにして。
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横も入れて。
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柱の彫刻も一つ一つ異なるデザイン。
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庭の眺めながら移動。遠くに見えるのが東門。
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その右側を眺めながら移動。
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ダルバートホール。
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逆サイドから。
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庭園を見下ろしながら一方通行で進んできた。柱の装飾は一本一本異なるデザイン。女性や鹿のデザインもあった。
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天井の絵。
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同上。
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入ってきた方向。
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一段と太い柱越しに。
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最初に入ったホール入り口方面。きりがない。
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さらに豪華な部屋へと誘導された。
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ここは柱上の金色の彫刻がすごかった。
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同上。
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同上。
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藩王の贅をつくした宮殿に驚くと同時に少し食傷気味。貧富の格差がひどいインド。富がほんの一部の人に偏っていたことを如実に知ることとなった。
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約一時間で宮殿内部の見学を終え、北門近くまで歩いてみた。まだ5時だが座っている人達はライトアップが始まる7時までそのままいるのだろうか?
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一旦ホテルに戻り、部屋で夕食を食べてから6時20分過ぎに、再び宮殿へ向かった。道は一層込み合ってきて、道路を横断するのも命がけ。宮殿に向かう途中宮殿向かい側の門らしきものもライトアップされていた。
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ライトアップされた馬車も。
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東門前。中には入れないが、ここからもライトアップが見えるので、多くの観光客が集まっていた。
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昼間入った南門から再び入場。夜は無料で入れる。
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点灯5分前。すでに大勢の人達が庭に座り込んで,点灯を今か今かと待っていた。
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点灯前の宮殿内部。昼間見たダルバートホールが見えた。
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7時ちょうどに宮殿は10 万個の電球でライトアップ。点灯と同時に歓声が上がり、灯がともったものを一斉に打ち上げはじめた。
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花火ではなく、安全なもののようだ。
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パノラマにして(画像をクリックしてください)。
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東門も点灯。
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東門方面をパノラマで(画像をクリックしてください)。
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暗い中記念撮影。
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一枚に納めるために斜め横から。
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宮殿左側。
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中央部分。
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同上。
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斜め横からのパノラマ写真(画像をクリックしてください)。
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中央部分。
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戻りながらもう一枚。
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全体を入れて。
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遠くからもう一枚。
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南門方面。左側のヒンズー教寺院も点灯。
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ヒンズー教寺院を真下から。昼間はいらなかったので、入ってみたら、奥のほうに本尊みたいなものがあり、信者が拝んでいたので、早々に退散。
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南門から振り返ってパノラマで撮影(画像をクリックしてください)。
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門の外はみんなが打ち上げていた光物を販売していた。
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ホテルに戻る途中の東門。ここにも大勢観光客がいた。ここからの宮殿の眺めもすばらしかった(画像をクリックしてください)。
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門の中にマイソール宮殿。
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最後のライトアップ写真(画像をクリックしてください)。
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ホテルに戻るとき交通量の激しいラウンドを2か所渡らなければならないが、地元の人が集団で渡るときを見計らって一緒に強引に渡った。渡り終えた先には象のライトアップ。今日は長い一日だったし、部屋でWiFiも使えないので、早々に就寝し、翌日の帰国に備えた。
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10月28日(月)。今日は旅行の最終日。朝はホテルで朝食。レストランのテーブルには何も置いてなく、場所を間違えたかなと思ったが、係員が注文を取りに来たので、一安心。注文してから作るようだ。コンチネンタルの朝食を頼んだら、インド式朝食しかないという。お勧めを聞いたら、マサラドーサかプレーンドーサだというので、マサラドーサをオーダー。出されたのが、この地方名物の食べ物だった。なかなかおいしかった。お腹が心配なので少し残してしまった。
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今日の予定は、マイソールを12時45分発の列車でバンガロールまで行き、バスでバンガロール国際空港まで移動して、シンガポール経由で帰国する。ホテルをチェックアウト後、しばらくロビーでコンピュータを開けて時間をつぶしてから、通りがかったツクツクでマイソールの鉄道駅へ向かい、12時少し前に到着(写真)。料金は100ルピーと行きより安く済んだ(行きは200ルピー)。
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始発列車なので、すでにホームには列車が待機していた。乗る車両の番号はC1となっていて、C1の表示を探すが、なかなか見つからず、ホームの中を行ったり来たりして、ようやく1カ所だけ他の番号と一緒に表示されているところを発見。表示横の車両に乗って見たが、中には誰も乗っていなかった。その内、列車が少しだけ動いてまた停車したため、C1の車両が1両ずれてしまったので、隣の車両に移動したが、ここも中はガラガラ。不安に思って、一人だけ乗っていた乗客に聞くと、この車両は代替車両なので、この車両でOKだという。その言葉を信じて、そのまま乗っていると、12時45分には、列車は、例によって何も言わずにバンガロールに向け出発した。実は、この列車の少しあとに、バンガロールまでノンストップで走る列車があり(途中でこの列車を追い抜いてしまった)、バンガロールまで行くなら、わざわざこの列車に乗る意味がないため、ガラガラだったと思われる。
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あらかじめ調べておいたこの列車の運行状況では、バンガロールの一つ手前の駅までは順調に走るが、その後、バンガロールまで2時間近くもかかるダイヤとなっていた。実際に乗って見ると、バンガロール手前で徐行はしたものの、定刻の1時間以上前に着いてしまった。バンガロールの鉄道駅から、空港行きのシャトルバス乗り場への移動もこれまた大変。駅とバスターミナルの間には交通量の激しい道路が横ぎっていて、横断歩道は全くなく、狭い陸橋(写真)が一つあるのみ。大きいバッグを持っての狭い階段の上り下りはさぞかし大変だろう。
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空港行きのバス(KIA-9)は、バスターミナルの中を駅を背にして左方向にしばらく歩いたところに停まっていた。昼間なら分かるが、夜間は暗くて分かりづらいので、このバスターミナル(Majestic Bus Terminal)を使うのは避けた方がいいだろう。
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バスは最初は順調に走っていたが、来るときも渋滞した場所で大渋滞。バスは第1ターミナル前で止まり、ここで全員降ろされたので、国際線が出る第2ターミナルへは、シャトルバス(無料)で行かなければならなかった。
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空港第2ターミナルの内部は新しくて、緑が多かった(写真)。シンガポールエアラインのチェックインは出発3時間半前といわれたので、近くの椅子に座って待ち、10分前に並んだ。オンラインチェックインの機械も試したが、搭乗券がないのでチェックインはできなかった。チェックインカウンターが開いて、一番に案内されるかと思いきや、係員が私達を留め置き、後ろに並んだ人を先にカウンターに行かせ、オンラインの機械を操作し始めたのだ。できないとこちらはわかっていたのに、無駄に引き止められ、一番に並んだ意味がないだろうと、英語で抗議。他の係員が気の毒がって、空いていたカウンターに誘導してくださった。普段はそこまで急いでいないが、早く入って、ラウンジでゆっくりしたかったからだ。
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ところがネット情報でPlaza Premium Loungesにプライオリティパスで入れると書かれていたので、行って見たら使えないとけんもほろろに断られてしまった。時間がたっぷりあるので、高いのは承知でレストランに入って、ビールとタンドリーチキンに似たものを注文。香辛料がきいていておいしかった。今回の旅はプライオリティパスは役立たずだった。ラウンジを探す時間が無駄だった。
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バンガロールケンペゴウダ空港を23時10分に出発。夜中の12時過ぎに夕食が出された。シンガポールエアラインの食事はおいしくて、主食は珍しく完食。
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飛行機は予定より少し早くシンガポール空港に到着。シンガポール空港では2時間しか乗り継ぎ時間がなく、しかも羽田行きの搭乗時刻は、出発の1時間前になっていて、あまり時間の余裕はないので、早めに着いてよかった。ただ、着いたのはターミナル3で、羽田行きの便はターミナル2から出発するため、ターミナル間の移動が必要だった。ターミナル2に移動してから、プライオリティパスが使えるラウンジをさがすのに、結構時間を要したが、なんとか探し出し、そこに入ってすこしお腹を満たした。
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羽田行き便の搭乗口に向かうと、その直前にセキュリティチェックがあった。通常搭乗時刻は出発30分前なのに、この便は1時間前になっていたのは、このセキュリティチェックのせいだと思われる(時間ギリギリに大勢の乗客をチェックするのを防ぐため)。羽田行きも定刻通りに出発。着陸2時間ぐらい前に食事が出され(写真)、羽田には定刻の午後3時半ごろに到着。これで12日間のインド旅行は無事終了となった。初めてのインド旅行で、旅行前はいろいろ心配ごとがあったが、結果的には、大したトラブルもなく、体調不良にもならずに旅行を終えることが出来た(旅行費用等については、次の総括編に掲載予定)。
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