2024/10/24 - 2024/10/24
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miharashiさん
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年(2023年)東南アジア旅行を計画したとき、当初はインドにも行く予定だったが、ビザ申請時期に失敗して断念した経緯があった。しかし、どうしても諦められず、今年春に再び計画を立て始めた。去年の計画ではバンガロールイン、デリーアウトというルートだったが、マイルでANA便を使う関係で、デリーイン、バンガロールアウトの逆コースで行くことになった。出発前の準備については下記の旅行記を参照してください。
https://4travel.jp/travelogue/11934552
本旅行記(第八部)は、アウランガバード滞在二日目に、アジャンターまで往復した時の旅行記です。アウランガバードからは90キロも離れているため、当初はタクシーの利用も考えましたが、結局エローラと同様、往復ともローカルバスを利用して観光することが出来ました。(表紙写真は、アジャンター第26石窟)
旅程(予定)
10/17(木 )羽田発10:50-(ANA)->インディラガンディー空港16:30着
地下鉄でコンノートプレイスヘ (ニューデリー泊)
10/18(金) 午前中市内観光 Hazrat Nizamuddin 駅15:05発-(鉄道)
->アグラカント駅17:20着 (アグラ泊)
10/19(土) タージマハル、アグラ城見学
アグラフォート駅発14:40-(鉄道)->Bandikui着17:17
(Chand Baoriそばのホテル泊)
10/20(日) 早朝Chand Baori(階段井戸)観光
Bandikui発 10:43ー(鉄道) ー>Jaipur着 12:20
風の宮殿、アンベール城観光 (ジャイプール泊)
10/21(月) ジャイプール発6:00-(鉄道)->ジョードブル着11:10
メハラーンガル砦観光 (ジョードブル泊)
10/22(火) ジョードブル空港発14:40-(Indigo)->(アーメダバード
乗り継ぎ)->オーランガバード着18:50 (オーランガバード泊)
10/23(水) エローラ観光 (オーランガバード泊)
10/24(木) アジャンダー観光 (オーランガバード泊)
10/25(金) オーランガバード発16:30-(Indigo)->バンガロール着17:55
(バンガロール泊)
10/26(土) バンガロール市内観光 (バンガロール泊)
10/27(日) バンガロール発10:15-(鉄道=>マイソール着12:20
マイソール宮殿観光(昼&夜) (マイソール泊)
10/28(月) マイソール発12:45-(鉄道->バンガロール着16:35
バンガロール空港発23:10-(SQ)->(シンガポール乗り継ぎ)
->羽田着(10/29,15:35)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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Ajanta Caves(アジャンター石窟群)。湾曲したワゴーラー川沿いの550mの距離に30もの石窟が並ぶ。石窟の建造時期は、紀元前2~1世紀と紀元後5~6世紀の2つの時期に分けられるという。
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その後長い年月の間放置されていたが、1819年にイギリス人の軍人ジョンスミスが虎狩のとき、虎から逃れた時偶然発見したという。観光の起点となるアウランガバードからは90キロほど離れていて、車で2時間、バスだと2時間半で着くことが出来る。アジャンターの石窟は、内部にすばらしい壁画や彫刻が残されているのが特徴で、インドでも有数の観光地となっている。
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10月24日(木)。今日はアジャンター観光の日。ホテルのフロントには、プライベートタクシーの料金が3000ルピー(約5500円)と掲示されていたが、やはり高すぎるのと、時間に縛られたくないので、昨日と同様、路線バスで行くことに決定。なるべく涼しいうちに観光したいので、6時発のバスに乗るため、ホテルを5時20分ごろに出発。バススタンドの入り口に着くと、たまたま一台のバスが入り口に停まっていて、運転手が乗れというしぐさをしてきた。行き先を聞くとアジャンターという返事。おそらく5時30分発のバスだったのだろう。まだ6時前だったが、渡りに船とばかり乗車。早朝のせいか、バスの中はガラガラだった。アジャンターまでの料金は、一人125ルピー(230円)。往復乗っても一人500円以下だ。
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バスはかなりのおんぼろだったが、道路状況は良好なので、快調に走っていき、1時間半後くらいに、トイレ休憩のため、途中の町Sillodのバスターミナルに停車。トイレは写真中央奥の白い壁の建物。
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10分くらい休憩後、さらに1時間位走って、8時ちょっと過ぎにはアジャンターの入り口に着いた。バスから降ろされたところは、メイン道路沿いで、周りには何もなく、駐車場の横を入り口まで少し歩いて行く必要があった。
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チケット売り場をたずねて、言われた通りに歩いて行くと小屋があったが、ここではなかった。そこに日本語ペラペラなインド人が話しかけてきて、親切にも先導し始めた。トイレに行きたいというと案内するという。土産物屋や食堂が並ぶところを通り、
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トイレに着いたが、しっぽの長い猿(ハヌマンラングール)が3匹たむろっていた。怖くて通れないでいると、案内してきたおじさんが追っ払ってくれて、無事トイレに入ることが出来た。
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トイレの先の階段を下りて行くとシャトルバス乗り場。バスの始発までは1時間近くもあったので、おじさんは盛んに水晶のかけらを見せて、お店を宣伝。チャイだけと注文して、時間をつぶすことに。チャイは一杯30ルピー。飲んでいる間もおじさんは日本語のアジャンターの遺跡の本を持ってきて宣伝。申し訳ないけど丁重におことわりした。おじさんと別れて、バス乗り場へ。おじさんの名前はハッピイ?(本人曰く)さん。日本人とわかると誰構わず話しかけてくると思う。
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バス乗り場に着いたが、早すぎて、待っているのは数人。例の猿が我が物顔に飛び回っていて、テントのひさしの上移動するとき、びっくりするくらいの音をたてるので、おちおち座っていられなかった。始発は8時45分と書かれた表示があるのに、実際は9時にならないとバスは動かなかった。運賃はエアコンバスが30ルピー。エアコンのないバスが25ルピー。選択の余地なく、始発はエアコンなしのバスだった。
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バスは、舗装道路を3キロくらい走り、9時20分ごろアジャンターの入口へ到着。チケットは外国人値段で一人600ルピー。中はトイレがないというので、まずはトイレを済ませた。
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トイレのすぐ先には急な階段が待ち受けていた。外国人の女性は4人の男性に担がれて登っていた。料金は一人2000ルピーだというが、暑い中担ぐ男性が気の毒で、とても乗る気がしなかった。ちなみに担がれていた女性は恰幅のいいひとで、さぞかし大変だったと想像できる。
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見取り図を見逃してしまったので、ネット掲載の地図で説明すると、石窟はワーグラー川に沿って掘られていて、最初は第一窟から見学できる。半分は未完成であったり、立ち入り禁止になっていたので、全てを見て周ることはできない。目ぼしいところだけあらかじめチェックして来ていたので、そこを重点的に見ることに(地図はネットより拝借。この地図は2024年度のものではないので、若干ちがっているところもあるかもしれない)。
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川沿いに並ぶ石窟群の全景。
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最初は第1窟へ。後期(5世紀後半)のヴィハーラ窟(僧院窟)。
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第1窟内部。
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入口を入って左側の壁。有名な壁画があった。実際は暗くて、肉眼では見えにくく、カメラのモニターを通してみた方が見やすかった。窟の中ではフラッシュやビデオ撮影は禁止。写真左側壁画が本生図、宮廷生活の場面を描いているという。
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アジャンターの壁画を代表する蓮華手観音菩薩像。手に青い蓮の華をもつ。
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本生図、宮廷生活の場面
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窟の奥中央には仏像。
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仏像を挟んで右側にもよく保存された壁画(金剛手菩薩) 。
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天井には動物の絵。
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第1窟を見終えて、次の第2窟ヘ。第1窟と同じ後期ヴィハーラ窟(僧院窟)。
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第2窟入口天井。
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内部。奥中央には本尊の仏陀像。
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みごとな天井装飾。
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柱と柱頭にも細かなレリーフ。
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同上。
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壁画その1。千体仏の壁画(6世紀初期)。
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壁画その2。長方形の入り口は宿坊への入り口か?
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壁画その3。
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第3~9窟までは未完成や未公開のところもあり、さらっと流し、第10窟へ。紀元前1世紀のもので、内部は簡素。中央にあるのがストゥーバ(仏塔)。仏像表現のない時代に信仰の核となったものだという。
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柱に描かれた壁画。ここで注目すべきは、13番目の柱の上の部分にある発見者ジョンスミスの落書きだという。
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落書きのことは、帰ってから知ることに。第10窟内部の写真を見返してみると、それらしい柱を見つけたが(写真の中央)、拡大すると文字が判別できないので、正しいかどうかは定かでない。だめもとで掲載した。John Smith,28th Cavalry(騎兵隊), 28th April 1819と書かれてあるそうだ。
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柱の絵を拡大して(落書きの柱とは別)、
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同上。
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柱の上の壁画を拡大して(画像をクリックしてください)。
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第10窟を出て先に進むと、入り口に大きな象が両側に掘られている階段があり、そこを上がる。
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階段を上がった先には、2階建ての立派なファサード(正面)を持つ第17窟。後期ヴィハーラ窟(僧院窟)で、第1窟同様保存状態がいい(写真は17窟の上から撮影)、
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入口を入ると奥中央に仏陀像。
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拡大して。
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天井部分。
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上記の下の部分をさらに拡大して。6人が手をつないだ絵だが、隣同士の手が一つの手にまとめられているため、手が6本しか描かれていない。
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上記の17窟を見終えて、さらに奥の26窟に行くために、私達は、象の階段まで戻り、滝の方へ下りてしまった。滝まで来て、この先は石窟がないことに初めて気づき、滝の近くの日陰で休憩後、坂道をもどり、再び象の彫刻のある階段を登り17窟の先へ進んだ。暑い中無駄足をしてしまった。17窟から先の石窟は、写真のように断崖の上部に並んでいた。
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17窟の前の道。見てきた方向を振り返って。ここからいわゆる断崖の上に掘られた石窟が始まる。
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17窟の先には19窟。後期のチャイティヤ(祠堂)窟。入り口には立派なファサードがあり、ファサード上部にはチャイティア窓。
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19窟の内部。スツゥーバが特徴的。今まで見たものとは明らかに違う。傘蓋(惨害)と呼ばれる傘のようなものが三重に重なり今にも天井に届きそう。スツゥーバ中央には仏陀立像。
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傘蓋部分を拡大。
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長押(長押)のレリーフもすばらしい。
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19窟を見終えて、滝を跨いで奥の窟へ。
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最後の石窟・第26窟。ここが一番見どころが多かった気がした。
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入口を入るとすぐに立派なスツゥーバが中央に鎮座。更にスツゥーバの表面にも仏陀象が彫られている。左右にも、精巧な彫刻が施された柱がずらーと並ぶ。
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スツゥーバにも細かい彫り物。
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上記のスツゥーバと柱に気をとられていたら、入口に座っていた係員が柱の奥の回廊を指して教えてくれて、初めて涅槃像の存在に気づいた。思わずすごーいと声をあげてしまった。こんなところで涅槃像に出会うなんて思いもしなかった。窟の壁に大きな涅槃像が横たわっていた。
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涅槃像の前を通り過ぎて、再び足の方から。
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その先にも細かい彫刻が施された壁(涅槃像は写真の左端)。
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仏像がずらりと並ぶ回廊。中央の仏陀像にはなぜか青い光(照明のいたずら?)。
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回廊はスツゥーバの裏を回り込み、再び入り口へ続く。壁にはびっしり彫られた仏像。
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柱の隙間から涅槃像を撮影。
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柱越しの涅槃像。顔が隠れてしまった。
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顔が見えるようにして正面から再度撮影。
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回廊の最後の方から奥の方を見る。右側の壁にはびっしり彫刻が彫られ、その眺めは圧巻。
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第26窟を出ると、門の両側にも彫像。
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上記の反対側。
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第26窟を出たところで、主人の記念撮影。
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見てきた石窟群を振り返って。ブーゲンビリアがきれいだった。見学できる窟は26窟まで。時刻は11時8分。
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11時25分には入り口から登った急な階段にもどってきた。階段下では学生たちが記念撮影で騒いでいた。
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11時28分には入口に戻れた。9時20分に入場したので、約2時間見て周ったことになる。入口近くには来るときは気づかなかったが、見たことのない朝顔に似た花が咲いていた。
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11時40分。シャトル乗り場に戻ると、待っている人が一人もいなかった。ちょうど11時半発のバスが出たところだったらしい。20分近く待って、次のシャトルバスで戻った。
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案の定、お店の中を通り過ぎるとき、ハッピイさんが待ち構えていて、お店にたちよるように声をかけてきた。バスに間に合わないから急ぐというと、彼は次のバスは1時発だという(これはあとでうそだとわかった)。誘いを振り切って、いそいで通り過ぎた。バスを下りたところへ行く道がわからなくなって、近くの人にたずねたら、親切にも自転車で先導してくれた。その人も日本語が流暢で、バス停にとどまり、バスは行ったばかりで、次は30分後かも知れないし、1時間後かもしれないと言って、いかにもタクシーで行くように誘っているかの様。いくらでも時間があるので、待つつもりだというと、来たら教えてあげると言って、付き合ってくれた。時間がありそうだったので、持参した昼食を食べて待っていたら、それらしいバスが来たので、あわてて道路を渡って手をあげたら、止まってくれた。アウランガバード?と尋ねるとそうだという。付き合ってくれたお兄さんには悪かったが、お礼も言えずにバスに飛び乗った。時刻は12時半頃で、15分も待たずにバスに乗れてほっとした。ハッピイさんは、30分おきにバスは通るといっていたが、その話は本当だったようだ。でも、さっきは次のバスは1時といっていたのはまっかなうそだということが判明。皆さんも日本語の上手なインド人にはご注意を!
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飛び乗ったバスは朝よりはましのバス。昼なのでけっこう席は埋まっていた。大半は次に休憩したSillodという町のバスターミナルで下りてしまった。
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2時間半後の3時にはアウランガバードのセントラルバスターミナルに到着。到着した場所はターミナルの裏側で、昨日エローラ行きのバスが出た場所のちょうど待合室を挟んで向かい側の場所だった(写真は乗ってきた47番のバス)。
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ホテルまで歩いてもどり、暑かったので何か飲みたいと思い、ホテルのレストランへ。3時半までは昼食時間でオープンしていたので、ぎりぎり間に合い、冷たいラッシーを注文できた。インドの名物ラッシーを初めて飲んでみたが、ヨーグルトドリンクで、ココナツが入っていたようで、おいしかった。屋台では危なくて飲めなかったので、レストランで初めて飲めてよかった。今日も早朝から歩きまわって、充実した一日だった。(第九部へ続く)
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