堺伝承館・仁徳天皇陵・市役所展望台・堺～高野山・九度山～岸和田～難波秋のひとり旅②2024.10.16

2024/10/16 - 2024/10/16

インバウンドにも人気の世界遺産・高野山へ行ってみようとひとり旅を計画
してるうちに・・
行きがけに堺にも寄って、高野山のふもとの九度山も面白そう、帰りには岸和田と難波も寄ってみよう
と・・ギューギュー詰めのひとり旅となりました。
またしても、無知な自分に驚く・・九度山って・・歴史もあるし、面白い所でした。
１日目・・堺・美々卯でランチ・南宋寺・さかい利晶の杜・ザビエル公園
　　　　　堺伝承館・仁徳天皇陵・堺市博物館・堺市役所展望台・
　　　　　くれたけイン南海堺駅前泊
２日目・・高野山・奥の院・金剛峯寺・壇上伽藍
　　　　　九度山・真田庵・真田ミュージアム・慈尊院・丹生宮省符神社
３日目・・岸和田城・だんじり会館・蛸地蔵
　　　　　難波・四天王寺

エリア 堺(大阪)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

堺は見所が多い街で忙しい。レンタサイクル勧められたのに、思い切って借りたら良かったなぁ・・と思いながら、歩くあるく。
利晶公園からザビエル公園　宣教師ザビエル来航400周年の記念碑も建っています。

ザビエル公園 公園・植物園

天正19年1550年に堺を訪れたフランシスコ・ザビエルをもてなした豪商・日比谷了慶の屋敷跡。

着いた、つきました・・やれやれ

ザビエル公園からすぐの　堺伝統産業会館

堺伝統産業会館 美術館・博物館

インバウンド集結って感じな包丁売り場

二階で主に堺の伝統工芸品を紹介されていました。
堺は南蛮貿易で大いに栄えた後、江戸時代には天領となったものの、鎖国により海外からの富は長崎などに移り、一地方になっていったらしいですが、堺で受け継がれ今なお素晴らしいものがあるのに驚きました。

和晒と染物
豊臣秀吉の時代に綿が本格的に栽培されるようになり、和晒に加工されるようになりました。堺は有数の綿取引の商業地で、水と自然の日光と広い土地の条件が揃った自然条件は和晒生産に最適でした。西日が海からの西風で強い漂白作用をもたらした・・んだとか・・先人の知恵は素晴らしい。現在でも和晒生産の9０％のシェアを誇っています。

明治20年頃大阪で生まれた日本独自の染色法

昆布の加工も盛ん・・つて知りませんでした。
船により昆布が堺に運ばれるようになると、堺の優秀な刃物で昆布をとろろ昆布などに加工したんだとか。

線香も特産品
16世紀に中国から伝わり、寺院んが多い事、香道、茶道の影響

敷物　も作られていたとは
中近東から中国を経て伝わった製法と、真田紐の製法が合わさって進化していったようです。
ここで、真田紐が出てくるとは・・
翌日行った九度山は真田幸村父子が関ヶ原の後幽閉され、真田紐の作り方を教えたとあったので・・真田紐が堺の敷物産業にも影響していた事に驚く。

明治時代に盛んに作られ始めた堺五月鯉のぼり

そして、メインは刃物

堺は包丁に特化した刃物の生産地

美しい

包丁の製造過程

魚用包丁　鮪用

鰹用

ウナギ用

美術館のようです

シャンデリア　も包丁　眩いばかりに輝いています。

インバウンドの方々、見入ってました。

また歩く‥堺の町は平坦で広い。

所々に見所表した地図と、現在地の確認ができるようになってました。
が・・歩いてる人は・・あまりいないような・・今時

香木がディスプレイされていたり、文化度の高い街の雰囲気

歩いて、南海高野線の堺東駅へ到着

ここから、仁徳天皇陵に行くバスあみだ池行きに乗ります。
本数少ないので、時間に合わせてやってきまして、乗り込む

天皇陵は、小高い丘の上に立っているので、バスで行って正解でした。
瀬戸内海を航海してきた外国の船から巨大な古墳が見えるように、国力を誇示する為にも丘の上に造ったと学んだような・・
巨大な古墳つくるのにはピッタリの広陵地　丘陵地は、東西・南北約4㎞
４世紀末から5世紀後半に築かれた古墳が点在。現在では47基ですが、かつては100基以上ありました。

予想以上に大きいのに驚く
周囲の濠だけでも・・何メートルもある

全長486メートルの仁徳天皇陵

拝所
宮内庁が管理しているとあって、厳かな雰囲気

仁徳天皇陵古墳 名所・史跡

仁徳天皇陵と履中天皇陵の間が広大な大仙公園として整備されていて、緑豊かな一体となっていて、まずは‥大仙公園観光案内所へ

大仙公園観光案内所 名所・史跡

百舌古墳群の概要がわかります、ここで。

しずか

この奥で、プロジェクションマッピングが見れるそうで・・

壁一面の資料

よくわかりました、古墳の事が

道を隔てた大仙公園へ

大仙公園 公園・植物園

なんだか、こんもりした小さな小山　と思ったら

古墳なんですね

周りに濠もあって・・こんな感じであっちこっちに丘陵中に点在してます。

日本庭園などもあり、ゆったり散策によさそうな公園でした。

仁徳天皇の像
仁徳天皇が陵墓の候補地として視察に来た時に、一頭の鹿が突進して絶命したのですが、その時鹿の耳から一羽のモズが飛び出たという逸話が残っています。

堺市博物館穂へ

堺市博物館 美術館・博物館

千利休の像

千利休のお師匠さん　武野紹鴎の像

博物館に隣接する堺氏の庵

お茶室があって

立礼席があります。

博物館へ

企画展

前方後円墳は未だ謎が多いようで、石棺が明治時代に発見されましたが、複数埋葬される例もあることから、発見された石棺は身分の低い者とも推測されているんだそう。

石棺、かなり大きいものでした。
古墳の表面は石で覆われ、およそ三万体の埴輪が並べられていたんだとか。

まだ解明されていないことの多い古墳、ミステリーです。

遺跡出土品なども

仁徳天皇陵古墳から出土した埴輪のレプリカ
先日、歴史探偵で　埴輪　が放送されてましたが、埴輪は古墳の周りに物語のように並べられていたのが興味深かったのですが、かなりの大きさ。
この大きさのものが無数に並べられていたんだから、現代はどの古墳も森のように木々に覆われていますが、できた当初は、さぞ賑やかに見えた事でしょう。

古墳ができるまでのプロセスなどもあったりしました。

堺といえば、鉄砲
16世紀に種子島に伝来した鉄砲は、その後堺が一大産地となり、戦いを大きく変化させました。

1609年徳川家康が諸国の鉄砲鍛冶やに大砲の制作を命じますが、なかなか応じなかったところ、堺の職人が二年の歳月をかけて完成させました。

火縄銃の数々

三葉葵の家紋を象嵌した尾張徳川伝来の十匁筒

1669年の堺図

伝匠館でも紹介されていましたが、堺緞通　

堺のカーペットは明治時代には117万畳も作られていました。
輸出もされていました。

ふとん太鼓
堺の北の地区ではだんじりとは違う、赤い布団が五枚積まれたものだったそう

菱垣廻船模型
江戸時代の主要輸送機関

船体後半部には居住空間

百舌古墳最寄りの　博物館前からバスに乗り・・
バス停で待っていたら、１０月だというのに、蚊の襲来に遭ってしまいました。
堺東駅でバスを降り、歩いてすぐの市役所へ・・もう夕暮れになってしまいました。
21階ロビーが展望所になっています。

堺市役所21階展望ロビー 名所・史跡

ほとんど人もいず、快適~

北側

難波方面　お天気よいので、あべのハルカスもはっきり見えます。

神戸六甲方面

西側

先ほど行った仁徳天皇陵方面

ひろい丘陵地が広がっています。

東側

奈良方面　手前の古墳は　反正天皇陵古墳

市役所前からは、　堺駅と堺東駅を結んでるシャトルバスにのり

堺駅へ戻ります。
赤い巨大モニュメントが目立ってます。高さ18ｍの　フェニックス・アーチ
メキシコの抽象彫刻化作
古代の銅鐸を彷彿させた作品であり、堺大空襲からの復興として、フェニックス通りが町のシンボルにもなっていることにちなんで、不死鳥の意味も込められています。

堺駅 駅

駅のすぐそばがこの日のお宿　くれたけイン南海堺駅前。

くれたけイン　南海堺駅前 宿・ホテル

フロンとはハロウィーンムード

必要なものはここからいただくシステム

いただきまして

一階の食堂は夕方から、ドリンク一杯サービスになっていまして、ありがたい

朝の朝食会場でもあります。

朝は、混雑してましたが、夕方6時ごろはゆったり

アレコレあって

こういうのも‥とりあえず・・ビールいただいて

部屋へ

シックです。

そんなに広くありませんが、一人なので十分ですっ。

壁一面の絵で、圧迫感無い

可動式のちっちゃなテーブルが意外と便利

サステナブルなご時世。スリッパの中敷き・・使いましたが・・直ぐずれるから・・あまり意味がなかった・・私の場合・・

コンパクト

冷蔵庫

ドライヤーチェック　女子用に折り畳みの鏡がうれしい

お茶類

眺望

バス

チェック

一階でもらってきたグッズ

パジャマ　ダブルの部屋にしてもらえたんでした、ラッキー

大風呂があるんです・・この頃のホテルは標準装備になりつつありますよね。

ここにもアメニティなど並ぶ

ランドリー

大風呂は温泉ではないのですが

工夫してくれてます

夕食は・・お昼が豪勢だったので、駅ビルで、これでもかってくらいブロッコリーが入ったチキンでヘルシーに一日終・・爆睡

ホテルには二泊しまして・・食事は、これ見てかなり楽しみでしたが・・
いたって普通なブュッフェでした。

2日目の朝食

3日目の朝食
2日目は・・・この旅のメインの高野山、九度山へ早朝向かいます。
③につづく