大阪　京都４泊５日~歩いて食い倒れて　花の絶景も2022.4　②２日目　道頓堀~天神橋商店街~大阪城

2022/04/13 - 2022/04/17

大阪梅田茶屋町のホテルを起点に
大阪京都４泊の旅２日目は、歩く歩く!
道頓堀　心斎橋　天神橋商店街　大阪城
歩いた後は　フレンチ串揚げへ

エリア 新大阪駅周辺・十三(大阪)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

大阪・京都の旅2日目です。
この日は温かい、通り越して半そででもよいくらいの気温の中、歩きに歩いてみました。
まずは御堂筋線梅田駅から地下鉄でなんばまで移動。
御堂筋線は大阪の街を南北に貫いているから、あっという間に北からみなみへ移動できます。
梅田駅は天井も高くて広々しています。外国の駅のよう。

大阪メトロ 御堂筋線 (1号線) 乗り物

目的は文楽を幕見で観よう!ってこと。
義経千本桜が上映中だったので、歌舞伎でもおなじみですがね文楽だとどんななのか?
歌舞伎は観に行っても文楽は観たことがなかったので、興味津々で出かけました。

文楽は大阪弁で語られる義太夫節や重厚な太鼓さゃみ戦の音色で世界に類のない人形操作などで、大阪の粋を凝縮した舞台芸術・・

ってことで、期待大で、ながーい地下道を歩いて歩ていて・・到着。
暑い日には助かります、地下道。

国立文楽劇場 名所・史跡

国立とあって、重厚なたたずまいです。

これね、この第一幕だけ観たいな・・と行ってみたのですが

エントランス入りまして・・ここに・・くいだおれ人形が来てたのですね。
さすが、大阪・・洒落がきいてます。マスクもしてる。ちょっと笑えるほほえましさ。
それで・・チケット売り場に行きましたら、幕見席はないんだって・・
そうなのですね・・ホームページでは幕見席設けてますってあったのに・・
幕見でチョコチョコ出入りされたら感染防止の面から中止してるのか?
理由まで確かめなかったのですが、全幕観るとかなりの長時間なので、くいだおれ人形のマスク姿を観てよかった・・ってことにして・・
また・・歩く・・

暑いから、アーケード歩こう!
と、黒門市場を散策。プロの方々も買いつけに来るらしい。
新鮮な魚介類はもとより、大阪の地元野菜も並んでいて、物珍しく歩きました。

黒門市場 名所・史跡

激安・・って文字に惹かれてみると・・
旬のホタルイカが・・お安い。
私の住んでるところじゃ生のホタルイカはお目にかかることなくボイルした状態なので、珍しい。。これで塩辛作ったらおいしいんだろうな・・

マグロなんて所狭しと並んでる。近かったら日参したいな。

どう見てもごぼうには見えないけど・・レアな地元野菜も並んでいました。

キムチも・・美味しそう、本場の味・・
どれも、見るだけでしたが、なんでも揃う市場、さすが、食い倒れの街の市場。
でも、人がやはり少ないようでした。

続いて、千日前道具屋筋を散策。
プロの料理人ご用達の道具も珍しく見るけど、素人が使えるものもたくさんあります。ここもアーケードになってるのがありがたい。
思わず食器を買いたくなったんだけど、我慢して・・次・・歩く・・

千日前商店街 市場・商店街

千日前商店街を抜けたら、なんばグランド花月がいきなり現れます。
やはりここも、閑散とした感じ、いつもと全然違うから、別の場所かと思ったら、グランド花月で驚くほど。

なんばグランド花月 名所・史跡

以前なら、このあたりは人だかりができてるのにね・・
遠目に見て・・通過・・

グランド花月の横の有名たこ焼き屋さんわなか
ここにも行列があるのが当たり前の風景だったので、驚いた。
この界隈で、コロナいい加減にしようよと、二年近く自粛してきたオバサンの私は悲しくなってしまいました。

たこ焼道楽 わなか 千日前 本店 グルメ・レストラン

お昼にはちょっと早い時間だったのですが、あまりに閑散としていました。

自由軒 難波本店 グルメ・レストラン

有名な自由軒まで歩いてみる・・

生卵を載せた名物のカレーが有名な洋食店

今回は早い時間に立ち寄ったので入りませんでしたが、次回は本店で食してみたいものだな・・
・・と・・また・・歩く・・

法善寺横丁の傍には、上方浮世絵館がありました。
建物自体が目を引いて観た感時になって、通過・・しましたが、おもしろそう。

上方浮世絵館 美術館・博物館

ここね・・法善寺横丁・・
こんなだったっけ?
前回来たのはかなり昔だったので、記憶と違う明るい雰囲気。いや、前回は夜来たんだったっけ?イメージが違うんですが、昼間だとこんな感じなのね・・

法善寺横丁 名所・史跡

有名な、夫婦善哉
おしるこ・・じゃなく、善哉ってのが大阪っぽくってよいわ~
昔ながらのお味を守られているようです。
美味しそうなもの、有名なもの好きなだけ寄って食べたい誘惑にかられるんだけれど。。
我慢して・・

夫婦善哉 グルメ・レストラン

法善寺も静かでした。

法善寺 寺・神社・教会

水掛不動尊は苔むす姿で、どんな願いでもかなえてくださるそうです。

石畳の路地が風情あります。

しっとり静かだった法善寺を出て北に少し歩くと道頓堀

さすがに賑やかかも・・と思いきや、こちらも人影まばら
結局大阪で人出が多いのは梅田あたりで若者たとばかりでした。
これだけ静かだと別の場所に見えます。
道頓堀の食い倒れストリートの巨大な立体看板たち、より立体化して見えるから、ゆっくり散策してみました。
かつて、道頓堀の芝居小屋には、上映中の名場面を描いた絵看板があったそうで、
現在の立体看板も迫力あって、道すがら、楽しませてくれてます。

道頓堀商店会 市場・商店街

道頓堀コナモンミュージアムの巨大タコ
グリコ近くにいるタコとは、夫婦らしい。
へー、そうなんだー・・と、妙に親近感わいてくる今回の道頓堀散策・・

たこ家道頓堀くくる 道頓堀コナモンミュージアム店 グルメ・レストラン

ツルハのつるも、いけてる。
上に向いて飛び立つ角度が、見てるだけで気分が上がる。

大阪王将の餃子
リアリティあるわぁ。

数年前は東アジアの観光客でいっぱいの通りを、日本人の私は肩身の狭さ感じながら歩いたのに、こう閑散としてるんじゃ・・早く戻ってきてもらいたいって思ってしまう。
日本中同じでしょうが、がんばれ!って言いたくなりました。
ふらっーと歩いてる私でしたが・・こんな人も必要かもしれない・・健康で時間のがあって人とあまり接しない人は、細々とでも出歩いて活気も必要なんじゃないか
な・・
・・と、さすがに思いましたっけ。

かに道楽の前に来ても、こんな感じで人まばら。

巨大カニの手足も動くのもお疲れでしょ・・って気分になるけど・・
来るゴールデンウィークには、人が戻ってくることを期待します。

かに道楽 本店 グルメ・レストラン

戎橋を渡り

戎橋 名所・史跡

遊覧船もお休み気味なのか・・
以前なら川沿いを歩く人、船と忙しく往来してたのに・・

道頓堀 名所・史跡

有名なグリコの看板のランナーは、いつ見ても元気そう。

良いのか、悪いのか・・
閑散とした道頓堀を歩くことができ・・

心斎橋商店街を北に歩きます。
アーケードだから涼しいので快適にしばらく歩いたのですが、

心斎橋筋商店街 市場・商店街

お昼も近くなってきたので、地下鉄で天神橋に移動。
日本一長い商店街で、南北に2.6キロの長さ。
そこを北の端にある天神橋筋六丁目から南向きに歩いてみました。
すごいすごい、そんな安い値段ってあるんですか?って衣料品店から、いろんなお店が軒を連ねていて歩くだけで楽しい。

おなかも空いてきて、あらかじめ調べたところによると、
天神橋の激安三大お寿司屋さんってのがあるらしく、その辺でランチにしましょ!
と・・探す・・

天神橋筋商店街 名所・史跡

ありました、すし政さん中店

すし政 中店 グルメ・レストラン

600円のランチがあるんだ・・

お向かいさんもお寿司屋さん
どちらにしよう・・

すんなり入れるすし政さんへ
カウンターでいただきました。
ここも、アジアの方々だと大喜びなのかな・・
あっという間にいただいて・・

まだ食べたりないので・・なんせ、歩く旅なので、おなかが空いちゃうので・・
カフェを探しました。
ここ、天神橋商店街のアーケードの北の端から3分ほど北に歩いた場所にあるケーキ屋さん。イートインもできました。

かっわいい~
春っぽい色のケーキが勢ぞろいで目移りしてしまう。

お店の奥にイートインのスペースがあって、一番奥に陣取って、ゆっくり一休み~
とっ~ても、居心地の良いところでした。

また、歩きまして・・大阪城の方面へ
以前来たときは、東側の森ノ宮の方から市民の森など抜けて大阪城に入ったのですが、今回は西側から行ってみました。
全然印象が違いました。
森ノ宮からだと頑強、鉄壁な守りのお堀のすごさを感じることがないのですが、
西からだと、大阪城の壮大な石垣、場内の広さに圧倒されます。

大阪歴史博物館 美術館・博物館

大阪城の西側の大阪歴史博物館にまず、寄ってみました。
古代から近現代に至るまでの　おおさか　を模型や実物資料で知ることができます。

歴史博物館からの大阪城
太閤秀吉さんも観ることができなかった大阪城を見下ろす景色は素晴らしい。
ビルとのコラボ風景が広がっています。
日本のお城ってすごいですよね、街中に今も広々と残されていて、外国人の方々が感動するわけです。
日本人でよかったわ~など思いながら景色を眺めていました。

博物館を出て、大阪城内に向かいましょ。
お堀が・・さ・す・が・・
皇居のお堀も壮大ですが、こちらも同じくらいの迫力ありますね、幅といいその向こうの石垣といい。

お堀の水面に目をやると、鯉がたーくさん泳いでます。かなりの巨大さにも驚く・・

大手門から行ってみよう。
広いね・・整備のされ方が半端なく重厚な雰囲気

ザ日本の城郭・・って感じ・・威風堂々とは、このこと。

大手門をくぐると巨大な石が積まれた塀にも圧倒されます。

大阪城で合流した旦那に立ってもらって写真を撮ってみた。
巨石を運んできれいに成型して、隙間なく積んでって、考えられない作業を当時の人たちはやってたわけで・・すごいね・・
この石があまりに大きいから、有名な蛸石かと勘違いしましたが、蛸石はもっと大きく108トンもある巨石らしい。今の世にも秀吉の当時の力を感じさせる石の数々です。

大手門から北に向いてしばらく行くと西の丸庭園

ここに、ねね　やらも住んでたらしい。
300本もの桜の木が植えられているそう。
ここも広大です。

また南向きに戻って・・内堀もあるのでショートカットなどできないのですよね。
ぐるっと歩いて、天守閣の真南に位置する桜門へ
豊臣時代、門前に桜があったので名づけられた門。

桜門の前はゆるいスロープになっているので、門に近づくにつれ、天守閣が見えてきます。おー・・って思わず言いたくなります。
大雄々しい虎が二頭、向き合っている姿は迫力あります。
門をくぐったところにあるのが巨石の蛸石。大きすぎて全景が収まらないほど。
高さ5.5メートル　幅11.7メートルの巨石も人力で運んだんだと思うと気が遠くなる。
雨が降ると蛸の姿が浮かび上がったことから蛸石というらしい。

1931年に復興され、1997年に改修された天守閣は三代目
市民の寄付で再興されたというから、太閤はん愛は絶大。

大阪城 名所・史跡

この頃お城ブームのようですが、わかってきた気がします。
年を重ねるごとに、史跡に惹かれるようになってくる。

天守閣内部は丸ごと博物館になっていて秀吉の生涯や大阪城がわかりやすく展示されています。重要文化財も多く、写真撮影禁止の箇所もありました。
地上50メートルの展望台から四方を眺めてみました。

南向き。豊国神社が見えます。
秀吉、秀頼、秀長をまつった神社は明治の初めに中之島に建てられ、昭和36年に場内に移されました。出世開運の神と信仰されています。

豊國神社 寺・神社・教会

こちら、西側

南東向き
茶色い建物は旧陸軍第四師団司令部庁舎・・がちょっとく、おどろおどろしく見えました。
大阪城の壮大さを肌で感じ、かなり歩き疲れましたが、広い場内をまた歩き、森ノ宮から地下鉄で梅田のホテルへ帰りました。

歩いて歩いて、夕食を楽しみに歩いてるってのもあるので・・
いよいよ夜ごはん・・も・・歩いていくのですが・・おなかを空かして、着いた頃には行き倒れそうなくらいの空腹で臨みます、毎回。

フレンチ串揚げ BEIGNET 大阪･ウメシバ グルメ・レストラン

大阪名物の串揚げを食したいんですが、コロナも心配だし・・って探して見つけたフレンチ串揚げ・・楽しみにしてました。

駆けつけ一杯、ビールをいただきながら、メニューを・・
面白そう~
結局、フレンチ串揚げってフランス料理の揚げ料理ベニエの手法と串をコラボしたものでしたが、目新しく楽しませていただきました。

春を感じる白魚と菜の花の前菜

メニューに書かれてる感じが独特で、謎解き、頭も使いながら楽しめる事になってます。

スモークで驚かせてもらったり

オリジナルビールも作ってらっしゃって、ラベルがは自分たちです・・
って・・センス良すぎて飽きずにコースが続きます。

自分たちでアレンジしたビールって・・これまた楽しませてくれます。

ハマグリ

お料理に合わせてワインを出してもらいました。
香りの違いでも、楽しませていただきました。

魚へんに休めで　　メバル・・ほーってなっちゃいます。
読めない漢字でクイズ状態。

桜エビと花カンラン・・かんらんはキャベツ・・そうかそうか・・そうでした。
こちらは串に指してない

漢字でブルーチーズを書かれていて、これも出てきて納得~

少しあめ色がきれいなワインにブルーチーズが合います。

筍と木の芽の串に大げさとも思える演出も面白い。

次々と旬の素材が、変化を付けながら出されるので楽しい。

ホタルイカの串揚げなんて、初めて

この辺で赤を

豚肉・・ソースもきれいに串の上にのせられて、絶妙なとろみ

牛

追加でアスパラも　濃厚目なソースとチーズも美味

蜆

デザートにハープ゛ティー
大阪ならではの活気と試行錯誤の洋風串揚げで元気をいただきました。
ご馳走様でした~

２日目終了　　　　　③につづく