2024年11月秋の週末二泊一人旅～熊本県杖立、大分県日田①：羽田から一路杖立温泉を目指す～

2024/11/15 - 2024/11/15

2024年11月中旬の週末に、熊本県小国町（おぐにまち）と大分県日田市へ二泊三日の一人旅に行って来ました。

普段は東日本を旅行している私ですが、フォローさせて頂いている4トラベラーの皆さんが投稿されている旅行記を拝読して、ふと思ったこと…

『たまには『西』を旅してみたいな…』

西と言っても居住する神奈川県から東海道新幹線で行きやすい東海・関西地方ではなく、一泊では行きづらい九州を今回の旅の目的地とすることにしました。

最近のスケジュールパターンで週末に1日年休を足して2泊3日の行程でしたが、今回は遠隔地のため往復航空機での移動となりました。

1日目は羽田空港から福岡空港経由で、宿泊地の小国町の杖立（つえたて）温泉に直行しました。

2日目は日田に移動して、レンタサイクルを利用して江戸の面影の残る『天領』の街を観光し、その日の晩は日田市内のホテルに宿泊。

3日目は午前中に前日に続いて日田市街を散策後、午後に福岡空港経由で羽田空港に帰って来ました。

本編は1日目の羽田空港から熊本県阿蘇郡小国町までの移動の旅行記です。

エリア 黒川温泉・杖立温泉(熊本)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

1日目の11月15日（金）、今回の旅のスタートは羽田空港です。

羽田空港は出張旅行はもちろんのこと、プライベート旅行では復路で利用したことがありますが、往路は初めてです。

行きはANAに搭乗しますので、第2ターミナルへ向かいました。

羽田空港(東京国際空港) 空港

当日は平日金曜日のためか、スーツを着た出張客の方が多かったですね。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

保安検査場を通過して、ANAフェスタに立ち寄りました。

ANAフェスタ 羽田61番ゲート店 グルメ・レストラン

この日の朝も朝食を食べずにここにやって来ました。

1日目の朝食は当日のスケジュールを考慮して、軽めに済ませたいと考えていました。

店内にいろいろなお弁当が売られていましたが…

ANAフェスタ 羽田61番ゲート店 グルメ・レストラン

どうも新幹線や特急と違い、航空機国内線の機内で弁当を食べるのは気が引けます。

『サンドイッチレストラン（ミックスサンド）』税込670円を買って、搭乗前に手早く朝食を済ませました。

ANAフェスタ 羽田61番ゲート店 グルメ・レストラン

往路で搭乗するANA243便は本来なら8時30分発の予定でしたが、機内整備の遅れで10分遅延の8時40分発となりました。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

今回搭乗するボーイング787型機です。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

8時20分頃にボーディングを開始しました。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

出発時点の機内の様子です。

当日のANA243便は満席とのことでした。

羽田空港(東京国際空港) 空港

予定到着時刻より10分程遅れましたが、10時35分頃に無事福岡空港に着きました。

出発した時の関東は雨でしたが、こちらは雨が止んでいました。

福岡空港 空港

国内線ターミナルも大変混雑していました。

福岡空港 空港

ここで少し早めに昼食を摂ることにしました。

国内線ターミナル2階にあるフードコートに行きました。

福岡空港 空港

フードコート内にある『因幡うどん』さんの前に立って…

因幡うどん 福岡空港店 グルメ・レストラン

博多うどんの定番『ごぼう天うどん』と『かしわめし（鶏めしのこと）』税込840円を注文して頂きました。

朝のサンドイッチが効いてそれ程空腹感はなかったのですが、今晩のお宿の夕食のことを考慮して食べる時間とボリュームを決めました。

因幡うどん 福岡空港店 グルメ・レストラン

昼食を頂いた後は、国内線ターミナル前から出ている『国際線連絡バス』に乗車しました。

日中6～7分間隔で国内線と国際線ターミナルの間を運行していて、無料で乗車できます。

福岡空港 国内線 国際線連絡バス 乗り物

福岡空港の国内線と国際線のターミナルは離れていますが、連絡バスは空港敷地内の専用道路を走行します。

そのため、渋滞に巻き込まれることなく到着しました。

福岡空港 国内線 国際線連絡バス 乗り物

国際線ターミナルは工事中でした。

場所柄でしょうか、韓国からの旅行客が多かったです。

福岡空港 空港

国際線ターミナル前から1日目の宿泊地に向かう、11時58分発の九州産交バスが運行する博多駅前発、黒川温泉経由瀬の本行きの高速バスが出ています。

このバスは全席予約指定制です。

福岡空港 空港

約8分遅れでバスが到着しました。

当日の車内は黒川温泉に向かう旅行客で混雑していました。

福岡空港 空港

バスの車内でうたた寝していました。

13時15分過ぎに2日目の旅行先の日田駅前を通過しました。

日田駅 駅

予定時刻より13分程遅れて、目的地の杖立バス停に到着しここで下車しました。

空港からここまでのバス運賃は大人2,940円でした。

こちらの天気も曇り空、雨が降っていなくて良かったです。

杖立温泉 温泉

杖立バス停は高速バス以外にも、阿蘇駅を結ぶ九州産交バス（画像左上、右上）と、日田バスターミナルを結ぶ日田バス（左下、右下）の路線バスが来ます。

しかしいずれも運行本数は少ないです。

杖立温泉 温泉

本日のお宿のチェックインまで、まだ1時間弱時間が空いていました。

車はもとより人も歩いていない、温泉街の道を歩いてのんびりと本日のお宿に向かいました。

杖立温泉 温泉

小国町中心部に向かってバス道を右折、暫く歩くと杖立川と『さくら橋』が現れました。

杖立温泉 温泉

さくら橋の上から山間に広がる杖立温泉の温泉街を見渡すことが出来ました。

杖立温泉は熊本県阿蘇郡小国町にありますが、温泉街のすぐそばを大分県との県境が通っていて、一部の温泉旅館は大分県日田市にあります。

訪問した時の温泉街周辺の山の樹々は紅葉を始めていて、いかにも秋らしい風景でした。

杖立温泉 温泉

温泉旅館『泉屋』さんの前の源泉塔から湯けむりが濛々と上がっています。

街の至る所に源泉があり、幾筋も湯けむりが立ち上っている杖立温泉は、温泉街らしい雰囲気があります。

杖立温泉　純和風旅館　泉屋 宿・ホテル

さくら橋の上から下に降りることが出来ます。

杖立温泉 御湯の駅 温泉

階段の下は足湯『御湯の駅』と、杖立川に沿った道路です。

画像左側の地図の下に、今年2024年新発行の千円札の肖像画の主、北里柴三郎が描かれていますが、北里柴三郎はここ小国町出身です。

杖立温泉 御湯の駅 温泉

御湯の駅の近くにカフェ『ぷくぷく』さんがありましたので、立ち寄りました。

ぷくぷく グルメ・レストラン

ぷくぷくさんは温泉の蒸気熱を使って作られた温泉卵や中華ちまきを頂けます。

雑貨も販売されています。

ぷくぷく グルメ・レストラン

レジカウンターの前のショーケースの中の『とろとろプリン』が目に留まり、アイスコーヒーとセットで頂きました。

税込650円です。

ぷくぷく グルメ・レストラン

このプリン、滑らかな口ざわりと優しい甘さで美味しかったですね♪( ´▽｀)

今まで食べたプリンの中ではトップクラスです。

ぷくぷく グルメ・レストラン

ぷくぷくさんを出てから、杖立川の河原の中を歩いて対岸に渡りました。

杖立温泉 温泉

川の合流地点付近に欄干のない潜水橋があります。

ここを渡りました。

杖立温泉 温泉

杖立川の対岸も温泉街で、温泉旅館が建ち並んでいます。

杖立温泉 温泉

潜水橋の上から見た杖立川の上流部です。

阿蘇外輪山、九重連山を源流とする杖立川は、筑後川の支流の一つです。

杖立温泉 温泉

対岸の堤防を上がる階段の途中に足湯がありました。

休止しているのかな、と思いましたが、どうやら使われていない様です。

杖立温泉 温泉

杖立川左岸も雰囲気のいい旅館が並んでいます。

杖立温泉　旅館　日田屋（熊本県阿蘇郡） 宿・ホテル

杖立温泉は杖立川の両側に広がっていて、温泉街のメインストリートは川に沿って通っています。

山側の旅館や民家と川沿いの道路との間は『背戸屋（せどや）』と呼ばれる狭い路地で結ばれています。

杖立温泉 温泉

高温の温泉が湧く杖立温泉は、街のあちこちに温泉の蒸気を利用して食材を蒸す『蒸し場』があります。

温泉旅館や一般住民の方達が共同で管理し、利用されています。

本編旅行記を最後までご覧いただき、ありがとうございます。

この続きは『2024年11月秋の週末二泊一人旅～熊本県杖立、大分県日田②：『旅館ふくみ』さんで杖立温泉を満喫～』となります。
https://4travel.jp/travelogue/11942582

杖立温泉 温泉