シニアトラベラー！19年ぶりのパリ満喫の旅⑬サンジェルマン・デ・プレ&モンパルナスタワー

2024/10/15 - 2024/10/24

　コロナ禍以前のプランはJALプレミアステータスのサービス内容でのパリ旅行を満喫する事でした。更に特典航空券ファーストクラス往復分のためにマイルも貯め込んで準備万端でした！
　しかし、悲しいかなプランは夢と消えてしまいました。プレミアの救済措置でマイルは保てても年金生活のシニアには既にステータスを保つ程のゆとりは失くなってしまいました。
　でも諦め切れずにダメ元で往路のみ特典航空券ファーストクラスのキャンセル待ち(結果、ステータスが低いのでダメでした)を申し込み、往復エコノミーチケットを購入しました。
　1986・1990・2000・2005年に続く5度目のパリ旅行を初パリの友人と2人で3104ねえねえツアー第11段の10日間、思う存分楽しんで来ました。今後パリ旅行を考えていらっしゃる方々の参考やオリ・パラリンピック後の現地の様子をエピソードと共に、お伝え出来ればと記憶が新鮮な内にルンルンして書き上げた自己満足的な長編の旅行記です。(笑)
①～(30)まであります。よろしければタイトルで興味が湧いた部分だけでも)目を通してみていただけたら嬉しいです。
①準備編
②1日目　前泊編　穴守稲荷神社&JALCITY羽田東京
③2日目　キャセイパシフィック航空ラウンジ&羽田空港サクララウンジ
④JAL機内・シャルル・ド・ゴール空港・ホテルサンシールエトワール
⑤3日目　ディズニーランド・リゾート・パリ&ウォルト・ディズニー・スタジオ前編
⑥ディズニーランド・リゾート・パリ&ウォルト・ディズニー・スタジオ後編
⑦4日目　ヴェルサイユ宮殿前編
⑧ヴェルサイユ宮殿後編
⑨バトームーシュ
⑩5日目　オルセー美術館前編
⑪オルセー美術館後編
⑫ロダン美術館&アンヴァリッド&クリュニー美術館
⑬サンジェルマン・デ・プレ&モンパルナスタワー
⑭6日目　サント・シャペル教会&シテ島
⑮ポンピドーセンター
⑯サントゥ・スタッシュ教会&新凱旋門
⑰7日目　ルーヴル美術館前編
⑱ルーヴル美術館中編
⑲ルーヴル美術館後編
⑳パレ・ロワイヤル&ギャラリーラファイエット
(21)8日目　オペラ・ガルニエ
(22)モンマルトル界隈
(23)サン・マルタン運河&オペラ界隈
(24)9日目　オランジュリー美術館&チュイルリー公園
（25）コンコルド広場&シャンゼリゼ通り
（26）凱旋門&エッフェル塔界隈
（27）シャルル・ド・ゴール空港
（28）10日目　JAL機内から自宅
（29）滞在中パリの物価
（30）今回のパリ旅行個人費用決算［共通費は半分で計算］

エリア パリ(フランス)

15:25　メトロ10号線『クリニュー・ラ・ソルボンヌ駅』から『サンジェルマン・デ・プレ教会』へ向かう為、1駅戻ります。

ドア付近には折り畳み式の椅子があります。

15:28　メトロ10号線『マビヨン駅』に到着しました。

こちらの日本アニメ広告がメトロの構内で必ずと言っていい程見掛けました。

『マビヨン駅』は初めて降りました。友人がGoogleマップを駆使して目的地まで誘導してくれました。

『サンジェルマン・デ・プレ教会』が見えて来ました。見覚えのある街並みです。

教会の前ではシニアのムッシュー集団がノリのいい曲を奏でて人集りが出来ていました。

『CAFÉ レ・ドゥ・マゴ』前が工事中でした。

15:43　『サンジェルマン・デ・プレ教会』はパリに現存する最古の教会です。ロマネスク様式とゴシック様式が美しく融合した珍しい教会だそうです。

前の方ではミサではないのですが式典を催していました。修復したらしく以前来た時よりも明るくなった感じです。

【慰めの聖母像】だそうです。

たくさんの光が入ってステンドグラスが本当に美しいです。

家が近所で一緒に買い物&遊びに行く機会が多い《いつもの友人》がステンドグラスを作っている（私的評価は、かなりの腕前）ので自然と興味を持つようになりました。完成品は3104neeneのInstagramで紹介しています。

フレスコ画も鮮やかです。旧約・新約聖書の数場面が描かれているそうです。

ステンドグラスから射す光があまりに素敵過ぎてパチリ！

どこから撮影しても素敵になります。

15:47　式典の邪魔にならないように雰囲気を味わって来ました。

ここが『CAFÉ レ・ドゥ・マゴ』です。やはり人気でスタンバイ列が出来ていました。

それならばと『CAFÉ ド・フロール』へも行ってみました。残念ながら休業日？でした。

『ルイ・ヴィトン』の前を通過します。入ると購買欲が・・・。(笑)

15:57　『CAFÉ レ・ドゥ・マゴ』に並んでパリジェンヌの仲間入りをしました。(笑)

《ボーヴォワール》《サルトル》《ヘミングウェイ》《カミュ》《ピカソ》も常連だったそうです。元の絹織物店にあった2つの中国人形（フランス語でレ・ドゥ・マゴ）が店名の由来となって今もその人形は写真のようにカフェの中にあります。

ドリンクメニューをパチリ！

16:00　ギャルソンが直ぐ来てくれました。

テーブルは、こじんまりとして隣の席との密着度が凄く高いです。

16:09　カフェカプチー9€（1,463円）のオーダーしました。

支払いを済ますとお釣りと一緒に会計済の印にレシートの端を契って持って来ました。

記念にパチリ！

16:26　一休みしたので観光を続けます。

後で行く『モンパルナスタワー』が正面に見えます。友人のGoogleマップ誘導で最短のコースで次の目的地へ向かいます。

16:32　『サン・シュルピス教会』に到着です。

『ダ・ヴィンチ・コード』で初めて認識した教会です。『ノートルダム大聖堂』に次ぐ2番目に大きな教会だそうです。

【聖ペテロ像】が正面で出迎えてくれました。

シンプルなステンドグラスの美しい教会です。

ステンドグラスが神々しさを更に際立たせています。

中央に聖人がいるステンドグラスもあります。

ペテロ像の右の足先だけが光っているのはバチカン市国の『サン・ピエトロ大聖堂』と同じで訪れた方々が御利益を願って触っているからでしょうね。ペテロ像に気を取られて【オベリスク】を見逃していました。(笑)

主祭壇の左手の柱に掲げられたキリスト像と右手の柱で片手を挙げているのは洗礼者聖ヨハネの像だそうです。

荘厳さが溢れています。

パイプが約7300本もある世界最大級のパイプオルガンだそうです。

パイプオルガンが想像以上に大きくて建物の一部として溶け込んでいて驚きました。

両側には礼拝堂が並んでいて聖人が祀られています。

正面の奥にあるマリア像は光を放っているような神々しさで立ち止まらずにはいられない美しさでした。

天井のフレスコ画も素晴らしいです。

祭壇全景をパチリ！

ステンドグラスをズームしてパチリ！

本当に細部まで目が離せません。

サンタンヌ礼拝堂のステンドグラスです。

【ダヴィンチコード】で【ローズライン】のシーンで登場した【オベリスク】です。やっと確認する事が出来ました。

なかなか【オベリスク】から延びる【ローズライン】が発見出来なかった理由は写真のように並べられたイスに隠れていたからです。(笑)

高さ10mのオベリスクをパチリ！

【ローズ・ライン】=日時計の前の床に刻まれている子午線の事です。普通に【ローズライン】と言っていますが映画の中だけの話ですよね。ついつい忘れてしまいそうですね。(笑)

当日は、こんな感じに扱われてました。

イメージは何も置かれてない床に【ローズライン】だけがある！つもりで探していました。

何とかイメージに近い場所を探してパチリ！

【ダ・ヴィンチコード】で《シラス》が床を破壊したと思われる場所だそうです。

辛うじてイスに隠れていませんでした。

何とか一直線に繋がっているであろうカットでパチリ！

ドラクロワ【天使と闘うヤコブ】この戦いに勝利したヤコブが神様から「イスラエル（神をまもる者）」を名乗る事を許され、後のイスラエルの国の語源になったそうです。

目の前のサン・シュルピス広場にある噴水はマーケットのテントに囲まれていました。

17:00　『モンパルナスタワー』へ向かいます。

17:03　メトロ4号線『サン・シュルピス駅』から2駅移動します。

17:06　メトロ4号線『モンパルナス・ビヤンヴニュ駅』に到着しました。出口までの途中で移動通路で無賃乗車の抜打ち検査をしていました。もちろんナヴィコスメーヌを見せたので無罪放免です！

17:21　本当に大きなターミナル駅です。どの出口が一番近いか警備の方にGoogle翻訳で尋ねたら、その方も分からなくて仲間を呼んで教えてくれました。あまりにも高過ぎて目の前にあるのがお互いに分からなかったのです。(笑)

何とか『モンパルナスタワー』のテッペンまで入れてパチリ！

こちらにも『モノプリ』があります。

『モンパルナス・ビヤンヴニュ駅』をパチリ！『モンパルナスタワー』の入口が真逆になっていました。空港同様のセキュリティ検査設置のためでしょうか？グルリと180°タワーの周りを歩きました。

高さ210mの『モンパルナスタワー』の56階まで上がります。因みに『エッフェル塔』第3展望台の高さは276.1mです。

チケットは56階で購入します。23€(3,738円)です。因みにエッフェル塔は35.3€（5,851円）です。室内パノラマフロアの上に更に59階屋上テラスがあります。タワー内に入ると小雨が降って来ました。天気もそうですが階段でしか上れないので、もちろんパスしました。(笑)

17:32　『リュクサンブール公園』『ノートルダム大聖堂』『パリ市庁舎』が見えます。

『リュクサンブール公園』『サン・シュルピス教会』『ポンピドーセンター』が見えます。

『ルーヴル美術館』『チュイルリー公園』『サン・トゥスタッシュ教会』『サン・ジェルマン・デ・プレ教会』が見えます。

『サン・シュルピス教会』『ポンピドーセンター』『パリ市庁舎』が見えます。

『ルーヴル美術館』『サン・トゥスタッシュ教会』『サン・ジェルマン・デ・プレ教会』辺りをズームしてパチリ！

『ルーブル美術館』『チュイルリー公園』の奥に白い布がかかっている『オペラ・ガルニエ』遠くの丘に『サクレクール寺院』が見えます。

ほぼ正面に『エッフェル塔』が見えます。『エッフェル塔』の上で喪失感を感じて以来『モンパルナスタワー』からパリの街並みを眺めるようになりました。並ばないのもポイントです。

『エッフェル塔』『シャイヨ宮』『アンヴァリッド』が見えます。

私達のホテル向かいにある高層ホテルの『ハイアットリージェンシー』中央に『凱旋門』手前に『アンヴァリッド』が見えます。

『エッフェル塔』の前に雲があります。

『エッフェル塔』のおつまみチャレンジしてみました。(笑)

17:45　『モンパルナス駅』と『アトランティック公園』です。駅の大きさが分かります。この後、休憩スペースでパリの歴史？みたいな映像を見ながら一息つきました。

18:11　とうとう傘を差さなくならない程の雨に降られてしまいました。〈ガレット〉を食べに『クレープリー・ジョスラン』に来ました。

『クレープリー・ジョスラン』は4度目の訪問です。有名店なので混雑する前に来ました。

18:21　こちらのメニューは日本語が書かれています。スタッフに指差しオーダーした後、シェアしたいのでお皿が欲しい事を書いたメモを見せます。★実は量的に食べきれないと分かっているのでシェアしても大丈夫そうな店かどうか行きたかったレストランやカフェについては下調べしてメモを準備して来ました。いわゆる私達的なSDGsです。★

お願いしたい事がある時には必ずメモやGoogle翻訳を利用し、最後に「s'il te plaît」と笑顔で一言添えるのが自然に出来るようになって来ました。(笑)

この店に初めて来たのは1人でヨーロッパ旅行をした1990年です。〈ガレット〉が美味しくて気に入ってしまい、2000年に職場の後輩・2005年には、いつもの友人を連れて来ました。まあ『モンパルナスタワー』とのセットではありますが・・・。

18:23　早速小さなボウルカップと冷え冷えのカラフェが運ばれて来ました。友人は一瞬〈シードル〉？と驚いた様子ですがサービスの〈水〉です。

こちらが〈辛口シードル〉が250ml入りのカラフェ5.5€(894円)です。

けっこうアルコール度数が高いので口あたり良いからと呑み過ぎは厳禁です。250 mlを2人でシェアして充分です。

18:25　イチオシの〈特製ガレットジョスラン〉13.9€(2,259円)が来ました。

〈特製ガレットジョスラン〉はタマゴ・ハム・キノコ・チーズが入っています。

シェアしても充分過ぎるくらいです、(笑)

18:42　デザートに〈クレープフランボワーズ〉8.9€(1,446円）をチョイスしました。

18:54　友人のシードルを少々ヘルプする代わりに私はデザートをヘルプして量を減らしてもらいました。助け合いの精神でwin-winです。(笑)

会計も必ずテーブル担当のスタッフが来ます。その時にGoogle翻訳で聞き覚えて来た言葉の1つ「C'était super délicieux　Au revoir merci」（最高に美味しかったです。さようなら。ありがとう。）を片言で交わしてから店を出る事が出来るようになって来ました。何とか通じているようで喜んでくれます。(笑)

特に大きなターミナル駅です。しっかり行先案内表示で確認します。

19:11　メトロ6号線『モンパルナス・ビヤンヴニュ駅』から終点の『シャルル・ド・ゴール・エトワール駅』へ向かいます。

19:30　『シャルル・ド・ゴール・エトワール駅』に到着しました。メトロ1号線に乗り換えて2駅移動し、『ポルト・マイヨ』へ帰ります。車内で困ったちゃん8号達と席が隣り合わせになりました。今日は遭遇確率が高かったです！チビッ子2人が4人シートを占領してジャレ合っては大騒ぎ！クリクリヘアの可愛さに微笑ましく見守っていた周囲も迷惑顔に変わりました。何故か背中合わせに座っていた父親は連れの男性と会話中。最後は連れの男性が我が息子の方を叱っていました。（叱る方も叱られる方も逆）

19:35　とにかく中味の濃い1日でした。早々とホテルへ戻って、ゆっくり疲れを取りました。お互いに持参したメンテナンスグッズでカラダをコロコロマッサージしたり、お喋りしたり、写真整理をしている内に爆睡していたようです。旅行中、直接話していたフランス語は★Bonjour・Bonne soirée・Au revoir ・C'était super délicieux・Excusez-moi・s'il te plaît・merci・Merci beaucoup★ぐらいです。25,509歩15.82km歩きました。⑭へ続きます。

この旅行記へのコメント （2）

• よしめさん 2024/11/06 07:13:20

  お早うございます、よしめです。

  　3104ねえねえ様
  　精力的に執筆を続けていらっしゃいますね。　連日の25000歩超えにも脱帽ですが、事前の予習にも、Google翻訳、Googleマップの活用にも、参ったとしか言いようがありません。旅の師匠と呼ばせて頂きます。
  　困ったちゃんにもめげずに楽しく、美味しい旅を続けられている様子、次も楽しみにしています。
  　よしめ

  3104ねえねえさん からの返信 2024/11/06 21:45:04

  Re: お早うございます、よしめです。

  よしめ様
  　温かい励ましのコメント嬉しいです！ただいまルーヴル美術館に取りかかりました。
  　困ったちゃんエピソードも受け止めていただきありがとうございます。まさか？こんなに出会うとは思ってもみませんでした。(笑)
  　この後も頑張ります！