2024/08/10 - 2024/08/18
8094位(同エリア10630件中)
RiEさん
旅行7日目(8月16日)。
10:30に青森市内を出発して今日も弘前へ向かうと、遠いので山岳信仰のパワースポットともいわれる“岩木山神社に到着したのは11:50を回っていた。岩木山神社は創建からおよそ1200余年の歴史を持ち、780年に岩木山山頂に社殿を造営したのが起源とされ、津軽の人々の厚い信仰を受けている。
ランチするつもりだった店が盆休みだったためランチ難民になり、偶然見つけた大きな食堂“ドライブイン汐風”に到着したのが14:00で店外まで行列が続いているうえに、名物のヒラメの漬け丼をはじめとする人気料理は売り切れ。ただここを逃すと次は無さそうだから並び続けたお陰で、地元の赤石川で獲れるという金鮎のフライにありつくことが出来た。
その後はドライブがてら移動して、その昔殿様が千畳の畳を敷き酒宴を催したといわれる岩棚が広大に続く“千畳敷海岸“に立ち寄ってから、津軽に移動して山全体が神社の境内になっており五穀豊穣・海上安全・商売繁盛の御利益があると言われる“(はしごだか)高山稲荷神社”を参拝。広大な敷地には蛇行した千本鳥居が展望所まで続いている光景は圧巻で、朱色の龍のようにも見えた。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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私が支度をしている間に夫は1人で“ねぶたの家 ワ・ラッセ”へ田酒を買いに出掛けたけど、この2日間で完売してしまったらしく肩を落としながら戻ってきたので合流して10:30にHOTELを出発。
HOTEL移動が面倒だったので今回は青森を拠点にしたけど、青森⇔弘前は片道1時間半近くかかるため“岩木山神社”に到着した頃には正午に差し掛かっていた。
見事な夏晴れが広がっていて、今日も日差しが強い弘前。岩木山神社 寺・神社・教会
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石畳の参道を歩き始めると日差しが和らぎ、杉木立に囲まれているので濃い緑が朱色の鳥居を引き立てていた。
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楼門が見えてくると再び日が照り始め、石畳が白っぽく反射する。
神橋を渡ってから、強い日差しの下で人が捌けるのをひたすら待機。 -
岩木山神社は山岳信仰に始まる古社で、この楼門は下居宮の別当寺の百沢寺の山門として、1628年に2代藩主:津軽信枚の頃に建てられた。
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「よく来たな!」と出迎えてくれているような表情の狛犬。
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楼門に続く階段を登ったら、玉垣に配置されているレアな狛犬を見るつもりで岩木山神社に来たのに、楼門を撮影するのに夢中ですっかり忘れてしまった。
玉垣に上向きでしがみ付く狛犬は金運UPの御利益が、下向きはにしがみ付く狛犬は恋愛運UPの御利益があると言われているそうで、足元だから見落としたまま通過。 -
今年の干支である龍が描かれた巨大絵馬。
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その背後には切妻造りの中門がどっしり構えている。
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重厚感ある中門扉。
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拝殿は明治初期の神仏分離令によって、百沢寺から岩木山神社へと移行した際に密教寺院本堂から神社拝殿として改造され、どことなく密教寺院の本堂としての雰囲気を残している。
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中門を潜ろうとしてふいに見上げると柱などの軸部は黒漆塗りし、木鼻や袖切などの絵様部分には朱漆を用いており、蟇股や欄間の彫刻には極彩色を施してあって華やかだった。
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中門を出て龍の巨大絵馬がある左側を進んでいくと、岩木山神社拝殿の隣に「白雲大龍神」と書かれた白旗が無数に立っていた。
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白旗に囲まれた参道を進んでいくと…
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2本の太い杉木の手前に小さな祠が設けられていた。
白雲大龍神は岩木山神社における水神信仰の龍神様で、岩木山大神の1柱である多都比姫神の荒魂が祀られている。
ちなみに多都比姫神は厳島神社の祭神として有名な宗像三女神の1柱として知られており、龍神や水神信仰の対象になっている。 -
白蛇の池には蛇の好物である卵を奉納するのが習わしだけど、祠に供えるよう案内が出ていた。
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水深が浅めの池に橋が架けられていて、その先に末社の白雲神社の祠があった。
岩木山から湧き出た水が溜まって出来た池らしいけど、少し濁っている。 -
参道を戻って石垣伝いに歩いて行くと水が流れる大きな音が聞こえてきた。
そういえば、神社なら必ずあるはずの手水舎を見ていない。 -
角を曲がると3頭の龍の形をした手水舎があり、口から勢いよく噴射するように流れる水は岩木山からの伏流水だそうで、手を浸してみると真夏なのにすごく冷たい。
清めるだけじゃなくて顔を洗っている人がいたり、ペットボトルに汲んでいる人もいて規模は違うけどバリ島のティルタエンプル寺院を思い出す。
この場所は参道からみると右側にあって逸れているので、知らなければ見逃して私のように中門をくぐってしまうはず。 -
岩木山神社を12:45に出発し、目星を付けていたランチ先に向かってみると残念なことに盆休み中だったので、ドライブしながら道沿いの飲食店を探すことに。
1時間ほど走っても目ぼしい店が無く心折れそうになったけど、偶然見つけた大きな食堂“ドライブイン汐風”に到着したら14:00を回っていた。
広い駐車場はほぼ満車で、この時間なのに店外まで行列が続いているうえに、店主らしき人が「ヒラメの漬け丼は2組前で売り切れて今から仕込むから1時間半かかるし、まぐろ丼も30分はかかるけど良い?」と聞いて回っていて、ここの名物料理や人気料理は軒並み売り切れていたものの、逃したらそのままランチ難民になりそうだから並び続けることに。ドライブイン汐風 グルメ・レストラン
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店内は広いけど大変込み合っていて、扇風機しかなく窓は全開。
店の前半分はテーブル席で、奥の海に近い方は小上がりになっていて穏やかな風が舞い込んでくる。 -
海鮮系だけじゃなくて壁面のMenuを見ると、うどん・そば・ラーメン・カレーライスをはじめ、ハンバーグ定食・トンカツ定食・ホルモン定食など驚くほど種類が豊富で、まさにドライブインといった印象。
せっかくなら地産の魚が食べたいと思い、今調理可能で待ち時間短めなのを選んだ(食券制・現金払いのみ)。 -
【赤石川金鮎の鮎フライ定食】1100円
地元の赤石川で獲れる金鮎を使った金鮎フライは小振りだけど、フワッとしているのにサクッとした軽い食感で、白いご飯も美味しくて箸が進んだ。
味噌汁はネバネバした海藻入り。 -
辛子 or マヨネーズを添えて。
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14:50に出発して海沿いの道をドライブがてら走っていると、このシルエットがライオンが左を向いているように見える“ライオン岩“が見えたので立ち寄ることに。
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“千畳敷海岸”は凝灰質の泥岩で、1792年の地震で地盤隆起して千畳敷と呼ばれる岩浜・岩棚の奇観が約1kmに渡り広がっていて、日本の夕陽百選・日本の水浴場55選にも認定された。
千畳敷海岸 自然・景勝地
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千畳敷と呼ばれる由来は、物珍しがった当時の津軽藩主が千畳の畳を敷いて酒宴を開いたことからこの名が付いたとされる。
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近くで見ると岩表面はモロモロして粗く、連続した凹凸がどこまでも広がっている。
少し低い場所まで海水が届くのか、海の生き物が水たまりに取り残されていた。 -
15:35に千畳敷海岸を出発してつがる方面を目指し、16:25に“高山稲荷神社”の大鳥居を通過して、駐車場に車を停めるとやや日が傾き始めていた。
参道を進むと色褪せた鳥居が姿を現す。高山稲荷神社 寺・神社・教会
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近づいてみたら鳥居の先は勾配がキツい階段になっていて、96段あるから体力的に難しい人は鳥居右側から伸びる女坂を利用した方が良いかも。
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階段のてっぺんには松の木がグッと迫り出しているので、自動的に左側通行になる。
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息を整えながら境内を見渡すと、手水舎の隣に注連縄をかけられた黒い2体の大きな石像を祀る小さな命婦社があった。
顔は粗くて読み取れないけど抱き合っているように見え、夫婦円満や縁結びの神として信仰されているそう。 -
手水舎は夏季限定で紫陽花が浮かぶ花手水になるそうで、階段にも紫陽花が咲いていたのを思い出す。
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参道を左に進むと高山稲荷神社の拝殿が堂々と佇んでいた。
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高山稲荷神社の拝殿には御稲荷様として知られる五穀豊穣の神:宇迦之御魂命と、道開きの神:佐田彦命と、家庭の和楽と芸能上達の神:大宮能売命が祀られている。
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極太の尻尾が印象的なシュッとした顔つきの狛狐が鎮座していた。
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木漏れ日が落とされて、注連縄がキラキラ揺らめく。
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千本鳥居は拝殿より奥まった位置にあるので、のぼってきた一直線の急階段段とは逆側の階段を降りていく。
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こちらも結構な段数があるので、足腰に自信がない人は境内端にある女坂から降りた方が良さそう。
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鬱蒼と木々が茂る階段を降りると目の前が開放的になり、正面には蓮の葉で埋め尽くされた龍神池が広がっていて、朱色の太鼓橋が掛かっていた。
世界観のギャップに驚ろきつつも視線を右にずらすと… -
もう1つの橋の向こうに小さな龍神宮があり、太鼓橋と小さな橋両方からアクセス可能。
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橋の中央付近に建てられた鳥居って珍しい気がする。
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龍神宮の社殿には龍の彫刻がみられ、扉が閉まって見えないけど内部天井にも飛龍が描かれている。
龍は水神の化身と称えられ、雲を呼んで雨を降らすといわれることから、社殿を火災から守る意味があり、津軽には高山稲荷神社のほかにも龍神・龍王を祀る神社仏閣がいくつかあるため、津軽龍神霊場といわれているのだそう。 -
太鼓橋方面へ歩いて行くと遮るものが何もなくて、強い日差しにクラクラした。
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千本鳥居入口。
コントラストが強すぎて鳥居の激しい朱色・夏空のブルー・木々の緑がそれぞれ強い色を主張する。 -
今まで訪れたことのある千本鳥居の中でもダントツに綺麗で、一定間隔に配置してあり整備されている印象だし、どの鳥居も真新しかった。
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千本鳥居の始まりは、高山稲荷神社を信仰する地元の農家がいくつかの鳥居を奉納したことがきっかけで、神苑に真っ直ぐ並べることが難しかったため蛇行させたのだそう。
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途中の途切れた部分から覗いてみると、小高い場所に向かって逆くの字に曲がっているのが分かる。
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小高い山に向かっていくので最後は坂道になり、丘の頂上が千本鳥居終点になっていた。
視線の先には薄い灰色がかった素朴な神明社があったけど、鳥居の貫が傾いてない? -
神明社の向かいには展望所が設けられていたので上ってみると…
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このプレートを入れて撮影するのはどうやら難しいみたいなので、欄干まで近寄ってみる。
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イチオシ
17:00前なので西日をガンガン浴びて、この位置は完全に逆光だった。
肉眼だと眩し過ぎて薄目しか開けられないから、こんな感じに近い見え方だった。 -
イチオシ
PLフィルターを装着しているから、ファインダー越しでもかなり見づらくて苦戦した。
確かにこれは赤い龍が蛇行してるようにみえるけど、たぶんここは午前中に行くべき場所。 -
神明社よりもっと奥まった位置に広場があり、山肌に沿って数えきれないほどの狛狐が並べられている。
数が多すぎてちょっと薄気味悪さを感じつつも、対同士が至近距離で顔を合わせるように見つめ合う様子は面白い。
跡で調べてみると、高山稲荷神社には明治時代の頃から役目を果たした狛狐が全国の稲荷神社から集まるそうで、祈祷後はここで静かに過ごしているとか。 -
帽子を被っていても突き刺さる強烈な西日を浴びながら、千本鳥居を通って来た道を戻る。
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再び急階段を上って社殿がある高台まで戻り…
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平地の境内を横切って、またすぐ一直線の96段ある階段を降りるから結構ハード。
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五所川原にある青森県内の日本酒を多く取り揃える酒屋に行きたいと夫が言うので、五所川原の“はせがわ酒店”でまとめ買いして自宅に配送してもらった。
青森県にも店舗はあるけど喜久福が購入できる場所が少ないため、どこかで偶然購入できるのを期待していたら、酒屋の向かいにある五所川原のショッピングモールに入っているのを発見。
ラグノオとのコラボ【果肉入りの青森りんご味】美味しかった!
明日は4泊した青森を離れて、石黒の藩政時代から残る木製のアーケードが続く街並み“中町こみせ通り”を散策した後、温湯温泉に立ち寄ってから、秋田まで移動する。
続きは09へ。
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