2024/08/10 - 2024/08/18
1181位(同エリア1553件中)
RiEさん
旅行6日目(8月15日)後編。
弘前について調べているときに偶然見つけた蝦チャーハンが食べたくて弘前の老舗中華料理店“新雅飯店”で遅めのランチしてから、1875年に「弘前公会」の名で創設された東北最初のプロテスタント教会“日本基督教団弘前教会”の外観を観賞して、木造2階建てのシンメトリーなルネサンス風建築“旧第五十九銀行本店本館”を訪れた。
この後は弘前城近くのコインパーキングに車を置いて徒歩で散策。
1906年に日露戦勝記念として建設され1931年まで市立図書館として利用されていた八角形の双塔を持つルネッサンス様式“旧弘前市立図書館”を見学してから、明治期の外国人の生活が再現された“旧東奥義塾外人教師館”を訪れ、藩政時代から伝わる弘前市内各町会の山車を一堂に展示している“弘前市立観光館・山車展示館”を観賞する。
最後に東北で唯一の現存天守である“弘前城”を訪れてみると、石垣修理中で曳屋されて本丸内の仮天守台にて公開されており、あまりに低い位置にあるため違和感がすごかった。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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青森から弘前に向かう車内でランチ先を探していたところ、ゴロっとエビがのった炒飯が目に飛び込んできて惹かれたので、弘前の老舗町中華“中国料理 新雅飯店”へ。
新雅飯店 グルメ・レストラン
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円卓6個と和室が3部屋あって意外と席数が多く、13:30過ぎていたけどそれ以降もパラパラ客足が途絶えることはなかった。
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Menuは中国語と日本語両方が表記されている。
おばあさんが接客担当で、姿を見せないシェフと2人で店を回しているから、料理提供はかなりゆっくりだった。 -
【蝦仁炒飯】650円
プリプリのエビが尾5尾のっていて、シッカリしているのに上品な味付けで、エビの香りがふわっと広がってとても美味しかった。
スープは少し酸味があって胡椒が効いており、すっきりした味わい。 -
【焼肉定食】800円
がっつり食べたい気分だった夫は、ボリューム満点な羊版焼肉定食を注文。
白いご飯がバクバク進む甘辛味で、スープは小さな丼サイズの器に入っていて量が多い。
合計:1595円。 -
“日本基督教団弘前教会”は1875年に創設された東北初のプロテスタント系の教会で、現在の建物は3度目に建てられたものだそう。
双塔ゴシック様式の重厚な木造2階建て建物の外観だけ見て、サクッと移動した。 -
続いて訪れたのは明治期の弘前を代表する棟梁:堀江佐吉が設計及び施工を手がけ、1904年に完成した“旧第五十九銀行本店本館”。
外観はルネサンス風の意匠を基本とする一方で、内部は一部に格天井に金唐革紙を使ったりして和洋折衷手法を用いている。 -
入ってすぐのエリアは無料公開されているけど、奥は200円で入れる有料エリア。
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かつて銀行だった建物の有料エリアは過去に幾つも見学しているので、今回は時間が無いからパスすることにした。
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“弘前市立観光館”地下にあるコインパーキングに車を停めて、ここからは徒歩で観光する。
弘前市立観光館 名所・史跡
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弘前の山車の運行は弘前藩4代藩主:津軽信政の時代に1682年に始まり、この年の弘前八幡宮祭礼で初めて神輿が巡行され、各町会の山車が神輿の露払いとして運行された。
ちなみにこの祭礼は藩主が参勤交代を終えて帰城した喜びを、城下の人々と分かち合うためのものでもあった。山車展示館 美術館・博物館
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“山車展示館”では、中央の通路を挟んで7町会の山車を展示しており無料で見学可能。
先客は1組しかいなかった。 -
弘前ねぷたまつりでは先陣を切って出陣する大太鼓も見どころで、大太鼓は2台展示されており1つは直径3.3m・長さ3.64mの「津軽情っ張り大太鼓」、もう1つは写真左上角の直径4m・長さ4.5mある「津軽剛情張大太鼓」。
山車に乗っているのは人形が多いなか、特に目立っていたのは茂森町の山車「大根山」。
先が二股に割れた真っ白な大根は夫婦和合・家内安全などの神として信仰される聖天様を表しているのだそう。 -
各町内の山車の題材はそれぞれの町内と深いつながりがあり、能・謡曲・故事来歴などを引用している。
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八角形の双塔を持つルネッサンス様式・木造モルタル3階建てのモダンな“旧弘前市立図書館”。
旧弘前市立図書館 名所・史跡
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1906年に日露戦勝記念として建設され、1931年まで市立図書館として利用されていたものの、その後民間へ払い下げられて移築され、1963年からは賃貸アパ-トとして使用していたけど、1989年に弘前市制百周年記念施設として現在地に復原された。
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見学は無料で、スリッパに履き替えて中へ。
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玄関の反対側に位置する八角形の部屋は婦人閲覧室。
図書館だけどどこか学校っぽい雰囲気がある。 -
学校の机のような物が並べられていて、窓が沢山あるけど光が差し込まないせいか本を読むのに適しているとは言い難い。
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階段を上がって2階へ。
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見た目以上に急な階段なのでスリッパを履いていると転びそうだったから、手にスリッパを持って上がった。
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普通閲覧室は広くて明るい印象。
ガラス扉や展示ケースには本が置いてあって資料館のようだった。 -
婦人閲覧室の上階にあたる評議室は窓際にデスクがあり、明るい雰囲気だった。
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3階もあるけど見学は2階まで。
上から見ると傾斜がキツいのがよく分かるし、やや幅が狭い中央部分にしか手摺が無いので降りる時も慎重になった。 -
“旧制弘前高等学校外国人教師館”は、藩校であった稽古館を母体として創立された私学で英学主体の教育を行っていたため、外国人教師を招いて住まわせていた外人教師専用の住居が、1899年に焼失して翌1900年に再建したもの。
こちらも1990年の弘前市制100周年記念事業による大規模な修理を経ている。旧制弘前高等学校外国人教師館 名所・史跡
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1階は喫茶店になっていて、2階は自由に見学出来た。
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かなり傷みが激しいようで階段を上がるとギィー…ギィー…不穏な音が響く。
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2階ホールには、かつてこの建物に住んでいたアレキサンダース一家の写真が飾られている。
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2階には明治期の外国人の生活が再現されており、弘前での外国人の生活様式を知ることができる。
窓際にはヌックがあって居心地良さそうだった。 -
暖色の壁紙が貼られている書斎は窓から光が差し込んで明るい雰囲気。
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2011年に築城400年を迎えた記念に誕生した「たか丸くん」は、弘前城の別名:鷹岡城をイメージさせる鷹が、津軽為信の兜をかぶっている。
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“弘前公園“には、弘前藩主だった津軽家の代々の居城や弘前城の敷地に広がっていて、桜の名所としても有名。
外壕沿いに歩いていくと…弘前公園 (弘前城) 公園・植物園
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弘前公園の正面玄関とも言えるのが「追手門」で、藩政時代にも初期を除いた大半がこの門を正門としていた。
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「弘前城令和の大修理」と題されたパネル展示には、現在も行われている大規模修理のことが写真付きで解説されていてわかりやすい。
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実際に訪れるまで工事内容を気にしていなかったため、現状をここで知る。
弘前城本丸の石垣が外側に膨らむ「はらみ」がみられたため、天守の真下から石垣の一部を修理することになり、10年前の2014年秋以降から内濠を埋立てたり、弘前城の曳屋が行われたりして本丸の仮天守台に移動中で、本来は2023年に石垣修理が完了する予定だったけど、新たに天守基礎部分などの耐震補強工事が必要となったため、弘前城天守が元の位置に戻るのは早くても2025年度になるとのこと。
予定通りなら写真右側の状態で見れたのに、今もなお仮天守台に鎮座しているとは思わなかった。 -
市民広場沿いに歩いて本丸方面を目指す。
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朱色の鮮やかな橋が水面に映り込む。
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中濠を隔て、二の丸と三の丸に架かるのがこの「杉の大橋」で長さ25.8m・横幅5.8mある。
この橋は戦になると敵の侵入を防ぐため壊される架け橋で、築城当時は柔らかく燃えやすい性質を持った杉材でつくられたことから、そう呼ばれている。 -
杉の大橋を渡ってすぐの場所に構えるのが1611年2代藩主:津軽信牧の頃に建てられた「南内門」で、藩政時代の弘前城内を示した古い地図によれば、この周辺にはもっとも有力な家臣の屋敷が集結していた。
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大枝垂れは1914年に在弘宮城県人会の寄付により植栽され、園内では最大のシダレザクラで樹齢100年を超える。
実は大枝垂れは2011年の大雪で根元から倒れてしまったため、枝を切ることがタブーの桜に樹木医が積極的に剪定を行い、桜の木の生命力を引き出すことに成功したのだそう。 -
内濠を隔て、本丸と二の丸に架かる「下乗橋」を渡ると、本来なら石垣の上にそびえ立つ弘前城天守が姿を現すけど、現在は堀が埋められて石垣修理工事のため足場が組まれていた。
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見る影もないため想像するのが難しい。
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3施設共通券で入場して大樹の枝でつくられた木陰を歩いて行くと、視線の先に天守が見えてきた。
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こちらが東北で唯一の現存天守である「弘前城天守」は幕末に近い1811年に建てられた。
石垣が無いので高さが無いせいか、とても小さく見える。 -
天守閣は3層3階の層塔型で、本丸南東の隅櫓を代用しているため(見えるとこだけで良いのか)南と東側にのみ破風を用いた珍しい形をしている。
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なので入口から見るとツルンとしていて「城を模したこういう立派な家ありそう」と思ってしまった。
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津軽家の家紋「津軽牡丹」は7枚葉の牡丹紋を家紋とし、近衛家の流れを表す。
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2階は何もないので、そのまま3階へ。
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最上階は四方を壁に囲まれており、回廊や欄干が無くて閉塞的な雰囲気だった。
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天井付近を見ると、日本各地の城のパネル写真で埋め尽くされていた。
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たぶんこっちが岩木山方面だけど、雲で覆われていて何も見えない。
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高さが無いせいか、鬱蒼と茂る木々しか見えないのが残念。
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現存天守だけど床は全てゴムシートで覆われているので、靴のまま見学可能だった。
最上階へはどの天守閣に行っても狭い急階段が待ち構えている。 -
外に出ると日が傾き始めていた。
3施設共通券の1つがまだ残っているのを思い出し、早足で向かってみたけど… -
閉館時間ギリギリだったのでパス。
弘前城植物園 公園・植物園
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17:15に弘前を出発して往路よりは早く帰れたけど、18:20に青森市内に戻ってから夜ごはんを調達していたら周囲は真っ暗になっていた。
明日はまた弘前方面に出向いて、弘前⇒鯵ヶ沢町⇒深浦町⇒つがる⇒五所川原をドライブがてら観光する予定。
続きは08へ。
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