二度目のイタリアは妹と二人旅 '23.10.18-30羽田～ローマ編

2023/10/18 - 2023/10/30

二度目のイタリアは妹からリクエストがあり二人で行くことになりました。
時期についてはサマータイムが旅の終わり頃に終了するタイミングでした。
ザックリの旅程はローマ～ナポリ～ボローニャ,モデナ,パルマ～フィレンツェ～ローマで、それぞれ1～3泊ずつ。
妹と二人という事もありナポリの治安が不安で安全そうなリミニと迷ったのですが、また行けるかも分からないので思い切ってナポリにしました。
食べに行きたい店とメニューが決まっていたからです。
比較的安定して移動できた前回に比べ、今回はイタリアの交通機関あるある全開でトラブルも少々あり。
逆にそのおかげで素敵な出逢いもあったり。
二人だから前回量的に食べられなかったメニューも食べることが出来、またシェアして色々と味の確認が出来ました。
今回も飛行機はITA airways の直行便を利用しました。
直行便は具合良いのですがローマ到着が20：30くらいで、そこからシャトルバスに乗ってホテルに着くと22時を越え、初日は泊まるだけに近い内容です。

また今回は妹と二人という事もあって、ふと思い出した生前一度も海外旅行をしたことのない母の代わりに大事にしていたココペリもついでに連れてきて映画「アメリ」の真似をして行く先々のあちこちで写真を撮ったりしました。

エリア ローマ(イタリア)

• 同行者: その他
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ITAエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田空港にて。
去年は初めてのイタリア一人旅だったので酔っちゃまずいと思いノンアルでしたが、今回は妹がすかさずビールを注文。
ホットドッグが日本最後の食事。

二回目とあってスムーズに手続きも済ませ機内に。
ほぼ満席で日本人１割くらい、欧米客多し、アニメキャラのTシャツやぬいぐるみキーホルダーを付けた観光客風の方をよく見かけました。
イタリアに帰るというより日本の次はイタリア...的な諸外国ツーリストが多いのかイタリア語はあまり聞こえてこなかったです。

途中サンドイッチ。

去年と全く同じ内容の夕飯？夜食？

フィウミチーノ空港に到着。
こちらも二回目なのでサクサクと進みます。
シャトルバスに乗ってテルミニ駅に向かいます。
このタイミングでSIMカード挿し換え。

駅からホテルへ。
この時間からの移動がしたくなかったので一泊だけのテルミニ駅周辺のホテル。
ホテル・タオルミーナ。
入口の巨大ドア、イタリアあるある。

チェックインもサクッと済ませエレベーターに乗って部屋へ。
イタリアは地上１階が０階。
地味に疲れていたのかあまり記憶なし。
ほんとに寝るだけの一泊。

早起きしてホテルから割と近いコロッセオに向かいます。

去年はビビって乗れなかった地下鉄を使っていきます。

地下鉄コロッセオ駅を出るとすぐにコロッセオが目に飛び込みます。
去年は徒歩で辿り着き一番背の低い所からのご対面でしたが駅から見えたコロッセオは巨大！！な感じで前の時とは印象が異なりました。

まだ内部の照明が点いていて前回は見れていない表情です。

こんなにデカかったっけ？
と思うくらいで前にも見たのに圧倒されました。

何かの撮影がされていました。
イタリアあちこちあるある。

コロッセオ撮ったら妹が写り込んでいて...
と言ったら文句言われそうですが、本人なかなか写真気に入ったようで。

結果オーライ。

カラスも日本と何か違います。

凱旋門も久しぶり。

見る場所によって微妙に表情を変えるコロッセオ。

今年も修復や整備してる。

少し登ったところから。

少し角度を変えて。

コロッセオとココペリ。

コレっすよ。

去年は気づかなかったディテールの一部。

イタリアはいたるところに十字架。

巨大な石柱の台座部分。

裏コロッセオ。

あまり被写体としてみる機会が少ない構図。

コロッセオ越しに見る朝焼け。

妹曰く「晴れ女」だった母。

初めての海外がイタリアなら結構いいのでは。

しかし意外と絵になる。

去年泣かされたこの荒い石の道。

コロッセオを横目に走る道路、周りは結構交通量があって車も飛ばす。

少し周辺散策。
何だか分からないけど思わず手を合わせた見るからに慰霊碑。
この旅行記をまとめるにあたり翻訳してみました。
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ブルーノ・バルディノッティとカルロ・ラッツェリーニ
ローマ人
第四戦車連隊
ここで彼らは英雄のように堕ちた
ローマの防衛のために
1943年9月1日
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イタリアが連合国に降伏したのがこの三日後。
コロッセオが残ってるのも当たり前じゃないんだなと。
母が生まれたのもこの年の8月、東京都が上野動物園の猛獣達について殺処分命令を下した年。
イタリアも日本も大変だったんだ。
今になって思い深める。

現役の教会でしょうか。
いかにも古い感じですが管理されているようで綺麗です。

見納めてホテルに向かいます。
後姿は知らない人たちです。
こんなに我々若くありません。
後姿ですら勝てん。

テルミニ駅の中のフードコート。
イル・メルカート・チェントラーレ・ローマ
駅中だけどしっかりした料理出していて去年もビックリしたフードコート。

茄子のパルミジャーノ（茄子のトマトグラタンみたいな物）とモルタデッラハムとピスタチオのサンドイッチ。
レンチンじゃなくてオーブンで温めるので結構時間かかります。
熱々で提供されます。
これは美味しい！！
去年のポルケッタのサンドイッチも美味しかったけど、これも良い！！
特に茄子のパルミジャーナ、サンドイッチにせずともアンティパストとしても提供できる料理、これは帰ったらやりたい。

ハムやチーズも売ってます。

種類も豊富。

買って日本に持っていきたいけど今だにダメなようで...
早く農林水産省動いてくれないかな。

昨夜一晩だけお世話になったホテル。
ホテル・タオルミーナ
チェックアウトして荷物預かってもらって散策に向かいます。

バルケッタ（船）の噴水。

環境活動家の汚した黒ずみは完全に落ちるのでしょうか。
ほんっとにやめてほしいです。

スペイン広場前のオベリスク。

スペイン大使館、国旗が掲げられています。

天気は晴れたり曇ったりで去年の写真とはまた違った雰囲気です。

よく見ると彫刻も装飾も凝っていて真剣に見ていたら結構な時間がかかりそうです。

台座の大理石のマーブル模様も綺麗です。

羽織っているパーカー的な衣装も躍動感があって石なのに布に見えるほどです。

スペイン階段。
二人旅でガイド役にハマっていたのか写真少なっ。

続いてトレビの泉に向かっていきます。
街なかに突然こういうの現れる事しばし。
バッ,ンマン。

こういう番地的な表札というのか、あちこちに合って道に迷わないようにとかなのか。
まだ役立てられていない。

こういうアーチ形のエントランスは本当に多い。
水道橋を作るCG動画をみてその理由が分かった。
上のアーチ形の部分が平だったら老朽化した時に石やレンガ落ちてくる。
でもドアは四角の場合もあるから半バラ窓みたいな装飾が付くのかな。
お洒落。

聖母マリアと子イエスのアイコンというのか。こういうのも街のあちこちで良く見かけます。

ヴェンキでジェラート購入。
どうしてもピスタチオとヘーゼルナッツ、チョコレートをオーダーしてしまう。
上にトッピングするチョコのコインみたいの「No grazie」と言って断ったら「なんで？」みたいな顔されました。
チョコレートにはチョコレートの楽しみ方があり、同時には無理だという意味不明の持論があって自分でも面倒くさい。

到着。
相変わらず人気の観光スポット、人がたくさん。

ここでも一応。

今どき見ない見事な逆光写真。

今年もコインは投げてきました。
右手で左の肩越しに一枚。

ホテルに預けた荷物を取りに行き地下鉄で次のホテルに向かいます。
地下鉄A線Battistini 方面行きで終点から二個手前の駅。
バルド・デリ・ウバルディ
小高い丘の上のハイソな感じの街。
日本なら〇〇ヒルズ...みたいなエリア、落書きみたいのは一切無かったような。
ここのホテルを予約しなかったらまず来ないであろうエリア。

駅からホテルに向かう途中あちこちにアーティスティックな物体が。

すぐに分かりました。ゴミ捨てBOXです。
キチンと分別式です。

ローマの他の街では見かけない独特のもの。

画風も下品じゃない。

これだけで写真集が作れそう。

こういうセンスが国民性の成すところなのか。

写真撮り切ってないですが他にも作品？は街中のあちこちに。
道端のゴミも少なくお行儀のよい街といった印象。

こういう車を作ってしまう国だもんなぁ。

かなわん。

泊まったホテルの本館エントランス。
予約サイトの写真もこれ（でした）。
MAP機能使ってこの外観を探し歩きまわるのですが一向に見つかりません。
迷いに迷っていると近所の親切なマダムが「またか？」みたいな感じで話しかけてきます。
予約バウチャーを印刷したものを見せると「あそこ左よ」みたいな感じで教えてくれました。

そこに現れたのがこれ...
鉄柵の右側に警備員室みたいのがあって中の人にもバウチャー見せたら「はいよ」みたいな感じでブザーが鳴って「開けたから」みたいなジェスチャー。
一番左の格子の鉄柵が開いて奥に進みます。
MAP機能再開で歩み進めるとありました。
見覚えのあるエントランス。
ちなみに現在の予約サイトの写真はこれですw
まぁ、ある意味防犯がしっかりした安全なエリアなんですが。

ロバート・デ・ニーロの弟みたいな感じの支配人がチェックイン手続きをしてくれました。
入室後、CENA(夕食)に出かけます。
完全アウェーな土地で予習もしていなかったため美味しい店情報もなく通りすがりに見つけた店で食事することに。
カルチョーフィのローマ風とカプレーゼ、サクッとピッツァを注文。
その後、近所の店でワインとつまみを買って部屋飲み。

明日はヴァチカン、美術館と大聖堂からクーポラ。
ほか散策予定。
ほぼ宿泊だけの初日と二日目の二人旅。
50過ぎてまさか二人でイタリアに来るとは思ってもいなかった。
ホテルのテレビはチャンネルが無限にあって、さっき見たのに戻りたくても戻れないような感じ。
途中ドラえもん（イタリア語吹き替え）をチラッと観ましたが、ドラの声が笑うセールスマンみたいで違和感、イタリア人のドラえもん感ってこういうイメージなのかと。
この街は夜の静まりも早く...
飲んで談笑してそれぞれの部屋へ。