2023/10/18 - 2023/10/30
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現地3日目、観光2日目のこの日は去年の一人旅で訪れて感動したサンピエトロ大聖堂クーポラや芸術にあらためて開眼したヴァチカン美術館をメインに地下鉄と徒歩であちこち散策します。
去年思い切ってツアーでなく個人手配で来た甲斐あっての自由気ままっぷりな行動。
どこ歩いてんだか分からない時もしばしありましたが、そこはイタリア迷い甲斐のある街並み。
レストランで初めてボッタクられるという不要な体験も...
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルの朝食は宿泊した建物ではなく本館に行って頂きます。
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内容は甘い物のオンパレードにパンとジャムやヨーグルトなど。
イタリアの夕食って遅いから多分寝ている間にも消化活動はされていて、朝すっかり消化が終わってる感じなのか...
そのタイミングで胃が求めるのが「糖」
去年の帰国後、2日ほどイタリア式朝食したけど3日目でやめた。 -
日本との違いと言えば糖分を摂って血糖値は上げても塩分はあまり摂らないのかな。
ホテルによってはハムやチーズがでたりもしたけど...
日本の旅館やホテルの朝食と言ったら味噌汁にしょっぱいおかずにご飯...みたいな。 -
なんの迷いもなくこれですから。
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このホテルで嬉しかったのは毎日少しずつ内容が変わるフレッシュジュース。
これが堪らなく美味しくて毎日全種飲みました。
極めつけはアンズのジュースで人生で初めてでしたがお代わりするくらい美味しかったです。
ライスミルクも初めて飲んでこちらも大変美味しかったです。
日本ではオーツミルクはありますがライスミルクはなかなか見つからず... -
食事を済ませ地下鉄でオッタヴィアーノ駅へ、駅から徒歩でサンピエトロ大聖堂に向かいました。
早めの時間でしたが既に行列は出来ており広場1/3周くらいの所で並びました。 -
トイレに寄ってくるべきでした。
どうしても我慢できず妹に並んでてもらいトイレ探しです。
どうにも見つからずカフェに入って翻訳機能使ってトイレ借りたい旨を伝え手のひらに2ユーロ乗せて懇願。
お金は受け取らずに笑顔で貸してくれました。
帰り際、「Grazie mille.アリガトウゴザイマス」と手を合わせてお礼して店を出ました。 -
大分進んでいて妹発見。
ここの行列は長いように見えても意外と進行が早く、広場半周くらいなら30~40分もあればセキュリティ到達できた感じです。 -
時間が経つにつれ行列はどんどん長くなるので、ここは早い時間がほんとにおすすめです。
特に夏場はキツイと思います。 -
噴水とオベリスク、右手に大聖堂。
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セキュリティーを通過して早速大聖堂内部に入っていきます。
相変わらず神々しく美しい装飾。 -
ここ大聖堂は去年初めて来て衝撃を受けて強い思い入れが生まれた場所。
連れてきた感が増しまし。 -
大聖堂を正面から見た時にクーポラの左右に見える小クーポラ的な所の内側でしょうか。
ここも十字の天井になっています。 -
去年も吸い込まれるように見入った宗教画。
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真鍮製のマンホールのような...
絶対マンホールじゃないんだけど。 -
キリストの一番弟子、聖ペテロ(サン・ピエトロ)が眠る墓所らしく。
去年は気づきませんでしたがこの真上のドーム状の天井がクーポラですね。
つまりドーム状の下の外周部分がモザイク画が一周するあの部屋。
ドーム中央の光が差している所が展望台。
あそこに登ったんだ、そしてこの後また登るんだ。 -
この天井もクーポラを中心に十字になっています。
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ヴァチカン美術館「地図の間」の天井を思い出します。
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バシリカの祭壇の後ろにあるサン・ピエトロの墓まで降ります...
だそうです。 -
重厚な造りです。
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クーポラだと分かって見上げると「サン・ピエトロ大聖堂」と呼ばれる理由にしっくりときます。
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ここ以外の教会の天井も十字になっていることが多いというのも旅をしながら気づき知ります。
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同じ場所をずーっと見上げてしまします。
横になりたいくらいです。 -
天井のそれぞれ行きつく先には祭壇というのでしょうか。
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もっと知りたい好奇心が沸いてきます。
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窓から差す光も綺麗です。
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こちらも然り。
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そうなるように設計されているんでしょうが、器用さだけでは達成できない専門知識が必要な技術が施されているのだと思います。
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ただ官能的に美しいだけでなく光の反射や音の響きまで計算されつくした複合美。
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最後は去年一番感動したミケランジェロの彫刻「ピエタ像」
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去年はガラスに反射する光が邪魔に思えたけど今回はそれも含めて綺麗に思えた。
聖母マリアに抱かれるこのイエスの姿はミケランジェロ推しの何人もの芸術家によってリスペクトされ彼らの作品の中にオマージュのように描かれていることがあるそうで。 -
続いてクーポラに向かっていきます。
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どこだか思い出せない写真。
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エレベーターで来れるのはドーム下部の四角い屋外フロアまで。
ここから緩やかなスロープ~狭い階段を登って行きます。
横一列のこの像は大聖堂正面から見た屋上に見える神々。
今年も階段で登ってきました。 -
ドームに登る手前の階段から見える屋上的な一画。
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クーポラ内側の天井画。
梁も手が込んだ彫刻が施されていて綺麗。
つまりこの真下にペテロの墓が。 -
登頂。
大聖堂に並ぶ行列は既に広場一周しています。
去年に比べると大分人が増えている気がします。 -
ちなみにこれが去年。
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下っていきます。
イタリア、あっちこっちでステッカーべたべた貼りまくられている所多し。 -
下り激狭な階段。
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大聖堂を出ると行列がヤバいことになっていました。
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日本に絵葉書を送りたいと妹。
ヴァチカン郵便局で絵葉書買って、書いて、投函してました。
はがき書いてる途中、あったはずのお金が消えた...と。
ポケットだったのかテーブルに置いたのか、とにかく消えた。
スラれたようです。
ある意味最も神聖な場所にある郵便局であっても油断は禁物です。
ま、お金で良かったとも言える。
スマホだったら僕なら詰む。 -
大聖堂を後にして次はちょっと小休止、去年感動したジェラテリア「ヘデラ」に向かいます。
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道中かわいいクラシックなオート三輪。
多分これは観光客乗せて走るヤツですね。 -
フロントヘビーな自転車がやってきました。
何かの配達でしょうか? -
街なかでフッと現れるアート。
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PCのマウスに「シャーッ」してる猫にネズミが「wake up !!!」と。
よく見ると壁に直接描かれているのではなく切り抜いた絵が貼ってあります。
フリースペースなのかもしれません。
いつかまた来れたら新作も見てみたいです。
額っぽい上の「BORGO PIO」を直訳すると「敬虔(けいけん)な村」となり、
「敬虔」を調べてみると「深い尊敬や愛を意味し、 神に対して敬虔な態度を執る人は,神を敬い,神に感謝を表し,神の戒めに従います。
との事。
作者の思いが何かありそうです。 -
MAP機能でサクッと到着。
蔦の絡まるジェラテリア「ヘデラ」
手前の車輪付きはテーブルの上の蓋の下にジェラートが...
飾りで置いているのか現役で使ってるのかは分かりませんが良い雰囲気出してます。 -
やっぱりピスタッキ(ピスタチオ)と初のカスターニャ(栗)
勿論カフェ・ドッピオ。 -
ちょっと胃に刺激を与えたら食欲が増してきて早めのプランツォ(ランチ)へ。
石畳の通りにテラス席、ローマって本当にこのスタイル多い。 -
壊れかけのスクーターも絵になる。
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全部料理に使えるハーブの鉢植え。
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観光客向けっぽいけどここにしました。
BOTTEGA VITTORIA(ボッテガ・ヴィットリア) -
まずは花ズッキーニのフリット。
ズッキーニの花の中に詰め物をして衣に絡めて揚げてあります。
揚げ物には泡が良く合います。
プロセッコをグラスで注文。 -
パスタはアマトリチャーナとカルボナーラ。
一人だったら違うの食べたかもしれませんが、初めての妹にこれを食べさせないわけにはいかない。
どちらも良いお味でした。
観光客向けに見えて料理人のパッションが伝わってくる出来栄えでした。
ちゃんと作ってる感。 -
食事のあとはカンポディフィオーリ目指して散策しながら歩いていきます。
この重厚感にビックリした最高裁判所。
サンタンジェロ城からサンピエトロ大聖堂じゃない方へ向かっていくと現れます。 -
その真ん前の橋を渡っていきます。
テヴェレ川、奥にクーポラ、手前にサンタンジェロ橋が見えます。 -
途中ネプチューンの噴水。
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海神ネプチューンがゼウスの兄でポセイドンと同一神と後に知る。
三叉槍がトレードマークなんだとか。
50過ぎても世の中知らないことだらけ。 -
カンポディフィオーリに到着。
妹はリゾットセットを土産に購入。
スパテラ(しゃもじ)付き。 -
色んなヴィネガーやオイル、トリュフ加工品。
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今年も生ザクロジュース。
素材の味。 -
円安の今、4ユーロっていい値段。
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食関連以外にも衣服やお土産など色々売ってて買わなくて見ているだけでも楽しい。
イタリア語の喧騒もまた一役買って活気のあるいい雰囲気。 -
イタリアのお土産屋、だいたいピノキオグッズあり。
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マキネッタ。
直火でエスプレッソ淹れる道具。
クレマはあまり立たないのだけど味は思いのほか美味しく出る。
イタリアのお土産で人気らしい。 -
確かに貰ったら嬉しいかもしれない。
しかし少々いい値段なので、あげようとはあまり思わない。 -
カラフルなので飾りとしてもいいかもしれません。
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オリーブ材の製品いろいろ。
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ネズミの置物に反応する鼠年の妹。
16ユーロに断念。 -
他にもワインのボトルラックや鍋敷きなど。
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料理人としては堪らない品揃え。
ただし重くてさすがに買って帰ろうとまではいかず... -
欲しいのは確かだが...
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確かだが、我慢。
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この辺りは少し趣味と違いますが好きな人は揃えたくなるのではないでしょうか。
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こっちの方が揃えたいかも。
そのうち大谷翔平も登場するのでは。
いやもうしてるかも。 -
Fiori フィオーリ 花。
キッチンハーブも売っている。 -
やっぱりここは気持ち高めの値段設定に感じる。
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手前左下にシクラメン。
妹曰くシクラメンが好きだった母。
子供のころ歌番組でよく「シクラメンの花」が流れていたのを思い出す。 -
続いてはパンテオンへ。
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去年は無料で中に入れましたが今は有料になっていて。
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外観だけ見て散策しながらヴァチカン美術館に向かいます。
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途中、店の外から見ても興味津々な光景。
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天井には生ハムが吊るされ店の中はチーズと生ハムやサラミのオンパレード。
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こころよく試食もさせてもらいました。
肌感ですが、試食して何も買わなくても良い店と、何か買った方が良い店があるように感じました。
ここは前者。 -
Ford、MINI、Smart、TOYOTA、FIAT...
やはりイタリアにはイタリア車が一番よく似合う。 -
Fontanella フォンタネッラ。
街角の小さな噴水。
ペットボトルの水を入れ替える人たち。
この水は意外に冷たくて美味しい。
どこにFontanella があるか示すアプリまである。 -
ランチした店。
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まぁ、雰囲気は良い。
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イタリアに行くにあたり何かリクエストあるか聞いたら美術館に行きたいと妹。
自分自身も人生初めての美術館で感動したここは外せなかった。
公式だと売り切れていて少々割高になったけどチケットサイトで購入。
トイレ行ってくると言ったきり30分以上戻ってこない妹。
流石に引く。妹のスマホはSIMの相性が悪く日本のカードのままだからLINEも繋がらず、かといって女子トイレにも入れないし気が気じゃなかった。
SIMでもWi-Fiでも通信は確保しておくべきだと本気で思った。
そしてひょっこり戻ってくる。 -
久しぶり感。
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総全長7km位あるらしく、前回の予習で学んだとおりの
「システィーナ礼拝堂目指してサクサク行く」式で鑑賞。
時々興味あるものを立ち止まって観る感じで歩き進めます。 -
有名なヤツはガイド役になって教えます。
ていうか皆有名なんだろうけど... -
高い天井が相変わらず綺麗で見とれます。
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床にも所々凝った装飾があったり。
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やっぱりこの美術館は良い。
他に行った所が無い説もあり。 -
タペストリーの間の天井。
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地図の間の天井。
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今年も地図撮り忘れた。
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時に説明しながら。
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時に見入りながら。
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しかし兄妹でここにいるのが不思議。
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システィーナ礼拝堂は撮影禁止なんだけど、前の写真やこの辺は少し色彩が近いように感じる。
地図の間の天井と礼拝堂が一番好きな感じです。 -
去年、なぜあの絵の写真撮ってないのだろうと思っていたら礼拝堂の中の絵でした。
天地創造、映画E.T. の一コマみたいな指と指の絵。
小さなモヤモヤ解決。 -
礼拝堂を出ると少しして近代美術のコーナーみたいな一画があって、
実は錚々たる作品(フランシス・ベーコン、シャガール、ダリ、ジョルジョ・デ・キリコ、ポール・ゴーギャン、カンディンスキー、マティス、ファン・ゴッホなど)
が展示されているらしいのですが、そんなことも知らずほぼほぼスルーして出口に向かって早足で進みました。
錚々たる作品であることはこの旅行記をまとめるにあたり知りました。
現場では「考える人」くらいしか分かりませんでした。 -
昼間食べた店が美味しかったので早めの夕食も同じ店にしました。
マグロのタルタルに、周りは熱々にソテーした野菜。
伝統的な料理ではないと思うのですが、これはこれで美味しかったです。
素材と塩コショウ、オリーブオイルといったところ。 -
続いては Zuppa di cozze (ムール貝の白ワイン蒸し)です。
スターターにピッタリです。 -
この後の食事も考慮し軽めにピッツァ。
バジルの葉をリクエストしてちぎってトッピングしました。 -
最後はティラミス。
食後酒にアマーロも注文。
ここで妹から一言「会計よく見た方がいいよ、昼間少し高かった気がする」と。 -
チェック頼み伝票を見ると妹の言う通り。
二つしか頼まなかったドリンク二種がそれぞれ4ヶずつ記載。
頼んでないものまで付いていて店員を呼んで「これとこれNOオーダー」みたいなカタコト英語でクレームをつけると直した伝票を持ってきました。
「サービス料は払えよ」みたいな感じで別途5ユーロ請求されました。
「こっちで会計だ」みたいな感じでカウンターに連れてかれましたが、5ユーロきっかりの別会計で終了。 -
旅行記まとめるにあたりGoogleでこの店検索したら悪評たっぷり。
朝の6時から24時までやってるようなのでタイミングによって善し悪しが激しそう。
接客と料理...・どちらも良い ・どちらもダメ ・どっちかは良かった
に分かれるようで、我々の時は料理は良かったけど接客係が酷かったようで。
訪れる前に店の情報見るの大事だなと思いました。
ドリンクを注文してもなかなか来ないので「まだですか?」みたいなことを聞くとダブって注文入れて2→4にする手口、通報されても「間違った」のアリバイ作り。
なんでこんな店がヴァチカンすぐ近くでノウノウと営業できているのか、闇も感じます。
※写真はたまたま去年撮っていたもの。 -
嫌なこともあった日だけどイタリアまで来てウダウダするのも何なんで...
スーパーで買い出ししてホテルに戻って部屋飲み。
明日はナポリへ移動。
りんごの時計をしている妹が「今日、三万歩以上歩いてるよ」と。
確かに盛沢山な一日だった。
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旅行記グループ 2023.10.18-30 二度目のイタリア 妹と二人旅
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