真夏の京都へ！⑩お風呂屋さんをリノベーションしたお店でランチ～祇園甲部歌舞練場～祇園 京料理 花咲さんでディナー～ジャズバーへ。

2024/08/15 - 2024/08/20

蒸し暑い中、大徳寺から雲林院を廻ってきた私たちシニア夫婦はお腹がすきました。
そして、相方の親友に教えてもらったカフェにランチに行きました。そこはなんと、銭湯をリノベーションしたカフェ。
ノスタルジックでお洒落で楽しかったですね～

その後、一度タクシーで京都東急ホテルに戻ってシャワー浴びて着替えて少しゆっくりしてから再び出発。
今度は祇園で新しくオープンした祇園甲部歌舞練場へ。
ココで舞妓さんと芸妓さんによる京舞を拝見し、資料館の中を拝見しました。
祇園甲部歌舞練場の花道から舞台を歩けたのは貴重な経験でした。

その後は夕食へ。

「祇園 京料理 花咲」さんです。
相方の親友が予約してくれました。

夕食後はジャズバー「バードランド」さんへ。
ここで相方の親友と待ち合わせ。
3人でず～～～～～っと飲んでました。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 4.5

雲林院から徒歩５分。
お風呂屋さんをリノベーションしたカフェ「サラサ西陣」さんに到着しました。

この外観、この風貌で店頭にママチャリが停まっているなど、今でも銭湯の営業中みたいですね～

お邪魔しま～す！

お～～～

これはディープですね～
この一番高いところは番台ですかねー？

銭湯のレトロ感が満載です。

こんな席に案内されました。
過去には湯船があった所ですね～

これはビックリです！

天井を見上げてみました。
銭湯だ～～

メニュー

このタイルは銭湯であった頃の姿を思わせますね～

お洒落な空間になっています。
凝ったタイルだな～

ココから湯船にお湯が出ていたのでしょうね～

私は週替わりランチ　1300円
豚肉チンジャオロース炒め

相方は、鶏唐揚げ甘醤油　1300円

2人とも食後にアイスコーヒー

食べながら、飲みながら、キョロキョロ店内を見まわしてしまいます。
このシチュエーションが面白くて・・・

いや～
美味しかったのはもちろんですが、このレトロお洒落感がすばらしい！

これは楽しかったな～

何でも新しくリノベーションするのではなく、極力残して再利用している所が面白いです。

ご馳走様でした。
面白かったな～

雨も降ってたし、ちょうどタクシーが来たのでタクって京都東急ホテルに一度戻ります。
一度戻ってシャワー浴びて着替えたい・・・

ホテルでシャワー浴びて着替えて部屋でゆっくりコーヒーを飲んでから、シニア夫婦は出発！
タクシーで祇園の祇園甲部歌舞練場にやってきました。
ここに花街芸術資料館があるのですが、今年の5月にオープンした施設です。

雨降ってます・・・

芸妓さんと舞妓さんによる京舞（16時）を予約していました。

3100円×2名（資料館込み）
芸妓さんと舞妓さんの舞。初めて拝見しました。
2曲で15分ほどのステージ。
元来はこのような舞台ではなく、お座敷で披露される舞です。
華麗で優美と言うのはこういうことなんだな～～
綺麗だったな～～

全部で50名ほどのお客さんでしたが、8割が海外の方々でした。
よって司会の方は日本語と英語で説明していらっしゃいました。

祇園甲部歌舞練場の説明書き。
この花街芸術資料常設展は、この敷地内にできました。

祇園甲部歌舞練場は、「都をどり」の専用劇場であり、今の建物は大正5年（1913年）に建てられたもので、その後何度も改修が行われており、昨年耐震補強工事を終えたばかりです。

そもそも「都をどり」を知らない私たちシニア夫婦、後程劇場でその映像を拝見することができました。

手描き友禅の着物や西陣織の帯をはじめ、舞妓さんの化粧道具や持ち物が多数展示されています。

どれこれも綺麗ですね～

着物や帯、かんざしなどの小物まで季節ごとに替わります。

舞妓さんのお座敷や舞台に上がる時の衣裳は、着物は裾引という丈の長い振袖で、外を歩く時は褄をとって持ち上げ引きずらないようにして歩いているのですね。

こうやってじっくり近くで着物をを拝見するのも久々です。
子供のころ、今は亡き祖母が、出かける前に和室にたくさんの着物を広げていたことを思い出しました。
香の匂いと共にその光景を覚えています。

綺麗ですね～

こちらのお部屋では芸妓さんお写真が並んでます。

祇園でもめったに見られない正装の黒紋付のお着物ですね。

踊りだけでなく、三味線や唄も・・・
お稽古は毎日のようにあるのだとか。。。

窓の外は池泉庭園です。

この池泉庭園も大正時代からある庭園です。
今年の3月に改修を終えたばかりのようです。
周りの緑を映す池を中心に、「如庵」と名付けられた茶室や石橋が巧みに配置されている庭園です。

雨の中を散策する外国の方がチラホラ・・・

お隣の部屋へ。

こちらは舞妓さんではなく芸妓さんです。
皆さんお綺麗ですね～

この左側の芸妓さん、今日、舞を見せてくれた芸妓さんです。
綺麗だったな～
一番綺麗かも・・・

多くの扇。

ココにカフェがありますが、先に行きましょう。

祇園甲部歌舞練場に出ました。
ここは何度も改装されているようですが、大正時代の建物です。

見学者は花道を通って、舞台まで行くことができます。

花道の横の席、御贔屓さんがお座りになるのでしょうか？

こちらが舞台。
「都をどり」が披露される舞台です。

総檜づくりです。

舞台から祇園甲部歌舞練場の全体を見まわしてみます。
キャパは928席。
そこそこ大きいですね。

歩いてきた花道。

ここで大正塩代から伝統が守られてきたのですね。

手前の特設スクリーンにて、都をどりのドキュメンタリーを上映していました。
「よーいやさぁ～～」

天井を見上げてみます。

これにて見学終了。

いや～～
初めて見て知った世界です。
これぞ祇園なのですね。

そろそろ夕飯に。。。
雨の中の祇園の中を歩き、予約してある京料理のお店に向かいます。
この辺りには、舞妓さん芸妓さんの多くの検番があります。

ちょうど夕方の時間で、舞妓さんが足早に歩いていらっしゃる姿をお見受けします。
近くで撮影しないように気を付けて街並みを撮影。

祇園のど真ん中で、こんな表記を発見。
ここは、八坂女紅場学園という、舞妓さん芸妓さんの為の教育機関、学校です。
舞踏、能楽、長唄、地唄、小唄、笛、鳴物、三味線、茶、書道。
の稽古日が記されています。
多くの科目を勉強するのですね～～

この辺りでかなり小走りに走っていく舞妓さんが。。。
かなり急いでいます。
するとその後ろから、スマホ片手に走りながら撮影している外国の方が。。。
これはひどい・・・

このあと、地元の方らしき法被を着た地元の方らしき殿方が、「追いかけて撮っちゃだめだよ～」と日本語で注意してました。

料理屋さんの前でタクシーが停まると、店内からスタッフが出て来て傘を広げ、タクシーから降りてきた2人の芸妓さんをサッと迎え入れました。
この一連が流れるようでした。
舞妓さんは歩きですが、芸妓さんはタクシーなのかな？

私たちシニア夫婦の今晩の夕食はココです。

「祇園 京料理 花咲」さんです。
私どもは2回目。

ここにも芸妓さんや舞妓さんがお見えになることがあるようですね。

2階の奥の席に案内されました。

前回は相方の親友である京都在住のサッチャンに連れて来てもらったお店です。
今回は私たち2人ですが、予約はサッチャンがしてくれました。

やっぱりちょっと緊張します。

大きくはありませんが、貴賓と風格がある京料理屋さんです。

キキョウです。
まだまだ暑いですが、暦の上では秋か～～

暑いので、まずはビールで乾杯してから、、、、

もずく
とろろ
糸うり
やま桃
枝豆
トマトゼリー

鱧
鮪
湯葉
のお刺身です。

鱧は梅肉で戴きます。

ビールが終わっちゃったので、日本酒。

かんぱ～い！

5種の生麩田楽です。
これ、めっちゃ美味！

日本酒が進んじゃいます。

牛蒡じゃがいものお饅頭。

パプリカと生姜が入ってます。

これまた日本酒が進んじゃいます。

あっという間に日本酒が無くなっちゃいました。
もう1本かぐや姫をオーダー。

次に出てきたのが、麩麺です。
もっちりコシの強い弾力と、つるつるののどごしがいい感じです。

次のお酒にしましょう。
今度は玉の光にします。

このお酒は初めて戴きます。

天ぷらです。

さつまいも
椎茸
ししとう
鱧

熱々で戴きました。

お椀が出てきました。

チラシ寿司ですね～～
赤出汁と戴きます。

最後に水菓子。
麩饅頭です。

ご馳走様でした。
外までお見送りしてくださって。。。
丁寧なお店ですね。
又来ます。

「祇園 京料理 花咲」さんから徒歩5分。
ジャズバーのバードランドさんです。

ここで相方の親友さっちゃんと待ち合わせです。

グランドピアノが象徴的なお店ですね。

カウンターの席に案内されました。
さあ何にしようかね～～

私はハーパーのロック。
相方はマイヤーズのソーダ割。

オリーブと共に・・

2杯目を飲み終わったころにサッチャン到着！
サッチャン「お待たせ～～～～～～」

サッチャンはカクテルです。
ギムレットをオーダー。
飲み会終わりの合流ですので、サッチャンは少し出来上がっています（笑）

このまま3人でかなり飲んでました。
結局深夜になり、タクシーでサッチャンは自宅へ。私たちはホテルに戻りました。

つづく