2024/08/07 - 2024/08/07
146位(同エリア918件中)
bajicoさん
- bajicoさんTOP
- 旅行記91冊
- クチコミ23件
- Q&A回答1件
- 90,848アクセス
- フォロワー39人
8月7日と8日の2日間は、ドレスデンの宮殿や美術館を訪ね、街歩きをしました。
ドレスデンの宮殿や美術館は、市内15の国立美術館で利用できる2日間券をオンラインで買って入場しました。1日券が24ユーロ、2日券が27ユーロ(約4455円)なので、2日の方がお得かな、と思ってそちらにしました。ただ、2日間は連続していないとダメ、また緑の丸天井は入れません。
想定外だったのは、ドレスデンのお宝の多さ。せっかくこのチケットを買ったのだから、あちこち行きたいと頑張った結果、1日目はちょっと疲れてしまいました。2日目は反省して、少しセーブして回りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ドレスデンで泊ったホテルは、マーサ・ドレスデン
ドレスデン・ノイシュタット駅から歩いて6,7分の、便利な場所にある。
ホテルのスタッフも親切だった。最初の日、朝の11時頃に行ったら、チェックインさせてくれた。
回りは住宅地でのんびり落ち着いた環境、治安も問題なし。唯一の欠点は、裏にバーというかパブがあり、夜は賑やかな音楽を流していたこと。ただ、11時過ぎには終わったし、窓を閉めれば案外静かになったので、宵っ張りの私たちはそんなに気にしなかった。ホテル マーサ ドレスデン ホテル
-
部屋はこんな感じ
清潔で気持ち良く過ごせた。
前にも書いたが、ここは冷房なし。でもなくても結構大丈夫だった。
必要最小限の設備で、湯沸かしポットや冷蔵庫はなかったが、今回は携帯湯沸かしポットを持参したので、問題なし。 -
ここのホテルでは、朝食を2回食べた。ひとり1食12ユーロ(1980円)で、何とか許せる値段だったからね。
小さいホテルだったけど、チーズやハム、サラダなどの種類も結構多くて、良かったと思う。 -
ホテルの近所の住宅街
一角にはチェコの領事館もあった。
ドレスデンでは、ホテルをHbf駅近くにするか、ノイシュタット駅近くにするか、旧市街地近くにするか結構迷ったが、ノイシュタットで正解だったと思っている。
ノイシュタット駅はHbf駅程ではないが大きな駅で、DBの主要な列車は殆ど停車する。その割には街並みは静かで落ち着いている。ちょっと歩けば庶民的な場所もあり、スーパーやレストランも多い。 -
ホテルの最寄りで、よく利用したアルベルト・プラッツ(広場)のトラムの駅
ここは幾つもトラムの系統が走っているので、慣れないと、乗る場所を見つけるのが大変だ。
道も四方八方に伸びていて、どの道がホテルに通じているのか、最初は迷ってしまった。アルベルト広場 広場・公園
-
ドレスデン近郊交通の自動券売機
全てのトラムの駅に設置されているか確認はしなかったが、少なくともアルベルト・プラッツには設置されていて、毎日ここで切符を買った。
ドレスデン近郊交通のアプリはあるにはあるが、日本人が切符を買うのは難しそう。自動券売機で買った方が簡単。ちゃんと英語にも切り替えられるし、もちろんカードOK。
ドレスデンの滞在は5日間で、ちょっと中途半端な日数。
最初のマイセン行きは、郊外までのゾーンの普通1回券を、DBの券売機で買った。市内観光の3日間は、市内ゾーンの1日券を、毎朝ここで買った。ザクセンスイスに行った時は、郊外までのゾーンの1日券を買ったが、後で車掌さんに、ファミリーチケットの方が安いよ、とアドバイスされちゃった。 -
Synagoge(シナゴーグ)駅でトラムを降りれば、アルベルティーヌムまで数分だ。10時過ぎに到着した。
アルベルティーヌムは、元は武器庫だった建物を大改装した複合施設。幾つかの美術館が入っている。
一番有名なのはノイエ・マイスター絵画館で、私たちも、先ずそこを訪れた。 -
エドゥアルド・レオンハルディ「エルベ渓谷の眺め」
1863年
作者はドイツロマン主義の風景画家
昨日私たちがマイセンのカフェでのんびりしたのと同じだね。見晴らしが良い所で美味しいものを飲んで食べよう。 -
テオドール・ギュダン「ナポリ近郊」
1839年
作者はフランスの画家らしい。
ドイツの次の旅行予定はイタリア、ナポリも行くよ。 -
カスパー・ダーヴィド・フリードリヒ
「ドレスデン近郊のGroßes Gehege(広い猟場)」
1832年
gehegeは一応「猟場」と訳したが、よくわからない。本来は柵で囲い込んだ場所を指す。
フリードリヒの絵が全て大回顧展に出張している訳ではないらしい。かの有名な「山上の十字架」もこちらに残っていた。ノイエ マイスター ギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
-
エドゥアルド・レオンハルディ「森の孤独」(部分)
1887年
池の畔に生えたツワブキみたいで、何だか日本の山中の風景にも見えてくる。
エドゥアルド・レオンハルディは森を好んで描いた画家だそうだ。 -
フェルディナンド・フォン・レイスキー
「週末の狩人」
1830年代初め
子供が気に入った絵
太った男性が慣れない感じで犬と狩りに出かける図、週末だけの趣味のハンターって意味かしらん。
フェルディナンド・フォン・レイスキーは1806年ドレスデンに生まれ、1890年ドレスデンで死んだ。生粋のドレスデン画家だ。 -
オスカー・ツヴィンチャー「赤い屋根-マイセン」
1905年頃
オスカー・ツヴィンチャーもドレスデンに住んでいた画家で、1916年にドレスデンで死んだ。
マイセンの景色って、この絵の通り、赤い屋根の連なりだった。 -
オスカー・ツヴィンチャー「O wandern,o wandern!」
1903年
何と訳したらよいのかな。逍遥礼賛というのかな、ハイキング万歳というのかな
今もドイツの人は森をハイキングするのが好きだね。私も大好き! -
ウィルヘルム・ライブル「農家の娘の頭部」
1879年
同じ作家の同じような絵がベルリンの旧ナショナルギャラリーにもあった。
ライブルが好んだモチーフなのだろう。 -
フェルディナンド・フォン・レイスキー
「雪の中のうさぎ」
1875年
前の「週末の狩人」はクスっと笑える小品だったが、こちらは大作
うさぎはなかなかの迫力で良かった。 -
マックス・スレーフォークト
「エジプト旅行の絵画シリーズ:ルクソールの朝」
1914年
マックス・スレーフォークトはドイツの印象派画家
エジプト旅行の絵が何点も展示されていた。青が印象に残る絵だ。
ノイエ・マイスター絵画館はドイツやドレスデンの画家の作品が多く展示されていて、印象に残った絵もそういうドイツの画家が多かった。
ここからは、ドイツ以外の画家の作品をいくつか。 -
グスタフ・クリムト「ブナの森1」
1902年
私のお気に入り、クリムトの四角い風景画があった。
葉が全て落ちた冬のブナ林、シーンとして、なかなか渋い感じだ。 -
パウル・クレー「Sonnengold(黄金の太陽)」
1920年
クレーの色彩はたまらないね。
ドイツ以外の画家と言ったが、クリムトもクレーも、ドイツと全く関係ないとは言えないかな。 -
ノイエ・マイスター絵画館を出て、アルベルティーヌムの他のギャラリーにもちょっとお邪魔した。
デュオニソスにちなんだモザイク
ローマ帝国時代のものだが、近代になって大幅に手直しされているようだ。
もともとは1843年にイタリア・チヴィタヴェッキアで発見された。 -
マックス・クリンガー「カール・ランプレヒト」
1908年
マックス・クリンガーは19世紀後半から20世紀初めのドイツの芸術家で、幻想的な作風で知られている。作品のジャンルは彫刻、絵画、版画と、多岐にわたる。
この彫刻が展示されていたのはクリンガーザールというギャラリーで、彼や彼と同時代の作家の作品が多数展示されていた。 -
ジャン・ティンゲリー「モンテスキュー」
1983年
ジャン・ティンゲリーはスイスの芸術家で、廃物を利用して動く彫刻作品を作った。
アルベルティーヌムには現代作家の作品を展示するギャラリーもあり、その中で、私がちょっと気になった作品がこれ -
バラエティに富んだ作品群を見ておもしろかった。午後1時10分頃アルベルティーヌムを後にした。
少し旧市街を散歩しよう。
ドームがのっかった重々しい建物が並んでいる。
ドレスデンの旧市街はそんなに広くはないが、背の高い建物が多く、使用している石材もダークグレー。ウィーンは優雅という言葉が似あうが、ドレスデンは重厚というイメージだね。 -
おやおや馬車が走っている。
-
レジデンツに向かって歩いていたら、有名な「君主の行列」が見えてきた。
思ったよりも大きい。
最初の完成は19世紀後半だが、20世紀初め、雨に濡れても大丈夫なように、マイセン磁器タイル25000枚に置き換えたそうだ。第2次世界大戦でもなんとか破壊を免れ、今に至っている。 -
ザクセンの王様35名とお付きの人たちで、総勢93名の大行列だ。
行列の下にお名前が書いてある。君主の行列 文化・芸術・歴史
-
アウグスト2世(強王)がいる。
午後は歴代ザクセン王の居城、レジデンツを訪れた。
午後2時頃到着、中庭の入口は結構混んでいた。
レジデンツにも幾つもの美術館・博物館がある。有名な「緑の丸天井」は予約しなかったので行けないが、それ以外は2日間券で入れるので、さてどこに行こうか、迷ってしまった。 -
とにかく、2階の武器展示室に入場した。これが思ったよりも相当デッカかった。
武器と言うよりも宝物、実戦用と言うより王様の贅沢品がわんさか展示してあって、何を見に行ったんだかわからなくなってしまった。
この写真は手持ちの盾 真ん中の三角には鱗模様、回りの縁取りには文字が刻まれている。このあたりは、実際に使ってもおかしくない感じ。 -
16世紀頃の鎧や馬の甲冑
すごくピカピカ -
ルーカス・クラナハ(子)「ザクセン公ヨハン・フリードリヒ」
1578年
この王様の肖像画を見るのは3回目
印象的な容貌だから、ついつい写真に撮っちゃう。 -
象嵌が施された鉄砲
こんなきれいなもの使うわけない。 -
1609年頃に作られたハンティングバッグ(狩猟用のバッグ)
お宝以外の何物でもない。使えないでしょ。 -
武器展示室の端から伸びているのが、「Langer Gang(長い回廊)」
16世紀にできた建物で、100mある回廊に、ずうっとライフルなどの銃器が展示してあった。
ここが銃器ギャラリーになったのは、最近のことではなく、18世紀終わり頃。
例のアウグスト強王の発案で始まったようだ。 -
武器展示室の最後の方は適当に飛ばして、お隣の「新緑の丸天井」に移った。
ちなみにレジデンツの展示室の配置はとても分かりにくいので、必ず入口でマップをもらうこと。案内図を見ても迷子になる。
これは、洗礼用の水差しと大皿
確か、新緑の丸天井にあったと思うのだが、もしかしたら武器展示室かも。どっちもキンキラキンだらけだったから、わからなくなっちゃった。
こんな洗礼用のお宝はウィーンの王宮宝物館でも見た。ウィーンには昨年秋に行っているので、何となく比較しちゃう。 -
黄金のコーヒーセット
1697~1701年
お得意の磁器に、黄金、エナメル細工、象牙など、あらゆるキンキラキンを組み合わせた中国趣味の豪華なコーヒーセット
もちろん使用したことはない。ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿
-
サンゴの枝が付いたオウムガイのゴブレット
17世紀
足の加工はニュルンベルク、螺鈿細工はアムステルダム、全体を組み合わせたのはドレスデンと分業で制作
オウムガイの彫刻が繊細だ。 -
悪魔の彫刻が施された水晶の水差し
ミラノ 1580年頃
笑う悪魔が強烈だ。
「緑の丸天井」と「新緑の丸天井」の違いはよく分からない。
第2次世界大戦後、緑の丸天井の宝物は一時ソ連に持っていかれたが、その後返還され、東ドイツ時代にもアルベルティーヌムで一部公開されていた。それがドイツ統一後レジデンツに戻って来て、「新緑の丸天井」となった。
また、統一後は、残りのお宝も、レジデンツのオリジナルの展示室を復興して公開し始めた。これが「緑の丸天井」ということらしい。
私としては、「新緑の丸天井」のお宝だけでも多すぎるくらいだった。「緑の丸天井」を予約しないで良かったと、つくづく思った。 -
3階のオスマントルコの展示室
巨大なオスマントルコの天幕がホールを覆っていた。天幕の内部はとてもきれい。
レジデンツには、まだ他にもギャラリーや展示室があったが、疲れてしまい、4時過ぎにタイムアウト。なお、一時的に公開を休止している場所もあったみたいだ。 -
トラムで旧市街からホテルに戻り、アルベルト・プラッツ前のコインランドリーで今回の旅2回目の洗濯をした。
洗濯している間に近所をちょっとお散歩。
空色の壁が目立つのは、アラウン通りとゲルリッツァー通りの間にあるクンストホーフパサージュ、中庭のある古い建物を改装したショッピングモールだ。私はアラウン通りから入ったが、ゲルリッツァー通りからも入れるみたい。特に何も買わない。建物をみただけ。クンストホーフパサージュ 専門店
-
夕食は台湾料理にした。太めの麺にルッコラと人参などの野菜とお肉が乗っていた。タレと混ぜて食べるとエキゾチックな感じ。
明日もドレスデンのお宝鑑賞、ツヴィンガー宮殿に行くよ。
今日はレジデンツのお宝の量が多くて大変だったから、明日はもう少し計画的に回らなきゃ。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅
-
前の旅行記
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑦マイセンで磁器は買いません
2024/08/06~
マイセン
-
次の旅行記
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑨ドレスデンのお宝と街歩き・後半
2024/08/08~
ドレスデン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ①フランクフルト経由でベルリンへ
2024/07/29~
ベルリン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ②ゲメルデガレリーからブランデンブルク門へ
2024/07/31~
ベルリン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ③ポツダム
2024/08/01~
ポツダム
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ④フリードリヒ大回顧展とティーアガルテン横断
2024/08/02~
ベルリン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑤蚤の市、DDR博物館、空軍博物館等々
2024/08/03~
ベルリン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑥シュパンダウ要塞
2024/08/05~
ベルリン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑦マイセンで磁器は買いません
2024/08/06~
マイセン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑧ドレスデンのお宝と街歩き・前半
2024/08/07~
ドレスデン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑨ドレスデンのお宝と街歩き・後半
2024/08/08~
ドレスデン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑩ケーニヒシュタイン要塞とバスタイ橋
2024/08/09~
ドレスデン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑪(終)軍事史博物館、そして帰国の途へ
2024/08/10~
ドレスデン
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
ホテル マーサ ドレスデン
評価なし
この旅行で行ったスポット
もっと見る
ドレスデン(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅
0
40