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 8月9日、ドレスデンの街を離れて、郊外まで鉄道旅です。<br /> ドレスデンには連邦軍の軍事史博物館があります。博物館のことをネットで調べていたら、チェコとの国境近くに、ケーニヒシュタインという要塞があって、そこにも博物館の別館があることがわかりました。ドレスデンからは鉄道で1時間弱、ぜひ行こうということになりました。<br /> さらに調べていたら、ザクセンスイスの景勝地、バスタイ橋もすく近くです。ついでに寄らなくちゃ。<br /><br />旅の日程<br />7月29日 羽田からANAでフランクフルトへ<br />30日 鉄道でベルリンへ移動<br />30日~8月6日 ベルリンに7泊<br />シャルロッテンブルク宮殿、ゲメルデガレリー、ティーアガルテン、ブランデンブルク門、ポツダム、旧ナショナルギャラリー、地下社会ツアー、DDR博物館、空軍博物館、シュパンダウ要塞<br />6日 鉄道でドレスデンへ移動<br />6日~11日 ドレスデンに5泊<br />マイセン、アルベルティーヌム、レジデンツ、旧絵画館、陶磁器コレクション、ケーニヒシュタイン要塞、バスタイ橋、ドイツ連邦軍軍事史博物館<br />11日 鉄道でフランクフルトへ移動 フランクフルト泊<br />12日 ルフトハンザ機で羽田へ(翌日着)

2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑩ケーニヒシュタイン要塞とバスタイ橋

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2024/08/09 - 2024/08/09

134位(同エリア899件中)

bajico

bajicoさん

 8月9日、ドレスデンの街を離れて、郊外まで鉄道旅です。
 ドレスデンには連邦軍の軍事史博物館があります。博物館のことをネットで調べていたら、チェコとの国境近くに、ケーニヒシュタインという要塞があって、そこにも博物館の別館があることがわかりました。ドレスデンからは鉄道で1時間弱、ぜひ行こうということになりました。
 さらに調べていたら、ザクセンスイスの景勝地、バスタイ橋もすく近くです。ついでに寄らなくちゃ。

旅の日程
7月29日 羽田からANAでフランクフルトへ
30日 鉄道でベルリンへ移動
30日~8月6日 ベルリンに7泊
シャルロッテンブルク宮殿、ゲメルデガレリー、ティーアガルテン、ブランデンブルク門、ポツダム、旧ナショナルギャラリー、地下社会ツアー、DDR博物館、空軍博物館、シュパンダウ要塞
6日 鉄道でドレスデンへ移動
6日~11日 ドレスデンに5泊
マイセン、アルベルティーヌム、レジデンツ、旧絵画館、陶磁器コレクション、ケーニヒシュタイン要塞、バスタイ橋、ドイツ連邦軍軍事史博物館
11日 鉄道でフランクフルトへ移動 フランクフルト泊
12日 ルフトハンザ機で羽田へ(翌日着)

旅行の満足度
5.0
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 本日は朝早くから出発<br />ノイシュタット駅からSバーンの1号線で、ケーニヒシュタイン要塞の最寄り駅「Köngstein」に向かう。マイセン行きとは逆方向で、「Schöna」か「Bad Schandau」行きに乗る。乗車したのは8時頃の列車だったと思う。運行間隔は大体30分に1本。<br />切符は、駅前のトラムの券売機で、郊外まで行ける1日券を買った。DBの券売機では1日券が見つからなかった。捜し方が甘いのかな。前にも書いたが、車内検札に来た車掌さんに、ファミリーの1日券の方が安いよ とアドバイスされた。<br />では、打刻機でちゃんと日付を打とう。

    本日は朝早くから出発
    ノイシュタット駅からSバーンの1号線で、ケーニヒシュタイン要塞の最寄り駅「Köngstein」に向かう。マイセン行きとは逆方向で、「Schöna」か「Bad Schandau」行きに乗る。乗車したのは8時頃の列車だったと思う。運行間隔は大体30分に1本。
    切符は、駅前のトラムの券売機で、郊外まで行ける1日券を買った。DBの券売機では1日券が見つからなかった。捜し方が甘いのかな。前にも書いたが、車内検札に来た車掌さんに、ファミリーの1日券の方が安いよ とアドバイスされた。
    では、打刻機でちゃんと日付を打とう。

  • 朝早かったので、ホテルでは朝食抜き、車内でパンをかじった。<br />ケーニヒシュタインの駅には8時40分頃到着した。<br />駅からも山の上の要塞がよく見える。さあ、登ろう。<br />

    朝早かったので、ホテルでは朝食抜き、車内でパンをかじった。
    ケーニヒシュタインの駅には8時40分頃到着した。
    駅からも山の上の要塞がよく見える。さあ、登ろう。

  • 駅は街はずれにあるので、街の中心部まで5,6分ある。<br />私たちは、要塞まで歩いちゃお、と決めていたが、街の広場からは要塞までの有料シャトルバスが出ているようだ。<br />街を歩いて行くと、慣れ慣れな猫ちゃんがごあいさつ、ミャーゴ!

    駅は街はずれにあるので、街の中心部まで5,6分ある。
    私たちは、要塞まで歩いちゃお、と決めていたが、街の広場からは要塞までの有料シャトルバスが出ているようだ。
    街を歩いて行くと、慣れ慣れな猫ちゃんがごあいさつ、ミャーゴ!

  • グーグルマップを頼りに、街の案内板を見ながら、進んでいく。<br />こういう初めての所も何とか登って行けるのは、グーグルマップのおかげだ。感謝。<br />「Festung Köngstein」の矢印が、ケーニヒシュタイン要塞の方向だ。<br />

    グーグルマップを頼りに、街の案内板を見ながら、進んでいく。
    こういう初めての所も何とか登って行けるのは、グーグルマップのおかげだ。感謝。
    「Festung Köngstein」の矢印が、ケーニヒシュタイン要塞の方向だ。

  • この写真は帰りに撮影したものだが、この坂を登って行った。

    この写真は帰りに撮影したものだが、この坂を登って行った。

  • 街の中から、森に入って行くと、こんな感じ<br />ちゃんとした登山道があるので、ハイキングも安心だ。

    街の中から、森に入って行くと、こんな感じ
    ちゃんとした登山道があるので、ハイキングも安心だ。

  • 途中に開けたところがあり、ロッジの牧草地のようだった。<br />「Festung」の矢印あり。<br />ちょっと迷いながらも、案内板はあるので、のんびり歩いて1時間弱、9時40分頃にケーニヒシュタイン要塞に到着した。

    途中に開けたところがあり、ロッジの牧草地のようだった。
    「Festung」の矢印あり。
    ちょっと迷いながらも、案内板はあるので、のんびり歩いて1時間弱、9時40分頃にケーニヒシュタイン要塞に到着した。

  • ケーニヒシュタイン要塞の入場料は大人一人15ユーロ(2475円)<br />チケット売り場は要塞直下の崖下にあり、そこから要塞まではエレベーターで上がれる。普通のエレベーターと展望エレベーターがあるようだ。<br />エレベーターを降りると、すぐに素晴らしい展望が広がる。

    ケーニヒシュタイン要塞の入場料は大人一人15ユーロ(2475円)
    チケット売り場は要塞直下の崖下にあり、そこから要塞まではエレベーターで上がれる。普通のエレベーターと展望エレベーターがあるようだ。
    エレベーターを降りると、すぐに素晴らしい展望が広がる。

    ケーニヒシュタイン城塞 城・宮殿

  • ここは台地上の要塞なので、特に星形ではないが、下に馬出しみたいな出っ張った角が見える。

    ここは台地上の要塞なので、特に星形ではないが、下に馬出しみたいな出っ張った角が見える。

  • 要塞の中には幾つも建物が建っていて、それぞれの建物で、いろいろな展示が見られる。<br />この建物が軍事史博物館の別館だ。軍事史博物館を調べていて、要塞の事を知ったのだから、まずはここに入ろう。

    要塞の中には幾つも建物が建っていて、それぞれの建物で、いろいろな展示が見られる。
    この建物が軍事史博物館の別館だ。軍事史博物館を調べていて、要塞の事を知ったのだから、まずはここに入ろう。

  • おや、古めかしい建物の中に、意外にも近代的な兵器が置いてある。

    おや、古めかしい建物の中に、意外にも近代的な兵器が置いてある。

  • ターミネーターと鎧の騎士の決闘かな。

    ターミネーターと鎧の騎士の決闘かな。

  • ケーニヒシュタイン要塞の全景<br />ここは標高350mの台地の上に築かれた要塞だ。台地はザクセンスイス独特の形で、周囲が全て切り立った崖になっているので、難攻不落と言っていいだろう。<br />最初に記録に登場するのは13世紀、当時はボヘミア王国に属していたようだ。その後15世紀にはザクセン公国のものとなり、堅固な石垣や城壁、様々な建造物が造られて、ザクセン最強の要塞となった。<br />ただ、実際の戦場となったことはあまりなく、どちらかというと、イザという時の王様の避難場所、お宝の隠し場所、或いは刑務所とか捕虜収容所として機能していたようだ。<br />確かに難攻不落過ぎて、誰も攻める気にはならないね。<br />一度、例のアウグスト強王とプロイセンのフリードリッヒ大王が戦って、アウグスト強王がここに籠城したことがあった。その時もフリードリヒは要塞を直接攻撃せず、兵糧攻めで降伏させたそうだ。

    ケーニヒシュタイン要塞の全景
    ここは標高350mの台地の上に築かれた要塞だ。台地はザクセンスイス独特の形で、周囲が全て切り立った崖になっているので、難攻不落と言っていいだろう。
    最初に記録に登場するのは13世紀、当時はボヘミア王国に属していたようだ。その後15世紀にはザクセン公国のものとなり、堅固な石垣や城壁、様々な建造物が造られて、ザクセン最強の要塞となった。
    ただ、実際の戦場となったことはあまりなく、どちらかというと、イザという時の王様の避難場所、お宝の隠し場所、或いは刑務所とか捕虜収容所として機能していたようだ。
    確かに難攻不落過ぎて、誰も攻める気にはならないね。
    一度、例のアウグスト強王とプロイセンのフリードリッヒ大王が戦って、アウグスト強王がここに籠城したことがあった。その時もフリードリヒは要塞を直接攻撃せず、兵糧攻めで降伏させたそうだ。

  • 要塞とは関係ないけど、第2次世界大戦時、ドレスデンのレジデンツ前に進軍した赤軍部隊の写真<br />空襲で容赦なく破壊されたレジデンツが痛ましい。現在の姿との落差に驚く。

    要塞とは関係ないけど、第2次世界大戦時、ドレスデンのレジデンツ前に進軍した赤軍部隊の写真
    空襲で容赦なく破壊されたレジデンツが痛ましい。現在の姿との落差に驚く。

  • 「壁」とは何か、の説明かな。<br />イングランド北部に築かれた「ハドリアヌスの長城」と、ベルリンの「壁」<br />「ハドリアヌスの長城」は見てみたいと思っている。

    「壁」とは何か、の説明かな。
    イングランド北部に築かれた「ハドリアヌスの長城」と、ベルリンの「壁」
    「ハドリアヌスの長城」は見てみたいと思っている。

  • 博物館を出て、城壁の下に降りていくと、砲台があった。

    博物館を出て、城壁の下に降りていくと、砲台があった。

  • 草むらにはキキョウの仲間が咲いている。

    草むらにはキキョウの仲間が咲いている。

  • エルベ川の向こうに見える特徴的な山、テーブルマウンテンだね。<br />あそこがバスタイ橋かと思ったのだけど、それは間違いで、リリエンシュタインという名前の山だった。

    エルベ川の向こうに見える特徴的な山、テーブルマウンテンだね。
    あそこがバスタイ橋かと思ったのだけど、それは間違いで、リリエンシュタインという名前の山だった。

  • 木陰でひと休み、風が心地よい。

    木陰でひと休み、風が心地よい。

  • 要塞の端の方にあったよ、オープンカフェだ。

    要塞の端の方にあったよ、オープンカフェだ。

  • 私はビールとソーセージとドイツ風ポテサラ<br />この組み合わせは最強に旨い。

    私はビールとソーセージとドイツ風ポテサラ
    この組み合わせは最強に旨い。

  • 狭間みたいな窓、鉄砲で下を狙うの?

    狭間みたいな窓、鉄砲で下を狙うの?

  • 自然の崖と人工的な城壁をうまく組み合わせている。<br />断崖絶壁の向こうには、エルベ川沿いにケーニヒシュタインの街が見える。

    自然の崖と人工的な城壁をうまく組み合わせている。
    断崖絶壁の向こうには、エルベ川沿いにケーニヒシュタインの街が見える。

  • チコリも咲いてるね。

    チコリも咲いてるね。

  • 大砲を展示している武器庫。

    大砲を展示している武器庫。

  • これは井戸<br />水がないと要塞はやっていけないからね。<br />井戸が掘られたのは16世紀中頃

    これは井戸
    水がないと要塞はやっていけないからね。
    井戸が掘られたのは16世紀中頃

  • 井戸の深さは152mでドイツで2番目に深い。<br />ちなみに1番はチューリンゲンにあるキフハウゼン城の井戸で、176mだそうだ。

    井戸の深さは152mでドイツで2番目に深い。
    ちなみに1番はチューリンゲンにあるキフハウゼン城の井戸で、176mだそうだ。

  • 要塞には兵隊が駐屯していたので、住居や教会がある。<br />夏休み中ということもあるのか、要塞には多くの人が訪れていた。バラが植えられた庭園では、家族連れがのんびり寛いでいた。

    要塞には兵隊が駐屯していたので、住居や教会がある。
    夏休み中ということもあるのか、要塞には多くの人が訪れていた。バラが植えられた庭園では、家族連れがのんびり寛いでいた。

  • 要塞の真ん中の大きな建物は、長い歴史の中で様々な用途で使われてきた。<br />その一つがワインの貯蔵所<br />1627年から1723年の間に、王様の命令で、ワインを15万リットル以上入れられる巨大な樽が、3回も作られたそうだ。もちろん、そんな大樽はすでに腐ってなくなり、今展示されている樽はもっと可愛いサイズだ。

    要塞の真ん中の大きな建物は、長い歴史の中で様々な用途で使われてきた。
    その一つがワインの貯蔵所
    1627年から1723年の間に、王様の命令で、ワインを15万リットル以上入れられる巨大な樽が、3回も作られたそうだ。もちろん、そんな大樽はすでに腐ってなくなり、今展示されている樽はもっと可愛いサイズだ。

  • 教会もちゃんとある。<br />全部ではなく、一部だけだが、この要塞で一番古い建物らしい。<br />教会として全体が再建されたのは、2000年代に入ってからだ。

    教会もちゃんとある。
    全部ではなく、一部だけだが、この要塞で一番古い建物らしい。
    教会として全体が再建されたのは、2000年代に入ってからだ。

  • 要塞の歴史と景色を十分堪能したので、出発しよう。<br />帰りは、エレベーターは使わず、要塞の正門を通る。<br />さすが、難攻不落の要塞だけのことはある。ここを突破して城内に攻め入るのは難しいかな。<br />

    要塞の歴史と景色を十分堪能したので、出発しよう。
    帰りは、エレベーターは使わず、要塞の正門を通る。
    さすが、難攻不落の要塞だけのことはある。ここを突破して城内に攻め入るのは難しいかな。

  • すごい頑丈な扉だ。<br />第2次世界大戦時、ドレスデンの宝物や絵画はここに疎開していたというが、ごもっともという感じだ。ドレスデンのお宝を戦火から守ってくれてありがとう。

    すごい頑丈な扉だ。
    第2次世界大戦時、ドレスデンの宝物や絵画はここに疎開していたというが、ごもっともという感じだ。ドレスデンのお宝を戦火から守ってくれてありがとう。

  • 絶対登れない石垣を仰ぎ見て、街へ下りる。<br />登りに使ったルートとは別の道を辿る。

    絶対登れない石垣を仰ぎ見て、街へ下りる。
    登りに使ったルートとは別の道を辿る。

  • こちらの道の方が正式ルートみたい。<br />すれ違う人が多少いる。行きの道ではだれにも会わなかった。

    こちらの道の方が正式ルートみたい。
    すれ違う人が多少いる。行きの道ではだれにも会わなかった。

  • ケーニヒシュタインの街に戻ってきた。<br />こちらの登り口の方が間違いない気がする。<br /><br />午後2時半ごろの列車で、ひと駅戻って「Kurort Rathen(クアオルト・ラーテン)」で降りる。バスタイ橋の最寄り駅だ。駅から数分でエルベ川に出られるので、渡し船で向こう岸に渡る。

    ケーニヒシュタインの街に戻ってきた。
    こちらの登り口の方が間違いない気がする。

    午後2時半ごろの列車で、ひと駅戻って「Kurort Rathen(クアオルト・ラーテン)」で降りる。バスタイ橋の最寄り駅だ。駅から数分でエルベ川に出られるので、渡し船で向こう岸に渡る。

  • 渡し船の料金はいくらか忘れたが、往復3ユーロ(495円)のような気がする。<br />対岸はそこそこの観光地で、ペンション、レストラン、土産物屋が数件あった。<br />メインストリートっぽい道を進み、何となく人の流れに従ったら、バスタイ橋への登山路に着いた。この時は夏休み中だったので、何となくでも迷子にならなかったが、他の季節はちゃんと調べた方が良いかな。<br />エルベ川から離れるように小川に沿って奥に進む。2,3分歩いたら、ロータリーがあるので、そこを左折する。曲がってすぐの階段がある坂道が、バスタイ橋への登り口だ。案外細い。

    渡し船の料金はいくらか忘れたが、往復3ユーロ(495円)のような気がする。
    対岸はそこそこの観光地で、ペンション、レストラン、土産物屋が数件あった。
    メインストリートっぽい道を進み、何となく人の流れに従ったら、バスタイ橋への登山路に着いた。この時は夏休み中だったので、何となくでも迷子にならなかったが、他の季節はちゃんと調べた方が良いかな。
    エルベ川から離れるように小川に沿って奥に進む。2,3分歩いたら、ロータリーがあるので、そこを左折する。曲がってすぐの階段がある坂道が、バスタイ橋への登り口だ。案外細い。

  • 登り始めれば、きちんと整備された散策路だ。<br />ただし、そこそこの傾斜はある。

    登り始めれば、きちんと整備された散策路だ。
    ただし、そこそこの傾斜はある。

  • ゆっくり登って20分ちょっとで、最初の展望台に着いた。<br />エルベ川を望む絶景だ。ごつごつの断崖がすごい。

    ゆっくり登って20分ちょっとで、最初の展望台に着いた。
    エルベ川を望む絶景だ。ごつごつの断崖がすごい。

  • 左手前のテーブルマウンテンがリリエンシュタインかな。間に一つ挟んで、中央右寄りに見える台地が、さっきまでいたケーニヒシュタイン要塞だ。

    左手前のテーブルマウンテンがリリエンシュタインかな。間に一つ挟んで、中央右寄りに見える台地が、さっきまでいたケーニヒシュタイン要塞だ。

  • 展望台からさらに10分位登って、いよいよバスタイ橋に到着した。<br />奇岩がにょきにょきだ。このあたりは標高300メートル位、そんなに高くはない。

    展望台からさらに10分位登って、いよいよバスタイ橋に到着した。
    奇岩がにょきにょきだ。このあたりは標高300メートル位、そんなに高くはない。

  • 確かに絶景

    確かに絶景

  • バスタイ橋がある一帯は、18世紀頃からすでに景勝地として人気があり、バスタイ橋も最初から観光目的に作られた。最初は木の橋だったが、1851年に石の橋に置き換えられ、現在に至っている。

    バスタイ橋がある一帯は、18世紀頃からすでに景勝地として人気があり、バスタイ橋も最初から観光目的に作られた。最初は木の橋だったが、1851年に石の橋に置き換えられ、現在に至っている。

  • 橋を渡って右に折れると、バスタイ橋と奇岩を一緒に眺められる展望台がある。

    橋を渡って右に折れると、バスタイ橋と奇岩を一緒に眺められる展望台がある。

    バスタイ橋 建造物

  • エリカの花が其処此処で満開だった。

    エリカの花が其処此処で満開だった。

  • 背景にリリエンシュタインのテーブルマウンテンが入ると、ますます不思議な世界だ。

    背景にリリエンシュタインのテーブルマウンテンが入ると、ますます不思議な世界だ。

  • バスタイ橋からまっすぐに進むと、車道と駐車場に出る。多くの人はそこに車を駐車してバスタイ橋に来ているようだ。また、そこにはバス停もあるらしいが、私たちは利用しなかったので詳細は不明だ。<br />駐車場に出る手前にはガラス張りの展望台もあった。<br />

    バスタイ橋からまっすぐに進むと、車道と駐車場に出る。多くの人はそこに車を駐車してバスタイ橋に来ているようだ。また、そこにはバス停もあるらしいが、私たちは利用しなかったので詳細は不明だ。
    駐車場に出る手前にはガラス張りの展望台もあった。

  • 巨岩だ。<br />ドイツは紅葉があるのかな、紅葉のシーズンに来たいね。日本で言えば、昇仙峡ってところかな。

    巨岩だ。
    ドイツは紅葉があるのかな、紅葉のシーズンに来たいね。日本で言えば、昇仙峡ってところかな。

  • もちろんエルベ川もよく見える。<br />あそこは渡し船かな。

    もちろんエルベ川もよく見える。
    あそこは渡し船かな。

  • 私たちは、再びバスタイ橋を渡り、クアオルト・ラーテンに戻る。<br />橋から絶景をもう一度

    私たちは、再びバスタイ橋を渡り、クアオルト・ラーテンに戻る。
    橋から絶景をもう一度

  • エルベ川の渡しまで戻ってきた。<br />この船にはエンジンがない。岸とロープで繋がっていて、舵でうまく方向を取りながら、対岸に渡るみたい。川の流れに身を任せ……。

    エルベ川の渡しまで戻ってきた。
    この船にはエンジンがない。岸とロープで繋がっていて、舵でうまく方向を取りながら、対岸に渡るみたい。川の流れに身を任せ……。

  • クアオルト・ラーテンの駅で、ドレスデン行きの列車を待っていると、貨物列車が通っていく。ケーニヒシュタイン要塞やバスタイ橋でも、線路を眺めていると何度も貨物列車が通過した。この路線はかなり重要な物流動脈のようだ。<br />午後5時半頃の列車に乗り、ドレスデンに戻った。

    クアオルト・ラーテンの駅で、ドレスデン行きの列車を待っていると、貨物列車が通っていく。ケーニヒシュタイン要塞やバスタイ橋でも、線路を眺めていると何度も貨物列車が通過した。この路線はかなり重要な物流動脈のようだ。
    午後5時半頃の列車に乗り、ドレスデンに戻った。

  • ホテル近くのチェコ料理酒場で一杯。今日はたくさん歩いたからビールが旨い。<br />息子はバドワイザーを注文。息子によると、アメリカのバドワイザーとは別に、チェコにもバドワイザーがあり、世界中でバドワイザー本家争いの裁判をしたらしい。その結果、ヨーロッパでバドワイザーを名乗れるのはチェコ製のみ。アメリカは別の商標で売っているそうだ。従ってこれはチェコ製、さっぱり飲みやすい味で、美味しかった。

    ホテル近くのチェコ料理酒場で一杯。今日はたくさん歩いたからビールが旨い。
    息子はバドワイザーを注文。息子によると、アメリカのバドワイザーとは別に、チェコにもバドワイザーがあり、世界中でバドワイザー本家争いの裁判をしたらしい。その結果、ヨーロッパでバドワイザーを名乗れるのはチェコ製のみ。アメリカは別の商標で売っているそうだ。従ってこれはチェコ製、さっぱり飲みやすい味で、美味しかった。

  • 私は久しぶりに魚料理、サーモングリルを頼んだ。付け合わせの野菜も含めて、塩加減が絶妙だ。<br />ケーニヒ通りの「Winzel」というレストランだったと思う。

    私は久しぶりに魚料理、サーモングリルを頼んだ。付け合わせの野菜も含めて、塩加減が絶妙だ。
    ケーニヒ通りの「Winzel」というレストランだったと思う。

  • 夕食後、ドレスデンの街を散歩した。<br />アウグストゥス橋を渡る。この橋、自動車は通れないので、散歩にもってこいだ。<br />トラムは渡れるよ。

    夕食後、ドレスデンの街を散歩した。
    アウグストゥス橋を渡る。この橋、自動車は通れないので、散歩にもってこいだ。
    トラムは渡れるよ。

    トラム (ドレスデン) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)

  • 橋を渡った先に見えるのが、カトリック旧宮廷教会とレジデンツ。<br />9時過ぎやっと暗くなってきた。街灯と建物のライトアップが良い感じ。

    橋を渡った先に見えるのが、カトリック旧宮廷教会とレジデンツ。
    9時過ぎやっと暗くなってきた。街灯と建物のライトアップが良い感じ。

    カトリック旧宮廷教会 (三位一体大聖堂) 寺院・教会

  • 君主の行列も昼間とはちょっと感じが違うかな。

    君主の行列も昼間とはちょっと感じが違うかな。

  • 10時近くになり、やっと暗闇が下りて来た。<br />おやすみなさい。<br /><br />明日はドレスデン最後の日、軍事史博物館に行くよ。

    10時近くになり、やっと暗闇が下りて来た。
    おやすみなさい。

    明日はドレスデン最後の日、軍事史博物館に行くよ。

    アウグストゥス橋 建造物

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