2024/07/29 - 2024/07/30
315位(同エリア2515件中)
bajicoさん
- bajicoさんTOP
- 旅行記91冊
- クチコミ23件
- Q&A回答1件
- 90,662アクセス
- フォロワー39人
夏真っただ中、息子とベルリン、ドレスデンを旅しました。
子供の仕事の休みの関係で、旅行時期がパリオリンピックと丸かぶり。本当はオランダからブレーメンあたりに行くつもりだったのですが、できるだけパリから離れようとした結果、旧東ドイツのベルリン、ドレスデンになりました。心配した割にはオリンピックの影響はほとんどありませんでした。
今回も、宮殿や絵画などの文化遺産や、子供が大好きな、軍事関係の史跡や博物館を、目一杯堪能して、大満足の旅でしたが、ドイツの複雑な歴史が垣間見え、今までで一番頭を使う旅になったかもしれません。大した頭ではありませんがね。
旅の概要は次のとおり
7月29日 羽田からANAでフランクフルト
30日 鉄道でベルリンへ移動
30日~8月6日 ベルリンに7泊
主な訪問地
シャルロッテンブルク宮殿、ゲメルデガレリー、ティーアガルテン、ブランデンブルク門、ポツダム、旧ナショナルギャラリー、地下社会ツアー、DDR博物館、空軍博物館、シュパンダウ要塞
6日 鉄道でドレスデンへ移動
6日~11日 ドレスデンに5泊
主な訪問地
マイセン、アルベルティーヌム、レジデンツ、旧絵画館、陶磁器コレクション、ケーニヒシュタイン要塞、バスタイ橋、ドイツ連邦軍軍事史博物館
11日 鉄道でフランクフルトへ移動 フランクフルト泊
12日 ルフトハンザ機で羽田へ(翌日着)
旅行中、スマホの通信環境は、ahamoの海外データローミングで十分対応できました。おかげで前もって準備したり、プラスの支払いをする必要はありませんでした。
対ユーロレートは1ユーロ165円で計算しています。旅行中にレートがどんどん円高にふれて、びっくりだったよ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
フランクフルトまでの往復の飛行機は、2月初めにHISの窓口で購入した。マイルが特にいっぱい貯まっている訳ではないし、航空券だけはインターネットだと複雑でうまく買えない。専門家にお任せ。
乗り継ぎだとロストバゲージの危険性が高まると、子供がかなり嫌がったので、今回も直行便。ドイツ国内は全て鉄道移動。
運賃はサーチャージなども込みで、一人往復約30万円、時期が時期だし、仕方がない。
写真はフランクフルト空港の巨大な案内板 -
フランクフルト、ベルリン、ドレスデンの都市間移動は、ドイツ国鉄(DB)のホームページで2か月前に購入。座席も指定し、一応印刷しておいた。
運賃はフランクフルトからベルリンが一人約4600円、ベルリンからドレスデンも約4600円、ドレスデンからフランクフルトは約9000円。円安のご時世にしてはかなり安く感じた。新幹線が高すぎかな。(フランクフルト~ベルリン間よりドレスデン~フランクフルト間の方が倍近くするのは謎だが)
DBについては遅れたり、運休したりと、評判が悪いが、私たちは時間的にはほとんど問題なかった。ただ、ベルリン市内交通と帰りのドレスデン~フランクフルト間で、ちょっとだけ色々あった。それは、また改めて。
ベルリン、ドレスデンの市内交通については、それぞれ後の旅行記で触れたい。
検札は、市内交通も含めて結構多かった。今までで一番来たかな。切符はちゃんと買った方が良い。
写真はフランクフルトHbfの案内板
少しDBの弁護をすると、こうした駅や車内の視覚的インフォメーションはとてもしっかりしていた。何分遅れかも、逐次載っているし、車内では今時速何キロか、どこを走っているかもわかった。
ちなみに案内板の「Ankunft」は到着の意味。 -
温暖化で、ヨーロッパも暑いと聞くが、ベルリンあたりは、私が住む関東に比べれば天国だった。真昼の太陽の下では暑いが、木陰は涼しい。湿度が低いので爽やか。朝晩はTシャツに一枚羽織った。軽井沢や北海道に避暑に行った気分になった。
熱中症対策でもある、飲料水の確保をどうするか、ちょっと悩んだ。結局水道水を水筒に入れて持ち歩いた。喉が渇くと、少しずつ飲んだが、一応お腹は壊さなかった。おいしくはない。やっぱり水はオーストリアだね。
写真は緑の木陰が気持ち良いティーアガルテン -
ホテルの冷房は、ドレスデンだけなかった。必要かどうかは微妙。
上の階の部屋なら、窓を開けていれば十分過ごせた。ただ、窓に網戸がないので、日本ほど酷くはないが多少虫が入る。また、防音が効いた窓なので、開けると、騒音も入ってくる。私たちはあまり気にしなかったが、気になる人もいるかな。
ホテルは、フランクフルト以外はBooking.comで予約した。料金は朝食なしで1人当たり1泊8000円から10000円。わたし的にはハズレはなかった。
写真はベルリンのパークプラザ・ウォールストリート。
格言が日本語でも書かれていた。 -
一般的に、ヨーロッパでは支払いはクレジットカードが多いが、今回は比較的現金払いが多かった。
もちろんホテルやスーパーは大丈夫だが、レストランや屋台の店などは結構現金だった。カードが使えるかもしれないが、地元の人が現金で払っているので、何となく現金の方が良いと感じる場合もあった。
ドレスデンよりむしろ首都のベルリンの方が、現金率が高かったような気がする。
まあ、行った場所によるのかもね。
写真はベルリン、ビスマルク通りのトルコ料理屋さん。朝食やランチ中心の店で、現金払いだった。 -
7月29日午前、羽田から出発
HIS窓口の係員が調べた結果、行きはANAの方がちょこっと安かったので、めずらしく日本の航空会社だ。羽田の国際線は第3ターミナルと思っていたら、第2ターミナル発だった。ANAは一部、第2もあるみたい。気をつけなくちゃね。 -
ANAなので、フランクフルトまでは日本と同じ感じ。
-
フランクフルト空港に着いたら、こんなポップな飛行機がいた。
コンドル航空の飛行機らしい。緑だけでなく、赤や青もいたよ。 -
フランクフルト空港からはSバーンでHbf駅まで移動。
あんまりきちんと調べていなかったけど、日本と同じように案内板があるので、迷いながらもなんとか無事にホテルまで到着した。
ホテルはHbf駅前のフレミングスホテル・フランクフルトセントラル
同じようなホテルがいくつか並んでいて、どのホテルか悩んでしまった。(写真は翌日朝撮影)フレミングス ホテル フランクフルト セントラル ホテル
-
もう夕方なのに、日が高い。ちょっとだけフランクフルトを散歩した。
欧州中央銀行のユーロマークを通過。ユーロタワー 建造物
-
マイン川沿いの緑地では、多くのガンがお食事中だ。
数年前に訪れた時もいた。再会がうれしい。 -
観光客で混雑する「鉄の橋」を渡って、対岸を歩く。
鉄の橋 建造物
-
人道橋のホルバイン橋を渡って、Hbfに戻る。
夕日が高層ビルにあたり、ヨーロッパの街にしては珍しく、無機質でモダンな景色だ。ホルバイン橋 観光名所
-
初日の夕食は、結局、Hbf駅構内のバーガーキングでハンバーガーを買って、ホテルの部屋で食べた。バーガーキングはどこにでもあるので、安心だ。
-
翌日の朝食はホテルで食べた。
30日は、鉄道でベルリンに移動する。 -
ホテルは駅前なので、0分でHbf駅到着
フランクフルトHbfは本当に巨大な駅だ。フランクフルト中央駅 駅
-
これはDBの券売機ではなく、フランクフルト近郊交通の券売機。
空港からHbfまでの切符は、DBの赤い券売機よりこっちの券売機の方が買いやすかった。 -
ベルリン行きICE(都市間特急)の案内を捜す。
あった、あった、8番線の案内板の下の方に、小さくベルリンHbfの文字
今停車している列車の次だね。 -
と思ったら、発車数分前に隣の9番線に変更!
先に8番線にいたミュンヘン行きの発車が遅れたので、隣に移ったみたい。
こういうことがあるので、注意しなくちゃ。 -
ベルリン行きの列車はほとんど遅れず、9時過ぎにフランクフルト出発。
どこまでも平らなドイツの平原
トウモロコシが実っている。 -
風力発電用の風車がたくさん立っている。
風車だらけの平原が広がるのは、日本だけじゃないんだ。 -
ウォルフスブルク駅前の由緒ありそうな工場
フォルクスワーゲンのマークがついているので、後で調べたら、この町はフォルクスワーゲン本社所在地だって。こんな所に本社があるなんて、知らなかった。 -
午後1時半ごろ、ベルリンHbf駅に到着した。
ベルリンのHbf駅は、フランクフルトなどと違い、後から作った新しい駅なので、現代的な建物だ。吹き抜けが凄い。
ここからホテルのあるビスマルク通りまでは、RE(DBの地域鉄道の普通列車)でツォー駅まで行き、そこからはUバーン(地下鉄)2号線を利用した。最初なのでちょっと迷った。ベルリン中央駅 駅
-
ベルリン前半のホテルは、ビスマルク通りのレオナルドホテル・ベルリン(写真は後日撮影)
Uバーンのビスマルク・シュトラーセ駅から5分位の距離で、交通の便は良い。
周囲は下町風の庶民的な町だが、治安は悪くない。商店街は賑やか、でも、一歩道を曲がれば静かになる。リーズナブルなレストランが多く、スーパーもいっぱいあって、食事や買い物には困らなかった。レオナルド ホテル ベルリン ホテル
-
部屋は、ベッド2つで用意してくれた。満足、満足
-
まだ、3時前だ。
ちょっと散歩して、シャルロッテンブルク宮殿まで行こう。
途中、静かで緑豊かな公園を通り抜けていく。 -
ホテルから20分位で、シャルロッテンブルク宮殿に到着した。時間もないので、内部の見学はやめた。
シャルロッテンブルク宮殿 城・宮殿
-
宮殿の庭園だけなら、無料で散策できる。
きれいに手入れされ、花いっぱいだ。 -
案内図を見ると、宮殿背後の庭園はとても広大だ。池や森もある。
-
ヒツジも飼われていた。
池のスイレンは満開。 -
庭園内には王族の霊廟もあった。
-
宮殿の庭園を歩き回って、ちょっと喉が渇いたね。
ということで、宮殿近くのジェラートショップでひと休み。
温度が高くでも湿度が低い、ヨーロッパの夏には、アイスクリームがぴったり。
ドイツの人もアイスクリーム大好きで、どこのジェラートショップも大繁盛だった。 -
まだ日が高い。地下鉄でカイザー・ウィルヘルム記念教会までやって来た。
戦争の悲惨さを警告するため、空襲で破壊されたままの姿で残っている。広島の原爆ドームのような建物だ。ヴィルヘルム皇帝記念教会 寺院・教会
-
内部には美しいモザイク画が復元されていた。
-
夕食は、ホテルのすぐそばで、ファラフェルサンドを買って食べた。なかなかのボリュームなので、1個で十分。
ファラフェルとは、豆で作る香辛料が効いたコロッケのようなものだそうだ。
一緒に飲んだラドラーも久しぶりで、うまい。
明日から本格的にベルリン街歩きスタート! まずはゲメルデガレリーに行く予定だ。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ①フランクフルト経由でベルリンへ
2024/07/29~
ベルリン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ②ゲメルデガレリーからブランデンブルク門へ
2024/07/31~
ベルリン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ③ポツダム
2024/08/01~
ポツダム
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ④フリードリヒ大回顧展とティーアガルテン横断
2024/08/02~
ベルリン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑤蚤の市、DDR博物館、空軍博物館等々
2024/08/03~
ベルリン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑥シュパンダウ要塞
2024/08/05~
ベルリン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑦マイセンで磁器は買いません
2024/08/06~
マイセン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑧ドレスデンのお宝と街歩き・前半
2024/08/07~
ドレスデン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑨ドレスデンのお宝と街歩き・後半
2024/08/08~
ドレスデン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑩ケーニヒシュタイン要塞とバスタイ橋
2024/08/09~
ドレスデン
-
2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅 ⑪(終)軍事史博物館、そして帰国の途へ
2024/08/10~
ドレスデン
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
レオナルド ホテル ベルリン
3.25
この旅行で行ったスポット
もっと見る
ベルリン(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2024盛夏ベルリン・ドレスデンの旅
0
35