2024/08/01 - 2024/08/01
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bajicoさん
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8月1日、今日は一日、ポツダムに出かけます。
ポツダムは、サンスーシ宮殿やポツダム会議などで有名な歴史の街、と思って訪れたのですが、案外、湖畔の風光明媚な保養地でもあることがわかりました。晴れて良かった。気持ちの良い郊外散歩になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
郊外まで行くので、少し早くから行動開始だ。
8時頃にホテルを出て、DBのシャルロッテンブルク駅に向かう。20分弱で駅に到着。駅からSバーンに乗り、9時過ぎには終点のポツダムHbfに着いた。
前にも書いたが、チケットは、1日だけCゾーンまで乗降できるエクステンションチケットを買って対応した。
ところで、Sバーンは確か7号線を利用したと思うのだが、旅行記執筆のため確認したら、8月21日現在、7号線は工事中で使えないみたい。という訳で、ベルリン近郊交通は、事前にアプリやネットで運行状況を調べた方が良い。
それはともかく、Sバーンはクリーム色と赤のツートンカラーで、ちょっとノスタルジックな感じがする車体だった。ポツダム中央駅 駅
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ポツダム駅からはトラムを利用。
トラムは駅の南側から乗れるが、写真は、ショッピングモールを抜けたLange Brücke(ランゲ・ブリュッケ・長い橋の意)の停車ポイント。どちらからでもOKだ。路面電車 (ポツダム) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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トラムを降りて、街中を歩いて行く。
降りたのはLuisenplatz(ルイーゼン・プラッツ)かな、はっきりしない。ごめんなさい。 -
10分位で、宮殿の入口に着いた。
グーグルマップを見ながら、適当に宮殿に向かったら、通用門ぽい所に着いちゃった。 -
並木道を通り抜けると、階段の上に見えてきた。
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階段状に広がる美しい葡萄畑の上に見えるのが、サンスーシ宮殿だ。
建物の完成は18世紀中頃。
プロイセンのフリードリヒ2世(大王)が、自分の居住用に造った夏の宮殿なので、小さい。全部で12部屋しかない。平屋建てでこじんまり。部屋の天井もそんなに高くなかった。
でも、大王自らが設計に参加した、こだわりの宮殿だ。そう、修学院離宮みたいだ。
国威を見せつける宮殿は別にあるので、大王の趣味満載でも問題なかったのだろう。ベルサイユで言えば、プチ・トリアノン的な所だ。サンスーシー宮殿 城・宮殿
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チケットは、1か月前にネットで購入した。せっかくなので、すべての宮殿に入れるサンスーシ・プラスにした。ただ、宮殿の敷地が広すぎて、一部の宮殿しか行けなかった。
サンスーシ宮殿は日時指定で、私たちは10時10分に予約しておいた。
宮殿には10時少し前に着いたので、ショップなどで時間を潰し、10時10分きっかり入場した。
日本語のオーディオガイドがあるので、ぜひ借りたい。 -
まずはエントランスホール
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サンスーシ宮殿は、庭園に広大な葡萄畑があることからもわかるように、葡萄が重要なモチーフになっている。
ロココ風の華麗な金の装飾も、葡萄がからまっている。 -
エントランスホールから伸びる回廊
絵画や彫刻で飾られている。 -
この椅子は座面が浅くて座れない。実用ではなく、あくまでも室内装飾だ。
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建物の半分はフリードリヒ2世が実際に居住した部分だ。
回廊の先には図書室がある。ここはフリードリヒ2世以外、限られた人しか入れなかった。現在も入場できず、ガラス越しの見学だ。
ちなみに、2世の奥様は宮殿全部立ち入り禁止だったそうだ。 -
図書室を抜けると、執務室兼居間(兼寝室)があり、フリードリヒが臨終時に座っていた椅子なども置いてあった。
次が音楽室だ。ここの装飾はロココの極致とも言うべきか、すごく繊細だ。
天井の装飾のモチーフは蜘蛛の巣 -
フリードリヒ2世自身がフルートの名手だったと言われるだけに、音楽室の内装には特に力が入っている感じだ。
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絵画の間
絵がいっぱいだ。 -
宴会の間
宴会をするだけあって、サンスーシ宮殿の中では大きめだった。
ここは天井がきれい。 -
まわりの柱もりっぱだ。
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宴会の間から先は客室がいくつか並んでいるが、それぞれの部屋ごとに異なった意匠で統一され、おもしろい。
黒川温泉あたりの超高級旅館のコンセプトに通じるところがあるかな。
ここは青の客室
壁紙や椅子が青と白のストライプで、案外現代的な印象だ。 -
そして赤の客室
今度は赤と白のストライプだが、青よりストライプの幅が少し広いのがにくい。 -
最後はヴォルテールの客室
ヴォルテールが泊ったことがあるといわれている。
葡萄などの果実や花や動物の立体的な装飾が、黄色の壁と白の天井に映え、華やかな印象の部屋だ。 -
果実をかじるリスが可愛い。
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最後はアンディ・ウォーホルの肖像画で、見学終了。
ベルサイユやシェーンプルンに比べると、部屋数が少なくて、飽きることなく、じっくり見ることができた。却って満足度が高い。
外に出ると、朝のうちはそうでもなかったが、だんだん訪問者が増えてきた。
早めに入場して良かった。 -
別の入口からは台所やワイン貯蔵庫に入ることもできた。
ここは台所だが、何となく新しい感じ。
フリードリヒ2世以降も、ここに住んだ王様がいたようなので、台所は後世のものかもしれない。
そうだよね。サンスーシは小さくて、手ごろなので、また住みたくなる王様がいてもおかしくない。 -
サンスーシ宮殿の隣の絵画館にも入場した。
大きなホールに、所狭しと巨大な絵画がかかっている。サンスーシ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
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絵はあり過ぎてよくわからないので、建物を眺める。
天井が見事だ。
真ん中のドームの頂点には明り取りの小窓がある。 -
絵画館を出て、サンスーシ宮殿の庭に戻ってきた。
建物の外壁を飾る彫刻群。 -
愛嬌のある顔だ。
ここまで見学してもう12時だ。
子供と話し、一旦宮殿を離れて、街で昼食をとることにした。
子供が調べたところ、近くにロシア料理のレストランがある。行ってみよう。 -
チケットセンターやトイレがある、サンスーシの正しい観光用入口からバスに乗る。数分で到着した。公園のような園地の中にあるレストラン「Alexandrowka1(アレクサンドロフスカ1)」
ここになぜロシア料理レストランがあるのか、その歴史はなかなか奥深い。
ナポレオン戦争の頃、プロシアは最初ナポレオンとともにロシアを攻めて、ロシア兵を捕虜にした。その後今度はロシアと同盟し、ナポレオンを攻めた。その結果、捕虜は解放されたのだが、一部がそのままプロシアに残って、ここに村を作った。
その村の名前がアレクサンドロフスカと言うらしい。レストランの名前の1は住居表示か建物番号かな。 -
素朴で趣のある建物だ。
早速入ってみよう。 -
気持ちの良い昼下がり。テラス席で食べよう。
今回の旅行では、結構ドイツの人たちと同じように、テラス席に座ることが多かった。何故かというと、建物の中は冷房がなさそうだから。外の方が心地よい。たまに、虫が煩わしいだけだ。
そして、水は頼まず、殆どビールかワイン。たまにソフトドリンクも頼んだけどね。喉が渇くと、ビールがうまい。
子供が飲んでいるのは、ロシアのドブロクみたいなクワス -
ロシアの水餃子、ペリメニ
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きゅうりや野菜が入ったミルク系の冷たいスープ
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デザートは甘い水餃子 ワレニキ
中の具は肉ではなくベリーで、甘酸っぱい。
みんなどれも初めての味で、本当に美味しかった。
気持ち良いので、レストランでまったりしていたら、2時近くになってしまった。 -
次の目的地、ツェツィリエンホーフ宮殿に行こう。
案外、良い交通手段がないので、徒歩で向かう。
湖のほとりに出て、遊歩道を進む。 -
途中に大理石宮殿があった。
時間がないので、中には入らない。大理石宮殿 城・宮殿
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宮殿のバルコニーから眺める湖も素敵だ。
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45分位で、ツェツィリエンホーフ宮殿に到着した。
ここでも、例によって入口がわからなくて、周囲を一周したが、敷地は広くないので大丈夫。
入口にあるQRコードを読み込むと、アプリがダウンロードできて、日本語で各部屋の案内を見たり、オーディオガイドを聞いたりできる。 -
この宮殿は新しい。第1次世界大戦直前、皇帝ウィルヘルム2世が皇太子夫婦のために建てた。宮殿の名は、皇太子妃の名前に由来する。
建物は宮殿と言うよりも、イギリスのカントリーハウスみたいだ。
第2次世界大戦ではソ連に占領され、米、英、ソ連の首脳が戦後処理を話し合ったポツダム会議の場所として有名だ。
一時ホテルに使用されていたこともあるようで、確かに、保養地の老舗リゾートホテルっぽい感じがした。 -
内部の展示はポツダム会議が中心。
米、英、ソ連代表団の主要メンバーの等身大パネル
ここはサロンで、歓談のためのパーティーも開かれたらしい。
戦争が終わって、ホッとした空気もあったのかもね。
他にもトルーマン、チャーチル(後にアトリー)、スターリンの控室もあって興味深い。 -
中庭に出ると、赤いゼラニウムの植え込みが、当時ここを占領していたソ連を表す星型になっていた。
ツェツィーリエンホーフ宮殿 城・宮殿
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たくさんある煙突が凝っている。
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建物の中心にある会議場
ここで3国の首脳が揃って、会談が行われた。
とにかく、第2次世界大戦後の、日本も含めた、世界の枠組みがここで決まった。
そういう意味では、私の生まれ育った環境もここで決定されたってことだ。 -
トルーマン、チャーチル、スターリンが揃って座った有名な写真が撮られたのはどこか。子供がとても気にして、一所懸命調べた。その結果、このテラスが撮影場所だと、子供は言っている。
本当かどうかはわかりません。
ツェツィリエンホーフ宮殿は2024年秋から工事のため暫く休業になるようだ。 -
ポツダムの見学はツェツィリエンホーフ宮殿で終わり。徒歩とトラムでポツダムHbf駅まで戻り、鉄道でシャルロッテンブルク駅まで戻った。
ホテル近くのビアホールで乾杯
今日も一日良く歩いた。 -
私はカリーヴルスト
子供はアイスバインと格闘し、負けた。
明日は私一人で、画家のフリードリヒ(カスパー・ダーヴィド・フリードリヒ)の絵を見に行く。
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