2024/03/21 - 2024/03/21
478位(同エリア1923件中)
kojikojiさん
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3日目の朝は托鉢からスタートします。午前4時に起床して5時30分にロビーに集合します。外灯も無い真っ暗な道をバンに乗って市内に向かいます。メインストリートは通行止めになっているので川沿いの通りで下車してしばらく歩きます。驚いたのは通りには無数のプラスチックの椅子が並べられ、その前にはもち米の入ったティップカオとお菓子が並べられています。ここにきて托鉢を見学するのではなく自分で体験するのだと実感します。ガイドさんに促されて靴を脱いでゴザの上に座ります。お菓子の上に置かれたパービアンという襷の様な長い布を肩から掛けますが、これは男性と女性では左右が逆になります。しばらくするとオレンジ色の袈裟をまとった僧侶の列が近づいてきます。その数の多さに驚きますが、躊躇する間もなくひと掴みのお米を僧侶の持つ容器に入れますが、その際に先に握っておいてはいけないそうで、いろいろなルールがあるようです。ラオスでは托鉢のことをサイバーツと呼ぶそうですが、次から次に来る僧侶に喜捨していると亡くなった親族のことが頭に浮かんできて胸が詰まる思いがしてきました。托鉢が終わってしまうと通りは閑散としてしまいますが、続いて向かったのは朝市です。ルアンパバーンというとナイトマーケットが有名ですが、実際にはこの朝市の方が面白く思えました。もちろん観光客が買うことのない野菜や肉や魚介などが多く扱われていますが、地元の人が多くて活気があります。もちろん観光客目当てのラオスのスカート (sin/ シン)を売る店やTシャツを売る店も並んでいます。ここでフリータイムがあり大体の値段を押さえておきます。再集合してバンに乗ってホテルに戻り、朝食をいただいてから少し部屋で休憩しました。この日の午前中の観光は「クアンシ―の滝」です。町中からは1時間ほどの山の中にあり、近くの駐車場でバンを降りた後も電動カートで集落を走り抜けます。ようやくたどり着いた入り口からは徒歩で山道を登り、ようやく川筋にたどり着き滝に到達しました。個人で来ていれば世ぎたいところですが、ツアーなのでただただ暑さに耐えての登山でした。同じルートをルアンパバーンに戻り、朝市の近くのレストラン「PAK HOUAY MIXAY RESTAURANT」でお昼になります。ここでも美味しいラオス料理をいただき午後の観光に備えます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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午前4時に起床してホテルのロビーには5時30分に集合しました。昨日と同じバンに分乗しますが、暗黙のうちに皆さん同じ席に座られます。
サンティ リゾート & スパ ホテル
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市内のメインストリートは通行止めになっているので、ナムカーン川沿いの一角にあるバンの乗降場に向かいます。この場所は托鉢場所に最寄りということもあり、入れ代わり立ち代わり観光客を乗せた車がやってきます。
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ルアンパバーンもオーバーツーリズムの状態のようで、托鉢の前にはこのような通行止めになっていました。これは中国の昆明からの高速鉄道が乗り入れてからなのではないでしょうか。
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托鉢が行われる通りに入るとこのような料金表がありました。もち米2キロが50,000キープと書いてありますが、中国語では四万基普(4万キープ)と違った表記になっています。1.5キロの表記は38.000キープに対し三万基普(3万キープ)と割安です。ラオスが借金して造った鉄道も恩恵を受けているのは中国のようですが、ここにもそんな片鱗が見えた気がしました。
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こちらは英語も中国語も同じ金額になっています。大丈夫なのだろうかと心配になってしまいます。以前タイのチェンマイでトゥクトゥクに乗ろうと値段交渉をしました。20バーツくらいの距離でしたが、ドライバーが「イーパイ、バーツ」と言います。はじめ意味が分からなかったのですが、中国人と間違われて「100バーツ」と言われていると気が付きました。「我々は日本人だよ。」というと「OK、20バーツ」なんてことがありました。ラオスも近いうちにそんな風になるのだろうかと案じます。
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こちらには「布施活動注意事項」と書かれてあります。写真撮影ではフラッシュを使わないこと、3メートルは離れて撮ること、托鉢時の姿勢などが書かれてあります。女性はひざまずいた状態で視線は下に、鉢に手が触れないように喜捨するのが決まりのようです。男性は立った状態でも良いようです。ノースリーブや短パン、ミニスカートなどの肌の露出度が高い服装での托鉢はできません。女性はシン(巻きスカート)の着用が望ましく、肩からかける布(パービアン)は必要なようです。
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先へ進むとこのような設えが延々と続いています。椅子の色やゴザの色も違うのでいくつかの経営に分かれているのだと思います。
王宮博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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我々は緑色の椅子の一番最後の場所でした。靴を脱いで椅子に座って始まるのを待ちます。
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ガイドさんがパービアンという布を襷のように掛けてくれました。今朝はビア・ラーオのTシャツにカンボジアで買ったタイパンツです。タイでは漁師が主にはいていたのでフィッシャーマンパンツとも呼ばれます。色や素材違いを10枚くらい持っていますが涼しくて快適です。以前は日本ではくことは考えませんでしたが、近年の暑さでは快適かもしれません。
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だんだん周囲も明るくなってきました。托鉢自体には興味のない欧米人やアジア人の若者は通りの反対側に座っています。
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もち米の入ったティップカオとお菓子が並べられています。蓋は直前までしてあります。
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コロナ禍以降は手袋の着用も義務付けられたそうです。寿司1貫分ほどのもち米を握って念仏を唱えながら鉢に入れます。事前に握って待っているのはいけないそうです。
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我々は一番隅に座っていたのでガイドさんがスマホで写真を撮ってくれました。同じ仏教でもラオスは「上座部仏教」なので日本の「大乗仏教」とは違います。この場合なんて難物を唱えればいいのか迷ってしまいます。
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日本の仏教は中国や韓国、ベトナムなどの北方を経由して伝わった「大乗仏教」で、ラオスの仏教はスリランカ、ミャンマー、カンボジア、タイなど南方を経由した「上座部仏教」です。「大乗仏教」が誰でも成仏できる、誰でも悟りを開くことができると教えられているのに対し、「上座部仏教」は出家して悟りを開いた者だけが救われるとされています。
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「上座部仏教」はラオスの主要民族であるラオ族が信仰していて、タイなどの近隣国に比べて信仰心や実践度は低い印象を受けますが、それでも朝早起きして托鉢をする僧侶に食事を提供したり、お寺に参拝に行ったりと日常生活の中に仏教があるようです。ラオス人は穏やかで寛容な人が多いそうですが、自然と融合するアニミズムや仏教の信仰がラオス人の大らかな性格や世界観をつくり出しているようです。
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ラオスでは子どものときに修行僧として出家する場合が少なくなく、大学に通う奨学金を得るために修行僧になることがあるそうです。「上座部仏教」では女性が尼僧になることは許されていないので、女の子の場合は出家して大学に通う機会を得られないようです。
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無心になってもち米をちぎり、鉢の中に入れるという行為を繰り返していると、亡くなった祖父母や両親のことが思い出されて胸が詰まるような気持ちになってきます。
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これまでアジア各地の仏教寺院や遺跡を巡り、母の書いた般若心経を納めたりもしましたが、こんな気持ちになったのは初めてでした。托鉢もタイヤミャンマーで見る機会は幾度もありましたが、実際にこうやって自分が行うことの意味を感じました。これだけでもラオスへ来た甲斐がありました。
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ちょっと残念だったのは大人気の托鉢では僧侶の持つ鉢はすぐにいっぱいになってしまいます。すると順路に置かれた袋の中に空けてしまいます。ちょっとゴミ箱にご飯を捨てているように見えてしまうのですが…。これらのもち米やお菓子はルアンパバーン周辺の貧しい家族が食べるということでした。
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「放生会(ほうじょうえ)」は捕獲した魚や鳥獣を野に放し、殺生を戒める宗教儀式のことで、インドを起源に中国や日本にも伝えられました。またインド由来の六道輪廻説と中国の孝が一体化したとも言われます。中国江南の朱家角の放生橋の袂では魚を逃がしたことがありました。東南アジアでもよく見掛けますが、こちらでは杖異を放つ「放鳥」が多いようです。
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観光客向けの托鉢のエリアを過ぎると日々の生活の中でも托鉢を見ることが出来ました。母方の京都の祖父母はとても信心深く、孫に災いが無いように「烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)」の真言を覚えさせたり、お櫃に残ったご飯は1粒残らず流すことなく、乾燥させて鳥に与えたりしていました。そんな祖父母のことを思い出しました。
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托鉢(サイバーツ)が終わると全員で朝市(モーニングマーケット)に向かいます。「ルアンパバーン国立博物館」の出口のところで解散して30分ほどのフリータイムになります。
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ラオスの手織り布の素材は綿と絹の大きく2つに分けられ、代表的な技法は「浮織り(うきおり)」「絣織り(かすりおり)」「綴織り(つづれおり)」があり、さらにこれらを組み合わせた技法もあるようです。つづれおり(Tapestry)」なんて聞くとキャロル・キングの曲を思い出してしまいます。
ワット タートルアン (ルアンパバーン) 建造物
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これまで東南アジア各地でたくさんの織物を買い求めてきました。素朴な藍染のものから中国の貴州省では少数民族の美しい刺繍など。タイのスコータイ近くのパッシアオ織、ミャンマーのインレー湖では蓮の茎の繊維の藕絲(ぐうし)の織物、ヤンゴンのマーケットで見つけた少数民族の織物…。もうこれ以上買い求めてもと思って手を出せませんでしたが、改めて写真を見ていると欲しくなってしまいます。
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ラオスの女性の伝統衣装の「シン」も売られています。「シン」とは女性用の巻きスカートのことで、筒型になっていて両サイドをフックで止める形になっています。自分のサイズに合わせて仕立てるのが一般的で、昔はほとんどの家庭で手作りしていたそうです。伝統的なシンの構造はウエスト、ボディ、裾の3つのパートに分かれています。家事などで汚れてしまったときにウエスト部分の布を交換できるようにとパートに分かれています。妻が欲しがらないので、こちらも値段などは尋ねませんでした。
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ラオス人の生活に欠かせない竹細工のその多くが郊外のドンケオ村で作られているそうです。個人で来ていたらそんな村にまで足を伸ばしたと思いますが、ツアーではそんな時間もありません。
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茶色いもち米も手前の新米も1キロ35,000キップなので、235円ほどで買えるようです。昨年のふるさと納税で福島のお米を毎月10キロを12か月頼みましたが、月の半分は旅行に出て不在なので、結局そのほとんどを友人にあげてしまいました。ところがたまたま家にいることが多くてお米が無くなってしまい、2キロほど買いに行った際にその値段に驚きました。この10年以上お米を買ったことがありませんでした。
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屋台でよく見かける料理焼き物の店が多かったです。ラオスの焼き鳥ピン・カイや魚の塩焼きピン・パーもポピュラーな料理のようです。
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炭火で焼いている川魚は美味しそうです。
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近隣の農家の奥さんが店を開いているのもよく見掛けます。ホテルの周囲が野菜畑なので親近感を感じます。農薬などは使っていなさそうなのでさらにおいしそうに見えます。
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東南アジアでよく見かける長細いナスは新潟名産の蛇ナスに似ています。小ぶりなカボチャもグリーンが美しいです。唐辛子とゴーヤーのようなウリもみずみずしく、並べてスケッチしてみたくなります。
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よく熟れたマンゴーも美味しそうです。もう少し滞在日数があればホテルに持ち帰って冷蔵庫で冷やして食べたいところです。
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野菜も種類がほうふぇで、採れたてなのでみずみずしいです。ホテルの近所でもこんな野菜が育てられているのだと思います。
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タイ語でもラオス語でもカニはプーと呼び、そこに赤いという意味のデンという言葉が付いてプー・デンとなりアカガニという名前になります。ヤマガ二の一種です。以前ベトナムのホイアンのトゥボン川で丸いバンブーボートに乗ってカニと貝を取りに行ったことや家族10人で蘇州郊外の陽澄湖で上海蟹を釣りに行ったことなどを思い出します。
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バナナの花も売っています。日本では手に入らないと思っていましたが、三郷のコストコの近くの「ボンゴバザール Bongo Bazar」というスーパーには売っていてびっくりしました。このスーパーにはアジアから中東までハラールを含めた食材の宝庫です。
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マリーゴールドの花も売られています。これはバナナの葉を円錐形にした上に刺してく供物用の花なのだと思います。北米原産のメキシコや中米諸国で11月1日の「死者の日」が近づくと、多くの家にマリーゴールドの花束が置かれます。350年以上前にスペインとポルトガルの商人たちが初めてマリーゴールドをインドへ持ち込むと、インドでも祝いの花として人気を獲得し「ディワリ祭」などで用いられるようになります。その後にアジアへと渡り、仏教の供物でも使われるようになったのでしょうか。
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生肉や大小の川魚などを売っている店もありましたが、冷蔵庫も無いままに売っています。つまり屠畜されたばかりやしめられたばかりの新鮮な食材が売られているということです。
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「ルアンパバーン国立博物館」の出口に再集合してバンに乗ってホテルに戻ります。
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最終日には「パークウー洞窟」へ行く予定になっていますが、旅行会社の予定表にはボートと書かれていないのでバンで行くのだろうなと思っていました。
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久し振りに見たソンテウという乗り合いトラックです。チェンマイではこれを駆使していろいろな所に移動しました。
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ラオスでも一般的にはバイクでの移動がポピュラーです。20年くらい前のベトナムやカンボジアを見ているようです。ここでも日本製のバイクは高いけど胡椒はしないという評判で、韓国や中国製は2年から3年で壊れるけど値段が安いということです。
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妻の大好きなトゥクトゥクもルアンパバーンではよく見掛けます。インドに2回行きながらオートリキシャ―に乗れなかったのが残念でなりません。
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ホテルに戻ってロビーからそのままレストラン棟に降りました。フレンチコロニアル風の瀟洒な建物にラオスらしい竹籠の器などを使って料理が並べられています。
サンティ リゾート & スパ ホテル
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このホテルの調度品やディスプレイなど本当にセンスが良いと思います。
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エッグスタンドも調理機が見えないようにこんな囲いの工夫がしてあります。もちろん料理も美味しかったです。
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こちらは「カオピヤック」という麺料理のスタンドです。米の麺を熱いスープでいただく朝食の定番メニューです。平たい太麺は米粉のほかにタピオカ粉を混ぜていて、モチモチとした食感が特徴です。スープは豚または鶏が一般的で肉団子や揚げニンニクのトッピングがあります。
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モーニングマーケットで新鮮な野菜を見てきたばかりなのでサラダが食べたくなりました。このホテルの食材もきっと近所の農家から仕入れているのでしょうね。
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「ネームルアン」というオムレツが焼きあがりました。ラオスのオムレツは具沢山なのででっぷりしていて美味しいです。
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豚肉の入った「カオピヤック」です。昨日の朝にハノイのホテルで食べたフォーも美味しかったですが、ラオスの麺料理も美味しいです。
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デザートは妻の好きなスイカと妻の嫌いなドラゴンフルーツです。コーヒーもいただいてようやく一息ついた気分です。
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部屋で少し休んだ後は午前9時に再び集合してバンに乗って「クアンシ―の滝」に向かいます。約1時間のドライブです。
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「クアンシ―の滝」までは道路からは見えませんがずっとメコン川に沿った道を走ります。ルアンパバーンからは南西の方角の川下になります。
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ラオスのカントリーサイドの風景は特に魅力的ではありませんが、こんなライステラスに東屋を建ててカフェとして営業していました。欧米人の若者の観光客は自転車で滝へ行くようです。
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そして焼き畑も見えます。この地域の焼畑は通常は7年から9年周期の循環式で行われています。ある程度植生が回復した焼畑二次林を伐採して火を入れ、陸稲を植えます。近隣にある集落はキン族の村で、元々はクアンシ―の滝の上流にあったそうです。観光のために移住させられたそうですが、精霊信仰のために集落に寺院は無いということでした。それ以外のラオ族の集落には必ず寺院があります。
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「エレファント・キャンプ(Luang Prabang Elephants camp)」の前を通過しました。久し振りに象に乗ってみたくなります。
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大きな駐車場があり、ここで乗ってきたバンを降ります。ガイドさんからここでトイレを済ませておくようにとアドバイスがあります。
クアンシーの滝 滝・河川・湖
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チケット売り場の料金表をよく見るとラオス人は20,000キップで、外国人は60,000キップと3倍の差があります。インドでは15倍の値段の差だったので気になりません。
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昔の銭湯に描かれていたようなペンキ絵には「クアンシ―の滝」が描かれています。雨季にはこんな水量なのかもしれませんが少しオーバーだと思います。
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料金所から電動カート乗り場まではこんな感じの屋台が並んでいます。空港で両替した5,000円分とガイドさんが両替してくれた5,000円分のキップがあるので気分的には何でも買えそうです。
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先日インドのたびでムンバイ空港で買った新しいパンツをはいています。ペラペラでとても涼しそうです。
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ここでも2台のカートに分乗してさらに山道を登っていきます。エローラ石窟巡りでも電動カートに乗り、先日もハノイ市内をこれに乗って観光しました。この1カ月で3加工の電動カートに乗ったことになります。
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村の中を走るのは一般車両による事故防止や台数制限の意味があるのだと感じます。
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10分ほどでかなり山道を上がってきました。ここからは徒歩で「クアンシ―の滝」に向かうようです。
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ここにもたくさんの屋台や店が並んでいます。
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ペプシの看板が勇ましいですが、商売的にはココナッツの方に力が入っているようです。
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左ではピン・カイと呼ばれるラオスの焼き鳥が売られています。魚醤にニンニク、唐辛子、砂糖などを合わせてタレを作り、その中に鶏肉を漬け込んでおいてから半身で焼いたものなのでこれだけ離れていても香ばしい香りが漂ってきます。
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我々のツアーはゲートを潜り「クアンシ―の滝」に向かいます。
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まずは案内図の前でルートの確認をします。基本は現在地から点線のルートを歩きますが、歩きやすいのは左側のグレーの舗装道路だそうです。4番の川に架かる橋までを往復します。再集合時間が決められてフリータイムになります。
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ルートに入ってすぐの案内図のオレンジのエリアはツキノワグマの保護エリアになっています。東南アジアでよく見かけるコンクリート製の彫刻作品が並んでいます。どれもキモカワですが愛らしいです。日本では浅野祥雲という唯一無二のコンクリ仏師がいますが、それに通じるものを感じます。
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ツキノワグマは絶滅危惧種に指定されていますが、密猟や森林の破壊により、アジア全体での野生の熊の数が大幅に減少しています。クマは掌や爪、そして胆嚢が伝統医の薬品のために密猟されています。アフリカでもサイの角や象牙が密漁される話を聞きますが、どこの国の人間が買っているかは明らかです。
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保護エリアに造られた竹製の建築が見事なので思わず足を止めてしまいます。これだけの大きさなので基礎やそこから鉄骨なりパイプが延ばされて補強されていると思いましたがそのような形跡はありません。ラオスの伝統的な建築のようです。
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囲われたエリア内ではありますが、何頭ものツキノワグマが飼育されています。
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近くには熊の保護のための寄付を募るカウンターがありました。お金を寄付する代わりにクマTシャツを買い求めました。町中ではプリントTシャツが2ドルで買えますが、200,000キップなので1,500円ほどになります。
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日本国内では最近クマが増えていて人の被害が報告されますが、こうやって改めてクマの姿を見ると山の中で出会いたくないなと思います。猟友会に駆除をお願いしても日当が数千円なので断られたという話も聞きます。
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千葉県の市川あたりでは牡蠣の密漁と殻の不法投棄が問題になっていますが、あの方たちも東北や北海道の山の中でクマを捕まえたりはしないのでしょうか?いつかそんな問題がニュースになりそうな気がします。
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クマを見ていて時間がかかり、ようやく妻に追いつきました。水の色を見ても石灰分を含んでいそうな色合いです。
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8年前に九塞溝と黄龍へ行ったことがありますが、その後の四川省の地震やコロナ禍を考えると当時に行っておいて良かったと思います。以前は15日間以内であれば中国を自由に旅行できたのが懐かしく思えます。
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九塞溝や黄龍に比べたら規模は小さいですが、美しい景観を見せてくれています。
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典型的なトラバーチン(石灰華)を見ることが出来ます。ここまでになるために何円の月日が必要だったのでしょうか。
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清流の音を聞いているだけでヒーリング効果がありそうです。
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音は涼しげですが、3月下旬のラオスはかなり暑いです。
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この公園の石灰棚のいくつかは遊泳することが出来ますが、この日は泳いでいる人の姿はありませんでした。まだ歓喜のようで流れる水の色も透明できれいですが、雨季になると水量は増えますが濁ってしまうようです。
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ブンミーさんの木と名付けられた木がありました。近くのバン・タペーネ村に住む公園の管理者だそうです。子供のころからこの木を護り50歳を過ぎたそうです。家具にするには良い木だそうですが、切り倒してしまえば2度と再生できないと考えています。
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流れの緩やかな所には小さな魚が集まっていました。
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ここも落ち葉が石灰分によって固められて独特の景観を形作っていくのだと思います。
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倒木はこのまま朽ちることも無く池の一部になっていくのでしょう。
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この木の案内板にはトンハイ(Ton Hai)という名前と巨大なイチジクの木だと書かれてありました。
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かなり緑濃くなってきました。日が当たらないと余計に神秘的な雰囲気を感じます。
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何かのテレビで観た記憶がありますが、ここにはジップラインがあったことを思い出しました。いつか体験してみたいと思いますが、妻は絶対にやらないと思います。
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この日この山道を歩いているだけでもよく来たなと思います。以前チェンライから山岳少数民族の村を巡りながらミャンマーの国境地帯をトレッキングして滝の脇の岩場から滑落して以来トレッキングは禁止されていました。
チェンライのトレッキング:https://4travel.jp/travelogue/10819331 -
最後の登りに差し掛かりました。
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登り切ったところに「クアンシ―の滝」が見えました。ここまで歩いて来た甲斐があったと思える光景です。
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アマリの暑さに妻はファンベストを着込んでいます。樋っても自分のはホテルに置いてきたので私がここまで持ってきたものです。
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先ほどの料金所で見たペンキ絵とあまり変わらない風景に、まんざら嘘でもなかったなと思います。
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これほど美しい滝は九塞溝や黄龍でも見ることはありませんでした。
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水滴の美しさに目が釘付けです。いつまでも眺めていられそうでした。
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「マイヨムホーム(Mai Yom Hom)」という木は伝統的に製剤して家屋の屋根板や柵の支柱、家具などに用いられたそうです。
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ようやくゲートまで戻ってきました。ここから再びカートに乗って駐車場に向かいます。
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駐車場ではトイレにも寄っておきます。その近くで売っていたのがスターナッツという木の実の種でした。試食させてもらうと何とも言えない香ばしさなので大きな袋と小さな袋を買い求めました。100,000キップなので650円ほどでした。おまけに緑の木の実を1つ貰いました。
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帰りも50分かけての移動でしたが、バンなので車内は涼しくてよかったです。
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「クアンシ―の滝」へは通常トゥクトゥクをチャーターしていくのが一般的ですが、暑さを考えたらバンで良かったと思います。以前シェムリアップの遺跡観光でもトゥクトゥクを考えていたのですが、1週間以上という期間と郊外へ行くことを考えてタクシーをチャーターしましたが、エアコンがあるのとないのでは大違いだと感じました。
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ランチをいただくレストランの前には洗濯屋がありました。東南アジアの観光地ではよく見かけます。ルアンパバーンでは1キロで30,000キップなので200円ほどで洗ってもらえます。
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隣にあったフルーツシェイクの店も魅力的です。どれも20,000から25,000キップなので200円ちょっとです。ルアンパバーンではまだ沈没で来そうです。
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朝市の近くのレストラン「PAK HOUAY MIXAY RESTAURANT」でお昼を食べることになります。
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まずはルアンパバーンビールで乾杯です。この店ではビール小瓶が1本1.5ドルでしたので60,000キップ用意しておきます。
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ここでも「カオニャオ」と呼ばれるインディカ種のもち米をいただきます。「カオ」は米という意味で、ラオスの米の1人あたり1日の消費量が世界ランキング第2位だそうです。日本は第50位だと聞いたことがあります。托鉢の後ではお米を手で握るのもうまくなりました。
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まずは「カオソイ」が出てきました。チェンマイなどタイ北部とルアンパバーンのあるラオス北部で広く食べられている麺料理です。ミャンマーからラオス北部に伝わり、その後ラオス北部からタイ北部に広がったと言われます。ラオスではスープに幅広のライスヌードルを入れ、トゥアナオという大豆から作られる「タイの納豆」の発酵食と豚挽肉、唐辛子、ニンニク、トマト、エシャロットを混ぜ合わせて炒めたものと、ケップムーと呼ばれる揚げた豚皮が入ります。
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豚肉と玉ねぎなどの野菜炒めなどはほとんど中華料理のようです。
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きくらげと豚ひき肉の餡のかかった団子もご飯の進むピリ辛味です。
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「カイぺーン」と呼ばれる川海苔も出てきました。この店のものは普通の海苔の陽だったので、後で見掛けても買うことはありませんでした。期待していたのにちょっと残念です。
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酢豚は文字通り中華料理のそれと同じ味でした。パイナップルがジューシーなのと野菜が美味しいです。
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「サイウア」というスパイスが利いたラオス風ソーセージです。豚肉のほかに春雨やもち米が入っており、炭火で表面をパリッと焼いてあります。ほとんどチェンマイソーセージと同じテイストで美味しいです。
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最後にカボチャのお汁粉のようなデザートが出てきました。素朴な甘さが体に沁みます。午後は再びの寺院巡りと「ルアンパバーン国立博物館」の見学から始まります。
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