ベリコ・タルノボ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
約1ヶ月のヨーロッパ旅行の終わりに、約4年前に訪れたブルガリアのヴェリコ・タルノヴォを訪れました。<br />ヴェリコ・タルノヴォは日本にいるととても遠く感じられますが、ゆったりとした雰囲気が自分の内面と調和しているように思われ、何回でも訪れたくなる街です。前回タルノヴォを発つときには「もう来られないかもしれない」と思っていましたが、今回訪れてみて「遠くて行きにくいけれど、行こうと思えば行ける場所」だと思いました。<br />過去の旅先では、政治的な理由から再訪することが困難な場所があります。そんななかで、このように計画すれば訪れることができる場所があるのは幸せなことだと思います。<br />ヴェリコ・タルノヴォの旅行記は長くなったので3つに分けます。<br /><br />旅程です。<br />2024/05/05 出国<br />  05/06~11 イギリス(ペイントン~トットネス)<br />  05/11~17 アルバニア(ティラナ)<br />  05/17~21 モンテネグロ(ブドヴァ)<br />  05/21~27 クロアチア(スプリト)とボスニア・ヘルツェゴビナ(ポチテリ~モスタル)<br />  05/27~29  セルビア(ベオグラード)<br />  05/30~06/02 ブルガリア(ソフィア~ヴェリコ・タルノヴォ)<br />  06/03 トルコ(イスタンブール ※空港のみ)<br />  06/04 帰国

バルカン半島をバスでほぼ一周してきた旅 #7 ブルガリア ヴェリコ・タルノヴォ前編

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2024/05/29 - 2024/05/30

79位(同エリア173件中)

Camellia

Camelliaさん

約1ヶ月のヨーロッパ旅行の終わりに、約4年前に訪れたブルガリアのヴェリコ・タルノヴォを訪れました。
ヴェリコ・タルノヴォは日本にいるととても遠く感じられますが、ゆったりとした雰囲気が自分の内面と調和しているように思われ、何回でも訪れたくなる街です。前回タルノヴォを発つときには「もう来られないかもしれない」と思っていましたが、今回訪れてみて「遠くて行きにくいけれど、行こうと思えば行ける場所」だと思いました。
過去の旅先では、政治的な理由から再訪することが困難な場所があります。そんななかで、このように計画すれば訪れることができる場所があるのは幸せなことだと思います。
ヴェリコ・タルノヴォの旅行記は長くなったので3つに分けます。

旅程です。
2024/05/05 出国
  05/06~11 イギリス(ペイントン~トットネス)
  05/11~17 アルバニア(ティラナ)
  05/17~21 モンテネグロ(ブドヴァ)
  05/21~27 クロアチア(スプリト)とボスニア・ヘルツェゴビナ(ポチテリ~モスタル)
  05/27~29  セルビア(ベオグラード)
  05/30~06/02 ブルガリア(ソフィア~ヴェリコ・タルノヴォ)
  06/03 トルコ(イスタンブール ※空港のみ)
  06/04 帰国

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 5月29日 水曜日<br /><br />ベオグラードからの長距離バスは21時過ぎにソフィアに着きました。懐かしい!この日は夜遅いのでソフィアに宿泊します。<br />夜間、この周辺はあまり治安が良くないということも聞きますので、すぐにホテルに向かいます。

    5月29日 水曜日

    ベオグラードからの長距離バスは21時過ぎにソフィアに着きました。懐かしい!この日は夜遅いのでソフィアに宿泊します。
    夜間、この周辺はあまり治安が良くないということも聞きますので、すぐにホテルに向かいます。

    ソフィア 中央バスターミナル バス系

  • ゲストルームズ コム。<br /><br />バスターミナル向かいの家庭的なホテル。横断歩道を渡ってすぐです。<br />

    ゲストルームズ コム。

    バスターミナル向かいの家庭的なホテル。横断歩道を渡ってすぐです。

  • 5月30日 木曜日<br /><br />翌朝、部屋から撮影。<br />ガラス張りの建物がバスターミナル。交通至便。

    5月30日 木曜日

    翌朝、部屋から撮影。
    ガラス張りの建物がバスターミナル。交通至便。

  • 雰囲気のあるホテルの看板。チェックアウトは10時まで。

    雰囲気のあるホテルの看板。チェックアウトは10時まで。

  • 正面の6階建ての建物がホテルです。バスターミナルと中央駅の前がこの雰囲気。ソフィアの街の規模感、好きです。<br />今回は街の中心部には寄らず、このままヴェリコ・タルノヴォに向かいます。

    正面の6階建ての建物がホテルです。バスターミナルと中央駅の前がこの雰囲気。ソフィアの街の規模感、好きです。
    今回は街の中心部には寄らず、このままヴェリコ・タルノヴォに向かいます。

  • 私がチケットを購入したヴェリコ・タルノヴォへのバスは11時発。14時30分着予定。<br />こちらは国際線のバス乗り場。4年前にあった売店がなくなっていました。<br />

    私がチケットを購入したヴェリコ・タルノヴォへのバスは11時発。14時30分着予定。
    こちらは国際線のバス乗り場。4年前にあった売店がなくなっていました。

  • バスターミナルそばにある飲食店・旅行会社・商店などが入る建物。やっぱり、冬よりも開放的な雰囲気。

    バスターミナルそばにある飲食店・旅行会社・商店などが入る建物。やっぱり、冬よりも開放的な雰囲気。

  • ソフィア中央駅。前回はウィーンからの飛行機に乗り、ソフィア空港から地下鉄でここに来ました。

    ソフィア中央駅。前回はウィーンからの飛行機に乗り、ソフィア空港から地下鉄でここに来ました。

    ソフィア中央鉄道駅

  • さて、バスに乗りヴェリコ・タルノヴォに着きました。<br /><br />ソフィアではバス乗車の際にうっかりして、案内された乗り場の隣から出発する同じタルノヴォ行きバスに乗ったり、ろくに座席番号を確認せずに違う席に座ったりしました。直前で正しいバス・座席に乗り換えましたが、知った場所に行くので安心しきって気が抜けていました。

    さて、バスに乗りヴェリコ・タルノヴォに着きました。

    ソフィアではバス乗車の際にうっかりして、案内された乗り場の隣から出発する同じタルノヴォ行きバスに乗ったり、ろくに座席番号を確認せずに違う席に座ったりしました。直前で正しいバス・座席に乗り換えましたが、知った場所に行くので安心しきって気が抜けていました。

  • 宿までは徒歩40分ほど。ちょうどいい時間のバスはなく、宿の人にはタクシーを勧められましたが、荷物があまりないこともあり、歩いて向かうことにしました。<br />思い出に浸りながら途中まであえて地図を見ずに歩きました。

    宿までは徒歩40分ほど。ちょうどいい時間のバスはなく、宿の人にはタクシーを勧められましたが、荷物があまりないこともあり、歩いて向かうことにしました。
    思い出に浸りながら途中まであえて地図を見ずに歩きました。

  • 街の中心部。おぼえています!あまり変わっていなかった。

    街の中心部。おぼえています!あまり変わっていなかった。

    ツーリスト インフォメーション センター 散歩・街歩き

  • 当然だけど、冬に比べてとても明るいし、緑の色が鮮やか。

    当然だけど、冬に比べてとても明るいし、緑の色が鮮やか。

    ネザヴィシモスト通り 散歩・街歩き

  • そう!この通りはブルガリアの国旗とタルノヴォの市章の色(?)の紫の旗がきれいだった!

    そう!この通りはブルガリアの国旗とタルノヴォの市章の色(?)の紫の旗がきれいだった!

  • 前回訪れたお店が懐かしくなり、再訪しました。頼んだものも同じ。<br />15時近くでしたが、地元のマダムや家族連れでにぎわっていました。

    前回訪れたお店が懐かしくなり、再訪しました。頼んだものも同じ。
    15時近くでしたが、地元のマダムや家族連れでにぎわっていました。

    EGOピザ&グリル ピザ

  • トラペジツァの丘(左)とツァレヴェッツの丘(右)。その間に流れるヤントラ川。宿はヤントラ川沿いにあります。<br />右上は大主教区教会。

    トラペジツァの丘(左)とツァレヴェッツの丘(右)。その間に流れるヤントラ川。宿はヤントラ川沿いにあります。
    右上は大主教区教会。

  • 右の道から教会の方に行くにはチケットを購入する必要があります。私は前回行ったので今回は行きません。

    右の道から教会の方に行くにはチケットを購入する必要があります。私は前回行ったので今回は行きません。

    大主教区教会 寺院・教会

  • じりじりと暑さを感じながら坂道を下ります。<br />手前に見えるのがボリス3世橋。奥に見えるのがウラディシュキ橋。

    じりじりと暑さを感じながら坂道を下ります。
    手前に見えるのがボリス3世橋。奥に見えるのがウラディシュキ橋。

  • ボリス3世橋から見える聖40殉教者教会。

    ボリス3世橋から見える聖40殉教者教会。

    40人殉教者教会 寺院・教会

  • そして同じくツァレヴェッツの丘と大主教区教会。この辺りはあまり観光客はおらず、ゆったりとした時間が流れていて、いつまでもこの風景を見ていたくなっていました。

    そして同じくツァレヴェッツの丘と大主教区教会。この辺りはあまり観光客はおらず、ゆったりとした時間が流れていて、いつまでもこの風景を見ていたくなっていました。

  • 約束の16時に宿にチェックイン。Airbnbで予約。4年前と同じ家です。予定に合わせると3泊分しか空いていませんでした。5泊はしたかった。<br />Airbnbだけではなく、ホテルとしての登録もしているそう。

    約束の16時に宿にチェックイン。Airbnbで予約。4年前と同じ家です。予定に合わせると3泊分しか空いていませんでした。5泊はしたかった。
    Airbnbだけではなく、ホテルとしての登録もしているそう。

  • 宿に荷物を置いてウラディシュキ橋を渡りに来ました。

    宿に荷物を置いてウラディシュキ橋を渡りに来ました。

  • 木製の橋。17時過ぎて暑さが和らいできました。

    木製の橋。17時過ぎて暑さが和らいできました。

    ウラディシュキ橋 建造物

  • タルノヴォは猫が多い。<br />橋を渡った先ではおじいさんが椅子に座り、トンカチを使って作業をしていて、本当は写真に撮りたいくらい素敵な風景でした。写真は撮れないにしても、その場に佇み、じっと見つめていたかったです。ただ、普段オーバーツーリズムにうんざりしている者として、邪魔にならないようにそっと通り過ぎました。<br />帰り道でも、スカーフをかぶったいかにも東欧らしい身なりのかわいらしいおばあさんが、時折橋の下を見ながら杖を使ってゆっくり橋を渡っていました。とてもロマンチックな風景でした。その風景も目に焼き付けるだけ。<br />現地の人の生活を(できる限り)邪魔せずに旅するのは、一部の外国人観光客を反面教師にして肝に銘じていることです。

    タルノヴォは猫が多い。
    橋を渡った先ではおじいさんが椅子に座り、トンカチを使って作業をしていて、本当は写真に撮りたいくらい素敵な風景でした。写真は撮れないにしても、その場に佇み、じっと見つめていたかったです。ただ、普段オーバーツーリズムにうんざりしている者として、邪魔にならないようにそっと通り過ぎました。
    帰り道でも、スカーフをかぶったいかにも東欧らしい身なりのかわいらしいおばあさんが、時折橋の下を見ながら杖を使ってゆっくり橋を渡っていました。とてもロマンチックな風景でした。その風景も目に焼き付けるだけ。
    現地の人の生活を(できる限り)邪魔せずに旅するのは、一部の外国人観光客を反面教師にして肝に銘じていることです。

  • 橋を渡って右手に行くと聖デミタル教会があります。

    橋を渡って右手に行くと聖デミタル教会があります。

    聖デミタル教会 寺院・教会

  • 要塞や他の教会とともにヴェリコ・タルノヴォがブルガリアの古都たる所以。

    要塞や他の教会とともにヴェリコ・タルノヴォがブルガリアの古都たる所以。

  • 売店の前に腰かけて休憩。

    売店の前に腰かけて休憩。

    Sveti kliment Ohridski 通り 散歩・街歩き

  • ボリス3世橋を渡って宿に戻ります。

    ボリス3世橋を渡って宿に戻ります。

  • 3階部分にあるバルコニー。冬以外はこちらで朝食をいただきます。前回は冬だったのでこちらを使うのは初めて。

    3階部分にあるバルコニー。冬以外はこちらで朝食をいただきます。前回は冬だったのでこちらを使うのは初めて。

  • バルコニーから見える風景。食事の時以外でもぼんやりしたり、本を読んだりと好きに使わせてもらいました。<br />

    バルコニーから見える風景。食事の時以外でもぼんやりしたり、本を読んだりと好きに使わせてもらいました。

  • 本来は朝食のみ提供していただけるのですが、4年ぶりに私が来たからということでホストが特別に夕食をプレゼントしてくれました。<br />ズッキーニをビネガーやニンニクで味付けした煮びたしのようなもの・ミートボール・サラダ。そしてホストが最近イタリア旅行をした時に買ってきたというサングリアのようなフルーツの優しいお酒。料理自慢のホストです。<br />「前に泊まった時にも、クリスマスだったからご馳走してくれましたよね?」と話すと「大晦日ね」と言われました…。<br /><br />中編に続きます。<br />

    本来は朝食のみ提供していただけるのですが、4年ぶりに私が来たからということでホストが特別に夕食をプレゼントしてくれました。
    ズッキーニをビネガーやニンニクで味付けした煮びたしのようなもの・ミートボール・サラダ。そしてホストが最近イタリア旅行をした時に買ってきたというサングリアのようなフルーツの優しいお酒。料理自慢のホストです。
    「前に泊まった時にも、クリスマスだったからご馳走してくれましたよね?」と話すと「大晦日ね」と言われました…。

    中編に続きます。

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