2024/05/17 - 2024/05/21
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Camelliaさん
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ティラナから長距離バスに乗り、モンテネグロのブドヴァにやってきました。ブドヴァは特にヨーロッパの人にとって人気のリゾート地で、私が滞在していた時はハイシーズンではないものの、多くの滞在者が見られました。
地元の方の日常生活を伺い知るのが好きな私としてはビーチや旧市街はさらっと楽しむ程度で、あとは路地に佇むレストランに通ったり、ひと気のない正教会周辺をうろついたり、予想外に広めだったアパートメントでゆったり(ぐったり)過ごしたりしました。
旅程です。
2024/05/05 出国
05/06~11 イギリス(ペイントン~トットネス)
05/11~17 アルバニア(ティラナ)
05/17~21 モンテネグロ(ブドヴァ)
05/21~27 クロアチア(スプリト)とボスニア・ヘルツェゴビナ(ポチテリ~モスタル)
05/27~29 セルビア(ベオグラード)
05/30~06/02 ブルガリア(ソフィア~ヴェリコ・タルノヴォ)
06/03 トルコ(イスタンブール ※空港のみ)
06/04 帰国
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5月17日 金曜日
ティラナを10時30分にしたバスは途中、アルバニア北部の街シュコダルを通りました。こちらはティラナに比べるとイスラム教の色が濃く、アバヤを身に着けている女子学生を多く見ました。違う世界に来たみたい。 -
スムーズにモンテネグロに入国。
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ブドウ畑。
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山々が連なっている景色を見てうとうとしていました。
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その合間に少しずつ街が見えてきました。
私を含めた観光客は左右の窓から美しい景色が姿を見せるたびに色めき立ち、見惚れたり、写真を撮ったりしていました。
あいにく、写真は撮れなかったのですが、古城のようなものも見えました。 -
眼下にブドヴァが見えてきました。こんな急峻な山の下にある場所ですから、ただ美しいだけではなく、要塞としても重要な場所だったのだろうなと思いをめぐらせました。
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経済的な旅なのにこんな景色が見られるなんて贅沢だな、なんて思っていました。ブドヴァに着いてほしいような着いてほしくないような。
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この黒海沿岸は人気のリゾート地がたくさんあることも頷けます。人気の場所って大衆化していたり、観光客向けになっていたりしますけれど、やっぱり素地が素敵なんですよね。私のようなふらふらときた人間でも、土地に親しむと楽しめると最近よく思います。
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ブドヴァ市街に下りてきました。街の案内板はローマ字とキリル文字が並んでいるものが多いです。
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ブドヴァのバスターミナルに到着。
ありがたくもAirbnbのホストが迎えに来てくれるとのことでした。バスの到着時刻は17時30分で、お待たせしたら悪いのでホストには18時に来ていただくようお願いしていました。が、バスは定時に到着。「着きました」の連絡を早くしたら迷惑かと思い、少し時間をつぶしました。 -
山の上にあるアパートメント。タクシーで到着したのですが、荷物を持って山を登るのは無理だと思いました。寝室とリビングの二部屋あります。一人なので二部屋あると広く感じられて最初はそわそわしてしまいました。
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宿の庭。この日は宿でゆっくり過ごしておしまいにしました。
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5月18日 土曜日
こちらでも、最初は安全な街かどうか注意しながら歩きました。しばらく歩いてみてブドヴァもティラナと同様、とても安全な街だと判断。 -
Garden Cafe.(位置情報は近隣です)
宿の近くにあった評判の良いお店に来てブランチです。Villa Perla Di Mare ホテル
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客は長期滞在のロシア人が多いようでした。ビールはBudvanskoをいただきました。予算と食べたいものを相談したら丁寧に応対してくれて、感じのよいお店でした。
考えなくてもいいのに、情報が多すぎると「アジア人がいないところだと浮くかな」とか考えちゃうんです…。態度には出さないようにしていますが、第一声は内心ドキドキです。 -
食後はSlovenska Plaža(ビーチ)の方に向かいます。
1979年の地震の影響か、それともリゾート地として開発されたためか、新しい建物が並びます。緑が美しい、落ち着いた街です。 -
「昨日はあそこを通ってきたんだな~」と思いながら山を見ていました。
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Hawaiiという離島へのフェリー案内。呼び込みも盛んです。なんか、パリピ(笑)な感じです。
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ビーチではたくさんの人が休暇を過ごしていました。フランス人やロシア人が多いようです。
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私も、膝までですが水遊びしました。
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ブドヴァはティラナよりも逃げ場がなく、ずっと暑かったです。おかげでこんがり焼けました。
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Market Mila.(後日撮影)
こちらで食材等を購入しました。Google Mapでお店を調べていた時に、いくつかの他のお店のクチコミで「店員に突き飛ばされました」「押し出されました」とかいうコメントが散見されて、どんな店なのよ、と一人ツッコミました。こちらは評判が良いお店で、確かに店員さんが優しかったです。会計の時に「明日は日曜日でブドヴァのお店が閉まるから気をつけてね」と教えてくれました。 -
商店で買い物し、宿に戻ります。この急斜面、お分かりいただけますか?
たぶん商店から宿までのタクシー代は5ユーロくらいだと思いますが、ケチりました。 -
お行儀のいい猫ちゃん。
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買ってきたもの。旅先で頑張りたくないので、インスタントのスープやインスタント麺など簡単なものばかり。商品のほとんどがセルビア製で、両国のつながりを感じました。よく見ずに買いましたが、右にあるのは赤ちゃん用のクリームでした。家に赤ちゃんはいませんが、この際使います。
思えば、この頃からアジア料理を欲し始めていた気がします。 -
5月19日 日曜日
とても暑いですが、せっかくなので旧市街まで歩いていきます。 -
通ろうとしたところが工事中だったので別の道を通ります。店舗が撤退したビルのようで、警戒しながら歩きましたが、さすがブドヴァ、特に何もありませんでした。
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城壁の中にある旧市街。
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大地震の後再建されたそうです。ほとんど飲食店や土産物屋になっています。
ブドゥヴァの城塞 史跡・遺跡
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Holy Trinity Church in Budva.
旧市街はとてもきれいに整備されていて、かわいらしい正教会やカトリック教会が点在していました。広すぎず、こじんまりとしています。 -
旧市街から出て、眺めのいい通りにあった鐘。映画のセットとして使われたそうです。
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旧市街に行く前も、戻ってからもずっと寝ていた犬。暑いからね。
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L&M.
さて、目当てのレストランで昼食にします。ブドヴァはリゾート地だけあって、ガヤガヤした大箱のレストランが多いのですが、対して静かなこの佇まい、好きです。 -
昔ながらの店という感じで落ち着きました。ご高齢の紳士が給仕してくれました。
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テラス席もあります。子供の頃に行っていた洋食屋さんを思い出して懐かしさをおぼえる店。
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セルビアンサラダと赤ワイン。
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魚のフリット。魚はもちろん、付け合わせの野菜がおいしかった!翌日も伺いました。
お会計の時に紳士に「あなたもこのお店も素敵です」みたいなことをお伝えしたら「ありがとう」と腕をさすられました。 -
そのあとはビーチの方へ行き、ペタンクの試合を観戦。
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宿に戻る前にパンとデザートを買い、夕食にしました。予想以上に美味しい。
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5月20日 月曜日
特にすることもないので、前日と同じように旧市街からL&Mで食事することにしようと考えていました。
この時期、あまり雨が降っていなかったのか、川が干上がりそうになっていました。 -
旧市街に向かう途中に予定変更。翌日、バスに乗ってブドヴァからスプリトに向かうので、バスターミナルに行ってバスの乗り方をシミュレーションすることにしました。
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生活用品店。
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バスターミナルの横は動物園があります。
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美しいバスターミナル。クチコミでも書いたのですが、モンテネグロのバスの乗り方が独特で、チケットを事前にネットで購入した場合はeチケットでは乗車できず、窓口でお金を払い「チケット」を印刷してもらう必要があるのです。そのためのシミュレーションをしておきました。
見た目とは裏腹に、小難しいルールがあるバスターミナルです。 -
この日は違う道を通って旧市街に行ってみることにしました。
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たくさんのボートが停泊する港。いくつかは観光客を乗せて漁をしているようでした。奥には旧市街が見えます。海風を感じながらの散歩コースです。
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あづ~い!て言っている私の分身。
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前日に続いて旧市街を散策。
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Trg Pjesnika(The Poets Square).
確かにロマンチックな場所。 -
そしてこちらも前日と同様、レストラン L&Mへ。
魚のスープをいただきました。紳士が厨房から鍋を持ってきてお皿によそってくれました。 -
ステーキ。普通の料理ですが、力をつけたくていただきました。
撮影しませんでしたが、このお店のメニュー表の写真は「逆詐欺」なんです。よく言うと昔懐かしい写真で、昭和時代によくあったようなぼやけた感じ。実物は比べ物にならないくらいとてもおいしそうなのです。ただ、それもこのお店の「味」と言えるかもしれません。
お会計の時にいつも対応してくれた紳士ともう一人、今までお話ししていなかったお店の男性に「明日からクロアチアに行きます」と今後の旅程の話をしました。すると、お話ししていなかったほうの男性が「ブドヴァには戻ってくるの?」と尋ねてくれました。歓待されていると感じ、うれしかったです(目は合っていたのに話しかけられなかったので、謎のアジア人だと思われていると決めつけていた考えすぎの私です)。人の温かさと「一期一会」という言葉を身に染みて感じました…。 -
Podmaine Monastery.
セルビア正教の修道院。山の上を登ったところにあったので、宿までの帰り道に寄ってみました。 -
綺麗に手入れされた花々。
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聖堂の内部は静まり返っていました。修道院の歴史は15世紀に始まりますが、現在の姿は再建されたものです。
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売店では修道士とお話しできました。とても明瞭な英語を話す若い修道士でした。
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ブドヴァのリゾート地ではない、生活や歴史を感じられる貴重な場所です。
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縁遠い場所なので「さっき話した修道士はどんな経緯でここに来て、どんな生活をしているのだろう?」などと考えていました。
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傍らにある畑。
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少し山を下ると歴史を感じる橋がありました。「Night Club」の看板との組み合わせがなんとも…。
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こちら、修道院で買ってきたお香です。修道士は「祈りの手助けになる」と話していました。おまけで同じお香が入った小袋もいただきました。
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5月21日 火曜日
翌朝、宿をチェックアウトして9時30分発のバスに乗り、まずはドゥブロヴニクへ向かいます。ブドヴァのバスターミナルでは窓口で3ユーロ支払ってチケットを印刷してもらい、利用したJadran Express Kotorのバスでは荷物を預ける時に2ユーロ払いました。そういうシステムなので仕方がないですね。使わせてもらっているので笑
こちらは途中で見えたティヴァト空港です。Googleの大半のクチコミが恐ろしいことになっています。ティヴァト空港 (TIV) 空港
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ティヴァトを経由し、お客さんが乗ってきました。
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そしてコトルでもお客さんを乗せ、風光明媚なコトル湾沿いを走っていきます。
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湖のあとは山、そしてまた湖…とずっと美しい風景に見入っていました。
コトル湾の方に滞在してもよかったかな、とも思いましたが、ブドヴァでもいい思いしましたし、よしとしましょう。過去のことだ。 -
足を止められないのが惜しい風景。何度も「ここで立ち止まりたい」と思いました。
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ぺラストから見える、右がゴスパ・オド・シュクルピェラ、左がスヴェティ・ジョルジェ島。
俗世とは隔絶されたようでロマンチック(ゴスパ・オド・シュクルピェラは上陸できるそうです)。 -
クロアチアは目の前です。
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