2024/05/15 - 2024/05/16
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Camelliaさん
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約一週間のティラナ滞在中、せっかくなので各地を見てみようとギリシャ国境にも近いジロカストラとブルーアイ、別日にはティラナ近郊で気軽に自然を楽しめるボビリャ湖、ガムティ山の日帰りツアーに参加してきました。
いずれも運転ができる方なら個人でも行けるところかと思いますが、ペーパードライバーなので必要に応じて時々日帰りツアーを利用しています。普段自由気ままに歩き回っている分、制約や不自由さを感じますが(ペーパードライバーだから仕方ない!)、なかなか自分一人では行けないところを見て回りました。
旅程です。ほぼバスで回りました。
2024/05/05 出国
05/06~11 イギリス(ペイントン~トットネス)
05/11~17 アルバニア(ティラナ)
05/17~21 モンテネグロ(ブドヴァ)
05/21~27 クロアチア(スプリト)とボスニア・ヘルツェゴビナ(ポチテリ~モスタル)
05/27~29 セルビア(ベオグラード)
05/30~06/02 ブルガリア(ソフィア~ヴェリコ・タルノヴォ)
06/03 トルコ(イスタンブール ※空港のみ)
06/04 帰国
(…ところで関連タグの「はとバス」ってなんなんですか笑?)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- その他
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5月15日 水曜日
この日はティラナの宿近くでピックアップしてもらい、ジロカストラとブルーアイの日帰りツアーに参加します。9時前に出発し、20時前に戻ってくる1日がかりのツアーです。
アルバニアの国土の大きさをあまり捉えられていませんでしたが、ティラナから車で3時間くらい走ってくるとだいぶギリシャに近いところに来るんですね。
畑を耕す人が見えます。 -
どの場所でも山や海を見て、自然に触れると落ち着きます。アルバニアの幹線道路は整備されていて、車がスムーズに走ります。
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この日の参加者は私とトルコにルーツがあるというベルギー在住の女性、合わせて二人。プライベートな感じです。
女性は来年の春、日本を訪れるとのことで楽しみにしているようでした。 -
ジロカストラに到着。土産物屋が並ぶ観光地です。
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さっそくジロカストラ城まで登ります。
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急な階段で息を切らしながら登りました。眺めがとてもよい。
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ジロカストラ城の内部。しんと静まり返っています。大砲が展示されていました。
ギロカスタル城 城・宮殿
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ジロカストラ城のシンボルである時計台。
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城からの眺め。盆地のようになっていて、たくさんの家々が立ち並びます。奥の方には比較的新しい建物も見えます。
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城から下りてきました。
アンティークショップのようなところもありますが、多くはトルコの土産物屋で見たものと似通っています。このあたりの土産の定番なんでしょうね。 -
長い間、領土問題があり、様々な国に占領されていたジロカストラ。確かにティラナに比べるとギリシャのような雰囲気を感じます。
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Këshilli i qarkut Gjirokastra.
地区庁舎とのこと。 -
Skënduli House.
18世紀、オスマン帝国時代の家。スケンドゥリ家の子孫の方が所有し、公開しています。 -
四季によって使う部屋が分かれていて、こちらはお分かりになると思いますが、夏の部屋です。風通しがよく気持ちよかったです。
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この暖炉ではコーヒー豆を焙煎していたとのこと。
全体として激しい寒暖差に耐えることや家族を大切にすることを重視した造りです。華美ではなく、質素で堅実なオスマン帝国の風土を感じました。
お礼に「Faleminderit」(アルバニアの「ありがとう」)と言いましたが、なかなかおぼえられなくて、ティラナ滞在3日目くらいでおぼえた気がします。 -
こういったなんでもない街角に佇みたいですが、同行者に歩調を合わせます。
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昼食の時間です。少し歩いたら静かな食堂があったので入ってみました。
店主の女性はギリシャを感じさせるような乾いた微笑みで迎えてくれました。私がにこやかにしていたからか「日本人?」と言われました。私は、特に旅行中は素敵な人に会うと直ちに満面の笑みになり、嫌な人に会うと露骨に嫌悪感をだします。 -
Tave orizi me speca dhe patellxhanとメニューにあるもの。
英語のメニューにもあるようにピーマンと茄子にお米が詰められているものです。横にパイのようなものも添えられています。 -
Biftec vici.(鶏肉のステーキ)
チーズも添えられています。店主がザッっと焼いてくれました。中心部からちょっと道を下っただけなのに静まり返っていて、ここに来られてよかったと思いました。
食事が終わり、集合場所でたたずんでいるとアルバニア人の男性から「中国人?」と声をかけられました。暇だったので相手しようと「違うけどなぜ?」と返すと「中国の移民に関する法律を知りたいから…」と。何か仕事で必要なのかな。ここで話は終わりましたが。 -
そんなこともありながら、さらに南下して次はブルーアイに来ました。
人が途切れたタイミングで覗き込む。飛び込みたくなりますが「遊泳禁止」と大きく書かれています。ブルーアイ 滝・河川・湖
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このあたりの自然保護区は厳重に管理されています。
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おかげでこんな青いトンボがたくさん飛んでいます。ブルーアイに擬態したわけではないのでしょうが、水の青に呼応しているように思えてきます。
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二つの流れが一緒になるところ。
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Zagoria Nature Parkのあたりかと思われます。これだけの山があったら向こう側とだいぶ気候が変わってくるんですかね。
というのも、この畏れ多さも感じる山を見てハワイのワイアナエを思い出したのです(ワイアナエが大好きなのでよく思い出します)。オアフ島も山を挟んで天気が違いますよね。 -
冬はまた、違った表情を見せるのでしょう。
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車が停まったホテルのすぐ横に、放し飼いの羊たちを見つけました。
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この日はこれで終わりです。
この日のツアーは予約サイトからではなく「Gjirokastra」「Tirana」「One day tour」といった言葉で検索し、オフィスで直接予約しました。会社名はここには書きませんが、予約した時に会ったオーナーはとても朗らかで親切な方で好印象だったものの、当日のドライバー兼ガイドに問題あり。もう一人のお客さんがトルコにルーツのある方でその人に親しみを抱いたようで、何をするにもその人優先。差別というより気分?そんなこともあり得るなら、今後は少人数よりも何十人とかのツアーの方がいいかなと思った出来事でした。
旅行記にはあまりネガティヴなことは書かないようにしていますが、こんなこともありましたよ、と溜め込まずにここで書かせていただきましたm(__)m(クレーム提出済み) -
5月16日 木曜日
前日のツアーとは別の会社のツアーに申し込んでいました。Viatorを通して予約した『ティラナ発ボビリャ湖(Googleではボビラ湖と表記)とガムティ山への日帰りツアー』です。ティラナの北西に向かいます。参加者は30人くらいでした。
休憩の時のなんでもない風景。 -
まだ整備されていない道も通り、大型トラックと道を譲りあいながら渓谷に向かいました。急斜面になっているところもあり「プロのドライバーだから大丈夫!」と思いながらもちょっと怖かったです。
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舗装されていない道が終わり、舗装された道に入ると目的地はもうすぐ。
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水は深い青できれい。
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小高い丘を登り、ハイキングが始まるとボビリャ湖がきれいに見えてきました。車は山の中腹にあるBovilla restorantに先回りしています。
山々が台湾の太魯閣に見えてきて、この思いを誰かと共有したくて仕方なくなりました。普段あまりこういうことはしないのですが、ツアーに参加していた同じアジアの方に「台湾の方ですか?」と唐突に声をかけてしまいました。彼はシンガポール人でしたが、太魯閣には行ったことがあるとのことで共感してもらえて、満足しました笑 -
湖に人が入るのは禁じられており、とても美しくて静まり返っています。
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どんどんガムティ山を登っていきます。
天気は曇り時々雨。ただ、ガイドの方は風が強い時もあるのでこの日の天気は悪くないと言っていました。この日のガイドは普通の方です(^^; -
さらに高いところに向かい、湖が遠くなっていきます。
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高山植物に癒される。
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ぽつんと咲いていると健気に思えてきます。
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ちびっ子がひょひょいとすばしっこく登っていました。私も登り続けないと余計にしんどくなるので勢いづけて登りました。登ったり休憩したりが1時間くらいあったように思います。
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展望台にて。湖の全体が見えます。
途中、道ではなく岩に打ち付けられた階段を上ったのですが、それが一番怖かったです。皆さんけっこう怖がっていました。「階段が壊れたらどうしよう」と怖すぎて笑ってしまい、怖すぎると笑うって本当なんだな、などと余計なことを考えていました。
無事に終えたらアトラクションとしておもしろかった思い出になりますが。 -
ガムティ山唯一のレストラン、Bovilla restorantにて昼食です。各々で食べたのですが、パンなどを持参して外で食べている方もいました。
Fergese fshati(直訳すると「自由の村」)をいただきました。何なのか尋ねましたが、わからなかったので注文してみました。たぶんヤギのチーズと…よくわかりませんが、重くなくパンに合いました。 -
昼食を食べてから13時30分に車に乗り、出発。
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最後、湖のほとりにて30分ほどたそがれる時間を設けられました。
ティラナには15時頃戻り、先の旅行記に書いたStill Fishというレストランを再訪しました。
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