2024/06/01 - 2024/06/16
254位(同エリア4199件中)
文月さん
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3日目は、午前中は日本語ガイド付きツアーでドゥカーレ宮殿へ。午後はサンマルコ広場東側のカステッロ地区を散策。サン・ザッカリア教会やアクア・アルタ書店など。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6時半頃目が覚め、洗濯をして、7時半頃サンマルコ広場へ。この時間はまだ人も少ないです。曇りで気温17度と、ちょっと肌寒い。半袖に薄手の上着を羽織ってちょうどいいくらい。
サン マルコ広場 広場・公園
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広場を囲む建物の一部。見事なアーチが連なります。
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あちこち工事中。海水が上がってくるので舗装が傷むのが早いらしいです。
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サンマルコ寺院には正面に5つの入口があり、それぞれ異なる装飾が施されています。人がいないうちに…と思ってファサードの写真を撮りまくりました。
正面の5つのアーチを飾るモザイク画は聖マルコの遺体を運び出す一連の伝説を描いたもの。この左端のモザイクが一番古く、13世紀のものだそうです。
写真だとわかりにくいですが、ずらっと並んだ大理石の円柱、一本一本微妙に色合いや模様が異なっていて何とも言えず美しい。柱頭の飾り彫りとかも見事。サン マルコ寺院 寺院・教会
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モザイク画は、棺に横たわる聖マルコの遺骸が行列とともにサンマルコ寺院の入口から運び込まれる様子だそう。
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入口上の装飾も、すごく手が込んでいて見事です。中央の5枚のアーチ窓、一枚一枚デザインが違う…!この緻密さ、繊細さは、去年行ったアルハンブラを思い出させます。
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左から2番目の扉。アーチのモザイク画はベネチアから来た商人がアレキサンドリアで聖マルコの遺体を発見したところのようですが、聖マルコ、まるで今亡くなったばかりのような姿で横たわっています。商人が遺体をベネチアに運んだのは9世紀なので、いや、それはおかしいやろ?……と思わず突っ込みたくなりますが、それは野暮というものなのか(それとも聖人の遺体だから腐敗しないということなのか)。ここも柱や窓まわりの装飾が見事。
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中央アーチのモザイクは「最後の審判」
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右から2番目の入口。ここのモザイク画は何のシーンを描いたものかわからなかった。ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示ください。
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一番右端の扉。モザイク画は、アレキサンドリアから遺骸を運び出すとき、見つからないよう(イスラム教徒が嫌う)豚肉の中に隠した、というシーン。頭にターバンを巻いたイスラム教徒が顔を背けたり鼻をつまんだりしています。
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広場の鐘楼の門はまだ閉まっています。ここも、これでもかというくらい凝ったデザイン。
鐘楼 建造物
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サンマルコ寺院とドゥカーレ宮殿の間にある「布告門」。15世紀のゴシック様式。見事な彫刻やレリーフで飾られています。
布告門 史跡・遺跡
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扉の上には有翼獅子にひざまづくドージェの姿が。
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朝なので、スタッフらしき人や荷物を運ぶ人が下の入口から出入りしてました。奥に見えるのはドゥカーレ宮の「巨人の階段」
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サン・マルコ寺院。側面も見事な装飾に覆われています。
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色とりどりの大理石がはめ込まれた壁。どれだけお金を使えばこういうのができるのかなあ……。
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華麗な装飾にうっとり。
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寺院の側面に設置された「アクレの柱」と「四帝像」は十字軍がコンスタンティノープルから略奪してきたもの。テラスの馬の像もそうだし、略奪品多いよね。
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これも寺院側面か布告門のどこかの装飾。
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ドゥカーレ宮殿回廊。こういう一点透視図法のお手本みたいな光景を見ると、なぜだか撮りたくなってしまう。
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ドゥカーレ宮全景。1、2階のアーチの連なりに目を奪われます。
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San Marco Vallaresso停留所の横にはトラゲット(渡し船)の乗り場があります(奥の緑の柱が立っているところ)
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一人2ユーロ(現金のみ)でゴンドラに乗って対岸に渡ることができます。大運河にはところどころにトラゲット乗り場があって、地元民が(観光客も)利用しています。
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アーチから路地をのぞく
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中央の、一見建物の入口のように見えるのもれっきとしたソットポルテゴ。くぐり抜けると別の通りへ。
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この日の朝食。パン、生ハム、チーズ、アメリカンチェリー、牛乳、ジュースなど。すべて昨日コープで買ったもの。バターは機内食で使わなかったものを持ってきました。
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この丸っこいパンはやわらかくておいしかった。パック入り生ハムも、だいたいどこで買ってもおいしかったです。さすがイタリア。左下のチーズは、モッツァレラかと思って買ったらちょっと違った。スカモルツァチーズというそうです。モッツァレラより固めで弾力あり。スカモルツァ・アフミカータという燻製チーズもあるそう。
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アパートの部屋の壁に貼ってあったこの地図、道がこまかく書き込まれていて街歩きに役立ちそうだったので、土産物屋で見つけたときに購入しました。
ベネチア、街中の電波状況がわるく、Googleマップが固まって動かないことが時々ありました。お店やレストランで電波が入らず、スマホでメニューを翻訳しようと思ったらできない…ということもしばしば。お店のWifiがあれば、それにつなぎさえすればサクサク検索できるんですけどね。 -
ドゥカーレ宮殿はじっくり見学したいと思い、この日はみゅうの「公認日本語ガイドと行くドゥカーレ宮殿徹底解説ツアー」を日本から予約しました。10:20サンマルコ広場のツーリストインフォメーション前集合、約2時間のツアーで一人99ユーロ。ガイドさんとは時間通りに落ち合えました。
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この日は10時頃から雨が降り出し、一時ザーザー降りに。でもドゥカーレ宮殿を見学している間にやんだのでよかった…!
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ガイドさんから教わった豆知識。広場の円柱のライオン像は2300年前のペルシアのものだそうです。だからライオンというより狛犬っぽい顔なんだとか。この像は本物だそう(隣の聖テオドロス像はレプリカで、本物は宮殿内に)。2300年前のものが雨ざらしに…Σ(゚Д゚)
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豆知識②鐘楼の屋根の天使像は風見鶏。天使像が南を向いている時は北風で天気が良くなる。反対に北を向いているときは南風で、湿った風が吹いて天気が悪くなるんだそう。
この天使像、よくある大天使ミカエルかと思っていたらガブリエルだそう。You Tubeのベネチア空撮動画でこの天使像を間近で撮っているものがあったのでよくよく見たら、ユリの花を持っているので、確かにガブリエルのようです。 -
宮殿入口の行列。並んでます。左端の当日券を買い求める人の列がやはり一番長いです。私たちはガイドさんに連れられて直接入場口へ。
ドゥカーレ宮殿 城・宮殿
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宮殿入口。荷物検査あり。
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中に入ると、まず階段をあがって2階へ。ここは中庭を囲む回廊です。右手の人が集まっているあたりの壁に…
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こんなレリーフが。密告書の投函口だったそうです。
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中庭を囲むように建物が建てられています。2つ残る井戸は1500年代のブロンズ製。
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隣のサンマルコ寺院のドーム屋根が見える。
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最初の見どころ「黄金階段」で上の階へ上がります。入口右上の彫刻はアトラス、左上はヘラクレスのヒュドラ退治。
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共和国時代、議員や貴族、外国から来た要人などは、中庭から「巨人の階段」をのぼり、次にこの黄金階段を通って宮殿に入ったそうです。なんて贅沢…!
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金箔を貼ったレリーフで埋め尽くされた天井。
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華やかで精緻なレリーフに目を奪われます。
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階段の手すりや壁にも浮き彫りが。
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どれだけお金と時間と手間をかければこんなものが作れるのか……
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黄金階段をのぼってまず4階から見学します。入ってすぐの部屋にあったティントレットの天井画。
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謁見控えの間。ヴェロネーゼ「エウロパの略奪」
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どの部屋もとにかく絵や装飾が豪華で見事。ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼら色鮮やかなヴェネチア派の絵画が壁にも天井にも所せましと飾られています。一枚一枚じっくり見ていたら、いくら時間があっても足りなさそう。
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これも謁見控えの間。巨大な暖炉。
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扉の上の彫刻もすごい。
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謁見の間
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正面を飾るのはヴェロネーゼ「レパントの海戦の勝利を感謝するヴェニエル総督」。絵の両サイドは一見彫刻のように見えますが、彫刻風に描かれただまし絵です。
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11枚の天井画はヴェロネーゼと弟子によるもの
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続く元老院の間。4階ではここが一番広くて豪華でした。
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天井中央にはティントレットの「ベネチア称揚」が
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天井全体はこんな感じです。とてもじゃないけどカメラに収まりきりません。
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豪華な絵と装飾が天井と壁を埋め尽くします。
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この部屋では時計も印象的でした。
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とにかく豪華な絵と装飾のオンパレードで、目がくらみそう(笑)
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元老院の間の窓から。サン・ザッカリア教会のファサードが見える。
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十人委員会の間。ヴェロネーゼの天井画
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4階にも市民からの投書の投函口がありました。表面には元々中庭の投函口のように飾りがあったけれど、剥がされた(剥がれた?)そうです。
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4階の最後は武器の間
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新旧様々な武器が展示されています。
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見学している間に雨があがって晴れてきました!
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大評議の間を飾る「天国」の下にあったというフレスコ画が展示されていました。
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15世紀の版画。サンマルコ寺院も鐘楼も宮殿も今とほぼ同じ。15世紀と変わらない風景を目にしているのかと思うと感慨もひとしお。
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修復作業を見学できるコーナーがありました。昨年のサグラダ・ファミリアにも同じような部屋があったなあ。
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絵画の修復作業中。おつかれさまです。
宮殿内には修復中で見学できない部屋もいくつかありました。ベネチアあるある(?) -
宮殿で一番の見どころはやはりここではないでしょうか。大評議の間。54×25×高さ15メートルの大広間。正面の壁を飾るのは、世界最大の油絵と言われるティントレットの「天国」。高さ7メートル、横幅22メートル、描きこまれた人物は約800人。
ティントレットの作品は大きなものが多く他所に移すことができなかったため、今でも多くがベネチアにあるそうです。なるほどね。 -
広大な空間がゴージャスな絵画と装飾で埋め尽くされ、圧巻です。1000人だか2000人だか入れるそう。
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天井にはヴェロネーゼ最後の作品「ヴェネチアの勝利」が。
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「天国」。マリアの左側に描かれたユリの花を持つ天使はガブリエル、キリストの右に描かれた正義の天秤を持つ天使はミカエル。イエスとマリアの真下に描かれている女性(矢印右)は30代で亡くなったティントレットの娘(やはり画家だった)だそうです。左側の手に絵筆を持つ男性(矢印左)は、ティトレットが敬愛するティツィアーノ
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「天国」の右側(出入口の上あたり)に描かれた、左手に開いた本を持った男性はティントレット本人だそう(よく絵に自分の横顔を描き込んだそうです)
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壁と天井の間のスペースには歴代総督の肖像画が並ぶ。
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ガレー船での戦を描いた絵。ベネチアのガレー船の漕ぎ手は奴隷ではなく一般市民で、彼らは商品を持って乗ることを許されており、外国でそれを売りさばいて利益を得ていた…というガイドさんの話が印象に残りました。
こういう大きな絵をどうやって部屋に運びこむのか昔から不思議だったのですが、別の場所で分割して描いたものを運び込んで(キャンバス絵だから丸められるし)組み立てたそうですね。そりゃそーだ。 -
いい天気になってきました!
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大評議の間のあとは、絵が展示されている部屋をいくつか回りました。部屋自体のことはあまり覚えていないし写真もないので、普通の部屋だったのでしょう。
こんなところにボスが…!と思ったら「ボスの弟子の作品」とのことでした。 -
ベネチアのシンボル、有翼獅子の絵。背景を見ると、今と変わらないドゥカーレ宮や鐘楼が描かれています。獅子の持つ本にはラテン語で「Pax tibi Marce Evangelista meus」と書かれ、「私の福音書記者マルコよ、汝に平和あれ」という意味だそうです。
このあとため息の橋を渡って牢獄へ。 -
牢獄へ向かう途中、ため息の橋を渡ります。窓の飾りの隙間から外の風景を撮った写真をネットで見かけたので、マネしてみました。牢獄に送られる囚人が最後に見る光景はこんなだった…?左は行き、右は帰り。
ため息橋 建造物
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牢獄内。今でこそ窓や照明があって明るいですが、当時はもっと暗かったんでしょうねえ。
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壁には観光客の落書きもありますが、これは囚人が書いた本物だそう。
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刻まれた文字や模様も囚人の手によるもの。
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ベッドもあったらしい
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中庭を囲むように建物が。70室ほどあったそうです。
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最後はショップに出ます。
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ツアーの最後は中庭に出て聖テオドロス像(オリジナル)や巨人の階段を見学して終了です。雨があがっていい天気になってよかった…!
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巨人の階段。いにしえの賓客は、この階段をのぼり黄金階段を通って宮殿に入っていったんでしょうねえ…なんてゴージャス。
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巨人の階段の脇にあるこの扉は、サンマルコ寺院に通じているそうです。
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ガイドさんとはここで別れ、ちょうどお腹もすいたので、宮殿内のカフェでランチをとることにしました。
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中庭に面したテラス席があいていたので、ここにしました。座るとウェイターさんが注文を聞きに来ます。
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メニュー。パニーニなどのサンドイッチ8ユーロ、エスプレッソ3ユーロ、カプチーノ5ユーロなど。
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パニーニはこんな感じ。ティントレットやティツィアーノなど画家の名前がついています(笑)
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私はカサノバ(モッツァレラ、トマト、バジルペーストのフォカッチャ)にしました。だんなはティントレット(モッツァレラと生ハムのパニーニ)に。これで8ユーロ(約1400円)かあ…と思うと、やっぱりちょっと高いですよね。ボリュームはあるけど、味はいたって普通。
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店内には運河を眺められる席も。
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フォカッチャとスプライト。ペットボトルのスプライトが5ユーロ……
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まあ場所代だと思えば……
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中庭の風景いろいろ
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最後は布告門から退出してオシマイ!です。
布告門 史跡・遺跡
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晴れるとやはり写真が「映え」ます。
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映える…!(ウルサイ)
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カモメとハトのいる風景。ベネチア、カモメが多いです。そこらへんに普通にいるし、一度カフェのテラス席で食べ物をとられそうになった人も見ました…!カモメとハトが多く、スズメはなぜか見なかった。
このあと一旦アパートに戻って一休み。 -
一休みしてから再び外出。サンマルコ広場のツーリストインフォメーションでヴァポレット(水上バス)の7日券を買いました。65ユーロ也。高いけど、7日間で10回ぐらいは乗ったので、元はとれたと思う(1回券9.5ユーロ、24時間券25ユーロ)
ヴァポレットに乗るときは、船着場の建物入口にあるカードリーダーにQRコードをかざします。ヴァポレットではけっこう頻繁に検察が回ってくると聞きましたが、私たちも滞在中2回ほど検察にあいました。 -
さきほど渡ったため息の橋を外から。写真などでよく見る定番の光景。ゴンドラが列をなして次々と橋の下をくぐります
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海の向こうにサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会が浮かぶ光景も、見るたびについつい撮ってしまう。
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ドゥカーレ宮から東に伸びるスキアヴォーニ河岸は、ヴァポレットの船着場やゴンドラ乗り場があり、いつも観光客でにぎわっています。土産物を売る屋台も多数。
スキアヴォーニ河岸 散歩・街歩き
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スキアヴォーニ河岸に立つ、イタリア王国の初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世像
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ソットポルテゴをくぐり、みゅうのガイドさんにオススメされたサン・ザッカリア教会へ向かいます。
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イチオシ
サン・ザッカリア教会。中央のドームの両脇に小さな半円型のドームが対象に並ぶファサードのデザインは、ヴェネツィアン・ルネッサンス様式の典型だそう。
サン ザッカリーア教会 寺院・教会
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正面入口の上には洗礼者ヨハネの父・聖ザッカリアの像が。
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サンマルコ広場から歩いてすぐですが、観光客も少なくひっそりとした教会です。
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ベッリーニ「玉座の聖母と諸聖人」
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サンタ・タナシオ礼拝堂。ティントレット「洗礼者ヨハネの誕生」
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サンタ・タナシオ礼拝堂から地下に降りると、半分水没したクリプタ(納骨堂)を見学できます。
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イチオシ
人も少なく神秘的な雰囲気。教会自体は無料ですが、サンタ・タナシオ礼拝堂とクリプタに入場するには3.5ユーロ必要です(現金のみ)。ベネチアでは、入場料は現金のみという教会がちらほら(特に小規模な教会)
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このあとは、サンマルコ広場の東側に広がるカステッロ地区を散策しつつ、アクア・アルタ書店をめざします。
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入口の柱に絵が。カーニバルの仮面のお店
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運河と道にはさまれ不思議な形をした建物。
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イチオシ
ピンクの壁と街灯が絵になる路地。
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カステッロ地区は、人通りの少ないひっそりとした路地が続きます。
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……かと思うと、いきなりにぎやかな通りに出たり。
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窓辺にいた人なつこい猫。下には「エサをやらないでください」と書かれている。
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洗濯物を干す風景もなんとなく絵になる
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この路地は行き止まりかと思ったら…
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なんと奥へ続いていました。建物の入口にしか見えない…!
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そして、路地の奥にこんな風景があったりします。Google Mapをウロウロしていて見つけた「La Porta Blu」。
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古びた建物とブルーグリーンの扉の組み合わせが幻想的。Google Mapで写真を見ると、カーニバルの衣装を着てこの前で写真を撮る人が多いようです。
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カステッロ地区の風景いろいろ
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インスタ映えで有名なアクアアルタ書店。小さなお店ですが、お客さんが続々と。
アクア アルタ書店 専門店
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「猫がいるので、犬は抱っこするか外で待たせてね」という看板。店内で猫ちゃん見かけたんですが、写真撮りそこねた…
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店内には所せましと本が並びます。
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店の真ん中にはゴンドラが置かれ、そこにも本がぎっしりと。元々は高潮による浸水被害に備えるための陳列だそう。
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裏庭には高潮の被害にあった古い本が階段状に積み上げられており、撮影スポットに。現地では気づかなかったけど、壁の手すりはゴンドラのオールだそうです。
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店の裏には運河に面した出入口があり、ゴンドラが係留されています。ここもインスタ映えスポット。
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店内の風景
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イチオシ
アクアアルタ書店のそばにはこんな建物も。Conzafelzi橋からの風景。三方を水に囲まれた建物に住むってどんな感じだろう……
橋はミッションインポッシブル7のロケ地にもなったそうです。 -
イチオシ
Conzafelzi橋からの風景②
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書店からほど近いサンタ・マリア・フォルモーザ広場に来ました。
カンポ サンタ マリア フォルモーサ 広場・公園
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レストランやホテルに囲まれ、露店も立つにぎやかな広場
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野菜や果物を売る屋台。ここでスモモを買いました。
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香辛料の屋台も。
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広場の一角に立つサンタ・マリア・フォルモーザ教会。
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フォルモーザ教会の塔。塔の入口にはグロテスクな彫像が。悪魔を追い払うためのものだそうです。
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こぼれるような花で飾られた窓辺。ヨーロッパはこういう風景が何とも言えずきれいですよね……
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カラフルなパスタを売るお店。Pasta Goというパスタのテイクアウト店で(店内で食べることもできる)、近隣の路上や広場でテイクアウトしたパスタを食べている人をけっこう見かけました。人気店らしい。後日テイクアウトしてみましたが、手ごろな値段で味もそこそこ。
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ネコのいるお店
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イチオシ
路地から覗くレストラン
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ゴンドラのある風景はやはり絵になる
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イチオシ
このあとは路地をたどりサンマルコ広場に出てアパートに戻りました。
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この日の夕食は「アーモ・イタリア」というイタリア旅行専門サイトでおすすめのバーカロ「カンティーナ・ド・スパーデ」を18:30に予約していました(同サイトで。手数料1件1080円)。
18時頃アパートを出てリアルト橋方面へ歩きます。写真はS.サルヴァドール川にかかるPonte del lovoという小さな橋からの眺め。こういうアングルでサンマルコ広場の鐘楼と運河を一緒に撮れるのはここだけらしいです。 -
ショーウィンドウの色鮮やかなお菓子など
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カラフルな手袋が並ぶお店
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サン・サルヴァドール教会の前を通って……
サン サルヴァドール教会 寺院・教会
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カルロ・ゴルドーニ像のあるサン・バルトロメオ広場を通って……
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リアルト橋へ。リアルト橋付近は何度か来ましたが、いつ来ても大勢の人でにぎわっています。
リアルト橋 建造物
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リアルト橋の上から。定番写真だけど、やっぱりきれい。
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反対側も。塔があるのはサンティ・アポストリ教会。
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橋を渡ると、大きな時計のあるサン・ジャコモ・リアルト教会の広場へ
サン ジャコモ リアルト聖堂 寺院・教会
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リアルト橋から続く道を道なりにしばらく歩き、メルカート前で左折して細い道に入りトンネルをくぐると、カンティーナ・ド・スパーデへ。店の紹介にもありましたが、場所がわかりにくいです。
入り口は立ち飲みのバーカロで、奥がレストランスペース。私たちは予約してあったのでレストランに通されました。カンティーナ ド スパーデ 地元の料理
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小さなお店で、私たちが入ってまもなく満席になりました。
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前菜にバッカラ・マンテカート(干しダラのミルク煮)のポレンタ添え(16ユーロ)、プリモピアットからボンゴレ(17ユーロ)とイカ墨パスタ(15ユーロ)を注文。これにコーラ3ユーロ、水2ユーロ、コペルト(テーブルチャージ)2ユーロ×2で合計57ユーロ(約1万円)です。バッカラはなんともいえない味。パスタはおいしかったです。
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食後はブラブラしながらメルカート方面へ歩き、大運河へ。
魚市場 市場
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夕暮れの大運河(19:40頃)
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繊細なアーチが並ぶファサードが美しいカ・ドーロ
カ ドーロ (ジョルジョ フランケッティ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー
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夕暮れの大運河その2
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リアルト橋近くの広場。満潮なのか、水が広場の縁を越えてヒタヒタと浸水中Σ(゚Д゚)
このあとはRialto Mercatoから1番のヴァポレットに乗りサンマルコ広場へ。 -
船の前のほうの席に座れました。
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夕暮れ時の雲や空の柔らかな色合いがなんとも言えずきれいでした。
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壮麗な宮殿や重厚な邸宅が次々と目の前を流れていきます。
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アカデミア橋が見えてきました。
アカデミア橋 建造物
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橋の向こうにサンタマリア・デッラ・サルーテ教会のドームが。夕陽に染まって何とも言えず美しいです。
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夕暮れのサンタマリア・デッラ・サルーテ教会
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サンマルコ広場が近づいてきました。
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夕暮れのサンマルコ広場
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船を降りてビックリΣ(゚Д゚)。サンマルコ広場も一部浸水中でした。そんなに深くはなく、浅い水たまりといった感じです。
サン マルコ広場 広場・公園
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満潮時は広場のところどころにあるマンホールから水がジワジワ上がってくるようです。
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サンマルコ寺院のアーチの先端が夕日を浴びて赤く染まっていました
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広場全体が水没しているわけではなく、通れる場所と通れない場所があります。
広場をつっきれなかったので、このあと広場の北側を大回りしてアパートに戻りました。 -
暮れなずむ街角
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こんな風景があちこちにあるので、思わず足を止めて写真を撮らずにはいられません。
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こんな風景も。
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イチオシ
暗くなり、広場がライトアップされはじめました!ライトアップがはじまるのは、私達がいた間は21時過ぎでした。
サン マルコ広場 広場・公園
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イチオシ
水に明かりが反射して幻想的な雰囲気に。
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浸水は困るけど、この風景はやはり格別…!
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イチオシ
ブルーアワーのサンマルコ広場。
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夜の風景。右の建物はホテル。
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夜のショーウィンドウ①
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夜のショーウィンドウ②
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夜のショーウィンドウ③
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