2024/06/01 - 2024/06/16
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文月さん
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6/6はアカデミア美術館、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会、ボーヴォロ階段などへ。夜はリアルト橋の夜景を見に行きました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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この日の朝食。パンにはバターがないとやっぱり味気なかったので、Desparでバターを買いました。125gの小さめのバターがあってよかった。このバター、冷蔵庫から出しておくとすぐにやわらかくなり、塗りやすくてよかったです。
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今日はアカデミア美術館に行くことにしました。
ブランドショップの並ぶ3月22日通りを西へ進みます。アパートから塔が見えるサン・モイゼ教会(無料)。バロック式の豪華なファサード。サン モイゼ教会 寺院・教会
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内部も豪華です。
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立体的な船の看板(建物はホテル)
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朝の水路の風景
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サンタ・マリア・デ・ジッリオ教会。ここも多数の彫刻で飾られたファサードが見事。
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味のある看板や扉
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ファサードの壁画が美しいバルバリーゴ宮
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イチオシ
運河につきあたる小道
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サント・ステーファノ広場。向こうに見えるのはサン・ヴィダル教会。
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広場の一角にあるコンセルバトワール・ムジカ(ベネチア音楽高等学校)。近くを通ったら、いろいろな楽器を演奏する音が聞こえてきました。
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ゴミ箱にはgabbiani(カモメ)注意の注意書きが
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イチオシ
花屋
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アカデミア橋を渡ってアカデミア美術館へ
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優美なアーチを描くアカデミア橋。大運河にかかる橋の中で木製の橋はここだけ。
アカデミア橋 建造物
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イチオシ
アカデミア橋の上から。この風景はベネチアでもやはり随一なのでは。
アカデミア橋 建造物
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イチオシ
アカデミア橋の上から。反対側の景色。
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カヴァッリ・フランケッティ宮。中は美術館。
パラッツォ カヴァッリ フランケッティ 建造物
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アカデミア美術館。ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼなどベネチア派絵画を収蔵。前身が美術学校なので「アカデミア」の名前が。混雑もないし、大型の絵画が多く見ごたえがあるし、おすすめです。
アカデミア美術館(ベネチア) 博物館・美術館・ギャラリー
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入口付近。チケットは予約していませんでしたが、並ぶことなくすぐ購入・入場できました。他の名所もこうだといいのに。日本語オーディオガイドあり(6ユーロ)。借りるときにパスポートを預ける必要があります(1グループにつき1つ)。奥の方にコインロッカーもありました。1ユーロコインが必要ですが、あとで返却されます。
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見学は階段をあがって2階から。
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第1室。天井の装飾が見事
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最初の部屋は祭壇画が多かったです。
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受胎告知を描いたロレンツォ・ベネツィアーノの「リオン多翼祭壇画」
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リオン祭壇画の名称は依頼主だったドメニコ・リオンに由来しており、リオン本人は聖母の足もとに描かれている。……ちっちゃΣ(゚Д゚)
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次の部屋は聖母子像がメイン。
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ジョヴァンニ・ベッリーニ「玉座の聖母子と諸聖人(サン・ジョッベ祭壇画)」。鮮やかな色彩と写実的な描写にひかれます。
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チーマ・ダ・コネリアーノ「聖母子と聖人」
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ヒエロニムス・ボスの部屋がありました
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「来世の幻視」。最後の審判を主題とした4枚の板絵。「地上の楽園」と「祝福された者の天国への上昇」
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同じく「来世の幻視」から「呪われた者の墜落」と「地獄」
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有名作品、ジョルジョーネの「老婆」
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同じくジョルジョーネの「嵐」
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ヴェロネーゼ「受胎告知」。横5mと大きい。天使の出現に驚くマリアに親近感が持てます。大理石の柱や床の模様も美しい。
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ヴェロネーゼ「レヴィ家の饗宴」。縦約5m、横約13mの大作です。「最後の晩餐」をとの依頼を受けて描かれたが、宴会の豪華さや登場人物が不謹慎ということで宗教裁判にかけられた。が、ヴェロネーゼが絵の変更を拒否し「レヴィ家の饗宴」に改題したというもの。
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中央の部分だけ見ると、「最後の晩餐」っぽい。道化師が描かれていたり犬や猫が描かれていたり、細部を見るといろいろ発見が。登場人物の服装やポーズもさまざま。
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色がきれいなヴェロネーゼ「聖カテリナの結婚」
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聖マルコの奇跡をテーマにした連作の一枚、ティントレットの「奴隷を救う聖マルコ」。縦約4m、横約5mの大作。空から舞い降りる聖マルコが中央に描かれています。頭を下にした大胆な構図…!
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こちらも連作の一枚「聖マルコの遺骸の運搬」。聖マルコの遺体をベネチアに送るために運び出しているところ。
2階の展示室は閉鎖されているところが多く、あとでガイドブックを見たら「あれ、この作品なかったぞ」というものがちらほら。ベッリーニの「サンマルコ広場の祝祭行列」とかカルパッチョの「聖ウルスラの物語」とか。 -
1階にはアントニオ・カノーヴァの彫刻が並ぶ部屋が。「Madame Letizia Bonaparte」
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彫刻の部屋の螺旋階段。
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これもカノーヴァの作品。
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フランチェスコ・グアルディ「サンマルコ湾」。今と変わらないサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会が描かれています。
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ティエポロ「3人の天使とアブラハム」
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ティエポロの天井画。こういう下から見上げた構図、よく描けるなあ…。
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アカデミア美術館は全体に、大きな絵画をゆったり飾っている感じでしたが、中には小さめの絵を集めた展示室も。
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ところどころなぜかピカソの絵が並べて展示されてたんですが…どういう意図があるのかよくわからず。
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ヴェロネーゼ「ヘラクレスとセレスの敬意を受けるベネチア」
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画面下部で、よいしょ…っという感じで麦をかつぐ子ども(天使?)がかわいい。セレスはローマ神話の豊穣神だから麦を献上しているのかなあ。
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第24室「アルベルゴの間」。サンタ・マリア・デッラ・カリタ同信組合の宿泊所のサロンとして使われていた部屋。ティツィアーノの「聖母の神殿奉献」はもともとここに描かれていたままの状態で残っている。
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階段をのぼる青い服の少女が幼いマリア
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天井にも見事な装飾が。
そういえば、日本に帰ってきてから、ダヴィンチ・コードでもおなじみ、「ウィトルウィウス的人体図」ってここに収蔵されてるんだ…!?と知りました。常設展示はされていないようです(・ε・)チェー -
お昼はアカデミア橋たもとのBar Foscariのテラス席で
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アカデミア橋やカヴァッリ・フランケッティ宮が目の前。
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絶好のロケーションだけあってお値段はそれなりに……写真のハムチーズトーストが8ユーロ。
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だんなが注文したToast Farcito(ハム、チーズ、トマト、炒めたマッシュルームなどをはさんだホットサンド)15ユーロ。他に缶入りコーラとレモネード各6ユーロ、コペルト3.5ユーロで合計38.50ユーロ。この内容で約6500円というのはやはり高い…(><)
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眺めは絶景です。
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絶景②
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昼食後はブラブラ歩いてサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会へ。画材屋でしょうか。ショーウィンドウにカラフルな顔料が。
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ジャスミンで覆われた家
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路地の向こうにサルーテ教会のドーム屋根が見えてきました。
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青空をうつす水路
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ソットポルテゴをくぐると……
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サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会(の側面)がドーンと目の前に。
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正面が工事中でちょっと残念。
サンタ マリア デッラ サルーテ教会 寺院・教会
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教会内部。床の模様が美しい。
教会自体は無料です。太っ腹。ただしティツィアーノやティントレットの絵がある聖具室は別(6ユーロ)。クーポラにも登れますがすがここも別料金(8ユーロ) -
八角形のクーポラ
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主祭壇。
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聖母被昇天の祭壇
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ガラスで保護されていたから、本物なんだろうなあ、この金細工…
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ここにいるある間に、運良くパイプオルガンの演奏を聴くことができました。聖堂に響くパイプオルガンの音色が美しい…!
オルガンの演奏は毎日15:30~(と書いてありますが、私達が行ったときは15:40頃から始まりました)。土曜とprefestivitiesは休み。 -
プンタ・デッラ・ドッガーナ。屋根の上の飾りは風見鶏で、風向きによって動く。
プンタ デラ ドガーナ 博物館・美術館・ギャラリー
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プンタ・デッラ・ドッガーナ前から。サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会が正面にきれいに見えます。
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もちろんサンマルコ広場も。
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トラゲットに乗って対岸に戻ることにしました。
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一人2ユーロでゴンドラ体験ができます。
トラゲット (ゴンドラ渡し舟) 船系
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対岸をめざすゴンドラ
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プンタ・デッラ・ドッガーナのアトラス像がきれいに見えました。
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ゴンドリエのおにいさん(おじさん?)
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イチオシ
次はボーヴォロ階段をめざします。
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途中の風景。
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ボーヴォロ階段は路地の奥まった場所にあり見つけにくいですが、この黄色い看板が目印
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イチオシ
きれいに渦を巻くらせん階段。ボーヴォロはベネチアの方言で「カタツムリ」のこと。アーチ窓は上に行くほど小さくなっており、高さがより強調されています。
コンタリーニ デル ボヴォロ宮 城・宮殿
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一番上までのぼるとベネチアの街並みを見渡せます。そんなに高くはありませんが(約30m)、その分赤い瓦屋根の街並みが至近距離に。サンマルコの鐘楼と寺院の屋根が見えます。
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S.M.デッラ・サルーテ教会のクーポラも見えます。
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下を見下ろすとけっこう高い。人が大勢いるのはガイドツアーのようです。
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3階のホールが展示室になっており、ティントレットの「天国」の習作が展示されていました。他にも現代アート風の絵が何点か。
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ボーヴォロ階段のそばのお店で昨日食べ損ねたアランチーニを見つけたので、夕食用にテイクアウト。
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左はラグー、右は生ハムとモッツァレラ入り。大きくて子どもの握りこぶしくらいあります。
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暗くなるころ、リアルト橋の夜景を見に出かけました。
リアルト橋 建造物
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イチオシ
橋の上から。橋の上は人でいっぱいです。
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だんだん暗くなってきました。
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橋の上から。
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イチオシ
橋の上から。
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イチオシ
21:20ぐらい。
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欄干には人が鈴なりに。
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ライトアップされたリアルト橋
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イチオシ
対岸のレストランの明かりが美しい。
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