2024/05/29 - 2024/05/30
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いっちゃん#さん
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出雲市内に宿泊した翌日は新旧やくも号を撮影し、木次線へ。
木次線は砂の器の舞台である亀嵩をはじめ、鉄道ファンにとっては三段ループなど魅力のある路線です。
出雲三成で下車しそこから観光協会でレンタカーを借り、おろちループや映画のロケ地を巡りました。
沿線で木次線も撮影しましたが、新緑がきれいで正に日本の原風景という感じでとりこになりました。
ただ、木次線は
の出雲横田から備後落合までの区間と備後落合から接続している芸備線は廃線か存続かで揺れていてニュースでもよく目にします。
最初は273系新型やくもに乗るため宍道駅からきっぷを買っていましたが、今回のチャンスを逃したら二度と乗れずに後悔するかもしれないと思い、翌日のは急きょルート変更し備後落合から芸備線に乗り、新見からやくもに乗って帰ることにしました。
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ホテルをチェックアウトして米子行きの列車に乗り込みます。
出雲市駅 駅
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出雲市の隣、直江駅。
駅舎は使われていなく、跨線橋を上がっていくと券売機がありました。
この近くに有名な撮影地がある様なんですが、そこまで拘りません。
限られた時間だし、記録に収められればOK。直江駅 駅
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国鉄特急色の381系やくも。貫通扉の形が残念だけど、改めてこのスタイルと色は美しい。
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オリジナルの反対側。昭和の頃はどこでも見られた形。
晴れていたのでこちら側は影になってしまう。 -
新型の273系やくも。JR西日本の特急電車は基本的に国鉄時代のデザインを踏襲しているから好感持てる。
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昨日乗ったけど、ゆったりやくも。
この直江駅で3時間半ほど撮影しました。
サンライズ出雲も撮影しようと待っていたけど、来ないのでネットを見たら大雨の影響で運休。
1日ズレていたらこの旅行自体が中止になるところでした。
実際中止を余儀なくされた方もいるでしょうから大きな声で言えないけど、ラッキーだったと思う。 -
宍道駅で木次線に乗り換えて、出雲三成で降りる。
き?=きすき。なるほど。出雲三成駅 駅
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出雲三成駅にある観光協会ではレンタカーサービスがあり、車ですぐに仁多米食堂でお昼ごはん。
仁多米食堂 グルメ・レストラン
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豚バラ炒め。ごはんが甘くて美味しい。
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ごはんを食べて20キロ近く離れたスイッチバックの出雲坂根駅に着きましたが、先ほど乗った列車に追い付いてしまいました。
出雲坂根駅 駅
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踏切で列車を待ちます。警報機はありますが、遮断機がないので前に出過ぎないよう注意。列車を止めるな!
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列車が来ました。遮断機の代わりにセンサーがあるので、警笛を鳴らされたり列車が緊急停止しないように気を付けながら。
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列車は次のスイッチバックがある信号所に向かいます。
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駅のそばには延命水という湧き水があります。
延命水 名所・史跡
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持ってきた空いた焼酎の2.4Lペットボトルに水を入れました。これで飲む水割りは美味しそう。
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鉄道が3段ループで登る山道を道路はループで越えます。
高低差がスゴいので奥出雲おろちループ 名所・史跡
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道の駅の手前にあるおろちループ展望台の反対側、新三国橋の上から列車を待ちます。
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備後落合まで行った列車が戻って来るまで待ちました。結構腕が日焼けした。
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車を走らせ、再び列車を先回りして出雲坂根-八川駅の間で撮影。
日本にもまだこういう風景が残っているんですね。 -
また列車を追いかけます。
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八川駅の駅舎は映画では亀嵩駅として使われました。
八川駅 駅
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昔ながらの出札所と改札口。無人駅ですが。
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この駅名標が渋い。
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いよいよ聖地・亀嵩へ。初めてだけどカメダは相変わらずでした。
撮影当時、既に扇屋そばが営業していたために駅舎は八川駅、ホームは出雲八代駅で撮影されたという事だけど充分渋い。
出雲坂根は角形だけど亀嵩は丸形ポストが現役。亀嵩駅 駅
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驛というのがまた良い。
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湯野神社です。
境内に乞食の親子がいるという子どもたちの通報を受けて、三木巡査(緒形拳)が石段を走っていきます。〈『砂の器』と木次線〉という本では石段のシーンは何度も撮り直しをして7回目でOKが出たという事。普通に歩いても大変ですよ。砂の器記念碑 名所・史跡
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松本清張 小説砂の器 舞台の地とあるけれど、やはり映画のシーンが印象強い。
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記念碑。亀嵩として描かれたシーンは長いけれど、実際に亀嵩で撮られたのはこの湯野神社と桐原老人宅の外観だけで、象徴的な場所としてこの場所に設置されたんだと思う。。
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鳥居には亀嵩神社と彫られていた。
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苔が地面を這っている。地元の方がゴミを拾って廻っていたのできれい。
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この軒下に本浦父子が隠れていた。
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亀嵩にある村上旅館に宿泊。
〈『砂の器』と木次線〉によると、ロケの時スタッフや出演者たちは三成や横田の宿に宿泊したけれど、最初に映画化の話が出た時、脚本の橋本忍・山田洋次両氏らが下見で泊った宿だと記されていました。
〈『砂の器』と木次線〉は地元出身の元NHKプロデューサー村田英治氏が書かれ昨年刊行された本で、当時の事が細かく書かれて非常に参考になりました。 -
鍵のない襖の二間続きの部屋。
妻の実家が昔こんな感じで、懐かしい。 -
掛軸のある部屋。
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宿帳。タイムスリップ感満載。
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夕食。かつは猪の肉とのこと。素朴だけど、もともと割烹旅館なのでどれも美味い。
ご主人が一人でやっている様でした。 -
手打ちの出雲そばと地酒の七冠馬。良い米、良いそば、良い酒なのは水が良いからなのでしょう。
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廊下には記念碑除幕式の写真があった。
当日はどなたか宿泊されたかもしれない。 -
最終日の朝ごはん。
なんか帰りたくないね。 -
お世話になりました。いつまでもお元気で。
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車を走らせ、ホームでの撮影が行われた出雲八代駅へ。
今となっては駅前の電話ボックスも懐かしく感じる。ガラス張りじゃなく黄色い箱ならとは思うけど、さすがにどこにもないだろうな。出雲八代駅 駅
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駅や木次線の古い写真がある。
SLは山間部の亜幹線で活躍したC56。
映画で本浦父子が抱擁した場面で汽笛を鳴らして来るのはD51だったけれど、木次線はD51のようなでかい機関車は走れない。 -
砂の器のロケの写真。左下が名場面の写真。
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療養所に向かう父千代吉を追って、秀夫が線路の上を走ってくる映画のクライマックス。丹波哲郎のセリフを借りると繰り返し繰り返し、繰り返し繰り返し、泣かされました。
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駅の中に地元の方々が作ったNゲージの模型があり、実際に日曜などは木次線の列車を走らせるそう。
映画のシーンを俯瞰出来、ここから秀夫が走ってきたのだなと考える。
ただ、昔はもう一本線路があって今はホームだけが残っている。 -
列車を見送ります。
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この橋の袂に駐在所セットがありました。
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土台だった部分。映画の美術さんって凄い。
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金毘羅大権現常夜燈。昔の街道を照らした街燈ですが、亀嵩にたどり着いた千代吉は歩くことも出来ずここに座り込んでしまいます。
常夜燈はいくつも存在していたもので、これはたぶん撮影に使われたであろうものを道路を作るにあたり交差点の脇に移されたという事。 -
お弁当箱が賽銭入れになっていました。ここに来れた事を感謝して合掌。
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出雲八代に戻り、駅の反対側を走る道路から。
確かに亀嵩の反対側は山が迫っているので撮影しづらいかもしれない。 -
ここも時代が止まった感じで良いね。
やっぱり「カメダ」は相変わらず。 -
今回、温泉に入っていなかったのでちょっと立ち寄り。
短い時間だったけど、男湯は他に客がいなかったので独り占め。佐白温泉 長者の湯 温泉
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乗る列車まで1時間ほどあるので出雲三成近くの近くの名勝・鬼の舌震に来ました。ちゃんと見ると1時間では無理。
鬼の舌震 自然・景勝地
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烏帽子岩が見えてきた~♪俺の家は遠い。
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ここで引き返し。予め予定になかったので30分ほど歩いただけでしたが、奥まで行くと結構時間がかかりそう。
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渡ってきた舌震の恋吊り橋を下から。
高所恐怖症の人は無理だと思う。というか、また上まで登らなければならない。 -
途中まででしたが、なかなか見どころがあります。
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車を返却して帰路につきます。
宍道からのきっぷは持っていましたが、反対方面の備後落合経由で岡山の新見に向かいます。出雲三成駅 駅
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再び木次線の旅。
出雲三成駅 駅
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車窓からも絶景。
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仁多米食堂でお弁当を作って貰いましたが、途中でうとうとしてしまい、落としてしまいました。
米は仁多米だけど、やることは秋田旅行の二の舞。 -
落合という駅名は3つの線路が交わうからと国鉄OBの元機関士の方から説明を受けました。
備後落合駅 駅
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子供のころ、ローカル線でよく見られたホームの間にある構内踏切に憧れていました。令和になって残っているのは感激。
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駅の片隅に模型や昔の写真などが展示されていて元機関士さんはこちらで乗り換え客に案内をしています。昔走っていた沿線写真のクリアファイルを購入。
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芸備線に乗車。この区間も木次線同様、存続か廃止かで問題になっています。
鉄道が無くなるのは悲しい事だけど、地元の人たちが乗らないのなら廃止になるのも仕方ないかもしれない。観光客はそこまで金を落としてくれないだろうし、ましてや青春18きっぷの時は列車は混雑しても利益には繋がらない。 -
新見駅に到着。いつか再びこの列車に乗れるだろうか?
新見駅 駅
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伯備線は今、新旧「やくも」一色だからね。
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最初から買っていたやくも26号の時間までは2時間以上あるので、駅前をぶらぶら歩いていたら軽く飲める店を発見しました。
cafe&bar213 グルメ・レストラン
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歴代やくもをイメージしたクラフトビールがある。
これは飲まねば(笑) -
考えてみたらキハ181は生まれて初めて乗った国鉄在来線の特急(つばさ)、381系は高校の修学旅行で、そして今回の273系新型やくもと、今までの鉄道人生を凝縮した感じで、4本飲んでしまいました(;^_^A
空き瓶は戴いて持ち帰り、マグカップは子どもへのおみやげ。予定外の出費だけど、これが旅なんだよね。 -
ようやく新型273系のやくもに乗れます。
予定を変えたためかなり乗車区間が短くなったのと、調子に乗って地ビール4本飲んだので酔って寝てしまい乗り心地は覚えていません。
まぁデビューしたばかりだから、また乗る機会はあるかもしれませんね。
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