しまなみ海道(周辺の島々)旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今回の旅行で「しまなみ海道を車で走る」は大きな目的の一つです。<br />元々はサイクリングも検討していたのですが、日程的にしまなみ海道は1日だけ。大三島までは行きたかったので、レンタカーにしました。<br /><br />レンタカーは格安レンタカーのガッツレンタカー。<br />中古の軽自動車が主流でガッツ石松さんがキャラクター。<br />ネットで色々不安情報もありましたが、とにかく格安です。何の問題もなく、快適に利用することができました。<br /><br />本州と四国を結ぶ橋は3つ。<br />岡山と香川を結んだ瀬戸大橋(1988年に開通)<br />兵庫県と徳島県を結んだ明石海峡大橋(1998年に開通)<br />そして広島県と愛媛県を結んだしまなみ海道(1999年に開通)です。<br /><br />昭和30年(1955年)の168名もの犠牲者を出した宇高連絡船沈没事故が3つの橋建設の大きなきっかけになっているのは有名ですが、その10年までの昭和20年(1945年)の戦後すぐにも伯方島木浦港沖で第十東予丸沈没事故が発生(死者397名)していたのですね。<br />瀬戸内海は海流が複雑で、衝突や沈没の海難事故が頻発していたようですね。<br /><br />広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmのしまなみ海道は、向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島、馬島の7つの有人島を10の橋で結んでいます。<br />今回は大三島まで行きます。<br /><br />で、大島で「能島城跡上陸&潮流クルーズ」にエントリー。<br />これが楽しかった~<br />潮流はもう川の流れのようで迫力があり、テーマパークのアトラクションのようでした。<br />能島城跡は日本史好きにはたまりません。<br />村上水軍、面白い!<br /><br /><br />

9日間で愛媛県をグルっと巡ってきました。④レンタカーでしまなみ海道へ。潮流体験&村上海賊の拠点のお城跡に上陸。

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2024/04/12 - 2024/04/20

54位(同エリア693件中)

nichi

nichiさん

今回の旅行で「しまなみ海道を車で走る」は大きな目的の一つです。
元々はサイクリングも検討していたのですが、日程的にしまなみ海道は1日だけ。大三島までは行きたかったので、レンタカーにしました。

レンタカーは格安レンタカーのガッツレンタカー。
中古の軽自動車が主流でガッツ石松さんがキャラクター。
ネットで色々不安情報もありましたが、とにかく格安です。何の問題もなく、快適に利用することができました。

本州と四国を結ぶ橋は3つ。
岡山と香川を結んだ瀬戸大橋(1988年に開通)
兵庫県と徳島県を結んだ明石海峡大橋(1998年に開通)
そして広島県と愛媛県を結んだしまなみ海道(1999年に開通)です。

昭和30年(1955年)の168名もの犠牲者を出した宇高連絡船沈没事故が3つの橋建設の大きなきっかけになっているのは有名ですが、その10年までの昭和20年(1945年)の戦後すぐにも伯方島木浦港沖で第十東予丸沈没事故が発生(死者397名)していたのですね。
瀬戸内海は海流が複雑で、衝突や沈没の海難事故が頻発していたようですね。

広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmのしまなみ海道は、向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島、馬島の7つの有人島を10の橋で結んでいます。
今回は大三島まで行きます。

で、大島で「能島城跡上陸&潮流クルーズ」にエントリー。
これが楽しかった~
潮流はもう川の流れのようで迫力があり、テーマパークのアトラクションのようでした。
能島城跡は日本史好きにはたまりません。
村上水軍、面白い!


旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配

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  • 今治駅から新居浜行のバスに乗って10分。<br />今治市内のレンタカー屋さんに到着しました。<br /><br />格安レンタカーで有名なガッツレンタカーです。<br />エネオスのGSがフランチャイズで加盟していらっしゃるようでした。<br /><br />ネットでの評判は色々ですが、安さの魅力には勝てず、、、

    今治駅から新居浜行のバスに乗って10分。
    今治市内のレンタカー屋さんに到着しました。

    格安レンタカーで有名なガッツレンタカーです。
    エネオスのGSがフランチャイズで加盟していらっしゃるようでした。

    ネットでの評判は色々ですが、安さの魅力には勝てず、、、

  • これにはワロた~

    これにはワロた~

  • お借りするのはこの車です。<br />ダイハツのミラ。<br />中古の軽自動車です。<br /><br />ネット情報で「清掃が簡易で綺麗でない」との口コミがありましたが、清掃は行き届いていました。<br />ETCは装備されていません。<br />禁煙車です。<br /><br />金額は下記です。<br /><br />3,300円(税込・保険込)<br />≪内訳≫<br />基本料金:2,000円<br />CDW(免責保障)料金:1,000円<br />オプション料金:0円<br />消費税:300円<br /><br />ちなみにニッポンレンタカー今治駅前店は、車はトヨタのヤリスですが、6,490円でした。<br />半分ですね。。。<br /><br />ネットで申し込んでいたので、記入することはほとんどありません。<br />免許証と健康保険証を提示。<br />カウンターで映像を拝見し、細かく説明を受けました。<br />ココは淡々とした感じした。<br /><br />いざ、出発!

    お借りするのはこの車です。
    ダイハツのミラ。
    中古の軽自動車です。

    ネット情報で「清掃が簡易で綺麗でない」との口コミがありましたが、清掃は行き届いていました。
    ETCは装備されていません。
    禁煙車です。

    金額は下記です。

    3,300円(税込・保険込)
    ≪内訳≫
    基本料金:2,000円
    CDW(免責保障)料金:1,000円
    オプション料金:0円
    消費税:300円

    ちなみにニッポンレンタカー今治駅前店は、車はトヨタのヤリスですが、6,490円でした。
    半分ですね。。。

    ネットで申し込んでいたので、記入することはほとんどありません。
    免許証と健康保険証を提示。
    カウンターで映像を拝見し、細かく説明を受けました。
    ココは淡々とした感じした。

    いざ、出発!

  • まずは北上!<br />来島海峡大橋が見える展望台に向かいます。<br /><br />桜が満開です。

    まずは北上!
    来島海峡大橋が見える展望台に向かいます。

    桜が満開です。

  • ドンドン来島大橋に近づいていることがわかります。

    ドンドン来島大橋に近づいていることがわかります。

  • 桜が咲いている所は来島海峡展望台。<br />駐車場が混んでいたので、道路の反対側の糸山公園の駐車場に車を停めました。

    桜が咲いている所は来島海峡展望台。
    駐車場が混んでいたので、道路の反対側の糸山公園の駐車場に車を停めました。

  • 糸山公園の展望台に向かいます。

    糸山公園の展望台に向かいます。

  • こんな階段を登って行くと、

    こんな階段を登って行くと、

  • お~~

    お~~

  • 見えた~~<br /><br />これが来島大橋か~~<br />全長は4105 mです。<br />来島海峡第一大橋、来島海峡第二大橋、来島海峡第三大橋と3つの三連の大きな橋が1999年に架けられ、大島まで陸続きとなり、愛媛県の今治から広島県の尾道まで道路でつながりました。<br />自動車の他、自転車・歩行者も通行が可能です。

    見えた~~

    これが来島大橋か~~
    全長は4105 mです。
    来島海峡第一大橋、来島海峡第二大橋、来島海峡第三大橋と3つの三連の大きな橋が1999年に架けられ、大島まで陸続きとなり、愛媛県の今治から広島県の尾道まで道路でつながりました。
    自動車の他、自転車・歩行者も通行が可能です。

  • 瀬戸内海の島々<br />右が馬島、左が小島。<br />正面の小さな島が大突間島、その右は大島。<br />左奥は津島。<br />さらに左の一番奥に見合ているのが大三島。<br /><br />今日はドライブであの大三島まで行きます。<br />地図を見ながら景色を見るのは楽しい。

    瀬戸内海の島々
    右が馬島、左が小島。
    正面の小さな島が大突間島、その右は大島。
    左奥は津島。
    さらに左の一番奥に見合ているのが大三島。

    今日はドライブであの大三島まで行きます。
    地図を見ながら景色を見るのは楽しい。

  • 左下に見えるのが来島。<br />この来島には橋がありません。<br /><br />そもそも潮流が速く、潮向も複雑なことからきた「狂う潮」が訛り、「くるしま」となったといわれています。<br />さすが来島海峡です。

    左下に見えるのが来島。
    この来島には橋がありません。

    そもそも潮流が速く、潮向も複雑なことからきた「狂う潮」が訛り、「くるしま」となったといわれています。
    さすが来島海峡です。

  • 左に見えているのは造船会社かな?<br />今治は日本一の造船の街ですもんね。<br />確か日本最大のドッグもこの今治にあると思います。

    左に見えているのは造船会社かな?
    今治は日本一の造船の街ですもんね。
    確か日本最大のドッグもこの今治にあると思います。

  • 大小、多くの船が来島海峡を行き来しています。

    大小、多くの船が来島海峡を行き来しています。

  • 東の方を眺めてみます。<br />海の奥に霞んで見えている山々は、香川県の金毘羅さんあたりでしょうか?

    東の方を眺めてみます。
    海の奥に霞んで見えている山々は、香川県の金毘羅さんあたりでしょうか?

  • 今治の街の方を振り返ってみます。<br />右の多くのクレーンは今治造船のようですね。

    今治の街の方を振り返ってみます。
    右の多くのクレーンは今治造船のようですね。

  • 一番手前の来島海峡第三大橋です。<br />馬島までつながっています。<br />馬島にICはありますが、住民しか利用することができません。

    一番手前の来島海峡第三大橋です。
    馬島までつながっています。
    馬島にICはありますが、住民しか利用することができません。

  • さあ、しまなみ海道へ!

    さあ、しまなみ海道へ!

  • まずは来島海峡第三大橋を渡りましょう。

    まずは来島海峡第三大橋を渡りましょう。

  • 来島海峡第三大橋(全長1570m)を走ってます。

    来島海峡第三大橋(全長1570m)を走ってます。

  • ココは自動車専用道路ですが、自転車道、歩道は橋の西側、原付道は東側にあります。

    ココは自動車専用道路ですが、自転車道、歩道は橋の西側、原付道は東側にあります。

  • 馬島のバス停があるんですね。

    馬島のバス停があるんですね。

  • 馬島を過ぎると、ココは来島海峡第二大橋(全長1515m)です。

    馬島を過ぎると、ココは来島海峡第二大橋(全長1515m)です。

  • 左に見えているのは津島です。

    左に見えているのは津島です。

  • 大島にやってきました。<br />大島と言えば日本にたくさんありますが、ココは愛媛県瀬戸内海の大島です。<br /><br />大島の観光船乗り場にやってきました。

    大島にやってきました。
    大島と言えば日本にたくさんありますが、ココは愛媛県瀬戸内海の大島です。

    大島の観光船乗り場にやってきました。

  • これこれ!<br />能島城跡 上陸&潮流クルーズ<br /><br />これに乗るためにこの島にやってきました。<br /><br />この日の第2便 11時45分発 のチケットを購入しました。<br />2500円×2名

    これこれ!
    能島城跡 上陸&潮流クルーズ

    これに乗るためにこの島にやってきました。

    この日の第2便 11時45分発 のチケットを購入しました。
    2500円×2名

  • 11時7分が一番流れている時間なんですね~

    11時7分が一番流れている時間なんですね~

  • 御朱印も戴きました。

    御朱印も戴きました。

  • 上陸する能島の予習。<br />村上海賊の拠点の城ですね。

    上陸する能島の予習。
    村上海賊の拠点の城ですね。

  • 様々な遺構が発見されているのですね。

    様々な遺構が発見されているのですね。

  • 出航10分前になって桟橋に集合。<br />数十人の方があっと一緒に乗船します。<br /><br />地元のガイドさんの説明が始まりました。<br /><br />村上水軍というのは、能島村上家、因島村上家、来島村上家の三家があるのですね。<br />今回は能島水軍のお城跡に上陸します。

    出航10分前になって桟橋に集合。
    数十人の方があっと一緒に乗船します。

    地元のガイドさんの説明が始まりました。

    村上水軍というのは、能島村上家、因島村上家、来島村上家の三家があるのですね。
    今回は能島水軍のお城跡に上陸します。

  • 桟橋を通ってあそこ見える船に乗船します。

    桟橋を通ってあそこ見える船に乗船します。

  • 多くの観光客を乗せて出航しました。<br /><br />遠くに見えるのは伯方・大島大橋です。<br />後ほど走ります。

    多くの観光客を乗せて出航しました。

    遠くに見えるのは伯方・大島大橋です。
    後ほど走ります。

  • すぐ左に見えてきたのは採石場です。<br />四国の銘石として有名な大島石なんだそうです。<br /><br />なんか要塞みたいですね。

    すぐ左に見えてきたのは採石場です。
    四国の銘石として有名な大島石なんだそうです。

    なんか要塞みたいですね。

  • 正面に小さな小島が2つ。<br />右が能登島です。<br />左が鯛先島です。<br /><br />能登島のすぐ右には鵜島。<br />鯛先島のすぐ左には大島。<br /><br />これは海流が激しくなりそうな場所ですね~

    正面に小さな小島が2つ。
    右が能登島です。
    左が鯛先島です。

    能登島のすぐ右には鵜島。
    鯛先島のすぐ左には大島。

    これは海流が激しくなりそうな場所ですね~

  • 後ほど村上ミュージアムで戴いたブロッシャーにあったこの島のイラストです。<br />左が能島、右が鯛先島。<br />ココに村上水軍のお城があったのですね~

    後ほど村上ミュージアムで戴いたブロッシャーにあったこの島のイラストです。
    左が能島、右が鯛先島。
    ココに村上水軍のお城があったのですね~

  • こっちが鯛先島。

    こっちが鯛先島。

  • で、右のこっちが能島です。<br />上の平らな所に能島城の本丸があったようです。

    で、右のこっちが能島です。
    上の平らな所に能島城の本丸があったようです。

  • 舟は右の方に進み、能島と鵜島との間の狭い所に向かいます。

    舟は右の方に進み、能島と鵜島との間の狭い所に向かいます。

  • 能島を左に見ながらどんどん進みます。

    能島を左に見ながらどんどん進みます。

  • まだ海の流れは穏やかです。

    まだ海の流れは穏やかです。

  • お~~<br />流れてきた~~

    お~~
    流れてきた~~

  • 川みたいですね~

    川みたいですね~

  • 急流みたい。。。<br />流れに逆らって船は進みます。

    急流みたい。。。
    流れに逆らって船は進みます。

  • 凄い凄い。。

    凄い凄い。。

  • 急流を上っているみたいです。

    急流を上っているみたいです。

  • ココは川ではなく海です。<br />潮流です。<br />渓流のような急な流れですね。

    ココは川ではなく海です。
    潮流です。
    渓流のような急な流れですね。

  • なーるほど、あるポイントはすごく流れています。<br />少し離れると穏やかです。

    なーるほど、あるポイントはすごく流れています。
    少し離れると穏やかです。

  • エンジンを使って海流を上り、エンジンを切って自然の流れに任せます。

    エンジンを使って海流を上り、エンジンを切って自然の流れに任せます。

  • ベテランの船頭さんの腕の見せ所なんだそうです。

    ベテランの船頭さんの腕の見せ所なんだそうです。

  • 能島の東部海岸にやってきました。

    能島の東部海岸にやってきました。

  • 能島に近づきます。<br />人工建造物のようですね。

    能島に近づきます。
    人工建造物のようですね。

  • ポコポコ穴があいています。<br />丸状の形をしている柱穴が岩礁ピット。<br />柱穴には船をつなぐための柱をたてたと考えられます。<br /><br />ココに村上水軍が船を係留していたのですね。<br />ロマンあるな~~

    ポコポコ穴があいています。
    丸状の形をしている柱穴が岩礁ピット。
    柱穴には船をつなぐための柱をたてたと考えられます。

    ココに村上水軍が船を係留していたのですね。
    ロマンあるな~~

  • 東部海岸と言ってもこんなに狭いスペースです。

    東部海岸と言ってもこんなに狭いスペースです。

  • さあもう一度潮流の早い箇所に入って行きます。

    さあもう一度潮流の早い箇所に入って行きます。

  • これはもう、川です。<br />京都の保津川下りか鬼怒川のライン下りか。。。

    これはもう、川です。
    京都の保津川下りか鬼怒川のライン下りか。。。

  • テーマパークのアトラクションみたい・・・

    テーマパークのアトラクションみたい・・・

  • なかなか迫力があって面白いです。

    なかなか迫力があって面白いです。

  • グルっと回って島の反対側へ。

    グルっと回って島の反対側へ。

  • 南部平坦地という場所です。<br /><br />桜が満開ですね~

    南部平坦地という場所です。

    桜が満開ですね~

  • この南部平坦地に桟橋があります。<br />そこに観光船は停泊します。

    この南部平坦地に桟橋があります。
    そこに観光船は停泊します。

  • ココで下船。<br /><br />引き潮になると、ココに小さな砂浜が現れるそうです。

    ココで下船。

    引き潮になると、ココに小さな砂浜が現れるそうです。

  • ガイドさんのあとについて行きます。

    ガイドさんのあとについて行きます。

  • 綺麗な桜の前で説明を受けます。<br /><br />ここは、能登村上氏の能登城があった島です。<br />周囲約850mの小さな島です。<br />城主村上武吉の時代、厳島の戦いにおいて、大内氏の家来だった陶晴賢を破り、毛利元就毛利の勝利に貢献しています。当時武吉は「日本一の海賊」といわれていました。<br /><br />その後秀吉の四国攻めの際、それに従わなかったため、当時は秀吉の家来であった小早川隆景に攻められます。しかしなかなかこの能島を攻め落とせません。<br />困った隆景は、強風の日に麦藁をいっぱい積んだ何百という小舟に火をつけ、潮流に乗せてこの能島に向けて流しました。<br />火は能島の船や建物に燃え移り、島全体が火に包まれ落城したそうです。<br />秀吉が天下統一すると、秀吉の家来になり、秀吉の朝鮮出兵でも村上水軍として大きな功績を残します。<br /><br />この南部平坦地は450年ほど前の埋め立て地です。<br />荷揚げや漁具の手入れに使われた場所と考えられています。<br />ココから多くの鍋や釜などの生活用具が出土しています。<br /><br />この能島には井戸がありません。<br />でもなぜ能島村上氏は城を築いたのか?<br />本丸で教えてくれるそうです。

    綺麗な桜の前で説明を受けます。

    ここは、能登村上氏の能登城があった島です。
    周囲約850mの小さな島です。
    城主村上武吉の時代、厳島の戦いにおいて、大内氏の家来だった陶晴賢を破り、毛利元就毛利の勝利に貢献しています。当時武吉は「日本一の海賊」といわれていました。

    その後秀吉の四国攻めの際、それに従わなかったため、当時は秀吉の家来であった小早川隆景に攻められます。しかしなかなかこの能島を攻め落とせません。
    困った隆景は、強風の日に麦藁をいっぱい積んだ何百という小舟に火をつけ、潮流に乗せてこの能島に向けて流しました。
    火は能島の船や建物に燃え移り、島全体が火に包まれ落城したそうです。
    秀吉が天下統一すると、秀吉の家来になり、秀吉の朝鮮出兵でも村上水軍として大きな功績を残します。

    この南部平坦地は450年ほど前の埋め立て地です。
    荷揚げや漁具の手入れに使われた場所と考えられています。
    ココから多くの鍋や釜などの生活用具が出土しています。

    この能島には井戸がありません。
    でもなぜ能島村上氏は城を築いたのか?
    本丸で教えてくれるそうです。

  • 綺麗に満開に咲いています。<br /><br />ガイドさんの説明が終わると皆さん一斉に桜の撮影。。。

    綺麗に満開に咲いています。

    ガイドさんの説明が終わると皆さん一斉に桜の撮影。。。

  • 能島城跡の碑

    能島城跡の碑

  • 船溜まりの海沿いをシニア夫婦はプラプラ。

    船溜まりの海沿いをシニア夫婦はプラプラ。

  • 島の上部に上がって行きます。

    島の上部に上がって行きます。

  • 桜は上から見た方が綺麗?

    桜は上から見た方が綺麗?

  • 階段を上りきって振り返ってみました。<br />美しい。<br /><br />奥の小さな島は鯛先島です。

    階段を上りきって振り返ってみました。
    美しい。

    奥の小さな島は鯛先島です。

  • ココは三の丸です。<br />蔵らしき建物の礎石跡が発見されています。<br />陶磁器や備前焼の瓶の破片も発見されています。<br />通行料を徴収したお金を納めた蔵があったと考えられているそうです。<br /><br />奥の緑は大島です。

    ココは三の丸です。
    蔵らしき建物の礎石跡が発見されています。
    陶磁器や備前焼の瓶の破片も発見されています。
    通行料を徴収したお金を納めた蔵があったと考えられているそうです。

    奥の緑は大島です。

  • 三の丸の北の角です。<br />ココには櫓があったと考えられています。

    三の丸の北の角です。
    ココには櫓があったと考えられています。

  • 奥には伯方・大島大橋が見えます。<br />右は伯方島ですね。

    奥には伯方・大島大橋が見えます。
    右は伯方島ですね。

  • この下は、船溜まりです。<br />ココの岩礁にも多くの穴があいており、船をつなぐための柱を立てるための穴だと考えられています。

    この下は、船溜まりです。
    ココの岩礁にも多くの穴があいており、船をつなぐための柱を立てるための穴だと考えられています。

  • ココに桟橋があり、多くの小舟が係留されていたのですね。

    ココに桟橋があり、多くの小舟が係留されていたのですね。

  • 島の一番高い平らな所は本丸です。

    島の一番高い平らな所は本丸です。

  • 綺麗に大島大橋が見えます。

    綺麗に大島大橋が見えます。

  • 激しい潮の流れが見えます。

    激しい潮の流れが見えます。

  • お~<br />観光船が流されていますね~<br />船頭さんの腕の見せ所。

    お~
    観光船が流されていますね~
    船頭さんの腕の見せ所。

  • この上が本丸です。

    この上が本丸です。

  • 本丸に上がってみました。<br />南側の景色です。<br />隣の鯛先島は目の前ですね。

    本丸に上がってみました。
    南側の景色です。
    隣の鯛先島は目の前ですね。

  • この本丸跡からは、海外から輸入された陶磁器の破片など、珍しいものが多く出土しているそうです。

    この本丸跡からは、海外から輸入された陶磁器の破片など、珍しいものが多く出土しているそうです。

  • 南の方に行くと、ここは東南出丸。<br />右下に見えるのは先ほど下船した桟橋です。

    南の方に行くと、ここは東南出丸。
    右下に見えるのは先ほど下船した桟橋です。

  • この東南出丸から鯛先島までは、以前は吊り橋が架かっていたそうです。<br />そしてこの島には曲輪があったそうです。

    この東南出丸から鯛先島までは、以前は吊り橋が架かっていたそうです。
    そしてこの島には曲輪があったそうです。

  • こちらは北の景色。

    こちらは北の景色。

  • こちらは西側の景色。<br />飲み水は対岸の大島から瓶で運んでいたそうです。

    こちらは西側の景色。
    飲み水は対岸の大島から瓶で運んでいたそうです。

  • こちらは右に鵜島、左に伯方島。

    こちらは右に鵜島、左に伯方島。

  • つまり能島村上氏がココに城を構えたのは、眺望の良さです。<br />360度の眺望です。<br />海を行き来する船を見張るだけでなく、周りの陸地も良く見え、何処から狼煙が上がっても良く見えるという言ことです。<br /><br />なるほどね~~

    つまり能島村上氏がココに城を構えたのは、眺望の良さです。
    360度の眺望です。
    海を行き来する船を見張るだけでなく、周りの陸地も良く見え、何処から狼煙が上がっても良く見えるという言ことです。

    なるほどね~~

  • 東南出丸から先ほど上陸した南部平坦地を見下ろします。<br />こうやって見ると埋め立て地と言うのもわかる気がしますね。

    東南出丸から先ほど上陸した南部平坦地を見下ろします。
    こうやって見ると埋め立て地と言うのもわかる気がしますね。

  • 右の高台が本丸。<br />左の平の部分が三の丸。<br />その下の満開の桜が咲いている所が南部平坦地です。

    右の高台が本丸。
    左の平の部分が三の丸。
    その下の満開の桜が咲いている所が南部平坦地です。

  • 高台の本丸の右下は二の丸。<br />その右下が東部海岸。<br />右奥は隣の鵜島です。

    高台の本丸の右下は二の丸。
    その右下が東部海岸。
    右奥は隣の鵜島です。

  • おっ!

    おっ!

  • 私たちのお迎えの観光船がやってきました。

    私たちのお迎えの観光船がやってきました。

  • 観光船に再び乗船。

    観光船に再び乗船。

  • 鯛先出丸に近づきました。

    鯛先出丸に近づきました。

  • お地蔵さん?

    お地蔵さん?

  • クジラ地蔵<br />と言うのだそうです。<br /><br />クジラの親子が島の周辺で遊んでいた時、母クジラが居眠りしている間に潮が引いてしまい母クジラが島に取り残され海に戻れなくなってしまいました。。泣いてる子クジラを見かねてお地蔵様が海の生き物を呼び寄せ、皆で母クジラを海に戻したという昔話が残っているそうです。<br />それで鯛先島にお地蔵さんが安置されているのですね。

    クジラ地蔵
    と言うのだそうです。

    クジラの親子が島の周辺で遊んでいた時、母クジラが居眠りしている間に潮が引いてしまい母クジラが島に取り残され海に戻れなくなってしまいました。。泣いてる子クジラを見かねてお地蔵様が海の生き物を呼び寄せ、皆で母クジラを海に戻したという昔話が残っているそうです。
    それで鯛先島にお地蔵さんが安置されているのですね。

  • まもなくこのツアーもおしまいです。<br />潮流体験、能島上陸で75分。<br />楽しかった~

    まもなくこのツアーもおしまいです。
    潮流体験、能島上陸で75分。
    楽しかった~

  • ガイドさんにお礼を言ってあとにしました。<br /><br />つづく

    ガイドさんにお礼を言ってあとにしました。

    つづく

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