2024/01/05 - 2024/01/05
212位(同エリア445件中)
元杜鉄工さん
この旅行記のスケジュール
2024/01/05
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バスでの移動
防長バス
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旅は2日目、萩で迎える朝。
この日のメインは秋吉台ですが、バスの時間まで少しあるのでホテル周辺の名所を散策しました。朝早くても見学できるところがいくつかあります。
昼からは秋吉台。念願の秋芳洞にも入れました。シーズンオフで人も少なく、カルスト地形のガイドツアーはまさかの1対1でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルの朝食。いろんな種類のおにぎりがあって楽しい。
今日もたくさん歩く予定なのでしっかりチャージしておきます。萩ロイヤルインテリジェントホテル 宿・ホテル
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8時にチェックアウトして9:55発秋吉台へ行くバスまで時間があるので付近を散策。
昨日は城下町など中心部を回ったので朝はホテルから割と近いエリアを行きます。
まずは土木技術の高さを伝える川の下を行く水路。 -
そして砲台。
早朝でも見て回れる施設を攻略していきます。 -
ここは郡司鋳造所跡地。
正確には道路工事で移設されたものではありますが、郡司家の鋳物工場跡地です。幕末には洋式砲台も造られ下関戦争で活躍したものの、欧米に砲台を占拠された際に持ち去られてしまいほとんどが行方不明だそうだ。郡司鋳造所遺構広場 名所・史跡
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つづいては松陰神社。
松陰神社 寺・神社・教会
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境内には松下村塾があります。これも世界遺産。
8畳の小屋から始まりあとから10畳の部屋が追加されたみたい。現代でいうところの公民館みたいな雰囲気。松下村塾 名所・史跡
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となりの建物には密航しようとして捕まった吉田松陰が幽閉された部屋がありました。
数年間3畳半の部屋で謹慎。読書や著述に専念できたということなので好きな人にはある意味ワルクナイ環境だったのかも。
私のような週末お出かけ勢にはツライ。吉田松陰幽囚ノ旧宅 名所・史跡
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まだ時間があるので山の方へ上っていきます。
途中に窯がありました。 -
この辺りは住宅地なので朝のごみ出しみたいな感じで住人が歩いていたのですが、そんな中に幕末の偉人の旧宅が残っていたりします。
玉木文之進旧宅 名所・史跡
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最後の坂を登っていった先には墓地があります。
知っている人の名前もありますね。 -
吉田松陰の像が向く先には
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萩の街が見下ろせます。
車で来るべき場所ですね、歩いてこれるので来ちゃいましたけど朝から疲れた。 -
ここが誕生の地らしいです。山形有朋の書。
お墓のすぐ隣で建物などは残っていません。吉田松陰誕生地 名所・史跡
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山を下りて萩で最後に向かうのはこの人のおうち。
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伊藤博文の家。山口県光市で生まれた後、父親が職を求めて親戚のこの家に引っ越してきた。このあと博文は松下村塾に入り初代内閣総理大臣に登りつめるのである。
伊藤博文旧宅 名所・史跡
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その隣には東京品川から移築した伊藤博文別邸がある。9時から中を見学できるのでサクッとみて駅に戻るつもりだったが入口のガイドのおっちゃんにつかまり長話をする羽目に。おかげで展示の解説を読む手間が省けたので正解だったかもしれないけど、乗り遅れないか焦った。
この建物、実は伊藤博文が韓国にいる間に完成したもののハルピンで暗殺されてしまい家主が帰ってくることは無かった。伊藤博文別邸 名所・史跡
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何とかバスに間に合いました。
東萩駅前9:55>>防長バス>>秋芳洞11:05東萩駅 駅
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走ること約1時間。バスはカルストロードを通過。いよいよやってきた秋吉台!
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終点の秋芳洞バスターミナルのすぐそばから秋芳洞に向かう商店街があります。
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途中には台湾のクイーンズヘッドのレプリカがありました。観光・学術協力協定を結んでいるのだとか。
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新年ともあって開いているお店が少なかったですが、一番大きくてきれいそうなところがやっていました。
名物のゴボウがどっさり乗ったうどんをいただきました。観光会館 安富屋 レストラン 専門店
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商店街の突き当りが鍾乳洞の入口です。料金を払って中へ。
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めっちゃ広い。足元の池も頭上の天井も超大きい。期待して行ったけどそれを越えてきたわ。
秋芳洞 自然・景勝地
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洞窟あるあるの照明によるコケなどの環境変化。ここでも実験がされていました。
昔に比べると照明を暗くしているそうです。写真だと明るく撮れるけど確かにちょっと暗め。 -
百枚皿。この規模は他ではなかなか見られないと思う。
百枚皿 自然・景勝地
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くらげの滝登り
本当に高さがあるのでこれに限らずどこもすごい。 -
最後は3億年のタイムトンネルというイラストが描かれたトンネルを登っていきます。
3億年と言いつつ地球誕生から「はやぶさ」のサンプルリターンまで描かれているので46億年くらいありそう。 -
反対側の入口に出ました。お土産屋が1件あるくらいであとは駐車場。
入ってきた入口と違ってここは人工的にあけた穴なので洞内環境維持のために2重の自動ドアで外気流入を減らしています。
チケットを持っていれば再入洞ができます。 -
再びタイムトンネルを通って鍾乳洞へ。もう一つの出口のエレベータに移動。
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こちらの入口にはシナモンがいました。なぜ?
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エレベータを降りて少し歩くと秋吉台。カルスターという案内所(ジオパークセンター)があります。
ミネ 秋吉台ジオパークセンター カルスター グルメ・レストラン
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中は休憩スペースや自転車の貸し出しのほか資料・絵本なども置いてありました。
リアルタイムで秋芳洞とこの建物内のCO2、温度、湿度が見られます。 -
ジオツアーというものがあるらしいので参加してみました。
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最初は建物内で立体地図を使って秋吉台の紹介。それからカルスト地形の解説です。
石灰岩にサ〇ポールをかけると泡が出てくる実験も見せてくれました。 -
今回は1時間1000円のガイドコース。まさかの参加者が私一人。時期外れらしく、なぜこの時期に来た?と質問されましたが休みが取れたからとしか答えようがない私。
秋吉台といえば緑の草原に白い岩が点在する姿がよく紹介されますが、冬に来ると黄金色です。
毎年2月に野焼きをするのでそれの準備として草を倒して作った防火帯(火道)を見ることができました。地元の人が手分けして毎年作っているんだとか。 -
野焼き後であればもっと草丈が低くなり石がたくさん見えるようになるので春がおすすめです。
写真はカルスト地形特有のドリーネ。ある日突然こんな穴が開くことがたまにあるそう。ちょっと怖いな。
ちなみにゴボウが名物になったのと深いつながりがあります。 -
秋吉台の石灰岩の特徴がエッジがとがっていること。また穴が開いているのも多くこれらは岩が地下にあった時にできたものだそうです。
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珊瑚の化石が埋まっているのも教えてくれました。場所は内緒。
このガイドツアーまさかの1対1だったのでブラタモリ気分で回れました。ガイドのお姉さんの売り上げが1000円/時なのはちょっとかわいそうですが。 -
最後にカルスター向かいの丸い展望台に。この丸い形はある生き物をモチーフにしているそうです。
秋吉台カルスト展望台 名所・史跡
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その生き物とはこちら、フズリナです。
展望台の外壁にルーペを当てると観察できます。これは言われないとわかりませんね。
本当に楽しかったのでジオツアーお勧めです。 -
近くにある博物館にも行きました。
秋吉台科学博物館 美術館・博物館
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色々展示があって2階建ての館内を回るのに40分くらいかかりました。
ちょっと展示が古いところもありますが、岩石や生物標本などが並べられています。 -
フズリナ推し。中生代になる前に絶滅した殻をもった小さな生き物で理科の教科書の示準化石として出てくるので名前くらいは知っていましたが、意外と奥が深いようです。
ガイドさんの話で知ったのですが、秋吉台の危機を救った救世主ともいえるような化石です。コツコツと調査をし論文にした研究者も偉い! -
この博物館はリニューアルを進めているところ。研究が進むにつれ展示内容は古くなってしまうためリニューアルが必要ですが、予算の関係でなかなかできないのが実情なようです。
そりゃ入館料が0円だもんな。グッズ販売とかもないし、お金落とすところを作るのも必要では? -
エレベータを下りて秋芳洞を抜けてバス停へ戻ります。
来るときには気づかなかったエレベータまでの道中の林の中にも石灰岩が転がっています。野焼きをしなかったら秋吉台もこういう景色になるそうで、今の景色は地元の人が作ってくれたおかげなんですね。 -
商店街の石畳もフズリナに見えてきた。
お昼ご飯食べたお店でお土産を買ってバス停へ。ゴボウかりんとうとヤーコン茶を買ってしまった。 -
秋芳洞16:40>>防長バス>>新山口駅17:19
観光交流センターではLCDにバスの発車案内が出るので親切。
帰りは新山口方面へ。山口旅はもうちょっとだけつづきます。秋吉台観光交流センター 名所・史跡
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