2024/04/10 - 2024/04/23
136位(同エリア250件中)
ニッシーさん
この旅行記スケジュールを元に
2021年に世界遺産登録されたイラン縦貫鉄道に乗る旅、前半はペルシャ湾沿いのアフワーズからテヘランの路線を往復してきた、後半のテヘランからカスピ海へと抜けるルートの運行は2日おきの運行の様で本日はテヘランに滞在して街を歩いてみよう
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イラン縦貫鉄道でペルシャ湾に近いアフワーズからテヘランに到着した、今はまだ朝6時すぎ、街の1日が始まる
テヘラン鉄道駅 駅
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振り返りテヘラン駅を眺める、イラン縦貫鉄道の残り後半部のカスピ海沿いに抜けるルートの乗車は明日朝出発だ、今日はテヘランの街を見てみよう
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テヘラン駅前から伸びる道を歩いてみよう
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道路の中央部はBRTの専用レーンになっている
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BRTのホーム、テヘランは地下鉄も7路線あるしインフラは良く整っているようだ
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果物を綺麗に並べて開店準備
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市場の朝は早い
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こちらはパン屋さん、機械から焼き立てパンが出てくる
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ゴレスタンパレスにやってきた、9時の開館まで前のベンチで一休み
ゴレスタン宮殿 城・宮殿
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開館と同時にゴレスタンパレスに入場、2013年に世界遺産登録された19世紀ペルシャ帝国王家の宮殿、主に8つの建築物と庭があり、内部が見学できるが、そろぞれ入場料がかかる、入り口で教えてもらい特におすすめ箇所を3カ所と入場料750トマンを支払う
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まず最初の建物は前に涼しげに池を配し、大きなカーテンで覆われた建物
ゴレスタン宮殿 城・宮殿
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壁の装飾が朝日を受けてほんと美しい
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内部には玉座がある
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入場券を見せて内部へ、大きな大理石の彫刻で出来た玉座が真ん中に、その周りの壁も天井もキラキラ、素晴らしい装飾でまばゆいばかり
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玉座から見える庭の景色、19世紀から多くの来賓客を迎えて、ここで式典などが行われてきたのですね
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木の扉の細かい装飾もみごと
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通路のような壁もコテコテの装飾
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隣の部屋には歴代の王様の肖像画がありました
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玉座を出て隣の建物へ、とにかく壁のペルシャ模様の装飾がすばらしい
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こちらには王様の石棺がありました
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中から見える庭の景色もいい
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次の建物は「謁見の間」と呼ばれる王宮の中でも1番大きな宮殿、訪れる観光客がほんと少ないのでゆったりと出来ます
ゴレスタン宮殿 城・宮殿
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入り口では靴にビニールカバーをはかされて2階へ、エントランスの階段から高揚感がたまりません
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ホールの壁のタイルもそれぞれ違う装飾でおみごと
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まずはサロンへ、パリのベルサイユ宮殿やウィーンのシェーンブルン宮殿に引けを取らない見事なサロンです
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そして大広間へ、天井からは見事なシャンデリアがぶら下がり、下にはペルシャ絨毯でしょうか、圧倒されます
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中に入ると周りにはアジアやヨーロッパなど各国からの貢ぎ物が展示されています、日本の伊万里焼もありました
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そして大広間の遙か奥に、シャー(国王)が玉座に鎮座していました
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大広間を出て隣にもう一つサロンもあります
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息を呑むようなお宝品がいっぱいあります
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もう一つの部屋には各国からの絵画や陶器が展示されていました
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ガイドさんがついたグループツアーも入ってきました、欧米人と中国人が目立ちます
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謁見の間を出てまた別の建物へ、壁のモザイクタイルがどれも素晴らしい、ペルシャ帝国の繁栄ぶりがよくわかります
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別の玉座がある建物は修復中でした
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庭越しに見る王宮の建物、広々とした敷地内は観光伽も少なくゆっくり出来ます、木陰で休憩するのもいいですね
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最後にこちらの建物も見てみます
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中はやはり素晴らしい装飾で目がクラクラしそうです
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ペルシャ風の貸し衣装を着て観光記念の撮影はいかがですか?と勧誘されましたが、丁寧にお断りして眺めていました
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ゴレスタンパレスを後に目の前にあるバザールへ行ってみましょう
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朝はオープン前で人がいませんでしたが今は大変な賑わいです
テヘランのバザール 市場
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貴金属に絨毯やら衣類に食料品に土産物など何でもあります
テヘランのバザール 市場
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お腹がすいてきたのでお昼ご飯にしましょう
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羊肉のシシカバブ、ご飯にはバターとライムをかけていただきます、うまい
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バザールの前は歩行者天国の様になっています、今日は日曜日ですがイランの暦では金曜日が休日なので今日は平日ということなのですが、買い物客やら仕事しているようには見えない人ばかりであふれています
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次はイラン国立博物館へ、ペルシャの宝を見てみましょう、入場料250トマンを払い、荷物は無料のロッカーがあります
イラン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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2500年以上もの前に栄えたペルシャの遺跡からの発掘物が展示されています
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ペルセポリスのレリーフ、アテネのアクロポリスやイタリアのポンペイ遺跡のようなペルシャの古代遺跡、後日実際の現場に訪れてみましょう
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こちらも遺跡から出てきた階段の見事なレリーフや王の石像など、見応えあります
イラン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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1階だけでさほど広くない館内ですが、古代からペルシャ帝国の歴史と遺跡からのお宝が展示されていました、こちらも訪れる観光伽は少なくゆっくりと観賞できます
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隣の3階建ての新館の方には広々としたスペースに古代の石器や陶器や絵画が展示、館内は新しくリノベしたのでしょう、とてもきれいです、でも訪れる人は少ないです
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細かい彫刻物や異性のレリーフなども2階と3階のスペースにゆったりと展示
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ペルシャ絨毯や衣装衣装などが展示されていました
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博物館を後に街をさらにぶらぶら、
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テヘランの街は地域や通りごとに売られている品物が集まっているようです、この通りはシャンデリアや電気製品の集まる通りで、今夜のホテルはこの1角にあります
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ホテルにチェックインして部屋で一休みして、もう少し街を歩いてみましょう
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1979年におきたイスラム革命に端を発したアメリカ大使館人質事件の現場、
建物は博物館として残されている、残念ながら当日は閉館していたので中は見れませんでした旧アメリカ大使館 建造物
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第2次世界大戦後のイランはパフラヴィー皇帝が石油を求めるアメリカ寄りの政策ををとり近代化西洋化を進めたが、オイルショック後のイラン経済の悪化を受けて、1979年にホメイニーを指導者とするイスラム教シーア派の反対勢力が帝政打倒をしたのがイスラム革命だ、
旧アメリカ大使館 建造物
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パフラヴィー皇帝はアメリカに亡命しその引き渡しを求めて反米デモが起こり、1年以上もの大使館占拠との大事件となったのだ、映画「アルゴ」でその人質救出が描かれていた、その後アメリカはイランイラク戦争ではイラクを支援しイランを敵視し経済封鎖をしていった、2010年代からは経済制限は緩和されつつあるがイラクやイスラエル問題などで今も複雑な関係だ
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来てみてわかったがイランの街は信号無視や逆行したりと車の運転は荒いが、出会った人は皆穏やかで優しい、品物や食料などは特に何も不自由もない、コカコーラも売っている、しかしクレジットカードは使えない、ネットやSNSもよく使えない(抜け道はあるのですが)まだまだ不思議が一杯です
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日も暮れてきたのでホテルに帰ります、明日はイラン縦貫鉄道後半のカスピ海ルートへ・・・続く・・・
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