18時にテヘランに着陸し、ビザを取って少し両替をしてからエアポートタクシーでテヘラン駅へ直行し、着いたのが20時少し前...
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駅で聞くとヤズド行きは21:20発ということで、それに乗ることに。
USD14と言われ、ドルで払えるのかと聞くともちろんと。14ドル出すと、リヤルで少しおつりがきた。駅に両替所はないので、これは助かった(レートは知りません)。
チケットはすべてペルシャ語だけど、窓口の人が数字の部分を算用数字で書き添えながら「4号車の、19番だよ」と説明してくれた。
車内の検札でも「Welcome to Iran! Welcome to my train!」と言われたり(えっ、あなたの電車なの?!(笑))、ホームに行く前に警察のパスポートチェックが必要とか、そういう仕組みがよく判らずウロウロしても、周りの人が気にかけてくれるし、何も心配はない。
駅で見た感じでは、車両のグレードは路線ごとに違う様子(時間帯等で選べるのかもしれないけど)。
聖地マシュハド行は、外側も白地に美しい緑の装飾がされ、客室も4人コンパートメントで内装もきれいだった。
イスファハン行きは赤が基調で、こちらも4人コンパートメントでゆったりしている。
ヤズド行きは車両も古く、6人コンパートメント。向かい合わせにベッドが3段!
私のコンパートメントは誰もいなかったので気楽に使えたけど、寝台の幅が狭く、飛行機のエコファースト(エコノミーで4席占領して横になる)レベル。
中段のベッドを倒して下段の背もたれにしているので、これを上げればベッドの厚みの分幅が出ると思うけど、そうすると上体起こすと頭をぶつける間隔の狭さで、もちろん腰かけられない(全部をベッドにした状態で座れるのは最上段のみ)
一人一本の水がついていて、有料のお茶サービスもあった模様。
各コンパートメントに電源もあるので、充電ができる。
面倒なのは、トイレに行くときも身なりを整える(女性はお尻の隠れる丈の上着をきて、スカーフをかぶる。男性もショートパンツはNG)必要があること。夜中にトイレに起きる私は、いっそスカーフしたまま寝ようかと思ったほど。
乗り心地は、まあ普通。
ヤズドには朝6時到着。所要時間9時間弱。
ヤズド駅から市内へは市バスがあり、駅を出て正面の道を少し左に行ったところに停車している。お金は運転手に直接払う。具体的な金額は忘れたけど、大変安かった。
15分ほどで中心部のベヘシュティー広場に着き、運転手さんも「観光客はここで降りる」と心得ているので、教えてくれる。
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投稿日:2017/01/09